今回は吹っ切れたバカでお送りします。
「戻って·····これたのか····?」
もう、太陽が落ちている。時間てきには夕方か······あとはここがどこかだな·····
「······墓地か?」
周りを見渡すと沢山の墓があった。······それにしても凄く綺麗にされている。どっかの偉い人の墓か?
「英霊之牌?」
大岩に『英霊之牌』と刻まれている。英霊って、まさか···アーサ王とかギルガメッシュみたいなガチもんの英雄じゃないよな?
「この絵·······」
大岩の側にガラスケースがあり、その中に大和絵が飾られている。勇者のような服を着て、武器を構えている。ナニかと対峙してるような感じに描かれている。
「昔の勇者ってことか」
戦っているのは、あの変な生物だろう。·····あれ、ってことは、この墓は·····全部、昔の勇者ってことか。パッと見千以上の墓がある。
「····女性しか描かれてないな」
大和絵を回って見たが、女性しか描かれていない。·····ん?
「ちゃんと男性もいんのか」
一枚だけだが、描かれている六人の勇者の中に一人だけ、男性が紛れ込んでいる。
「――――」
······何故だろう。この黒髪の男を見ていると無性にイライラしてくる。どんな人物かも分からない筈なのに····
「······帰ろう。」
学校は休んでる事になってるのだろうか·····まぁ、これから取り返していくか。
「よぉーし!今日も一日頑張っていくかー!」
心機一転して、俺として一日一日を楽しんでいくか。今の時間は7時、今から家を出れば余裕で7時30分には銀の家に着く。
「ガス栓よし、忘れ物なし、鍵よし!」
声出し確認OK!行くとするか·····これから俺はシャルルマーニュの皮を被った別人になる訳だが····しっかり戦えるかなぁー····まぁ、心配事ばかり抱えても良い事ねぇからポジティブに行くか。
「おはよう、銀!」
「········ぇ」
いつも通り、銀と一緒に登校するために家の前で待機していた。
「どうしたんだ?」
「それはこっちのセリフだわっ!」
「??」
「三日間学校に来ずに何してたんだよ?」
「まぁまぁ、まずは学校に行こうぜ!」
「あっ、ちょ押すなって!」
とりあえず、学校に向かわないと間に合わない。
「行く途中で話すからさ」
「あぁーもう·····分かったよ」
さて、どう言い訳したもんか·····馬鹿正直に英霊の座でシャルルマーニュと話してましたー、とか言うと絶対頭のおかしい奴だと思われる。ここは適当にはぐらかすか。
「それで、何で来なかったんだ?」
「えぇーっと·······あっそうだ!実は親戚の人に急に呼ばれちゃってな·····」
「絶対嘘だろ········」
何で分かったんだ·····!俺の嘘は完璧な筈···!!
「じゃあ――――」
「じゃあとか言ってる時点でアウトだろ!」
「銀······嘘を見抜く天才だな···!」
「シャルって案外、バカなんだな·······」
「俺はバカじゃない!―――気持ちのいいバカだ!」
そこ、間違わないでもらて
「バカはかわらないんじゃ······」
「それで今日のテストの話だっけか」
「違う違う!学校休んだ理由!」
くそ······上手く話を反らせなかったか·····。
「うーん、今考えるからな·····」
一番ありえる理由は·····
「本当の事、言ってくれないのか······?」
「······すまねぇ。」
言った所で理解できないだろうしな
「いつか言ってくれる?」
「その時が来たらな」
本当に信用してくれた時に話してもいいかもしれない。
「·······うん、じゃあ待つよ!」
「――――!」
そういえば、そういう奴だったな·····銀は。
「ありがとな、銀」
「どういたしまして!」
この後無事、問題に巻き込まれてダッシュで学校に向かいましたとさ。
「銀さきに入っていいぞ」
「?·····分かった。」
ここは俺がドーンと登場して元気ですよっと伝えないとな
「――――!」
勢いよく扉を開ける。
「「「······?」」」
「シャルルマーニュ!帰還しましたっ!」
決まった······。
「シャルらしいな······」
なんか、銀がジト目で見てくるんだが?
「シャル君、この三日間なにしてたの?」
「ズル休み?」
「怪我したの?」
「まぁまぁ、落ち着け」
一気に押しよして来やがったか····まぁしゃあないな。
「それでなんで休んだの?」
「それはな―――世界を救ってたんだ」
「すご〜い!」
「いや、嘘でしょ!」
「おっ、鷲尾おはよう!」
「えぇ、おはよう。」
「よく、嘘だと分かったな。」
「いや、誰でもわかるでしょ···」
くそ·····俺の周りに嘘を見破る天才が多すぎる···!
「えっ!嘘だったの·····!」
「園子は変わらないなぁ〜」
「そのっち······」
「普通はわからないよな!乃木」
鷲尾と銀が嘘を見破る天才なだけで他の人はわからないよな。
「だって、シャルなら世界救えそうだな〜って思ったんだ。 」
「確かに······そんな感じがするわね。·····何故かしら?」
「あれじゃないか······シャルがアニメの主人公みたい顔してるからじゃないか?」
まぁ、確かにシャルルマーニュは主人公みたいな容姿だけれども·····
「白髪があって特徴的だしね」
「これ白髪じゃないからな!メッシュだからな!····自毛だからな」
「ほら、もう時間よ。」
「はーい」
そろそろ安芸先生が来るし、席に座るか。
「銀も」
「はぁーい」
鷲尾が名前呼びになってるな。無事、打ち明けられたのならよかった。
「·······」
席に着き、教科書を引き出しに入れていく。さて、北野に謝罪を伝えないといけないが······どうしたもんか。授業後の休み時間に行くか
キーンコーンカーンコーン
「それでは終わります。日直の人お願いします。」
「はい。起立、気をつけ·····礼。」
「「「ありがとうございました。」」」
「よし、終わった。」
早速、北野のとこに行くか。北野の席は前の扉のすぐ側だ。
「ちょっといいか、北野?」
「·····なに?」
いつも通りの北野だが、きっと内心はぶっ殺すぞテメェってなってる筈だ。ここは誠心誠意を籠めて謝らないと
「日曜日、バックレちまってすまねぇ····!」
「それはいいんだけど·····体調は大丈夫なの?」
「それはもう、バリバリ元気だぜ」
「そっか····それだったら、今週の日曜日に行く?」
「!·····おう!今度こそ大物釣り上げてやるぜ!」
北野に天使の羽がついてるように見える。いやぁ、俺だったら殴り飛ばす自信があるけど、許してくれるなんて控えめに女神様だな。·······まぁ、俺が知ってる女神にいい奴はいなかったような気がするけど·······
「それじゃあ、俺は戻るな。」
「うん。」
次の授業の準備をするため、席に戻る。次は社会だから俺にとっちゃあ復習みたいなもんだな(得意教科)。社会の考査で満点以外、取ったことないから····ドヤァ。まぁ····なんか、俺の知らない約三百年間があるけどな。
「ふぅ·····」
やっと授業が終わった。今回も全理解できたし、このまま帰るか。·····そういえば、予想外の出来事があったから消耗品が買えなかったのか······まぁ今週の土曜に行けば問題ないな。
「シャル君、今日どう?」
今日は帰ってあの本を読まないといけないから無理だな···心苦しいがここは断るか。
「あー···すまねぇ、今日は用事があるんだ。」
「それじゃあ仕方ないね······。」
「また、誘ってくれるか?」
「!····もちろん。」
「ありがとな!」
やっぱ北野は最高だぜ!
「じゃ、また明日な」
「うん。」
北野と別れ、教室を後にする。
「よしっ、読むか」
家に帰り、俺の部屋に置いておいた古ぼけた箱から『勇者御記』と書かれた一冊の本を手にする。
「埃ヤバいな·····」
だいぶ年季が入ってるため、荒く使うと破けそうだな。優しく扱わないと····
「······」
そっと捲る。どんな事が書いているのか――――
補足
・次から、アンケート次第でのわゆ編です。
まさか、わすゆからのわゆに行くとは思いもしなかったです。ちなみにアンケートは今週の金曜日の23時59分までです。ご協力お願いします。
100話記念はなにがいいですか?
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天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
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のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
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誰かとの√[シャルル、誰か]
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その他(感想へゴー!)