【完結】おいしいおにくがたべたい   作:Leni

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14.精一杯のフルコースだよ

 プレシア・テスタロッサにサンドイッチを食させた一方で、ハナコはフェイトにもサンドイッチを与えた。

 そのハナコの料理でフェイトは、無事に調子を取り戻していた。

 

 ハナコ経由で食霊のリニスから激励を受けたフェイト。彼女は、自分をアリシアとしてでなくフェイト・テスタロッサとして愛してくれたリニスや、自分を愚直に愛してくれるアルフ、友人になりたいと言ってくれたなのはといった面々に心を支えられ、なんとか自分を保つことができた。

 

 そんなことがありつつも、時間は過ぎていく。

 プレシアとフェイトを留置所に移送するために別の次元航行艦がやってきたり、残りのジュエルシードが見つからないと思ったら海の中に落ちていることが分かったりと、アースラの乗組員達は慌ただしく動いている。

 そんな中、ハナコは無事にフルコースの準備を終えた。

 

 そして、アースラ一同が全てのジュエルシードの回収を完了させた翌日、ハナコは助手のすずかをともなってアースラへとやってきた。

 彼女達の姿は異様だった。大きな登山用リュックにクーラーボックスに、野菜が詰め込まれたビニール袋と、大量の食材を持ちこんでいた。

 

「これはまた、ずいぶんと運んできたな。作る料理は二人分だろう?」

 

 ハナコを迎えにいったクロノ・ハラオウン執務官が、彼女達の持ちこんだ食材の量に、呆れた声を発した。

 それに対し、ハナコは気にした様子もなく答える。

 

「大半がコンソメとソース用の煮込み野菜だよ。これらを全部口にするわけでもないよ」

 

「そんなものか。まあ僕は料理に関して門外漢だからな」

 

「味には期待していてよ」

 

「そこまで言うなら、お腹を空かせておこう」

 

 そうして、ハナコとすずかはアースラ内にある食堂のキッチンへと案内された。

 全長数百メートルある巨大艦の人員を受け入れられる食堂だけあって広く、キッチンも立派だ。

 

 そこでハナコはアースラの調理員達に挨拶し、早速料理を始めた。

 恐ろしい速さで動き、調理員を驚かすハナコ。一方、すずかはハナコの指示に真面目に従い、懸命に働いた。

 

 野菜の下処理が進み、コンロをいくつか占領して野菜が煮込まれる。すると、美味しそうな匂いが、キッチンを満たした。猛烈な匂いだ。それは、空腹を刺激する一種の暴力とも呼べる、本能を刺激する匂いだった。

 

 調理が進むにつれ、その香りは膨れあがっていき……アースラの乗組員がチラチラと食堂へやってきて調理場を覗き込むことが増えてきた。

 と、そこでハナコ達の料理風景を眺めたい誘惑に耐えながら自分の仕事をこなしていた調理員が、ハナコに言う。

 曰く、提督と執務官用のフルコース以外にも、乗組員用に何か一口でもいいから料理を見つくろってやれないかと。

 

 すると、ハナコは笑って言った。

 

「そうくると思って、これ、用意していた料理です。乗組員の方々に出してあげてください」

 

 そう言って、ハナコは料理を一品、調理員の前に置いてみせた。

 

「『特製ウスターソースの霜降り豆腐カツ丼』です。どんぶりは置いていないみたいですから、深皿に盛っていきましょう」

 

 こうして、本日のアースラの食堂では、あまりに美味しすぎて夢にまで見そうなソースカツ丼が皆に提供されることに決まった。

 ハナコは、この結果に「計画通りだね」とニヤリと笑った。時空管理局のお偉いさんにフルコースを振る舞うのもいい。だが、一般局員にも美味しい料理を振る舞うことで、グルメ研究を推進するよう下から要求を突き上げてもらおう。そうハナコは考えていたのだ。

 

 そして、フルコースの準備は進み、一般乗組員の食事時間が終了したところで、無人となった食堂にリンディ提督とクロノ執務官がやってきた。

 ハナコはキッチンから出て、二人へ挨拶に行く。

 

「美味しそうな匂いね」

 

「局員の歓声がすごかったな。期待しているぞ」

 

 そう声をかけられ、ハナコは笑顔でフルコースの説明に入った。

 

「今回のフルコースは、こちらで用意した食材の全てが植物……野菜、果物、穀物のみで構成されているよ。それも、家庭菜園で用意できる食材のみだね。育てる際に周囲への被害を及ぼす食材は使用していないよ」

 

「周囲へ被害を及ぼす食材ってなんだ……?」

 

 クロノが引きながら問いかけると、ハナコは笑顔で答える。

 

「わたしの出身世界では、そういう危険食材が山ほどあるんだよ。だからこそ、無人世界を一つ貸してほしいわけで」

 

 と、そこまで説明したところで、ハナコはキッチンへと戻り、助手のすずかと一緒に料理を運ぶ。

 

前菜(オードブル)。『羽衣レタスのサーロインポテト巻き』だよ」

 

 二人の前に置かれた皿には、柔らかそうなレタスの葉に肉らしき物が包まれている料理が載っていた。

 

「サーロイン……ポテト?」

 

「いきなり前言撤回して肉か?」

 

 リンディが謎の食材に困惑し、クロノが料理を見てつぶやいた。

 だが、ハナコは冷静な声で返す。

 

「サーロインポテトはお肉っぽいだけでお芋だよ。さ、食べてみて」

 

「……不思議な食材ね。では、いただくわ」

 

 ハナコに促され、リンディはテーブルの上に並べられたナイフとフォークを使い、料理を切り分ける。

 そして、先ほどから香る、胃袋を刺激する強烈な匂いに催促されるように、口へとフォークを運ぶ。

 

 リンディがまず感じたのは、ふわりとした柔らかい食感。そして、肉と芋が合わさったような初めての味だった。しかも、今まで食べたことがあるどんな肉よりも美味で、どんな芋よりも満足感があった。

 それを噛むごとにふわりふわりと口の中が舞い踊り、ゴクリと飲みこめば、空っぽだった胃が歓喜で満たされるような幸福を味わった。

 ああ、美味しい。リンディは、言葉でそれを言い表そうとしたが、勝手に手が動いてフォークで口に料理を運んでいたため、しゃべることができなかった。

 

 一方、クロノは、無心で料理を口にし、気がついたら皿が空になっているという状況に困惑していた。

 シャーベ林檎を以前食べたリンディと違い、彼はハナコが提供する料理を初めて食べる。だからか、圧倒的な美味の前に理性が追いついていなかった。

 そして、彼の脳はもっと食べたいという信号を身体に送り……豪快にお腹を鳴らしてしまうのだった。

 

 料理を食べたというのにお腹から音を鳴らしたクロノは、顔を紅くし、うつむく。

 それを見て見ぬ振りしてあげたハナコは、「次の料理をお持ちするね!」と言って、キッチンへと引っ込んだ。

 

 キッチンでハナコは、鍋に用意していたスープを深皿に盛り付けていく。

 このスープが一般乗組員達を魅了した匂いの正体であり、今も食堂全体へかぐわしい香りを振りまき続けていた。

 

 二つの深皿にスープを盛ったハナコは、スープの鍋に蓋をして香りを遮断する。もう香りのサービスは終わりだ。このスープを飲み干した後は、別の料理に意識を移してもらうため、香りを継続して嗅がせるわけにはいかない。そう判断した。

 

 そして、ハナコとすずかは深皿を食堂に運んだ。

 

「『ハナコ特製コンソメスープ』。百種類の野菜を十日間煮込んであるよ」

 

 ハナコのそのセリフに、リンディは首をかしげる。

 

「十日間って、すごいわね。地上で作った物を持ちこんだの?」

 

「いや、そこのキッチンで作ったよ。ちょっと時間を操る特殊な力を使った結果かな」

 

 ハナコは、以前ニュースと呼ばれる食材を食べたことで、『ワープキッチン』という時空の歪みを作り出す能力を手に入れた。この時空の歪みの中では時間の経過が外とは違うため、調理時間の短縮などに使うことができた。

 これを使い、ハナコは現実の一時間で十日間の煮込み料理を完成させていた。

 

「さあ、ご賞味ください」

 

 またもや促された二人は、スプーンを手にスープを深皿からすくう。

 そして、スープを口にした途端、二人は口の中に飛び込んできた膨大な味の情報に圧倒された。

 

「……こんなに深い味のスープは、今まで飲んだことがないわ」

 

 リンディのコメントを受け、ハナコは嬉しそうに破顔した。

 

「これでも、わたしの一番大好きなスープと比べると、子供の手遊びみたいなものなんだけど、子供なりに精一杯作ったよ」

 

 ハナコは以前、料理人小松が料理長を務めるホテルグルメレストランで飲んだ『センチュリースープ』を思い出しながら、そんな言葉を返した。

 

 やがて、スープは見事に飲み干され、ハナコとすずかは次の料理を盛り付けにいく。

 

「魚料理。『オマール海老樹のカルパッチョ』だよ」

 

「海老……でも植物なんだよな?」

 

 料理名を告げたハナコに、クロノが疑問を投げかける。

 すると、ハナコはニッコリと笑って「その通り」と返した。

 

「オマール海老の身が直接生る樹があってね。その海老をカルパッチョにしたよ。だから、これも植物が材料の料理」

 

「頭がクラクラしてきた」

 

 そう言いながら、クロノはカルパッチョを口にする。相変わらず、理解が追いつかないほどに美味い、と咀嚼しながら考えた。

 

 この皿もすぐに空になり、すぐさま次の料理が用意された。

 

「肉料理。『霜降り豆腐ステーキ』だよ」

 

 次の皿は、どう見ても肉のステーキだった。

 これも植物なんだな、と思いながらクロノがステーキにナイフを入れると、抵抗を一切感じずにナイフが入っていき、簡単に切り分けることができた。

 そして、霜降りの高級牛肉ステーキに負けない、いや、はるかに勝る味であり、後味は以前彼が母に食べさせられた豆腐に似ていた。

 

「これも美味しいわねー」

 

 ニコニコと笑顔でリンディもステーキを食べる。

 二人が皿を空にしたところで、ハナコが言う。

 

「魚料理と肉料理は植物で作ったけど、用意できるなら本物の魚やお肉で作りたかったんだ。魚みたいな野菜やお肉みたいな野菜だっていっぱいあるんだけど、ベジタリアンじゃないなら本物を楽しみたいよね」

 

「そこで必要となるのが、無人世界というわけね」

 

 リンディの言葉に、コクリとハナコがうなずいた。

 リンディも、ここまで美味しい野菜があるのなら、同じ水準の肉や魚も食べてみたいと素直に思った。彼女の中ではすでに、どうやって他の管理局の幹部達を説得して無人世界を彼女に貸与させるか、という思考を巡らせるに至っていた。

 

「ま、そんななんちゃって魚料理や、なんちゃってお肉料理はここで終わり。次はメイン料理いくよー。これもなんちゃって食材を使っているけどね!」

 

 そうして運ばれてきたのは、ピザだった。

 

「メイン。『ハナコ特製野菜ピザ』でーす」

 

 そんなピザを前に、クロノは考え込んだ。

 

「どうしたの? クロノさん。食べないの?」

 

 ハナコが問うが、クロノの答えは割とどうでもいいものだった。

 

「ピザという料理が地球にあることは知っているんだが……手づかみで食べるか、ナイフとフォークを使うか、どっちだ?」

 

「あはは、好きな方でいいよ」

 

「マナーを聞きたいんだが……」

 

「別にレストランじゃないんだから、好きな方でいいよー」

 

 そして、結局クロノは先に食べ始めた母親に(なら)って、ナイフとフォークを使ってピザを食べた。

 

「とろけたチーズが最高だな……このチーズも野菜なんだな?」

 

 クロノの問いにハナコは笑顔でうなずいた。

 どう見てもサラミやチーズが載っているピザだったが、どうやら具材は全部野菜のようだった。

 

「さて、次はサラダ。『特製オーロラソースの野菜サラダ』だよ」

 

 赤青黄、それに金色や銀色が混ざったカラフルなサラダを前に、リンディは本日、何度目かも分からない驚きを覚えた。

 これまで味や香りで楽しませてくれたが、見た目までも新しい発見と楽しみを与えてくれるのか、と。

 

 味も野菜、ソース共に絶品で、新鮮な野菜を噛めば噛むほどうま味が口の中に広がっていく。

 

「このソースが今回のフルコースの中で一番美味かったかもしれない」

 

 十四歳という肉と脂を好みそうな年齢のクロノが、そんなコメントをしたことに、リンディは思わず笑みを深めた。

 だが、そういうコメントをするのにも納得できるほど、サラダのソースは絶品だった。

 

「ネオトマトのケチャップとココアマヨネーズ、三十種の野菜・果物を煮詰めて作った特製ウスターソースの三つを混ぜて作ったオーロラソースだよ。コンソメスープほどではないけど、手間は相当かかっているかな」

 

 サラダはある意味ハナコの特性が一番生きる分野だっただけに、彼女は気合いを入れてサラダ作りにはげんでいたようだった。

 

「そろそろお腹いっぱい? ああっ、でも、ここに美味しいスイーツが! デザート、『ホワイトアップルパイ』だよ」

 

 スイーツと聞いて、リンディの目が光る。

 パイは切り分けた状態で皿に載せられ、二人の前に置かれた。

 そして、リンディがパイを一口食べた瞬間、クロノに振り向いて言う。

 

「ねえクロノ。甘い物苦手だったでしょう? 母さんが食べてあげようか」

 

「あげないよ! もう……」

 

 皿を手で庇いながら、クロノは急いでパイを食べ始める。

 ああ、確かにこれは母が好きそうな味だ。そう思ったクロノだが、彼自身味わったことがないほど美味しい甘さだったため、譲る気はこれっぽっちも浮かんでこなかった。彼の甘い食べ物への苦手意識が、見事に払拭(ふっしょく)された瞬間だった。

 

 その後、デザートの皿も空になり、フルコースは終わりに近づく。

 

「ドリンク、『水晶コーラ』。これを最後に飲んで、グルメ研究の重要さを認識して終わってね」

 

 ラベルが貼られていないガラス瓶からシャンパングラスに注がれたのは、きらびやかに輝く炭酸の泡が特徴のコーラ。

 リンディとクロノは、飲み始める前にその気泡の美しさに目を奪われた。

 

「これはあらかじめ作っておいて、熟成させておいたものを運んで来たよ」

 

 そんなハナコの言葉を聞きながらしばらく気泡を見つめていた二人だが、やがて意を決したようにグラスを手に取り、コーラを口にした。

 すると、気泡が口の中で弾け、さらにそれが口から全身に行き渡るかのような錯覚を二人は覚えた。そして、遅れて上品な甘さがやってくる。

 コーラという字面から想像していた味とは、比べるのも失礼だ。ただのコーラではなく水晶コーラという独自の飲み物なのだと、二人は心に刻まれた。

 

 やがて、ドリンクは飲み干され、炭酸の余韻に二人がしばらく浸った後、ハナコが横にすずかを立たせて最後の挨拶を述べる。

 

「以上、今のわたしが提供できる精一杯のフルコースだよ。でもいつの日か、これらに匹敵する料理が普通のレストランで味わえるようになる。そうなることを願って、わたしは無人世界の借用を時空管理局に申請するよ」

 

 真面目な顔で言うハナコに、リンディは考え込む。

 

「この世のものとは思えないほど魅力的な味だったわ。でも、研究を行なう隔離環境が欲しいなら、スペースコロニーを所有している企業への斡旋とかでは不足?」

 

「無人のコロニーが存在するならそれでもいいよ。前にも行ったとおり、今回の食材にはグルメ細胞っていう生物が強靭になる細胞が含まれているから、近くに無力な人間を置くのは危険なんだ」

 

「グルメ細胞ね……」

 

「ちなみに、そのグルメ細胞を摂取して適合できれば、人間でも強靭な肉体を手に入れられるよ。武装局員さん向けにいいんじゃないかな?」

 

「それはまた、局の技術班が喜びそうな話ね……分かりました。そのグルメ細胞に関する詳細レポートを提出してもらえれば、上に掛け合ってみます」

 

 リンディのその決定に、横で聞いていたクロノが驚く。

 

「母さん、いいのか?」

 

「ええ、本来なら無理な話だけど、ハナコさんの料理とそのグルメ細胞の情報を手土産にすれば、無理も通るでしょう。世の中に無理を通せるほどの美味であると、フルコースを食した私が保証します」

 

 世の中に無理を通せるほどの美味。確かに、自分が食べた物はそこまでの代物だったと、クロノは心の中で納得した。

 それから、最後にリンディは、ハナコとすずかの方を見て笑顔で言う。

 

「美味しかったわ。ごちそうさまでした」

 

 こうして、ハナコが美味しいお肉を再び食べられる日は、確実に近づいていった。

 


 

羽衣レタス

捕獲レベル:不明

トリコ原作一巻に登場した料理の材料。蟹ブタのローストを羽衣レタスで巻いた料理が、小松のホテルグルメレストランの一品として出された。しかし、羽衣レタスの詳細については一切不明。

 

サーロインポテト(根菜)

捕獲レベル:人工栽培可能

トリコ原作にて人々がトリコをはげますシーンで一コマだけ登場する食材。トリコが発見した数ある食材のうちの一つ。

 

オマール海老の身が直接生る樹

捕獲レベル:不明

トリコ原作第一話冒頭で存在を示唆された樹。プリっプリで身のずっしりつまったオマール海老や、タラバ蟹の身が一年中生る樹があると誰かが言ったらしい。

 

霜降り豆腐(大豆食品)

捕獲レベル:1以下

トリコ原作に登場する料理。原料は大トロ大豆。第一グルメ研究所の所長マンサムが開いた宴で、小松が食した。

 

ココアマヨネーズ(天然食品)

捕獲レベル:1以下

トリコ原作に登場したココマヨの樹に生る実から採れるマヨネーズ。ココマヨの樹はリーガル島の第一ビオトープにある黒草の草原(ブラックカーペット)に生えていて、トリコが黒草を食する際にこのココアマヨネーズを使った。

 

ホワイトアップル(果実)

捕獲レベル:1以下(人工栽培可能)

トリコ原作に登場する林檎。トリコの日常を描いたシーンでデザートとして採集されていた。『ホワイトアップルパイ』は女性に人気のスイーツとのこと。

 

水晶コーラ(清涼飲料)

捕獲レベル:野生では19

トリコ原作に二度登場した、水晶の樹の種を原料とするコーラ。一度目はグルメタウン内の三ツ星自販機に置かれており、二度目はグルメ馬車内で料理と共に提供された。

 

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