~第1話~ 出会い
※週2~3投稿(予定)
「、、きて、、、起きてってば!!」
女?のような声がする。
もちろんこんな陰キャの俺には、彼女は愚か女子友達なんて存在しない。するはずがない。
そしてここであることに気づいた。
「どこだ、、、ここ。」
そう。昨日夜いつもと同じように自分のベッドで寝たはずの俺が、起きてみたらどうだ、まるで違う世界?
にいるみたいだ。
しかし、状況の飲み込みが自分でも驚くくらい早かった。まぁ今まで数々のラノベ、それも転生物を読んでいたからだろう。ただ、謎は深まるばかりだった。
一体ここはどこなのか。
なぜここにいるのか。
誰が連れてきたのか。
ほかにもいろいろ、、、
そんなことを考えているとまたさっきの女の声がした。
「やっと起きたね。」
振り返るとそこには、アニメやゲームでしか見ないようなまさしく「美女」が正座していた。
茶髪のロングに白い肌。なんといっても特徴的なのは透き通るような青い瞳。
しかしなぜ正座?
まさか、そんな、、、俺今までここで、、、
「あの、、、急ですけど、もしかして俺あなたの膝枕で寝てたんですか?」
「そーだけど?それがどーかした?」
いや、まてまてまて、俺がおかしいのか?陰キャだよ?俺。
どーかするよ!そりゃ!そんな関係も経験もないって!
「もしかして、ヘンなこと考えたぁ?」
「違う。」
「ふぅーん。ま、いいけどね。そういえば自己紹介まだだったね。私の名前はショウ。あなたは?」
「綺羅、、光」
「ヒカルね!よろしく!」
「よろしく、、、ってんなわけあるか!」
なに仲良く自己紹介してんの?俺。まだ会ったばっかの人と話せる訳、、、
なんで話せるんだ?そもそもなんでツッコミなんてしてるのさ。
「なぁに考え込んでんのさ?ってまあ十中八九この状況だよね~。」
「まあね。それは気になるよ。」
そうそう!それを早く聞きたかったんよ。変な会話してる場合じゃない。
・・・
「君ね、死んだんだよ。」
今なんて?死んだの?俺。
「、、、え?死んだ?俺が?なんで?」
「えーとね、君の中では昨日寝たと思ってるでしょ?実はね君毒を盛られててねそれで死んだの。」
「毒?いつ、だれに盛られたの?、、、、うーん、思い出せないや。」
「それは私もわかんない。それでなんだけど、そのあと神様に君のことを天界で能力審査してもらったら、、、」
(・・ゴクリ)
「特級の能力者であることが分かったの。」
「・・・」
「はぁぁあああああ!?なにそれ、じゃあ俺すごくすごいってこと?」
「ま、まぁ一応そゆこと。」
なんで勝手に審査されてんの!とかまぁいろいろツッコミたいことはあるけどもすごいならいっか、、、でも
「一応っていうのは?」
「えっとね、君はいわゆる転生者にあたるの。つまりこの世界の異物。だからあなたは能力が使えない」
「え、別に来たくて来たわけでもないのに?」
なんなんだよ。気づいたらここにいて、天界、神、能力それっぽいこと言われて、そうかと思えば今度は
それを使えないって?そんな話があってたまるか!
「いきなりなのに情報多くてごめんね?もちろん他にも転生者はこの世界に何万といるわ。でも、特級なんて初めてなのよ。だからこの世界の神がそのことを警戒してて、、、ほんとごめんね?」
「別にいいよ。とはいうもののなんも特別なこととかないのか~。せっかく異世界来たってのに。」
「いや!そんなことはない!」
・・・・?
「私はあなたと契約を結んでいるの。だからあなたの代わりに私がその能力を使うことができるの。簡単に言えば、私を使役できるってこと。使い魔なのよ、あなたの」
ちょっとまて!だから何よ、いちいちあんた通さないとなんもできんやん!なんて非効率的な、、、
と、それはそれとして
「まぁそれは把握した。じゃあ俺は何をすればいい?この異世界で。なんかあるんじゃないの?わざわざその使役なんてさせるってことは。」
「さすが~わかってるぅ!めちゃくちゃ簡潔にざっくりいうとね、あなたには世界統制してほしいの。」
「はい??」
こうしてヒカルと使い魔のショウはこの異世界を統制する旅に出るのであった...
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次の話から主人公の名前は読みやすさの都合でカタカナで表記させていただきます