それではどうぞ。
「美味いかルーミア?」
「美味しい~!」
「それはよかった。」
「お~い蓮翔!お前も飲め!」
「嫌だ。」
「まったくいつまで経っても「もう口聞かねぇ。」マジでごめんなさい!」
「ったく・・・」
「あ!れんくん!」
「早苗?どうした?」
「もう大丈夫?」
「なにが?」
「リュウガにやられそうになったじゃん!」
「ああ!大丈夫大丈夫!」
「本当に?」
「だからそうだって言ってるだろ?」
すると立ち上がってバク転を決め、
「このようにいくらでも暴れることができるぜ!」
「お~!かっこいい!」
「料理が滅茶苦茶になるから暴れんな!」
「あべし!」
咲夜に蹴飛ばされ胸倉をつかまれていました。
すると、
「兄貴から離れろ~!」
「うお!ぬえか!」
「ねぇ!兄貴!一緒に食べよ!」
「あ~!ぬえちゃんだけずるい~!
お兄ちゃん!こいしも!」
「フランも!フランも!」
「だぁ~もうわかったわかった!」
「・・・」
「どうしたぬえ?」
「兄貴!フランとこいしだけ指輪着けててずるい!」
「へへ~ん!お兄ちゃんからもらったもんね!」
「む~!」
「そんなぬえにプレゼントだ!」
「え!?何々?」
「これだ!」
「わぁ~!指輪だ~!」
「俺からのプレゼントだ。」
「わ~い!ありがとう!兄貴!
聖~!見て見て!」
「嬉しそうで何よりだな。」
「ホントだね~。ん!」
「は?」
「私のは?」
「ない。」
「そんな~!」
「大体あんたなんであの三人に指輪渡すのよ。」
「なんか不公平だろ?」
「変な誤解生むわよ。」
「あの笑顔で浄化されるから構わん。」
「ルーミアちゃんの笑顔とだったら?」
「んなもんルーミアの笑顔が世界一ィィィィィィィ!」
「親バカね。」
「うっせ。」
「ん~!パパ達だけズルイのだ~!」
「何がだよ。」
「私も!」
「はいはい。」
「あの~蓮翔さん?」
「聖さん?どうかしたんですか?」
「昨日はありがとうございました。」
「いえいえそんな大した事じゃ「大した事でしょ。」お前は黙っててくれ。」
「実は我々ここで仏教の教えを説こうと思っておりまして、
そこで!蓮翔さんも入信しませんか?」
「いえ間に合ってます。」
「そうですか。
・・・その子先ほどから蓮翔さんに懐いてますけど何かあったのですか?」
「俺の事を父と呼ぶんですよ。」
「なるほど。
そういえば蓮翔さんのご両親は何してるんですか?」
「「「!?」」」
「両親・・・ですか・・・」
「ちょっと!流石にそれはないでしょ!」
「そ、そうですか・・・」
「二人共死にました。」
「え?」
「まだ覚えてます。あの日の事を・・・」
〈回想〉
「母さん・・・」
「・・・蓮翔。」
「何?」
「あなたは生きてちょうだい。」
「言われなくてもわかってるよ。」
「あらそう。」
「・・・母さん。」
「何?」
「生きてよ。」
「・・・」
「せめてあいつらが高校卒業するまで生きてよ。」
「・・・蓮翔。こっちに向きなさい。」
「・・・向けねぇよ。」
「・・・蓮翔。」
振り向くと大粒の涙を流していた。
「母さん・・・」
「蓮翔。あなたは私の誇りのある息子よ。
長男として男として一生懸命生きて来たわ。
あなたは私達の誇りのある息子よ・・・」
頬をそっと撫で始めた。
「母ざん・・・」
涙を拭って、
「俺生きるよ。家族のために。
だから・・・だから!」
涙を流しながら、
「皆のヒーローになるよ。」
ニカッと笑いながら言った。
「それでいいわ。
あなたは守りなさい家族を仲間を。
それがヒーローよ。」
「母さん・・・」
「もう泣かないの。」
「泣くよこんなの・・・」
「・・・あの子達に渡して頂戴。」
手紙を渡すと、
「母さん・・・」
「ごめんなさい。
もう限界が来たわ。」
「嘘だろ?
・・・待ってくれよ母さん!母さん!!」
手をつなぎ叫ぶ。
「いい?蓮翔。前を向きなさい。
後ろを見ちゃダメ。
過去に捕らわれずに未来を見なさい。」
「母さん!」
「皆にこう言って。」
「何?」
「ありがとうって・・・」
するとピーと音が鳴った。
そう母は死んだのだ。
「母さん?母さん!母さん!!」
〈回想終了〉
「・・・」
「そんな事があったなんて・・・」
「たまに思い出すんですよ。
親父の時の事も。」
〈回想〉
「兄さん大変!」
「どうした?
そんなに慌てて。」
「お父さんが!お父さんが・・・!」
「どうした!何があった!」
「どうしようお兄ちゃん!お父さんが!
お父さんが死んじゃった!」
「は?
どういうことだよ!」
「実は・・・
誰かに刺された挙句車に轢かれて・・・」
「親父は!?」
「・・・死んじゃった・・・」
「嘘だろおい・・・」
「兄さん・・・お父さんが・・・
うわああああああああん!」
「ひっぐ・・・えっぐ・・・お兄ちゃん・・・お父さんが・・・
わあああああああああん!」
「!!」
蓮翔は二人の妹を抱きしめながら泣くのをこらえていた。
(親父・・・馬鹿野郎!
なんで親父も母さんも俺達を置いて逝くんだよ!
っざけんじゃねぇ!誰なんだよ!親父を殺したのは!)
〈回想終了〉
「そして俺達は母方の実家に引き取られた。」
「そんな事があったんだね・・・」
「パパ・・・」
「どうした?」
「大丈夫なのかー?」
そう言いながら撫でて来た。
「ああ。ありがとう。
?聖さん?」
聖は泣いていた。
「うぇ!?」
「蓮翔さんあなたは素晴らしい人です。
家族の死に涙を流しそして妹達を抱きしめて慰める。
そして今一児の父として生きており、
さらにはヒーローとして生きている。
とても素晴らしい生き方です。
これからもその生き方全うしてください。」
「・・・」
「どうしたのですか?」
「あ・・・いや・・・その・・・」
「?何かあるのなら申してください。」
「いや・・・その・・・一瞬死んだ母さんと重なったから・・・その・・・」
すると聖は蓮翔を抱きしめた。
「・・・!?」
「つらかったですよね・・・苦しかったですよね。
できればの話ですが私を母として接してくれませんか?
・・・蓮翔さん?」
蓮翔は涙を流した。
「れ、蓮翔さん!?」
「すいません・・・聖さんの温もりが母さんの温もりとほぼ同じだったのでつい・・・」
「・・・わかりました・・・
私が蓮翔さん母親となりましょう!」
「え・・・」
「いやですか・・・?」
「いやってわけじゃないその・・・///」
(可愛い・・・)
「やっぱ恥ずかしいので止めておきます。」
「そ、そうですか・・・」
すると、
「おーい蓮翔!」
「すいません。姐さんが呼んでるので。」
「いえいえ構いませんよ。
いってらっしゃい。」
「いってきます母さん・・・あ。」
「・・・」
「えっとこれはその・・・」
「私がお母さんです!」
と言って抱き着いて来た。
「いやちょっ!ああああああああああああ!」
寺に蓮翔の悲鳴が響いた。
聖に母性が目覚めて母になりました。
前書きでダンカグライクについてしゃべったのですが・・・
天衣無縫グレ1ミス0
white lotusグレ0ミス2
色は匀へど散りぬるをグレ0ミス3
・・・は?
おい泣くぞ。
って叫び散らかしてました。
次回もお楽しみに!