転生しようが陰キャは陰キャ!!   作:究極のおもち

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~第3話~ 過去

 

 

「ショウ?ここ、、、、どこ?」

 

いろいろ話しながらだったうえにここは目印もないような大草原だ。

 

だからこそ、景色が変わったりしたらすぐ気づく。

 

それなのに、今いるのは洞窟のような場所。しかも入り口などではない。完全に入り込んでしまっているようだった。

 

「まったく気づかなかった、、、」

 

「で、どこだかわかる?ここ。」

 

「わかんない、、、けど、外に出られれば別かもね。」

 

スマホみたいなものか。トンネルのなかで電波が遮断され地図が動かないように、ショウがどこからか得ている位置情報も洞窟の中には届かないようだった。

 

「とは言ってもここがどこかもなんでいるのかもわからんしな~」

 

「ヒカルは、作戦立てたりとか、解読とか得意?」

 

「・・・?」

 

確かに並みの人間よりゲームはできるし一時期ではあるもののプロと呼ばれたこともある。

 

だからそれなりの知識はあるし、大体どんなゲームにも作戦は付き物だ。しかし、現実に自分自身がそれを実行するとなれば話は別である。

それぞれのゲームにはやはり強キャラが存在し、持っているだけで強かったり、あるいはそれを生かすなにかが存在する場合、ないと弱かったりもする。

 

俺はいわゆる雑魚キャラ。いかなる作戦も俺では実行不可能。俺では、だが。

 

    ・・・・・

「まぁ、立てるのは得意...かな。」

 

「実行はできないってこと?」

 

「お察しの通りです!どうせ俺なんて雑魚なので。」

 

「そこまで言ってないじゃん!、、、わかった。じゃあそゆのは私がやる。ヒカルは作戦立てたり、解読とか攻略とかする人で!」

 

待ってくれ、作戦はまぁそれでいいとしよう。解読?攻略?まさか...

 

「俺、この洞窟攻略しろって言われてないかな?そのために作戦立てろってこと?」

 

「ばれたか~!あはははは」

 

なんて適当な天使なんだ、、、いいけどさ。この先長いんだよな?大丈夫かな、、、

 

「やってみるよ。」

 

「ありがと!任せたよ。」

 

「...ッ!」

 

「どしたの?」

 

思えば、初めて感謝されたような気がする。

 

別に感謝されたかったわけではない。ただ、前世の俺は、誰かから感謝されたり何かを任されたりしたことはなかった。

 

 

だからかな、俺はこの天使に少し惹かれた気がした。

 

 

 

「顔、赤いよ?大丈夫?」

 

「何でもないよ!さ、早く進もうよ!何か明かりはあるの?」

 

「え、ヒカルなんだし光ってくれるのかと思ったのに~」

 

(何言ってるんだ、この天使。そんなボケかましてくる?この状況で。

そんなところもいいのかな?知らんけど。)

 

そんなことを考えてはいたが、今気づいてはいけない気がして、そっと心に蓋をした。

 

「そーゆーのいいから!ランプとか魔法とかないの?」

 

「あははは!ごめんってwあるよ。はいこれ!」

 

そう言って渡されたのはランプと思われるものとブレスレット?だと思う。何かと尋ねると、ステータスを見れる装備品だという。

 

(やっと来た!この展開!ステータス、装備品!!)

 

そんな言葉に心躍らせながら言われた通り自身のステータスを見てみた。

 

名前 綺羅 光(きら ひかる)

能力クラス 特級

MP ∞

能力名 ???

使い魔  神灯 消(しんどう しょう)

 

(これまた来ました!MPというワード!その手のゲームで一度は聞いたことがあるであろう言葉だ。)

 

しかも、、、

 

「無限!?すごすぎだろ、、、」

 

俺自身がどんな魔法を使えるかなんて知らないが無限なら覚えりゃ使えるってことだ。

後々ショウに教えてもらったりできるかな~。

 

そして気になったもう一点。ショウの本名だ。

この世界のおおよそは教えてもらった。しかしわからないことは多い。この世界にもファーストネームがあるのか?神灯とかいて「しんどう」か、、、天使とかも結婚すんのかな、ってか結婚なんてシステムがあるのか?

 

「ねぇショウ、この神灯ってさ、苗字、、、だよね?もしかしてこの世界にも結婚とかあるの?」

 

「そうだよ。苗字。そしてこの世界に結婚はない。」

 

「え?じゃあなんで、、、」

 

「私もあなたと同じ"異物"なのよ。」

 

なんということでしょう。ショウはこの世界の住人ではなく転生者だった。話によると、ショウも数年前にここに転生して天使という役職をもらったらしい。俺の使い魔、監視役になったのは俺がショウと同じような転生者だったから。

 

「なるほどね、なんか聞いちゃ悪い気がしてきた。ごめん」

 

ショウは黙ったままだ。いろいろ話してもらったし疲れたのかな。と思った。

 

「洞窟攻略は明日からにしようか。」

 

依然としてだんまりのままではあったが、かすかにうなづいた。こんな天使を見たの、俺が初めてなのでは?

 

(やっぱかわいいかもな、、、って俺は馬鹿なのか!何考えてんだもう!)

 

深呼吸をして気持ちを切り替え、次起きたら出発しようと伝えて眠りについた。

 

 

 

この時の俺は、まだ知らない。

 

 

 

この後あんなことが起こるなんて・・・




今回も読んでくださりありがとうございます!
話を作るのって難しいですね 頑張ります!
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次回ちょっとラブコメあるかもしれないです!迷いこんだ洞窟で何が起こるのか、脱出することはできるのか!?ご期待ください!!

いつになるかはわかりませんが主人公のステータスやそうびこの物語の設定をまとめた
「陰キャは陰キャメモ」を投稿したいと思っています!こちらは物語の途中ではさめればなと思います。
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