Kingsman: The Lycoris Agent 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
本作はキングスマン:ゴールデン·サークルから5年後、原作「リコリス·リコイル」開始時点から始まります
「おじさん!まって!」
「申し訳ないがお嬢さん、時間が無いから失礼させて貰うよ。」
「おじさん!じゃあせめておれいいわせて!いっしょにたたかってくれてありがとう!」
「私も君のような強いレディと戦えて光栄だった!」
「おじさん、なまえおしえて!わたしはにしきぎちさと!」
「ミスニシキギ···私は···パーシヴァル。ただのしがない英国紳士だ。生きていたらまた会おう!」
「失礼します。」
「来たかパーシヴァル。まあ座れ。」コーヒーを渡す
「ありがとうございます
「···
「!?」
「この前タリバンに迫撃砲売り込もうとしてた連中をお前は一人でミス無く片付けた。僕も他の面々も力を貸せなかった中でだ。一人前を名乗って問題無いだろうって
「···私は、まだ
「ならこれから派遣するところで経験を積んでもっと強くなってくれ。」
「?」
「日本には
「!?」
「···道徳的にはともかく、
「···了解しました。
私はパーシヴァル。英国に拠点を置く平和を守る国際諜報機関"キングスマン"のエージェントだ。
先代パーシヴァルこと父さんと私のいわゆるシングルファザー家庭に育った。だが5年前、麻薬カルテル"ゴールデン·サークル"による奇襲で父さんは殺された。
孤児となってしまった私だったが、ガラハッド···エグジー師匠が私に支援してくれたおかげで愛にもご飯にも困らない生活ができていた。
私は父を誇りに思っていた。私生活ではどこか抜けていたところがあったが、いつもお休みの日は私を様々なところへ連れていってくれたし、手ずから料理を振る舞ってくれた。そして機密漏洩にならない範囲で仕事のことも教えてくれた。
父が見てきた世界に興味が湧くのも自然な流れであったと言えるだろう···エグジー師匠に恩返ししたいという思いがあったのも大きいが。
エグジー師匠にキングスマンに入れてくれるよう私は何度も頭を下げた。
通常なら私のような幼い子供など足手まといにしかならずキングスマンに入るなど夢でしかなかっただろう。
だが、当時のキングスマンはゴールデン·サークルの奇襲によるダメージから回復できておらず、文字通り猫の手も借りたいという時期にあたった。最初は事務員としてであったが、チャンスを与えられた。
アーサーから座学を、武器·道具·戦闘術はガラハッドから教えて貰い鍛えられ、そのせいかキングスマンに入って5年しない内に身長体重以外見た目が父そっくりになってしまった。まだ14歳だが、難易度の高くない任務を捌き続け、ガラハッドかステイツマンの人達が難易度の高い任務に集中できるよう露払いをひたすらこなしてきた。その結果父の後任の"パーシヴァル"として認められ、今回の高難易度の
そして日本での研修を命じられた。表向きは
「DA本部長の楠木です。宜しくお願いします、Mr.ローゼンフェルト。」握手
「ローゼンフェルトです。こちらこそMs.クスノキ。」握手
DAの臨時教官 兼 研修生"パージヴァル"という裏の顔で私は日本に"初めて"降り立ったのだ。
これは、そんな新人エージェントたる私と、一度だけではあったが父の戦友だった少女と、彼女の相棒の物語だ。
解説
パーシヴァル
本作の主人公。キングスマンの新人エージェント。
表向きスミス·ローゼンフェルトと名乗っているが偽名に過ぎない。
「父亡く、キングスマンに殉じると誓った以上、名は捨てた。私はパーシヴァルだ。」
DAへの出向時に前後して15歳になったが、あまりに大人びている態度とスーツ姿のせいでリコリスはもとより職員達からも年上扱いされてしまう運命。
幼い頃から修羅場を潜ってきたからなのか、エグジーの下で育った割にはかなり真面目な堅物になってしまった。
使用武器はキングスマンのデフォルト装備である感電指輪、メガネ、革靴仕込み超小型毒ナイフ、ライター型手榴弾、剣を仕込んだ杖or傘、腕時計。
基本の戦闘装備として
·アサルトライフルはMCX Rattler
·ハンドガンはトカレフTT-30(アンダーバレルショットガン搭載)
を装備する。
キングスマンに入った後、父が録っていた任務の映像記録を全て記憶し、父である先代に扮して行動することができる。