銀の匙+1   作:怠惰OO

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馬は任せろ

学校が始まりあるグループは朝実習があった。八軒はそのグループよりも朝早くに起きて豚たちの世話を行っていた。

 

「大きく育てよ…」

「お前、この後馬術だろう?過労で倒れるぞ…」

「ヴィエアアアアアア!!!???なんで、角間がここにいるんだよ!!」

「お前が昨日『朝からこいつの世話をする云々』言ってたからだよ!お前、この後部活だろうが!…後で中島先生の元に行くぞ。お前の分まで仕事してやるよ」

「いいのか?」

「それが、お前に今必要なことなんだと思ってね。豚丼の世話は大変だろうけど頑張れよ」

「あぁ!」

 

誰かがコイツの仕事をぶんどらないと八軒はそれに集中してしまって倒れてしまうクセがよく見られた。ピザ会だってそうだ。

面倒な仕事を一身に受けてクタクタになっていた。バカだなって思いました。(容赦がない)

 

「さっさとやるぞ」

「おう」

 

その日だけは、八軒と一緒に豚の世話を行った。

これを毎朝するって大変だな…八軒と卒業後どうするのか等を話しながら行ったらいつの間にか今日の実習グループがやって来た。

 

「うおっ、なんで八軒達がいるの!?」

 

八軒が豚丼をどうにかしたいって説明をしていた。実習が来た…ってことは、部活の時間か。

 

「八軒行くぞ〜」

「わかった」

 

レッツゴー馬術部

 

「八軒くんの変わりに角間くんが馬を整備すると…いいですよ。期間は八軒くんが育てている豚が出荷するまで、ですね」

「はい、そうなっています。朝は自分が出ますが、夕方は八軒が出るのでご安心を。まぁ俺はバイトがありますし…」

「では、明日からよろしくお願いします」

「かしこまりました」

 

そんなことになった。

 

 

 

 

そういえば皆々様

馬術部の朝は何をするか知っているでしょうか?馬房の掃除はもちろんだが…

 

「今日朝練は1年の御影以外は基礎を徹底的に行うぞ。2年は…」

 

ガッツリ練習やるのね!いや、これ八軒死ぬぞ…マジで…他のやつに頼む事を知れっ!

 

「それと、朝だけだが馬のブラッシングや馬房の掃除を行ってくれる角間くんです。一言お願いします」

 

急な無茶振り

 

「えぇ〜、角間翔馬です。八軒が豚に構っている間だけですが、よろしくお願いします。馬を綺麗にすることは誰にも負けないので!てなわけで、よろしくお願いします!」

「では、皆さん今日もよろしくお願いします」

『よろしくお願いしますっ!』

 

各々やるべきことを開始した。俺は…前から気になっていたマロン号のメンテナンスを行う。元々こいつは競馬の馬だったらしいのでだが、カメラ目線を繰り返す事で全く戦績が伸びずになんやかんやあって、現在に至るようだ。

コイツの毛並みくっそ綺麗で大好き




《小ネタ》 ネットで購入した物

「おーい、角間。お前ネットで何か買ったのか?密林業者から何か届いたぞ?」
「あ、本当ですか?それ、サポーターです。俺はみんなと違ってずっと酪農やらやってこなかったから筋肉痛やら何やらで節々が痛くてですね…」
「あぁ〜、なるほどな。今度から俺達に一応一声かけてくれよ」
「はい、すみませんでした」

今回俺が買ったのは持ち上げ等や膝をサポーターしてくれるグッズを購入しました。お値段は約25000円!高かったけど、ものすごく楽しみに…
ニコニコしながら部屋に向かっていると、八軒と出会った。
相変わらずボロボロだな…そうだ、コイツで性能を試してみよう。

「よっす、八軒」
「よっす、お前何を買ったんだ?」
「サポーターだ。実験体になってくれ」
「はぁ!!??お前もう少し順序立ててだな…」
「お前の体を使わせてくれ」
「あぁもう!わかったよ!!自由に使え!!」
「後で私に行くわ」

後日八軒からこのサポーターは凄い!という言葉をもらった。重たい物が簡単に持ち上がるし、膝が楽だと。買って正解だぜ!!
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