反逆の翼   作:パオン・セブ・ガロウズ

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第八R 親友〜PFC関東予選後〜

メテオ「テイオーちゃん!無事かい?」

 

テイオー「うん!なんとかね!それよりシルは大丈夫?」

 

メテオ「あぁ、心配はいらないさ。貧血になってるだけさ。時期に目を覚ますと思う」

 

テイオー「よかった……本当に……良かった…グスッ」

 

メテオ「よしよし泣いてちゃダメだぜベイビー、シルヴァーちゃんが起きた時に心配してしまうからね」ナデナデ

 

テイオー「血を流して…倒れてるの、見たとき…もう一緒に…走れないんじゃないか…って…グスッ」

 

メテオ(そうか……こんなにも彼女のことを大事に思っているとは…)

 

テイオー(シルはいつもボクの傍にいて、一緒に笑ってくれる大事な親友なんだ。だから絶対失くしたくない!)

 

メテオ(レース中に感じたのはこの子の素質……そしてオーラの色…おそらく……)

 

シルヴァー「……んん」

 

メテオ「おっと、目が醒めたようだね。気分はどうだい?シルヴァーちゃん」

 

シルヴァー「あぁ、悪くはないさ……」ムクッ

 

テイオー「あ、起き上がっちゃ…!」

 

シルヴァー「テイオー……レースは?…勝ったのか?」

 

テイオー「う、うん……ボク勝ったよ!」

 

シルヴァー「……そっか、やったじゃん」ニコッ

 

テイオー「シル……!」ギュッ

 

シルヴァー「ちょ、テイオー!?」

 

テイオー「シルが倒れた時ボク……怖かったんだよ……シルがいなくなっちゃうんじゃ無いかって思って……ボク……ボク……!!」

 

シルヴァー「……ごめんな、テイオー。でも俺はここにいる。約束しただろ?また一緒に走るって」

 

テイオー「……うん」シルヴァー「それに、俺はまだ諦めたわけじゃない。必ず治してみせるさ」

 

テイオー「……本当?」

 

シルヴァー「あぁ、テイオーとの誓いを破るわけにはいかないからな」

 

テイオー「……わかった!じゃあ早く怪我なおさないとね!」

 

シルヴァー「おう!任せとけ!」

 

メテオ「私は先生に知らせてくるよ」

 

シルヴァー「ありがとうメテオさん」

 

テイオー「ふわ~眠くなって来ちゃった……」

 

シルヴァー「……ここ会場の医務室だぞ?オレはあとからウチの地区の病院に移されるからいいけど、」

 

テイオー「……zZZ」

 

シルヴァー「寝るんかい!」

 

テイオー「……んん」

 

シルヴァー「……まったく、しょうがないな」

 

テイオーの頭を撫でながら微笑むシルヴァーレヴェル その顔はとても優しいものだった

 

「……ありがとなテイオー」

 

テイオー「……んフフ」スースー

 

シルヴァー「……可愛い奴だ」

 

テイオー「……すーすー」

 

シルヴァー「……おやすみテイオー」ウトウト

 

─────────────────────

 

 

メテオ「シルヴァー君、先生を……おやおや、これは」

 

先生「可愛らしいですね」

 

夕日が差し込む病室の中、ベッドで眠るシルヴァーレヴェルと、それに寄り添う様にトウカイテイオーがうつ伏せに眠っていた

 

 

 

 

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