どうもあじさぃです。
祝!UA数7000突破!!
読んでくださっている方々には本当に感謝の言葉しかありません!
これからものんびりと頑張っていきますので感想などもどしどし送ってください!
俺がフーシャ村に帰った時に港には見慣れた女がいた。
「ウター!!」
俺は大声でその女の名前を呼ぶ。
「ルフィ!?」
女も大声で俺の名前を呼ぶ。
俺は早足で船を止めた。
「ウタ!お前死んだんじゃ無かったのか?」
「私もよくわかんないんだけど死んでなかったみたい!」
「ししし!良かったよ!本当に。」
「話を聞かせてくれないかな?ルフィは海賊王になったんでしょ?」
「おう!聞かせてやるよ!」
ーーーー
俺はウタに今までの冒険の話をした。
麦わらの一味との出会いも。
「そうだったんだ。大変だったね。」
「でも、やっぱり海賊はいいぞ!」
「ルフィらしいな。」
「そうか?」
「そうだよ!シャンクスも超えるって凄いことだよ!」
「そうだ!ウタはなんでシャンクスと一緒に旅しなかったんだ?」
「私は…」
ウタはあの出来事の後の事を話し始めた。
ーーーー
私はみんなの思いなんて知らずに勝手にウタワールドに誘ってしまった。
だから責任を取らないと。
〜〜♪
私はみんなに歌い始める。
もうすぐ死んでしまうだろう。
ネズキノコを食べてからもう何時間も経っている。
シャンクス…ごめん。私、シャンクスを信用できなかった。
みんなもごめん…みんなの思いなんて知らずに勝手なことしちゃって。
ルフィもルフィの仲間たちも…
それと、ゴードンも…
私は意識がなくなりかけている時にずっと心の中で謝り続けていた。
本当は声を大にして言いたいけどもう声が出ない。
一筋の涙が流れ落ちる。
私はレッド・フォース号の中央でみんなに看取られていた。
「これを飲ませてやってくれ。」
誰かが話す。
「誰だお前。」
「いいから、ウタちゃんを助けたいなら早く飲ませてくれ。」
見たこともない服装をしたおじさんが解毒剤を渡してきた。
もしかしたらあの人は神様だったのかもしれない。
私はあんなにもみんなに迷惑をかけたのに。
シャンクスは私にその解毒剤を飲ませた。
凄く不味い。それに何か違和感がある。
その日から私はウタウタの実の力が使えなくなった。
きっと生きさしてくれた代償なのだろう。
私が話せるようになったのは飲んでから約二日かかった。
「ウタはこれからどうするんだ?」
シャンクスが私に問いかける。
「私はシャンクスと一緒にまた旅をしたい。」
私はそう答える。
「そうか。だが俺は許してないぞ。お前が乗っても邪魔なだけだ。」
「シャンクス。」
私は涙が出かかっていた。
「お前はフーシャ村ででもルフィの帰りを待ってろ。
きっと海賊王になって帰ってくるからな。」
「で、でも!」
「拒否権はなしだ。お前が乗っても守り切れる自信がない。これからはもっと過酷な旅になるんだ。わかってくれ。」
「…」
私はシャンクスをとても恨んでいた。
あの事実を知るまでは。
ただ、私はあの事を知ってからシャンクスにとても悪い事をしたとずっと思っていた。
捨てられたって、見捨てられたって仕方ないと思ってた。でも、シャンクスはまだ私のことを想ってくれている。
「どうしてシャンクスはそんなに良くしてくれるの?」
私はそう尋ねる。
「どうしてって、ウタは俺たちの娘だ。何があっても愛するに決まってるだろ。」
その言葉を聞くと、私は涙が止まらなくなってしまった。
「泣くな。子供じゃあるまいし。」
シャンクスは温かく優しい手で頭を撫でてくれた。
そのせいでもっと涙が出る。
「ジャングズ!ごめん!わだじは!!」
「もういい。」
優しく抱きしめてくれる。
「うわぁーん!!!」
この海に響き渡るほどの大声で泣いた。
シャンクス達は私をフーシャ村に送ってくれた。
「じゃあなウタ。ルフィとよろしくやってろ。」
「シャンクス達も、頑張ってね!」
「俺たちが居なくなっても泣くなよ。」
シャンクスは笑いながら言う。
「泣かないよ!」
私は赤面しながら言う。
「野郎ども!出航だ!!」
赤髪海賊団の船。レッド・フォース号がどんどん小さくなってゆく。
私はまだ本調子じゃない声で
「シャンクス〜!ありがと〜〜!!!」
張り裂けんばかりの声で叫んだ。
みんなの肩が揺れている。
やっぱり私だけじゃないじゃんか。
頑張ってね。シャンクス。
ーーーー
「ていう事があったんだ!」
「そうか!きっとそれは神様だろうな!歌の神様だ!」
「そうだといいんだけどね!」
私はルフィが帰ってこない間ずっとルフィのことを考えてた。
子供の頃、勝負した事。
旅の話を聞いてくれた事。
そして、ライブに来てくれた事。
私はきっとルフィの事が好きなんだと思う。
「ルフィ。あのね、聞いてほしい事があるの。」
「ん?なんだ?」
怖い。ルフィに想いを告げるのがとても怖い。
この関係が崩れていくのがとても怖い。
でも、この気持ちは絶対にルフィに知ってほしい。
「私は…ルフィの事が好き!大好き!」
ルフィが驚いた顔をして黙った。
「…」
しばらく沈黙が続いた後、ルフィは口を開いた。
「なんだ。そんな事か。」
「そんな事かって…」
「俺もお前のことが好きだぞ!!」
へ?今好きって言った?
「好きって友達とかのすきじゃないんだよ?」
「あぁ!知ってるぞ?そんな事。俺はウタが好きだ。ライブの時ウタと会えたのも嬉しかったし。」
私はまた泣いた。
「泣くなよ。子供じゃないんだから。」
まるでシャンクスみたいなことを言う。
私は涙を拭う。
「泣いてない!」
「泣いてるじゃねぇか!」
「泣いてないもん!」
懐かしいな。この感じ。
「ルフィはこれからどうするの?」
PARTYS BARでルフィに尋ねる。
「俺はこの街を守ろうと思う。」
「守るって具体的に何をするの?」
「この街がもう安全ってわけじゃないだろ?まだまだ悪い奴だってくる。それにフーシャ村はとても大っきくなったし悪い奴がいないことはないと思うしそいつらからこの街を守るんだ!」
「ウタはどうするんだ?」
「私?私は〜」
「ルフィのお嫁さんになろうかな。」
少し赤面しながら言う。
「ししし!そうか!」
それから数ヶ月後、何故か麦わら一味がフーシャ村に集まった。
「なんでみんな来たんだ?」
一人一人ここに来た理由を言っていった。
ゾロは故郷に帰ろうとしたけど迷って気づいたらここに来た。と言っていた。
ナミはやっぱり隣に馬鹿がいないとなんか暇でね。という理由でやってきた。
サンジはレディが俺を呼んでいる!とかふざけたことを言っていた。気がする。
ウソップはルフィと歌姫が結婚するって聞いてな!
ってまだ決めてないのに言っていた。
そのほかにも沢山の理由があった。
みんなもルフィと同じくこの街を守る仕事をすると言っていた。
そしてルフィと私は正式に結婚式を挙げた。
「俺、シャンクスに怒られないかな…」
「なんで?」
「だってシャンクス、ああ見えて親バカだからさ。」
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「ハックション!」
「風邪か?」
「誰かが噂してる気がする。ウタか?」
「お前な、ちょっとは目の前の敵に集中しろ。」
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やっぱりワンピースの世界でも噂をされるとくしゃみはするのでしょうか?
次回からは元の話に戻っていきます。