銀の匙+1   作:怠惰OO

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文化祭の日 夕方にて

稲田先輩と厨房にて共に料理中

 

「先輩、人数が少なくて正解でしたね」

「あぁ…だいぶゆっくり料理できて正解だな」

「来年はもう少し人数増やしてみますよ」

「おう、頑張れ」

 

と言っても先輩は今年で卒業なので1人で色々回すんだが…

大変だけど何かと楽しいのよね~

 

「先輩、焼きリンゴが後2分程で作り終わります」

「わかった。出す準備をしておく」

 

今は予約最後の一般のお客様用のデザートを作っている最中だ。そろそろまゆみが来る時間かな…楽しみだ。

 

 

 

 

最後のお客様を見送り先輩と談笑していると待っていた俺のお客様がやってきた。

 

「後輩、行ってこい」

「え?嫌でも」

「良いんだよ。2人分なら俺だけでも何とかなる」

「ありがとうございます!」

 

この先輩、行動がイケメン過ぎる。

 

 

 

「まゆみさん」

「あ、翔馬くん!準備は良いの?」

「うん。先輩が行ってこいって」

「良い先輩だね」

「あぁ」

 

文化祭はどうだった?部活の調子はどう?等など話に華を咲かせて楽しみながら食べていると、最後のデザートがやってきた。

 

「酪農科特製プリンでございます」

 

先輩と試行錯誤を重ねて研究に研究を重ねた結果完成した魔のプリンである。口の中で一瞬で溶けるを目指しました。

 

「これ…美味しいねっ!」

 

あぁ〜!この声で作ったかいがありました。やはり、素直に『美味しい』と言われるだけでも嬉しいっすね!

 

「そっか」

「っ!?////…ちょっ、急にそんな優しい笑顔禁止っ!!」

 

ニコッとしたら文句を言われた。……そろそろ片付けないとな。

周りを見たら片付けている生徒が多い。その時にスっと先輩が後ろに現れた。

 

「俺がやっておくよ。ゆっくりしておくと良い」

 

この先輩イケメン過ぎる。お言葉に甘えましょうかね。

 

「ありがとうございます」

「おう」

 

まゆみさんのプリンを頬張る姿を見るのに忙しいな〜リスみたいで可愛い

 

「な、なに?」

「いや、可愛いなって」

「も、もうっ!」

 

顔を真っ赤にして可愛いな。

 

「ゆっくり食べてて良いよ」

「うんっ!」

 

幸せだな

 

 

 

 

文化祭は無事に終わりクラスで打ち上げをしました。肉の種類が豊富でとても良きです。野菜は農業科からの差し入れがあるのでサンチュもできますよ!

 

「お前、俺も呼べよ〜!」

「やだよ。常磐はマナーとか教えても一向に覚えないじゃん」

「そんな事言わずにさ〜!」

「来年の抽選に当たると良いね」

 

そんな常磐は置いておいて、今回の売上を計算している八軒に話しかける。

 

「どんなもんよ」

「売上が155%だな」

「凄いな…」

「あぁ…」

 

ふむ、どうせならクラスの中心人物である八軒に発表させましょうか。ついでに今回の反省点を上げておけば良いでしょう。ちゃんと良かった所もね!

 

「八軒、発表よろしく」

 

『えぇ!?俺かよ!?こういう時はお前か御影だろ!?』と言ってきたが知らん。やれっ!

 

でまぁ、やってくれたので男子連中が八軒を胴上げしよう!って事になりました。




【小ネタ】

「先輩、片付けをやって下さりありがとうございます!」
「ふっ、楽しかったか?」
「はいっ!」
「なら良かった」



【質問】

好きなシチュエーションとかありますか?
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