CODをやってたらドルフロの世界へ 作:東ドイツ空軍航空部隊
「暇……ですね」
「あぁ……暇」
戦車の上で座っている北里とM4A1
「最近の鉄血の動きが慌ただしくなってると聞いてますが……」
「慌ただしくなってるのは俺たちが出てきたぐらいの時だな。T-64で敵ぶっ飛ばし過ぎたか……?」
「えぇ……」
「そう言えば、鉄血工造とやらは幹部クラスのメンバーも居るんだろ?やっぱり幹部は強いか?」
「そうですね……エージェントとは戦った事はありますが、やはり強敵です。幹部クラスには警戒した方が良いですね」
と言っていると
「おっ、きたきた。大成だ」
「大成さんは何を?」
「あいつ航空機乗ってるな。しかもIL-10ときた」
「IL……10?」
「ソ連の航空機の名前……ってか、この世界にソビエト連邦なんてあんの?」
「有りますよ。新ソビエト連邦っていう名前ですが……それとドイツでは内戦が起き、東西に分裂したみたいですし……」
「また?まーたドイツ分裂したのか……分裂好きだねドイツ。昔他の国分割してたからそのツケが回ってきたのか……」(何を言ってるんだ?)
大成の乗ったIL-10は近くの草原に着陸した
「エンジンの調子は?」
「全然ダイジョーブ!爆弾もロケット弾も載せれるからええわ」
「鉄血の基地を攻撃するには画期的だな」
「整備はいらない、弾薬補給も要らない最高だな」
「あれ?洋一郎は?」
「さぁ……あいつは何処に居るんだ?」
洋一郎の部屋~
「うーん……ねみぃ……」
「あら、おはよう。洋一郎」
「ゑ?」
洋一郎が目を開けると、416が目の前に居た
「ゑ?何でここにおんの?」
「何で?逆に居ちゃいけない理由でもあるのかしら?」
「いや、無いけど……この状況は流石にまずいかなぁーって……」
とは言ったものの、416は洋一郎の胸に顔を埋める
「ねぇ……私って完璧よね……?」
「へ?まぁ、完璧だと思うけど……」
「そうよね……私は完璧よね……フフフフフ」
(なんかヤバそう)←語彙力消失
「分かったから起きよう。ね?」
「……分かったわ」
と416はベットから降りた
「でも、忘れないで。私は、洋一郎の事が好きってこと……」
と出ていった
「へ?」(何で俺の事を……?何でだ?)
鈍感力は人一倍ある洋一郎であった
「おっす、洋一郎。顔色悪いが大丈夫か?」
「おう……問題はない」
「そうか、大成がIL-10持ってきてくれた」
「IL-10?ミサイルの時代に?ジェット機の時代に?」
「IL-10だってP-80と戦ったんだぞ。23mmでしばけば何とかなるさ」
すると
ドカーン!!
「……襲撃だ!」