まゆみのお母さんに頼んで、学校に送って貰っている最中だが凄くニヤニヤされている。やはり、ずっと手を繋いでいるのは目立つのか。
「あんたら本当に付き合ってないの?」
「そうだよ。母さん」
「えぇ」
母は訝しんだ。
予めて頼んでおいたスーパーに寄って貰って必要素材を購入していく。大体の物は高校で揃う。ん????あ、いつも通りか。
《メモ》
・ソース
・バジルソース
・ベーコン、ソーセージ
・飲料
これぐらいで済むのが恐ろしい所。生地は向こうで作ればよろしいっ!
「これぐらいでいいかな?」
「あぁ良いと思うぞ。足りないものは高校で調達すればいいしね」
「うんっ!!」
楽しみです。
◆
到着したけどまずは桜木先生にピザ窯を使っていいか聞かないとな…職員室が遠い〜⤴︎︎︎⤴︎︎居なかったらほかの先生に許可をもらいましょう。
「私は先に石窯温めてくるよ」
「頼んだ。一応先生に許可を貰ってくるわ」
「りょ〜かいっ!」
まゆみさんは、物凄くイキイキしていてとても眼福である。
……
許可をもらってきました。後片付けするならいい、らしいので焼きまくりましょう!食いまくりましょう!バジルが楽しみなんだ〜!
「ただいま、まゆみさん」
「おん、おかえり!どうだった?」
「最後に綺麗にするなら使ってもいいって」
「よっしゃー!それじゃあ、具材を集めにいこーう!!」
集めに行きましょう。
まず最初は生地が欲しいですね…食品加工科の稲田先輩が研究でほぼ学校にいるらしいので、助かります…電話しておきましょう。なんか、急に行くのは申し訳なくなってきた。
「もしもし、角間ですけど…稲田先輩ですか?」
『おぉ、角間か。どうしたんだ?』
「ピザを食いたいと思いまして…」
『わかった、生地だな。どれくらい必要だ?』
「そうですね…500gください」
『わかった、用意して待ってる』
よっしゃ、ゲットだぜ!!次は…ってまゆみさんどうしたんだ?
「いや、いつの間に先輩と仲良くなってたの?」
「あぁ、最初の実習の時にね〜…」
ほんの少しだけ昔話をしていた。感想が『流石、八軒だね〜』だったので笑ったのは悪くない。
そんで、次はチーズが欲しいね!って言うことになった。
「チーズは任せて!取ってくる!!」
俺は元気に走り去っていくのを見守ることしかできないので、野菜を調達せねばなるまい。売れない野菜を貰いに行ってこよう。誰か、いるかな〜
◆
いました。貰ってきました。トマトが大量で嬉しいです。:
いつの間にか、まゆみさんも戻ってきていたので早速調理を始めましょう!
まずは生地からなんだが、捏ねて放置!次!他のやつは切るのみ!
生地の発酵を待つため、学校探索!おわり!
「さ、いい感じになってきましたよ〜。ぐへへ〜」
「そうですなぁ」
「「うへへ〜」」
ハイテンションになっている我々であった。
…
生地を伸ばして、素材を乗っけたので次は焼きだ。
「ふっふっふっふ…この瞬間の為に生きているようなもんですよ…」
「翔馬くん、ハイテンションだね〜」
中でチーズが溶け、肉が中でパチパチと音が鳴る。
あぁ〜(昇天)たまんねぇな!
「うは〜!」
彼女もだいぶヤバい状況なのは突っ込んではいけない。
…
そろそろできそうだ。あぁ〜!匂いが!
……さてっと、取り出しますか…
「うぉお〜」
「美味しそうっ!」
「だねっ!」
なんと言う事でしょう。チーズの匂いが鼻をくすぐり、ソーセージもそれに負けじと追撃をかましてくるではありませんか(語彙力)
大層な事を言いましたが、要は
「美味しそう」
「だねっ!!」
では、いただきます。
いやいや、難しすぎる。