銀の匙+1   作:怠惰OO

8 / 35
オリジナル回です。
こういう会話のするよねって話


八軒との語り

【とある日の放課後】

 

今日は、バイトが休みだからどこかをぶらぶらして部活動を見学しようかと思い。準備をしていたら八軒に話しかけられた。

 

「なぁ、角間。少しいいか?」

「お?いいよ~…」

 

ほんの少しだけ八軒の顔が暗いけど、真面目な話っぽいな…

さ、どんな言葉が出てくるのかな~

 

「負けた馬って殺処分されるって本当か?」

「はぁ…ここで話すのもなんだし、場所変えようか?」

 

教室でする話じゃないわな。なので、初めて八軒と会話した場所へ移動する。

 

 

「ここなら、問題ないだろ。で、負けた馬の処分だっけ?結果から言うとするぞ。処分される。時には肉として俺らの食卓に並んだりする事もあるが、うちの場合は基本的には毒殺するかな。」

「な、なんで!!」

「勝負の世界だからだ。俺達も負けた馬だとしても天寿を全うしてほしいけど、負けが続いた馬はいたってお金にならないからだよ。非情なことだとは俺でも理解している。だが、代表は…あぁ競馬場の代表さんね。彼は、従業員を食わせてやらないといけない。しょうがないことなんだよ」

「でも、どうにかできないのか!?」

 

八軒はまっすぐなんだな。って思う…確かに、どうにかできたら代表はその手段を取るだろう。

 

「できないんだよ。さ、お前はそろそろ部活の時間だろ。いったいったー」

「お、おう」

 

今日は、馬術部にでも行ってみようかな。

現実を知って八軒がどうなるか気になるし!(愉悦)

 

 

本校舎から少し遠い場所に馬房がある。

そこの馬は馬術を競い合うので、ばん馬に比べてとてもスリムだ。美しい…

 

「やぁ、確か君は…」

「あ、いつもの…先生だったんですね。自分は、角間翔馬です。今日は暇だったので、馬術部もとい八軒を見に来ました」

「はっはっはっは、そうだったんですね。ゆっくりしていきなさい」

「ありがとうございます」

 

という事で顔は仏、性格も仏!だけど、趣味は競馬で一日の食費を注ぎ込むダメな大人な中島先生です。

食費の件は八軒が帯広競馬場に来た時にぼやいていたので聞いちゃいました。

 

「そういえば、あなたは競馬場でバイトをしているそうですね」

「そうですね、というか先生はよく見ていますよね?」

「ぬっ、…馬の扱いは理解してますか?」

「乗ったことないので全然です。ですが、走り終わった後どう対処すればいいかはわかっていますよ」

 

中島先生はほんの少し考え

 

「もし、よろしかったら彼ら1年生にその方法を教えてくださいませんか?」

「いいっすよ。でも、この方法動画はネットに上がっているやつですけど…いいですか?」

「えぇ、あなたが教えることに意味があるんです」

「そういうもんなんですね。わかりました!じゃあ僕これから他の部活の見学する予定なので、終わりそうだったら連絡ください。あ、これが僕の連絡先です」

 

俺は代表にいつも持ち歩けと言われている名刺を先生に渡した。

 

「あぁありがとうございます。すみません、生徒から名刺をもらうとは思わなくて…」

「いえ、大丈夫ですよ」

「私から連絡かけるので時間は20時頃になるかと思います。私から電話するので、ご安心ください。では、楽しんできなさい」

 

 

俺がこう逃げるようにしたのは理由は特にはない。なんか気まずいと感じたからだ。それぐらいだ。

さて、これからどこに行こうかな…高田は確か『バドミントン部』だった気がするし…寄ってみるか。




この頃の八軒は実際本当にどうにかできないか考えると思う。
だが、見学の時に馬の葬式をみて現実を聞いたからあまり強くは言えない。

っていう話でした。




アニメ基準だとまだ、一期三話の中編ってマジで??
流石に遅すぎだろ…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。