気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 やぁやぁ。趣味全開のヤツを投稿したものです。ども。今回は実家訪問するらしいですよ。それでは、どぞっ。



花結いのきらめき【21】

 

 

 

 

 いざこざを終わらせた後⬛⬛をこき使い、その日する予定だった依頼の片付けを完了させた。その後、御影がいるであろう病院にお見舞いへと全員で向かった、のだが·······

 

「お見舞いに来たってのにすまねぇな。入院なしで退院だ」

 

 病室を聞き出そうと職員に聞こうとしたところに御影が普段と変わらない様子で登場。その後ろからシャルルも顔を出す。

 

「それは良かったが··········傷の方は大丈夫なのか?」

 

「問題なし、だってよ」

 

「激しい運動控えろって言われたろ。大人しくしとけよ?」

 

 へっちゃらそうにする御影に釘を刺すように言う。実際、退院出来るぐらいの状態だが傷は深い。それもまだまだ閉じかけていないものだ。当然、そんな状態で動けば再度病院にお世話になることだろう。

 

「シャルくんは大丈夫?」

 

「ん?俺?」

 

「アンタもアンタで左腕怪我したんでしょ?」

 

「あー、アレはー·········」

 

 怪我、というにはあまり損失が大きい傷だったな。シャルルの左腕はあの一太刀によって消し飛んでいる。まぁ、それも神樹からの万全なバックアップで形だけは治っている。

 

「ほれ、この通り治ってるぜ」

 

「?··········透けてない?」

 

「い、いや、気のせい気のせい·······だぞ?」

 

 樹と東郷からのジトーっとした視線をなんとか耐えながら、別の話題を必死に探す。

 

「おっ、そうだ。村正達は今日は何処に泊まる予定なんだ?」

 

「「「············」」」

 

 その質問を喰らい、沈黙する。引き攣った笑みで顔を見合うが、なんの案も出ないようだ。

 

「ちょっと待て。今、記憶掘り返すから」

 

 その言葉を言い終わるや否や、すぐさま瞼を降ろし集中する。どうにかして、野宿だけは避けまいとこの世界に来てからのアイツの記憶を探す。

 

「どうやら、村正さんは他に宛があるようなので歌野さんと水都さんだけ案内しますね」

 

 さらっと省かれる⬛⬛に涙を禁じえない。これはアレですね。御影を殺そうとした罰ですね。甘んじて野宿しやがれ。

 

 これにて解散。未だ思考している⬛⬛とそれの復帰を待っている御影とシャルルマーニュ以外は病院を後にする。

 

「―――よしっ。行くぞ、御影、シャルルマーニュ」

 

「何処にだ?」

 

「なんか俺も入ってなかったか?」

 

 やっと復帰したかと思えば、要領を得ない指示で困惑すするシャルルマーニュ。そして、何故か自身までも指名された御影。

 

「そりゃあもちろん、お前の家にだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、あれから車を走らせ俺達は丸亀市に来ていた。夜遅くだが、問題ない。明日は日曜日だ。⬛⬛以外は余裕がある。

 

「黒耀········変な巡りだな。これも運命か?」

 

「ただの偶然だろ」

 

 黒耀という名前に反応するが、ただの偶然として片付けられる。初代当主の名前を聞けば、それは確信に変わるだろうが········知る余地はないな。

 

「てか、俺の家系なんてほんとにあんのか?」

 

「俺が持つ記録が正しいならある。正しくなきゃ········まぁ、そこはどうでもいい。さっさと呼び鈴鳴らせ」

 

「わかった」

 

 デカい門についているインターホンを鳴らす。

 

 御影 士郎は自身の死を知っている。300百年経った今でも壁があるのが何よりの証拠だ。だというのに自身の子孫達がいる··········どないなってんねん。

 

『はい、何方様でしょうか?』

 

「御影 士郎だ」

 

『········少々お待ちください』

 

 どうやら、使用人が出たようだ。御影 士郎という名前を聞き、少しの間があったが伝わったようだ。

 

「なぁ、今日ここに来た理由ってなんなんだ?」

 

「そりゃあ面白そうだったからだろ」

 

「はぁ·······?」

 

 応答待ちしている御影の後ろでコソコソと話す二人はさて置き、インターホンからガチャリとなにか切り替わる音がした。

 

『今変わった。君が御影 士郎本人で間違いないか?』

 

「そうだ」

 

『ふむ········立ち話もなんだ、入り給え』

 

 その言葉と共に扉が開く。遠隔操作出来るのかー、と関心している後ろ二人を残し、一人入っていく。

 

「俺達は霊体化してウロウロしとくか」

 

「だなっ。てことで士郎、初めての帰省楽しんでこいよ!」

 

「帰省、って·······別にここは俺の故郷じゃねぇんだがなぁ·······てか、お前ら自由過ぎんだろ」

 

 勝手に連れてきて、後はお前に任しまーす。とか、大赦でもしねぇよ、と愚痴りながら門を潜り乃木家に負けず劣らずの屋敷へと歩いていく。

 

 その間にシャルルマーニュと⬛⬛は霊体化し、屋敷に侵入。これでまた罪が増えたな。

 

 

 

 

 

 

 

 





 短めすんませんっ!これで勘弁してくださいっ!

人気投票をしようっ!←バカに付き合って下さい。お願いしますっ!

  • シャルルマーニュ
  • 御影 士郎
  • ⬛⬛ ⬛⬛
  • 結城 友奈
  • 東郷 美森
  • 犬吠埼 風
  • 犬吠埼 樹
  • にぼっ······三好夏凜
  • 乃木 若葉
  • 上里 ひなた
  • 高嶋 友奈
  • 郡 千景
  • 土居 球子
  • 伊予島 杏
  • 白鳥 歌野
  • 藤森 水都
  • 乃木 園子
  • 三ノ輪 銀
  • その他(北野とか柚葉とか)
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