真・恋姫†夢想 正義の後継者   作:シバヤ

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ついに魔王カリンちゃんRPGがリリースされましたね
不具合多いのでちょっと遊びづらいですが、引き直しガチャでケイファを確定で引けたのはものすごくありがたい設定でした
あとはカリンとトウカ引ければ石温存できるんだけどなぁ……



47話

 

今日も巡回する日、でも今日はいつも以上に頑張ればいいだけだ

なぜかと言うと明日は非番の日だからオレは警備に関われない

前に休日に人助けをして1日が終わった時は桂花や莉央に怒られた。それじゃあ仕事してる時と変わらないから非番は絶対に休みにすること……と

だから非番の前の日はいつも以上に張り切って仕事するぞ

 

「正騎、ちょっといいかしら?」

「桂花?もちろん」

 

何か話があるのかな?

詰め所に行くまでにはまだ時間あるし大丈夫だ

 

「あなた明日非番だったわよね?」

「あぁ、そうだよ」

「なら、今日の夜あなたの部屋に行くから」

「いいけど、急にどうしたんだ?」

 

桂花から来るなんて珍しい

何かのお誘いかな?

 

「……よ」

「えっと、すまない。聞き取れなかったからもう一回言ってれないか?」

「……前約束したご褒美よ」

 

桂花が顔を赤らめて言う

……つ、つまりそういうこと!?

 

「じゃ、じゃあ私は行くわね!」

 

と桂花は行ってしまった……

どうしよう、オレもドキドキしてきたんだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「正騎どうかしたか?、なんか動きがぎこちないというか変なんだが」

「へっ!?そ、そんなことはないぞ!?」

 

な、なんか集中できてない気がする

でも仕事は仕事。やることはやらなければ

 

「ひったくりだぁ!」

「っと!一刀、オレが向かう!」

「わかった!任せる!」

 

回路がまだ不安定だから魔術は使いたくない

魔術はあまり使わなくてもひったくりを捕まえるぐらいなら元々の身体能力でどうにでもできる……が、これで終わりだったらよかったんだけど……

 

「副隊長!そっちいったで!」

「わかった!こっちは任せておけ!」

「副隊長!こっちで迷子なのー」

「その子を預かり所に、莉央がいるだろうから頼むって言っておいてくれ!」

「副隊長!西通りで泥漢同士の喧嘩が!」

「一刀がそっち回ってるから応援に向かってくれ!」

 

なんでこんなに忙しい!

いつもに増して二倍か三倍は急がしいぞ!

事件なんてなく平和なときが多いっていうのになんで今日はこんなに何かしら多発するんだ!?

 

「正騎さん、今日は随分と忙しいですわね」

「どこもかしこも警備隊が動き回っておりますな」

「え、栄華……星も……なんか今日は問題が多くて……」

「何か私もお手伝いいたしますか?」

「いや、星に何でも頼ったら警備隊としての意味が無くなるからな。これぐらいはオレたちでやるさ」

 

星に手伝ってもらう時は星が華蝶仮面として動いている時か、もうどうしようも無い時だけ

プライベートである今は星の時間を大切にしてあげたい

 

「あの、正騎さん。星さんからお聞きになったのですが桂花さんだけではなく星さんともお付き合いしているとお聞きしたのですが……」

「あー……それは事実だ」

「星さんとは旅をしていたからそういう関係になるとは思っていましたが……何だか北郷さんに似てきましたわね」

「だが私は良い事だと思うぞ。正騎殿に足りなかった物がちゃんと手に入ったように見えるからな」

 

確かにみんなと出会って、恋人が出来たからこそオレも人間らしくなってきたと思う

前までは機械というか、何かがなかったって今のオレなら感じられる

 

「私たちはそろそろ行くとしよう。正騎殿の邪魔をする訳にはいかないからな」

「そうですわね。あなたのお顔を見れて、この後の仕事も頑張れますわ。それでは、失礼しますね」

 

星が話をしてくれたようだから、栄華の事も問題ないだろう

いつも星は気を利かせてくれるよな……

さて、この後も頑張ろうじゃないか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な、なんて言うハードな一日だったんだ……

あの後なんか稟が本を読んで鼻血をだしてぶっ倒れたから風を連れて行ったり、華侖に少し振り回されたりと大変だった……

結構夜遅くなっちゃったし桂花との約束大丈夫か……?

 

「すまない!遅くなった!」

「お疲れ様、どれだけ大変かは星と栄華から聞いたわ。今日は随分と大変な一日だったそうね」

 

よかった、桂花は部屋で待っててくれてた

お酒を飲んでるようだ

 

「いつもは何事もないんだけどな。なんか今日はすごくいろいろ起きて」

「そうなの?せっかくだし聞かしてくれないかしら」

 

オレは桂花に今日の出来事を話した

改まって思うと今日一日で五日ぐらいの出来事が起きたんじゃないか?

それぐらいの事件というか出来事の多さだった

 

「本当に大変だったのね、たくさん喋ったからこれでも飲んで」

「オレがお酒弱いの知ってるだろ?」

「私のはお酒だけどこっちはお茶よ、あなたが寝ちゃったら意味が無いもの」

「そっか、ならいただくよ」

 

うん、確かにお茶だ

少し話して喉が渇いたからこの潤いがありがたい

……オレが寝たら意味が無い……落ち着けオレ、平常心を保て

 

「な、なぁ。ところでなんで今日にしたんだ?」

「……あなたが栄華と付き合うことがわかった時に不安になっちゃったのよ」

「不安?」

「ええ、あなたのことだから優先付けずに私たちに接してくれるのはわかってるわ。けれど、どこか不安になっちゃったのよ。星に栄華とあなたを慕う子たちが増えてきたから……」

 

そんな思いをさせてしまってたのか……

みんなを幸せにって考えてたけどその考えって本当に難しいんだな

 

「けれど今はそんな気持ちはないわ。忙しくて疲れてるのに、急いできてくれたもの」

「桂花……」

「正騎……ん……ちゅ……っ……はぁ……」

 

オレは無意識に桂花を抱きしめていた

そして前の触れ合うだけのとは違う、舌を絡め合う大人のキスを

 

「悪かった、不安にさせちゃったりして」

「不安はもうないって言ったでしょ?それにさっきの口付けで私のことを愛してくれてるのがよくわかったから……」

 

赤くなってるのがわかる

その姿が愛らしく、寝台に移動した

オレのことを信じてくれてるんだ

オレは、その分だけ彼女のことを愛さないと

これからもずっと──

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