いやぁ、約一ヶ月ぶりの花結いですね。
ブルアカでストーリー読んでいると時間が流れるのが早い早い。やっと第二章終わりました。今は補習部顧問してます。
第一回の点数·········マジか。
てことで前回のあらすじ!
誘拐された御影が颯爽と登場して造阪神からの総攻撃を斬り伏せました!以上!!
御影誘拐事件の翌日。火曜日であるため各々いつも通り授業を受け、放課後である今は勇者部部室に全員集合していた。
全員がいるのを確認した後、風先輩が口を開く。
「じゃ、今日も活動を、と言いたい所だけどひなたから話があるみたい」
いつもながらのパターンと思わせてのたまにあるひなた連絡。つまり御役目関係に関してだ。
そんな訳で風先輩は黒板の前から外れ、ひなたへ譲ろうとするが·······その当の本人が中々現れない。
「あれ?ひなたいるよね?」
思わず風先輩がそう零す。
確かに部員確認時にはいた。なんなら神樹館組を引率してきていた。が、風先輩への返答はなし。
何かおかしいと思った若葉がすぐさま普段ひなたが座っている窓際席へと視線を向ける。
「いない·······士郎、ひなたが何処にいるか知っているか?」
ひなたが定位置にいないのを確認し、その隣が定位置の士郎へ問いかける。顔は俯いており表情は伺えない。
「―――――――」
「士郎········?」
「ふむ······」
返答も反応もない。まるで死人のようにその場を微動だにしない。
あまりにも不自然。そう感じ、シャルルが席を立つ。それに全員が続き、事故現場に群がる第三者のように御影の周りを囲む。
そして先頭であるシャルルが机を横切り、御影の様子を伺おうと覗き込むと―――
「ぐぅ·······!」
何かを喰らったのか突如として呻き声を上げ胸を抑える。そんなシャルルを見てかすぐさま駆け寄る銀。
「どうした!?」
一大事と認識した銀が声を荒げシャルルへと声をかける。
「と、―――ッ」
「と?」
片膝ついて蹲りながら返答しようと試みるも半ばで詰まり、中々言葉にならない。
その間に他は机から身を乗り出す勢いで御影の様態を確認しようとしていた。
「尊い―――ッ!」
「「びゅぉぉぉぉぉ······!!!」」
「·········はい?」
尊い、確かにそうだ。この光景を見れば誰であろうがそう思う。園子sが抑え気味のびゅぉぉにした理由もわかるだろう。
「「――――――――」」
「寝てる·······」
「寝てるね」
そう友奈sが呟いた通り、御影―――それといないと思っていたひなたが眠っている。それもひなたが御影の膝に頭を乗せ、静かに寝息を立てている。所謂膝枕というものだろう。
「御影さんとひなたさんは仲がいいんですね」
穏やかに眠っている御影とひなたを見て、微笑みながら水都が呟いた。しっかり声量を落として。
「仲は良いにはいいが········」
「この二人が布団以外で寝ている場面なんてタマは見たことないゾ」
西暦勇者それぞれが仲が良いのは周知の事実だ。しかし、この二人がこうやって人目を憚らず寝るというのはこれまでなかった。
「·········そう言えば、12時まで起きてたわね」
「そんな夜遅くに何を·······あれ?どうして千景さんは知ってるんですか?」
「···········」
「千景さん?」
ぐいっと近づいてくる小銀から目を逸らすようにそっぽを向く。どうやら千景も夜更かししていたようだ。
「········どうする?」
一頻り見守り、写真を撮っていたシャルルが全体に問いかける。
このままそっとしておくか。それとも心を鬼にして起こすか。ひなたを起こさない限り話が進まない、ということを考えると起こすのが定石だろうが·········起こしたくないという想いが込み上がってくる。
「ぐ、ぐぐぐ······っ!起こすしかないでしょ·····!」
歯を食いしばりながら苦渋の決断をする部長。やはり、このまま起きるのを待つというのは時間的に厳しい。一先ず起こして話をしてもらってからもう一度寝てもらうことにしたようだ。
その選択で決まり、一番近くにいた若葉がそ〜っと手を御影へ―――
「いやいや。こんな幸せそうに眠ってる人を起こすのはダメでしょ」
若葉の手がピタリと止まった。
静止されたからではない。それよりも予想外な出来事が起きたが故に手を止めた。
「休める時に休む。万全な状態を維持するには大切なことだ」
「それは同感だが·······自己紹介を求めていいか?」
驚愕し思考が止まっている皆に変わり、シャルルが黒板の前に立つ者へと自己紹介を求める。
面識が全くない少女が二人。一人は日に焼けた褐色肌が特徴的で、もう一人はアンダーフレームの眼鏡、そして白いカチューシャが特徴的だ。
「私は秋原 雪花、北海道で勇者やらせてもらってるよ」
「北海道··········はでっかいどう」
「あ、やっぱり言いたくなるよね。神世紀でも現役で嬉しいよ」
シャルルが誰の耳にも届かないようにと最小まで下げた定番ネタはしっかりと雪花の耳に入ってしまった。しかし、他の者には聞こえなかったらしくツッコまれることはなかった。
「北海道!ってどこ?」
「ホタテ漁で大金持ちになれるとこだ」
「へぇ〜?」
「そんなアバウトな説明じゃダメよ。こう、デッカイ括りでいかなきゃ。北海道だけに」
「はい、撤収〜」
やはりおやじギャグは許されなかった。歌野が犠牲にはなったものの北海道がどうこうの話は終わりもう一人の勇者へと矛先が変わった。
これ以降、神世紀組の中での北海道のイメージがホタテとデッカイだけになるが然程問題はないだろう。
「え〜っと、それで·······そちらの方は?」
「·······古波蔵 棗だ。沖縄から来た」
沖縄と北海道、どちらも県がつかない都道府県·······そんなのはどうでもよく。
新たに来た二名の自己紹介に返す形として眠っている御影とひなた以外は現状の説明とそれぞれの自己紹介を行った。
「と、いうことだけど········わかった?」
「把握した。わかりやすい説明、感謝する」
未だひなたが夢の中ということもあり、今回は風先輩主導で現状&目標について説明したようだ。
理解した棗とは裏腹に雪花はなにか思い悩んでいる様子。
「白鳥 歌野·····藤森 水都·······あ、諏訪の」
「うん?私とみーちゃんは諏訪の豊かな大地で農業王目指してたけど··········どこかで?」
「えっと、畑耕したり作物育てたりしてました········」
「あいやー·······事情が事情だから本人に聞いた方がいいかな。ほら、そこで寝てる⬛⬛に·········左腕どこかで落とした?」
視線を向けてようやく気づいたのか何も通らない裾を注視する。
確かに初見で村正と御影を見分けることは至難の技だ。完全に瓜二つと言うか、同個体である。V厳選しなきゃ·······。
見分ける方法は二つ。左腕の有無と雰囲気の差異を勘で気づく。
と、御影と村正の違いは今は問題ではなく、秋原 雪花が寝ている御影 士郎を指した名。その名はとうの昔に消されている名であり、知っている者=直接彼に会ったということ。つまり、彼は北海道に行ったことがあるということになる。
「そこで眠っている者は御影 士郎であり、⬛⬛ではない」
「え?分裂した?」
「士郎さんはプラナリアだった!?」
「単細胞生物なのか」
「そんな訳ないでしょ!?」
素なのかボケなのかわからない棗に花凜のキレッキレのツッコミが入る。
少し説明するとプラナリアは単細胞生物ではなく、ただ再生能力が可笑しいだけの生物だ。とある実験で三等分すると、それぞれの切断部から足りない部分が再生し、結果として三匹になった。生物は不思議。
「で、実際はどゆこと?」
「それは·······―――」
―――樹海化警報が鳴り響く
「コレが樹海化の合図か」
「こっち来て早速だけど、行ける?」
「わかった、戦闘は任せろ」
「「か、かっこいい·······!」」
突然の樹海化ではあっても凛とした立ち振る舞いに樹とシャルルが思わず感嘆する。シャルルに至っては王としての霊基でやっているため違和感が半端ない。
「よし、それじゃあ士郎を起こ―――」
―――花弁が舞った。
インフルエンザBがこれ程までにキツイとは·······人生で初めて吐いてもうた。しかもうどんを······。
食った時は美味しかったんです!その後飲んだポカリが原因かなぁ·······。まぁ、汗がドバドバ出て結果的には良かったのかもしれん。
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シャルルマーニュ
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御影 士郎
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⬛⬛ ⬛⬛
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結城 友奈
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東郷 美森
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犬吠埼 風
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犬吠埼 樹
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にぼっ······三好夏凜
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乃木 若葉
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上里 ひなた
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高嶋 友奈
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郡 千景
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土居 球子
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伊予島 杏
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白鳥 歌野
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藤森 水都
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乃木 園子
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三ノ輪 銀
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その他(北野とか柚葉とか)