ルパン三世「ゴッサムナイトは闇夜の狂気」   作:ゼブラーの野郎

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PART1

 

警報<BEEEEEEEEEEEEE!

 

 

 フィアット500<ブオオオン!

 

ルパン「ウヒャヒャヒャヒャ!うまくいったな~次元!」

 

次元「へっへへ、こんだけありゃこの街での仕事にゃ困らねぇぜ!」

 

ルパン「金が無くては盗みは出来ぬってな。銀行を3軒もハシゴしたんだ。今日はこの辺にしとくかぁ~」

 

次元「ところでよぉルパン。この『ゴッサムシティ』にゃどんなお宝があるんってんだ?」

 

ルパン「むっふふ~、聞きてぇか次元。この街にはよ、とんでもねぇお宝があるんだぜ」ニヤリ

 

 タイヤ<パァン!

 

 フィアット500<ブロロロ・・・ガタッガタッ・・・

 

ルパン「ゲッ!?パンクか!?」

 

次元「キショゥ!昼間に変えたばっかだぞ」

 

 \バサァッ/

 

ルパン「!・・・・・・どうやらただのパンクじゃないようだぜ」

 

次元「・・・!」

 

 

バットマン「ルパン三世だな」

 

 

ルパン「出やがったな」ニヤ

 

次元「なんだぁこいつは。コウモリのバケモンかよ」

 

ルパン「お前さんがバットマンだな」

 

バットマン「・・・」

 

次元「バットマンっていやぁゴッサムシティの怪鳥人間か!ただの作り話だと思ってたぜ」

 

バットマン「ルパン三世、次元大介、ゴッサムに何の用だ」

 

ルパン「ひゅ~っ、俺達をご存じとは光栄だね」

 

バットマン「お前達が襲った3つの銀行はそれぞれカーマイン・ファルコーネ、サルバトーレ・マローニ、そしてオズワルド・コプルポットお抱えの銀行だ。報復されるぞ」

 

ルパン「マフィアが怖くて泥棒ができるかっての。それとも、その前にお前さんが俺達をとっ捕まえるってのかい?」

 

バットマン「そうだ」

 

ルパン「冗談じゃねえや。行くぜ次元」

 

次元「おう」ガコン

 

 フィアット500<バキン! キュラキュラキュラ!

 

バットマン「!・・・タイヤの代わりにキャタピラが」

 

 フィアット500<ギャラギャラギャラ!

 

ルパン「あばよ~コウモリ野郎~」バイバ~イ

 

バットマン「・・・」POF!

 

 <カチッ THWIP!

 

ルパン「あら?やっこさんどこ行った?」キョロ

 

次元「!・・・上だ!ワイヤーをビルに引っかけてやがる!」

 

 THWIIIIIIP!

 

ルパン「やろうっ、ターザンかよ」

 

バットマン「逃がさん」

 

 <バッ!

 

 \バサアァッ!/

 【フィアット500】

 

バットマン「む・・・」

 

ルパン「(のヮの)」

 

バットマン「ダミーか」

 

 

ルパン「うしししっ!バッカで~」タタタタ

 

次元「早いとこズラかろうぜ」タタタタ

 

 \バサァッ!/

 

ルパン「ゲッ!」

 

バットマン「簡単に私から逃げられると思うな」

 

ルパン「ンもうしつこいんだから。女のケツでもおっかけてろっての」

 

 <ドタドタドタドタ

 

 マフィアA「ヤロ〜、どこ行きやがった」キョロキョロ

 

 マフィアB「こっちに逃げたはずだ。探せ」キョロキョロ

 

次元「まずいぜルパン。追っ手がすぐそこまで来てるぞ」

 

バットマン「観念しろ。刑務所送りにしてやる」

 

ルパン「そうはいくかっての。おォ~~~いっ!銀行ドロボーはこっちだよォ~~~ぃ!」

 

バットマン「!」

 

 マフィアA「っ!あっちだ!」

 

 マフィアB「行くぞ!急げ!」

 

 <ドタドタドタドタドタ!

 

ルパン「そいじゃあ、後はまかせたぜ~」タタタ

 

バットマン「待て!」

 

マフィアA「おい!見ろよ!バットの野郎がいるぜ!」

 

バットマン「くっ・・・」

 

マフィアB「ヤツを仕留めりゃボスから褒美がたんと出る!やっちまえ!」

 

 <BPPPRAAATTTTTTTTTTTTTTTT!

 

  <BLAM! BLAM! BLAM!

 

   <BANG! BANG! BANG!

 

 

 ――とある安宿

 

ルパン「よぅし、こいつで準備完了」カチン

 

次元「ずいぶんめかしこんでるじゃねぇか。銀行から奪った金で装備を整えてよ、今度の獲物はよっぽど難物らしいな」

 

ルパン「そりゃあ犯罪都市と言われるゴッサムシティでの盗みだ。気合いも入るってもんよ」

 

次元「そいで、一体何を盗もうってんだ?」

 

ルパン「ムッフフ~、そいつはオタノシミさ」

 

次元「チェッ、ケチくせェ野郎だぜ」

 

 <KNOCK KNOCK

 

ルパン「お?こんな安宿にルームサービスか?」

 

次元「・・・どうやら違うらしいぜ」

 

 

 <BPRAAATTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT!

 

  <BDAM! BDAM! BDAM!

 

   <BRAAAKKKAKAKAKAKAKAKAKAKAKAKA!

 

 

 <シュ~~~ッ・・・・・・

 

ギャングA「へっへっへ、こんだけ撃ちゃさしものルパンもミンチだろうぜ」

 

ギャングB「どれ、天下の大泥棒の死に様を拝見するか」

 

ルパン「あ、あぶぬェじゃねェかコンニャロ~!」

 

次元「死ぬかと思ったぜ・・・」フー

 

ギャングA「なっ・・・ドア越しにあれだけ撃ったのに!?」

 

ギャングB「なんであの二人の居る場所だけ弾が当たってないんだ!?」

 

ルパン「おめーらなにもんだい!俺達ゃチンピラに追われるギリはねーぞ!」

 

ギャングA「へっ、ファルコーネとマローニとペンギン(オズワルドのこと)がルパン一味に賞金をかけたのさ!」

 

ギャングB「3つの巨大犯罪組織が金を出すんだ。とんでもない額になるぜ!」

 

次元「・・・どうやら、ちょいと盗みすぎたらしいな」

 

ルパン「あらら、こりゃまじいや」

 

ギャングA「おい!あれ持ってこい!」

 

ギャングC「よっこいせ」ガション

 

ルパン「ゲッ!ロケットランチャーッ!?」

 

ギャングA「賞金は生死を問わねぇとよ!覚悟しやがれ!」

 

次元「やべえっ!」

 

ルパン「にげろ~!」

 

 <POFッ

 

 \KA-BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!/

 

 

 ガラガラガラ・・・

 

ルパン「あちちちち!ヤロー、むちゃくちゃしやがる」

 

次元「また面倒なことになっちまったぜ」

 

ルパン「行くぞ次元。車を用意しておいて正解だったな」カチチッ

 

 アルファロメオ<ブオオォォォン!

 

 

 ――ゴッサム警察署屋上

 

 バサァ

 

ゴードン本部長「来てくれたか」

 

バットマン「・・・」

 

ゴードン「既に知ってるだろうがルパン3世の一味がゴッサム入りした。マフィアが賞金をかけて街中の悪党どもが探し回っている」

 

バットマン「ああ」

 

ゴードン「我々もなんとか奴らを抑えようとしているが、このままじゃ二次被害で街が半壊しかねん。なんとかしてくれるか?」

 

バットマン「そのつもりだ」

 

ゴードン「話が早くて助かる。が、さしもの君も天下のルパン一味を相手にするのは骨が折れるだろう。専門家である彼が手を貸してくれるそうだ」

 

バットマン「?・・・」

 

 ザッ

 

銭形「ICPOよりゴッサムシティに派遣された銭形警部だ。ゴードン本部長の要請を受け、君と共同捜査をさせてもらう」

 

 

 ――・・・

 

 アルファロメオ<ブロロオオオォォォ!

 

  バイク<VVVRROOOOOMMM!

 

ギャングA「待ちやがれー!」BLAM! BLAM!

 

ギャングB「覚悟しろコラー!」BRAKAKAKAKAKA!

 

ルパン「あいつらお構いなしにバカスカ撃ちまくりやがって。なんとかしてくれよ相棒ォ」

 

次元「へいへい」バキューン!

 

ギャングA「なっ!た、タイヤが・・・! うわー!」ブブブゥン!ドグシャー!

 

次元「もいっちょ」ズキューン!

 

ギャングB「わっ!」ブブブゥン!ドゴシャー!

 

次元「へっ、チョロいもんよ」

 

ルパン「さっすが次元。これで追っ手は――」

 

 ピキ・・・ピキピキ・・・

 

ルパン「アラ?アラ?アララ?」

 

 ピキピキ・・・

 

 アルファロメオ<カッキ~~~ン

 

ルパン「にゃ、にゃんだぁ~!?車が凍っちまった!」

 

 

Mr,フリーズ「捕まえたぞ、ルパン3世、次元大介」FOOooo・・・

 

 【Mr,フリーズ:冷凍光線銃を扱う凍結人間】

 

 

ルパン「ヒエ~ッ、まーた妙な野郎が出てきたぜ」

 

次元「ヤツの持ってるドデカい銃、見るからにヤバそうだ」

 

フリーズ「私の凍結銃の前にはさしものルパン一味だろうと敵ではない」

 

ルパン「次元、カイロもってっか?」

 

次元「いいや」

 

フリーズ「マフィアから賞金を得るのもいいが、ルパン3世と次元大介を氷の彫刻にして保存するというのも趣があるな」キュィ~ン

 

ルパン「氷漬けになっても愛すてくれる?なんちって」ドワハハハ

 

フリーズ「笑ったまま凍るがいい」ジャキ

 

 次元<バキューン!

 

フリーズ「!」

 

次元「抜き打ちじゃ俺には勝てんぜ」

 

 凍結銃<バチ・・・バチッ

 

フリーズ「わ、私の凍結銃が――」

 

 >BOOOM!<

 

フリーズ「――・・・ッ――」カッキ~~~ン・・・

 

ルパン「あらら、光線銃が暴発しちゃった」

 

次元「へ、手前がマヌケ面で冷凍保存たあ世話ないな」

 

 <ドタドタドタドタ

 

ギャングD「いたぞ!ルパンだ!」

 

ギャングE「撃て撃てー!」

 

 <BPRATTATATATATATATATATATATATATA!

 

ルパン「どわー!逃げろ~!」

 

次元「チクショウ!これじゃキリがねえぜ!」

 

ルパン「急げ次元!こっちにーー」バッ

 

 クレイフェイス「GGAAAAAAAAAAAHHHHHHHH!」

 

ルパン「どしえ~~~!」

 

 【クレイフェイス:泥の巨体を持つ怪人】

 

次元「こりゃモノホンのバケモンだ!」

 

クレイフェイス「GGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」

 

 ッ――――――!

 

 カチンッ

 

クレイフェイス「――・・・な・・・?」ズル・・・ズルルゥゥ~ッ

 

 五右衛門「またつまらんものを斬ってしまった」

 

ルパン「五右衛門~!」

 

クレイフェイス「おォォのォォれェェェ・・・」ズルルゥ~・・・

 

次元「来るのがちょいと遅いんじゃねえのか」

 

ルパン「いいのいいの。ゴエちゃんはピンチの時に居てくれりゃそれでいーのっ」

 

 「わしもいるぞ」ザッ

 

ルパン「ゲッ・・・この声わ・・・」チラ

 

銭形「わっははははは!とうとう見つけたぞルパン!」

 

ルパン「とっつぁん~!こんなトコまで追っかけてきたのォ~!?」

 

銭形「ルパンがそこに居る時、銭形もまたそこに居るのだ~!」

 

次元「こりゃマズイ。散るぞ」バッ

 

五右エ門「右に同じ」

 

ルパン「おめェらこんな時に置いてくなー!薄情者ォ~!」

 

銭形「ルパ~ン!逮捕だ~!」

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