気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 強化訓練はシャルルが行かないのでぶっ飛ばします。
 ·········ヤバい、北野君が空気になってる。




いつも通り

 

 

 

 

 

 二度目の襲撃から2週間程経過した。

 

「おはよう、シャル君」

 

「おう、おはよう。」

 

 北野に挨拶を返し、席に着く。今日も三ノ輪さんと登校したが問題が早めに解決したため今日は余裕を持って学校に着くことができた。

 

「鷲尾、おはよう。」

 

「えぇ、おはよう。」

 

 いつも通り、鷲尾さんに挨拶して席に着く。

 

「いつも元気ね」

 

「おう!それが取り柄なんでね」

 

 いつも明るくを心情にしたんでな。

 

「シャル、おはよ〜」

 

「おはよう。今日も朝から眠そうだな·····」

 

 眼が半分閉じかけてますよ·····乃木さん。

 

「前から気になってたんだけど······」

 

「んっ、どうした?」

 

 眠そうな感じだったのが一瞬で切り替わり、面白い事を思いついた時の顔になる。·····目がシイタケ·······

 

「ミノさんとシャルって付き合ってる?」

 

「――――ッッ!!」

 

「どうしてそうなった·····??」

 

 隣で鷲尾さんがメッチャ驚いてる。

 

「だって、毎日朝一緒に登校してくるでしょ?」

 

「まぁ·····確かに」

 

「しょ、小学生で、で、っ、付き合うなんてハ破廉恥だわ!」

 

 まず鷲尾さんは落ち着け。ここは三ノ輪さんの名誉のためにしっかりと誤解を解いておかないと。

 

「結論から言うが―――」

 

「ゴクリ·······」

 

「はわわわ······!」

 

 ゴクリって自分で言う人、初めて見たよ。いや、そもそも何故、擬音を自分で言ってんだ?

 

「オレと銀は付き合ってない。」

 

「そうなんだ〜」

 

「私は信じていたわ」

 

 何を??何処にそんな真剣な顔で信じる場面があったんだろうか······。

 

「シャルはミノさんの事、どう思ってるの?」

 

「カッコイイと思ってるよ。」

 

「カッコイイ?」

 

 初対面の俺を助けてくれたし、いろんな人の助けにも入っている。 それだけでもうカッコイイってな。シャルルマーニュならそう言うさ。

 

「人の為に動ける人は誰だってカッコイイんだよ。当然お前らもな。」

 

 そんな小さな体であんなバケモン達に勇猛果敢に挑むってのは中々出来ない。俺だって、シャルルマーニュじゃなきゃ尻尾巻いて逃げる自信がある。

 

 そんなお前らを俺はカッコイイと思ってるよ。

 

「えへへ〜」

 

「あ、ありがとう。」

 

「おう。」

 

 俺もさいっこうにカッコよくならないとな。そうすればジュワユーズの真価も発揮出来る筈だ。

 

「おっと、もうそろ時間だぜ。」

 

「そうね、席に戻るわ。」

 

「えぇ〜もっと話したかったのに〜」

 

「まぁまぁ、後でも話せるだろ?」

 

「う〜ん····そうだけど」

 

「ほら乃木さん、戻りましょ。」

 

「······うん、分かった。」

 

 鷲尾さんに連れられ乃木さんは席に戻っていった。

 

「――――皆さん、おはようございます。」

 

「「「おはようございます。」」」

 

 視界に蹲ってプルプル震えている三ノ輪さんを納めて、不思議に思いながら、挨拶を返す。今日も学校頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――ふぅー、終わった。」

 

 6限全てが終わり、皆それぞれ下校していく。

 

「シャル君、今日どう?」

 

「おっ行くか!」

 

 今日は暇だし、釣りに行くか。

 

「今日こそ大物釣ってやるぜ!」

 

「あそこの川にデカいのいるかなぁー?」

 

 まぁ、いないでしょうね。

 

「現地集合でいい?」

 

「おっけー」

 

「それじゃあ、また」 

 

「おう。」

 

 北野とは別れ、家へと急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、じゃんじゃん釣るか。」

 

「うん、そうだね。」

 

 いつも通り釣り糸を垂らす。この作業には慣れたもんた。·······大人になっても、趣味としてやってもいいかもしれないな。

 

「シャル君ってよく仲良し三人組といるよね。」

 

「んーー······まぁそうだな。」

 

 学校内でよく喋ってる部類に入るな。

 

「それで、シャル君はどの子が好きなの?」

 

「ぶふっ!」

 

「だ、大丈夫!」

 

「お、おう·······。」 

 

 まさか、北野からそんな事、聞かれるとは思いもしたかったぜ。

 

「それで······その、えっーと······」

 

「オレはアイツらを人として好きだけど、そっちの好きじゃないな。」

 

「あれ·····そうなの?」

 

「おう。」

 

 当然だろ。小学生好きとかロリコンじゃないんだから···。まぁ······一人、発育が高校生並みの奴いるけどな。

 

「あの三人は男子の中で有名だよ。」

 

「そうだろな」

 

 あの三人は美少女の類に入るだろう。特に鷲尾さんはアレがデカいから視線がいっちゃうだろう。まぁ、俺は鍛えてるから。

 

「北野は誰か好きな奴いるのか?」

 

「いや、えぇーっと····好きとかよく分からなくて····」

 

「まぁ、まだ時間はたっぷりあるんだからじっくり考えていこうぜ。」

 

「うん、そうだね。」

 

 そう、まだ時間はたくさんあるんだ。世界が滅びない限り·‥·····

 

「おっ、引っ張ってるぞ!」

 

「あっ本当だね。」

 

「おっ、力強いな!」

 

「もしかして、本当に·····!」

 

「よしこい!デカいのこい!」

 

 今回こそデカいの釣ってやる。

 

「おらっ―――!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にいいの?」

 

「おう、俺は昨日の残りのシチューがあるからな。」

 

「いや······でも――――」

 

「まぁまぁ!貰っとけって」

 

「う、うん、ありがとう。」

 

 釣った、結構デカい魚(名前は知らない)を渡す。俺は昨日の余りだけで十分だからな。

 

「あっそうだ。」

 

「どうした?」

 

「日曜日、大橋付近で釣りするんだけど、シャル君も一緒にどう?」

 

「おっいいな、それ!」

 

「じゃあ一時に現地集合ね」

 

「分かった。絶対行くぜ!」

 

 明後日が楽しみだな。

 

「それじゃあ日曜日ね」

 

「おっけー!またな。」

 

 神樹館前で北野と別れて家路に着く。

 

「ふぅー、今日も楽しかったな······。」

 

 家に帰ったら、シチューを温めて食べて、勉強して····それから·····特にやる事はないし、早めに寝るか。また、今日が終わる。

 

 

 

 






 久しぶりの日常回でした。まぁ次も前半部分は日常回なんですけどね。あっちなみにシャルルの命の基準は
 勇者>>>>>>万人>>>>自分って感じです。 

100話記念はなにがいいですか?

  • 天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
  • のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
  • 誰かとの√[シャルル、誰か]
  • その他(感想へゴー!)
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