CODをやってたらドルフロの世界へ   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第十九話

 

 

「暇……ですね」

 

「あぁ……暇」

 

戦車の上で座っている北里とM4A1

 

「最近の鉄血の動きが慌ただしくなってると聞いてますが……」

 

「慌ただしくなってるのは俺たちが出てきたぐらいの時だな。T-64で敵ぶっ飛ばし過ぎたか……?」

 

「えぇ……」

 

「そう言えば、鉄血工造とやらは幹部クラスのメンバーも居るんだろ?やっぱり幹部は強いか?」

 

「そうですね……エージェントとは戦った事はありますが、やはり強敵です。幹部クラスには警戒した方が良いですね」

 

と言っていると

 

「おっ、きたきた。大成だ」

 

「大成さんは何を?」

 

「あいつ航空機乗ってるな。しかもIL-10ときた」

 

「IL……10?」

 

「ソ連の航空機の名前……ってか、この世界にソビエト連邦なんてあんの?」

 

「有りますよ。新ソビエト連邦っていう名前ですが……それとドイツでは内戦が起き、東西に分裂したみたいですし……」

 

「また?まーたドイツ分裂したのか……分裂好きだねドイツ。昔他の国分割してたからそのツケが回ってきたのか……」(何を言ってるんだ?)

 

大成の乗ったIL-10は近くの草原に着陸した

 

 

 

 

 

「エンジンの調子は?」

 

「全然ダイジョーブ!爆弾もロケット弾も載せれるからええわ」

 

「鉄血の基地を攻撃するには画期的だな」

 

「整備はいらない、弾薬補給も要らない最高だな」

 

「あれ?洋一郎は?」

 

「さぁ……あいつは何処に居るんだ?」

 

 

 

 

 

洋一郎の部屋~

 

「うーん……ねみぃ……」

 

「あら、おはよう。洋一郎」

 

「ゑ?」

 

洋一郎が目を開けると、416が目の前に居た

 

「ゑ?何でここにおんの?」

 

「何で?逆に居ちゃいけない理由でもあるのかしら?」

 

「いや、無いけど……この状況は流石にまずいかなぁーって……」

 

とは言ったものの、416は洋一郎の胸に顔を埋める

 

「ねぇ……私って完璧よね……?」

 

「へ?まぁ、完璧だと思うけど……」

 

「そうよね……私は完璧よね……フフフフフ」

 

(なんかヤバそう)←語彙力消失

 

「分かったから起きよう。ね?」

 

「……分かったわ」

 

と416はベットから降りた

 

「でも、忘れないで。私は、洋一郎の事が好きってこと……」

 

と出ていった

 

「へ?」(何で俺の事を……?何でだ?)

 

鈍感力は人一倍ある洋一郎であった

 

 

 

 

「おっす、洋一郎。顔色悪いが大丈夫か?」

 

「おう……問題はない」

 

「そうか、大成がIL-10持ってきてくれた」

 

「IL-10?ミサイルの時代に?ジェット機の時代に?」

 

「IL-10だってP-80と戦ったんだぞ。23mmでしばけば何とかなるさ」

 

すると

 

ドカーン!!

 

「……襲撃だ!」

 

 


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