銀の匙+1   作:怠惰OO

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大蝦夷農業高校はどれくらいの広さなのか皆目見当もつかない。


オリジナル:急なデート

掃除の前にテストがあった。

特に問題なく終わりました。え?順位?五教科合計465点で学年2位でした。まぁ、是非もないよね!目指せ!無駄に東大!

 

「あぁ〜、終わったね〜テスト…市食品製造は簡単にいけたけど、他が低かったな〜」

 

最近、吉野さんが俺の机を占領してくる。

 

「角間君は学年2位って凄いよね〜」

 

さりげなく『八軒の方が凄いよ』と返しておく。吉野さんも『いやいや、農家じゃなくてここまで点数取れるって凄いから…』っと返してきたが、苦笑いで返しておく。

うん、問題ないな!

 

「ねぇ、角間君は日曜日空いてる?」

 

????

デートですかい?デートなんですかッ(殴り

 

「空いてるけど…どっか行く?」

「うん!行こう!」

 

さて、皆様。

ここの近くには遊び箇所が一切見当たりません。少し遠くの街中にさえ出ればある程度はありますが…知り合いが多くいます。

 

ですが、カフェには全くと言っていいほど知り合いがいません。という事で…

 

「カフェでも行くか?美味しいラクレットができる場所を教えてもらったんだが…どうかな?」

 

「うん!行く!」

 

という事で日曜日の予定が埋まった。

 

 

 

 

吉野さんとカフェに行く当日、寮前にある時計前で待っていたらなぜか、常磐がいた。

 

「おい、バカ。どうしてここにいる?」

「お前らが美味しそうな会話してたから!」

「はぁ〜…残念だよ常磐…やれっ」

「えっ!?」

 

俺が指を鳴らすと、酪農科女子'sが常磐を攻撃し見事に退散させた。

ふっ、これが力だ!

 

「おまたせ〜って、なんで地面がボコボコなの?」

「色々あったのさ…さ、行こう」

「う、うん」

 

さり気なく手を掴んで行くことにしよう。

俺は御影と違って鈍感ではないのだ。

 

 

 

 

バスに揺られて役30分目的地近くに到着した。

 

「いい場所知ってるね」

「バイト先のお客さんから教えてもらってね」

「流石だね」

 

こんな感じでぐだぐだ話しながら目的のカフェに到着した。

はえ〜、初めて来たけど結構いいお店じゃないですか〜う〜ん100点!()

 

「外観に感動してないで入ろ?」

「あいあい」

 

……

 

 

無事に入り終わったね。ていうか名前長すぎでしょ…何回噛んで隣の吉野さんに声を抑えながら…抑えられていなかったけど…笑われたことか!

絶妙に恥ずかしいですわ!

 

「注文できたっふふっ」

「笑いすぎだよ!」

「ご、ごめん(笑)」

 

窓際の席を獲得できたので、優勝

 

「こんないい所教えてくれてありがとうね」

 

吉野さんからの急な感謝という攻撃!

 

「いえいえ。そういえば、吉野さんは夏休みはどう過ごすの?」

「あたしは、ずっと実家に手伝いかな〜角間君もずっとバイト?」

「いや、俺は1回お盆の時に家に帰ろうかなって思ってるよ」

「あ、そういえば角間君の家の場所知らない!教えて!」

 

そういえば誰にも伝えた事なかったっけ?

 

「うん、俺の実家は熊本だよ」

「え?」

「熊本だよ」

 

凄い顔が固まってる。ウケる

 

「なんで、エゾノーに来たの?」

「熊本にも農業高校があるんだけど、こっちの方が美味しそうな食べ物を生産してるからね。食い意地の為かな」

「食い意地恐ろしや…」

 

北海道はでっかいどう!この言葉に嘘はない。

熊本の阿蘇にも農業高校は確かにあるが、学校の敷地は比べ物にならない。その分、人が集まり食べ物の生産量全然違う。校内で自給自足可能レベルっておかしいやろ!

 

「他にはバイクの免許を取ろうかなって思ってるよ」

「お、いいじゃん!あたしも乗せてね!」

「嫌じゃなきゃもちろん」

 

と、まぁぐだぐだ話していたら注文していたモノが届いた。あ、因みに俺が注文したモノが『夏の訪れを知らせる野菜とお肉 サマーエスタスカロケーリエリーリヤノヤズアッサイフ』だ。なんで、そんなに夏をごり押すんだ??ドリンクは紅茶で。

 

「「おぉ〜!美味しそう!!」」

 

最後にラクレットを店員さんがして俺らの前で料理が完成する。

素晴らしすぎない?誇らしくないの?

 

「後でそっちのもちょうだい」

 

凄い真剣な表情で聞いていた。

 

「あ、はい」

 

この後すぐに吉野さんが頼んだ商品が届いた。

こっちは名前も噛むことがない名前で羨ましい…肉多いからなのか?そして、また始まるラクレットで興奮する俺ら…

 

「届いたことだし…『いただきます』

 

美味い!…え?語彙力どうにかしろって?美味いもん美味いでいいだろ!

 

「美味しいね!」

 

すごくキラキラさせた吉野さんが見れるぞ〜!羨ましいか〜?おーん?

 

「あ、そうだ。はい、あーん」

「!?」

「ほらほら〜あーん」

「あ、あーん」

 

急な攻撃はやめてクレメンス…表情筋が死んじゃう()

 

「ニシシっ、どう?美味しかった?」

「ハイ、トッテモオイシカッタデス」

 

ほら〜、角間君の語彙力が死んじゃったじゃなーい!

 

「ほら、私にも!あーん…」

「あーん」

「あーん!!うん、そっちもおいしー!」

 

もう、この子思った以上に積極的すぎて困る。嬉しいけれども!

と、まぁこんな感じでデートを楽しみました。




役2000文字!
長いね!いつもの倍だ!


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