銀の匙+1   作:怠惰OO

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自己満足


免許取得へ

暑い

 

ただただ暑い。

夏という事もあるが、やはりこの熱気もあるだろう。

 

『うおおおお!!!!いっけええええ!!!!』

 

観客がもう凄い。

学生も多いがやはり多いのは今日は休みのおじさん達だろう。それに観光客も地味に多い。

 

「すみません」

「はい。あ、もしかして今日が初めてばんえい競馬ですか?」

「は、はい。恥ずかしながら……」

 

俺も忙しく競馬場内を案内している。これが約1ヶ月続くってまじで???

 

 

 

 

家は吉野さんの家にお邪魔させて貰っている。

ありがたいことだ…手伝える事はなんでもするつもりなのだが、俺はあまり手伝える事が多くない。基本的にはバイトと教習所に向かう日々だからね…仕方ないね。

お邪魔させて頂いている身で本当に申し訳ないが、少しだけ文句を言っていいならば…どうして吉野まゆみさんと同じ部屋で過ごさないといけないんでしょうか???

テントさえ貸していただければそこでバッチリ寝るんですが…

 

初日はお互いに意識して全く寝られなかったが、1週間たったらもう何も感じない。というか、俺がさっさと飯食って寝てしまうので気にする余裕が俺には無かった!

 

それで、免許なんですが…コツコツ毎日通っていたおかげで仮免許を取得完了しましたたぁ!!!!早いっと先生にお墨付きを頂きました。

後2週間ぐらいで取れそうですね…目指せ!お盆前の取得!!

 

 

こんな感じに順調な生活を送っていました。

ラブコメは無かった。いいね??……白状しますと、ほんの少しだけありました。

お世話になって2日目にありました。よくあるお風呂に侵入してしまった!ってやつなんですが…物凄く気まずい

 

「…」

 

今ですらこれだ。気まずいってレベルじゃねーぞ!!だとしたらなんと言うんだ?一応もう既に謝り倒してはいる。土下座しすぎて寝そべるレベルだ。

 

「…あのさ、翔馬くん」

「!?あ、はい!」

「夏休みの宿題って終わった?数学が全然わからなくて…」

「わかった、教える。どこがわからないの?」

「ありがとうっ!」

 

少しでも罪を償わなれば…そういえば、もう起こっていないのだろうか?だが、聞くのも野暮ってもんだよな…

 

「…ねぇ、あの時の……翔馬くんが私の裸を見たのはもう気にしてないからっ!だから、もう完全に忘れてっ!」

「わかったっ!忘れるっ!」

「うんっ!で、ここの三角関数なんだけど…」

「あぁ、そこはね」

 

とりあえず、宿題を手伝って夜には半分終わらせた。あ、ピザ食いたい(唐突)でも、学校に行くには…ありか?でも、材料は…買っていくか。

 

「まゆみ、今度の日曜日は空いてる?学校でピザ食べない?」

「空いてるっ!食べるっ!!」

「よっしゃ行こう」

 

教習所は、流石に延期しようかな。うん、まゆみさんと一緒にいる方が大切だ。因みに付き合ってない。

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