テラで生きる転生者   作:エドアルド

4 / 6
戦闘能力測定〈上〉

 

今現在俺アキレス・ディーナイン改めマグナオルタスはロドスのオペレーター達と武器を構え向かい合っていた

 

これについては数分前に遡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「能力測定?」

「そうだ」

 

俺はロドスに所属するにあたりロドスについての説明をケルシー医師に受けていた

 

「ロドスに所属するオペレーター全てに行っている事だ。ロドスで作戦を考える際に参考にしたりする。項目は物理強度、戦場機動、生理的耐性、戦術立案、戦闘技術、アーツ適性をまず基礎情報の一部として測定する。他にもオペレーターの資料作成に情報の提供やメディカルチェック等あるがまず最初に能力測定を行う」

「なるほど。でどれからするんだ?」

「まず此方でオペレーターを用意するそちらと戦ってもらう。これは、物理強度、戦場機動、戦闘技術を測る。ただし十分に測れなかった場合。また別に測定をする事になる。質問は?」

「俺の相手は?」

「二アールに頼もうと思っている」

 

それに対しマグナオルタスは言う

 

「足りない」

「なに?」

「一人では足りないと言った。さっき言っていた作戦のフルメンバーでだ。おそらく、二アールにこの事を言ってもむしろ推奨すると思うがな」

「……そうか。しばらくここで待っていてくれ」

 

 

 

 

********

 

 

 

 

 

「随分強気だね」

 

ケルシーから話を聞いたDr.はそう呟いた

 

「あながち間違いではないな」

 

そう言ったのは二アールだった

 

「それはどうしてだい?二アール」

「あの人は簡単に言うと多数の敵への対処が得意だからなあのアーツの性質上」

「アーツ?」

「あぁ、彼が騎士競技でも良く使っていた彼の代名詞とも言われるアーツだ。彼はそのアーツを“増殖”と言っていた」

「増殖……」

「その効果は至ってシンプルだ。彼が増やしたい物を増やす。それだけだ」

「それだけって……とてつもないアーツじゃないか」

「あぁ、無機物、有機物問わずに彼に掛かれば増える。彼はそのアーツを使い彼の武装ソードビットを増やし数の暴力ともいえる力で戦っていた」

「だから多数のオペレーターとの戦いを……」

「いや、それは違うぞDr.」

 

二アールはDr.の考えを否定する

 

「彼は確かに数を活かした戦いが得意だ。だが彼の強さはそれだけでは無い。騎士競技である時彼は一つの縛りを課した」

「縛り?」

「アーツを使わずに己の武のみで優勝するという枷だ」

「アーツを使わずに?」

「そうだアーミヤ。最初彼が騎士競技で優勝したのは彼のアーツのおかげだと噂されていた。そこで彼は己のアーツを使わずに騎士競技で勝ち自身の実力を証明しようとした」

「それでどうなったんですか?」

「彼は優勝したアーツを使わずにな。己の武のみでそれを成し遂げた」

「それは凄まじいな」

「それだけでは無い」

 

二アールはさらに畳み掛ける

 

「まだあるのかい?」

「これは公になっていない事だDr.達もくれぐれももらさないで欲しい」

「あぁ」

「わかりました」

「理解した」

 

そして二アールは衝撃の事実を口にしま

 

「彼が使えるアーツは11ある」

「な!?」

「うそ……」

「……そのような事が」

 

Dr.、アーミヤ、ケルシーの面々は驚いている様だ

 

「驚くのも無理はない私自身も聞いた時は驚いた。アーツは原則一人につき一つ例外もあるがそれが基本だ。数があっても二つなどが私が聞いた事のある個人で扱うアーツの数だ。しかも彼のアーツはどれも強力なものだ」

「そのアーツは一体なんなんだ?」

「“再生(リバース)”外的損傷に限りの不死と超再生。“増幅(アクセル)”自身の攻撃力を武器を含め強化する。“消失(ロスト)”空間跳躍、これは他人も含む事が可能だ。“(ウォール)”前方への障壁の展開及び障壁に当たった一定以下の威力の攻撃の反射そして障壁を使った敵の空間固定のちに障壁を回転させることによるねじ切り。障壁は敵の圧殺にも使える。“引き寄せ(アポート)”物体を手元に瞬間移動させるもしくは手元に引き寄せる。“未来予知”可能性として起こりうる未来の予知ただし予知可能なのは数十秒先までそれ以上すると副作用が出るらしい。“薬”傷の治療。これは部位欠損すらも治すことが可能で鉱石病の治療も可能だ。“毒”攻撃に腐食性の毒性を付与する。“体感速度加速”自身の体感速度を加速する事により周囲を100万分の1のスローモーションで認識する事が可能だ。“多次元視界”大多数を一度に探知・識別する事が可能だ」

 

二アールの説明に三人は言葉を失った

 

「……二アールそれは嘘じゃないんだね」

「嘘をつく必要は無い」

「それは……」

 

そこにアーミヤの喜ばしげな声が響く

 

「マグナオルタスさんの協力があれば鉱石病患者の治療も……」

「済まないがアーミヤ。それは無理だ」

 

二アールはアーミヤに突き放すように言った

 

「それは、どうしてですか」

「これは彼から言われた事なのだが『確かにこの力を使えば多くの人を救えるだろう。しかし、俺一人が治療を施したところで意味は無い。鉱石病は人々の生活に密接に関係している原石がある限り無くなりはしない。例え俺が死ぬまで鉱石病の治療をしても結局根本的な解決はしない一時的な対処だ。それに鉱石病は呪いであると共に祝福でもある。アーツを強化するという性質上、傭兵や力のない物などはそれを求める事もある。だから俺が治療をするとしたら鉱石病の進行を度合いを感染したて程度にする位だ』と言っていた。」

 

それは今の現状を的確に把握した上での考えだった

 

「……それは……」

「考えているんだね彼は」

「正論ではある」

 

三人の顔は複雑な表情をしていた

 

「それでどうするんだ?Dr.」

「この話は後にして彼の対戦相手を考えなきゃね今は」

「……わかりました」

 

そこから話し合いが続きメンバーは

スルト、チェン、ホシグマ、アーミヤ、サリア、スカジ、マドロック、イースチナ、ロサ、シャイニング、フィリオプシス、二アール

 

 

 

 

 

 

************

 

 

 

 

 

こういう訳で能力測定が行われる運びとなった

任務のフルメンバーでオペレーターでも上位の実力者でロドスで1番指揮能力の高いDr.付きで

オーバーキルですかこの野郎

俺を高火力で殺しに来てるじゃないですかやだー

てっきりもっとこう俺の実力を知る為の模擬戦程度に考えてたのに相手は殺る気満々ですやん

 

「それではこれからマグナオルタスの能力測定を行う」

 

ドーベルマン教官の声と共にDr.陣営とマグナオルタスが構える

 

やってやろうじゃねえかこの野郎!!

 

なおマグナオルタスの心はやけくそ気味だった

 

「始め!」

 

戦いの火蓋がきって降ろされた

 




次回は戦闘回を書こうと思っています
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。