やはり、俺が雪ノ下の義弟になるのは間違っている。   作:左白

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異世界召喚される前の話が少し入ります。
皆さんは異世界召喚されたいですか?
作者は自分の好きなアニメの世界なら異世界召喚されたいです笑笑。


幼馴染との約束

 

 

 

国語のテストが30分間行われることになった。

 

 

最初は漢字。その後、文章問題などが出る。

多分平塚先生が作ったであろうテストは簡単だ。

問題数が少ない。そして小説、評論と問題が出るが、

『書きなさい』という問題が少なく、記号で答える問題が多い。

俺は次々に問題を解く。

そして、最終問題に取り掛かろうとした時。

 

ガチャ。

進路指導室のドアが開いた。

 

 

「平塚先生これはどういうことですか?」

「雪乃」

「雪ノ下、このことは私、独断で行うことにした」

「酷くないですか?急に。テストを受けろだなんて」

 

やっぱりだ。雪乃キレている。

てか、何でここの場所が分かったんだ?

後から雪乃が話すことだろう。

 

「職員室行ったら拓哉がいなかったの、

だから他の先生に聞いたら、此処にいるって聞いたのですが」

「すまないな雪ノ下。拓哉の学力が知りたかったからだ」

 

平塚先生も勝手すぎるでしょ。

まあ。俺は良いと言ったが普通の人の反応ならこうなるだろうな。

 

「俺も受けても良いと言ったんだ。俺も今の実力試したいしな」

「そう、なら良いわ」

「しかも。丁度解き終わった所だし」

「「え?」」

 

 

そう。この時既に雪ノ下拓哉はテストを解き終わっていた。

こんな簡単のテストは見たことがない。

そして平塚先生は採点を始めた。

結果はというと・・・

 

 

 

 

『満点だ』 

 

 

 

 

「え?」

「まじか」

 

やったね。やっぱり此処の学校のテストは簡単なのだ。

 

「先生、帰っても良いですか?」

「嗚呼。じゃあまた明日よろしく」

「はい。雪乃行こか」

「ええ」

 

 

俺は、雪乃と一緒にいろはの家に向かった。

まさか、雪乃が俺のために言ってくれるとは思ってもいなかった。

 

「貴方って頭良いのね」

「まあな、多分だがお前には負けるよ」

「平塚先生が作ったテストっていうのはめちゃくちゃ難しいのよ?」

「そうなのか」

 

あれで、あのテスト内容で難しいとは………

やはり、進学校としてもその程度の学校というわけだ。

なんと言っても平塚静が作った国語のテストは毎回平均点が30点くらいが多いらしい。

そんなことを話している内にいろはの家に着いてしまった。

 

 

「ここがいろはの家だ」

「そうなんだ」

 

そう言うと俺はピンポンとチャイムを鳴らす。

チャイムを鳴らすと中からいろはが出てきた。

 

「あ、拓哉先輩来るの遅いですよ」

「ごめんな、ちょっと入学テスト?的なものを受けていた」

「そうなんですか、お疲れさまです」

「ありがと」

 

俺はいろはの家に入る。

そして洗面台へ行き、手を洗いうがいをする。

うがいをした後はリビングへ向かい雪乃がリビングへ来るのを待った。

 

「なあいろは今日の夕飯は何なんだ?」

「お母さん今日の夕飯は?」

「今日は出前で頼んだ寿司ですよ」

「さっきの話聞いていると二人は夫婦みたいだね」

「ちょ、お母さん何言ってるの」

 

ほんと何言ってるんだこの人は、

俺も一瞬思ったがあえて言わなかったのに・・・

 

「ただいま戻りました」

「貴方の名前は?」

「私の名前は雪ノ下雪乃。拓哉の義姉(あね)です」

「そっかよろしくね雪乃さん」

「宜しくお願いします」

 

こうして俺らはいろはの家族と共に一緒に寿司を食べた。

めちゃくちゃ美味かった。こんな寿司食べたのは初めてだ。

 

「寿司美味かった。こんなに美味い寿司は初めてだ」

「良かった〜〜。この寿司2万円したのよ」

「………」

「お金払います」

「良いって、私達がしたくてしたものだから」

「分かりました」

 

俺、2万円の寿司食っていたのか。

やばい、あれ?汗が止まらない。

2万円の寿司、2万円・・・

 

「あの、拓哉先輩大丈夫ですか?」

「へ?全然大丈夫「ドサッ」」

「拓哉。「先輩」」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 

ここは何処だ?

異世界召喚される前の自分の家。

 

「俺はいろはの家にいたはずだが」

「拓哉そろそろ起きなさい、遅刻するわよ」

「分かった」

 

母さんだ。久々に見る母さんだ。

母さんの作る料理は美味しいんだよな。

 

俺は母さんが作る料理を食べ、学校へと向かう。

異世界召喚されたなんて冗談だったんだな。

 

「はあ。良かった。でも、本当に異世界召喚されていたのなら」

「拓哉、おっはーー」

「なんだ、優香(ゆうか)か」

「幼馴染に向かって何だとは何だ?」

「寒い……」

「え?ダジャレ言ったつもりないんだけど」

「そうか」

 

優香と一緒に喋りながら学校へ向かう。

なんか、懐かしい気がするな。

この感じ。学校も楽しかったよな。

もし、本当に異世界召喚されていたのなら、

俺はもう一度あの世界に行く前に親に感謝の気持ちと優香に今の気持ちを伝えたい。

そんなことを考えながら俺は学校での授業を受けた。

因みにだが、俺は『剣道部』に入っていた。

この高校の剣道部は強い。俺は剣道が好きだ。だからこの部活に入った。

久しぶりに武道場へと向かった。

そして、剣道防具を被った。

 

「そうだ。俺の名字は加藤。加藤だった」

 

俺はブツブツ喋る。

周りの人はえ?何言ってるんだ?こいつ。

そんなことを言っているように感じた。

てか、目がもうそう言っている。

練習が終わった。

防具を綺麗に整頓し、袴や手拭いなどを家に持ち帰る。

剣道が終わり校門へ向かうと必ず校門で優香が待っていてくれた。

 

「なんか、変わったね拓哉は」

「え?俺か?変わってないぞ?」

「変わったわよ。なんかいつもより大人っぽくなった」

 

え?何。普段の俺は大人っぽくなかったってこと?

それはそれで泣くよ?俺。まあ良いや。

 

優香の家についた。

 

「今日楽しかったよ。またね」

「ああ。また明日」

 

俺はこのままあいつと離れて良いのか。

いや、駄目だ。今だ、今言わないと一生後悔する。

 

 

「優香待ってくれ」

「何?拓哉」

 

 

 

 

「お前の人生歪める権利を俺にくれ」

 

 

 

 

「え?」

「今は戸惑うかもしれない。だが俺の今の気持ちを伝えた。

このままじゃ絶対に後悔するそう感じたからだ。

俺はいつこの場から居なくなるか分からない、だから今、優香にこの気持を伝えたい」

「分かった。じゃあ言うね、貴方の人生を私にください

 

え?そんなこと言われるなんて思ってもいなかった。

何?優香が俺のこと好きだってことか?

 

「拓哉が例えどの世界へ行こうが私は貴方を探し出す。

そして、一緒に結婚してそのまま仲良く暮らすの」

「お前………」

「約束だから」

「ああ、分かった」

 

そう言うとそのまま俺は何故か知らないが気を失った。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

「知らない天井だ」

 

そう、またしても俺は知らない所で目を覚めてしまった。

 

「あの、拓哉先輩大丈夫?急に倒れたけど」

 

間違ってなかったんだな。俺異世界召喚本当にされてたんだ。

てか俺夢の世界で優香にあんなことを言ってしまったのか。

夢の中とはいえ恥ずかしい。

 

「嗚呼、大丈夫だ」

「俺、ちょっと外で頭冷やしてくるわ」

 

そう二人に言い俺は外へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくださり有難うございます。
また次回で。
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