気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 サブタイトルを考えるのが一番時間かかってるような気がする。出たとしてもぱっとしないし·····どうしたもんか。




ある日の一コマ

 

 

 

 

 

 

 

 ある日の昼休み。今日はとても暑いということもあり、外に遊びに行く人数が少ないため俺も教室でひんやり涼しく過ごしていた。

 

「それはー·····瑞鶴か?」

 

「!····えぇ、そうよ。よくわかったわね。」

 

 そんな細部まで描かれてんだ。特徴さえ知っていれば誰でもわかる。

 

「ずいかく、ってなに?」

 

「翔鶴型航空母艦の二番艦瑞鶴よ! 旧世紀、昭和の時代に数々の戦いで活躍した我が国の空母よ! 囮になって最後の最後まで頑張ったの……!!」

 

「お、おぉ〜·····?」

 

 詳しすぎねぇか·····だいたい三百年前の出来事なんだけど······

 

「色々ガチ過ぎないか·····てか、よくシャルはわかったな」

 

「ちょっと前にな、そういう映画を見たんだ。」

 

「なるほど」

 

「それってどんな映画!?」

 

「あぁー·····タイトルまでは流石に覚えてないな。」

 

「そう·······」

 

 ちょっと前······ではないがまだ覚えてる。記憶力はいいほうだからな。言わなかったのはこの世界にその映画がないという可能性があるからだ。

 

「わっしーはそういうの好きだもんね〜」

 

「前も熱弁してたもんな」

 

「そうなのか」

 

「えぇ!夢は歴史学者さんだから」

 

「おぉ〜!」

 

 凄いな····小学生で将来の夢をここまで胸を張って言えるとは·····俺はー·····特になんも考えてなかったな。

 

「三人は何か夢はあるの?」

 

「私はね〜、小説家とかいいな〜って思ってて。時々、サイトとかに投稿してるんだ〜」

 

「あー···なんか納得。」

 

「独特の感性だものね。」

 

「乃木にピッタリだな。」

 

 乃木が描いた絵。一言で言えば、わからない···だな。

 

「銀の夢は?」

 

「幼稚園の頃は家族を守る美少女戦士になりたかったな」

 

「分かるわ!お国を守る正義の味方は少女の憧れよね!!」

 

「お、おう····?」 

 

 正義の味方か·····赤髪の少年が真っ先に頭に思い浮かぶな。大人になると名乗り難くなっていくんだよなー。

 

「今の夢はなんなんだ?」

 

「家族って、いいもんだからさ。普通に家庭を持つのも悪くないかなって······だから、今の夢は·····お嫁さんかな?····って···」

 

「っ―――!」

 

「ミノさん!」

 

「銀·····!」

 

「おわっ!」 

 

 これがギャップ萌·····ってやつか。危うく持ってかれる所だっだぜ。

 

「なんだよ〜くっつくなよ〜。」

 

「カメラがないっ···!」

 

 学校ということもあり、カメラ類を一つも持ってないのが悔やまれるな。この光景を脳裏に刻みつけとくか

 

「ところで、シャルの夢は何なんだよ?」

 

「俺?う〜ん、そうだな〜······」

 

 夢······夢かぁ〜。特に考えたことないな。前の人生を全人類に誇れるぐらい全力で生きたしな····あっ、そうだ!

 

「大人になったらさ。」

 

「うんうん。」

 

「大人になったら····?」

 

「仲いいやつらで集まって、昔の事を笑い合って話してみたいもんだ。······今ん所、これが俺の夢だな。」

 

「同窓会みたいなものかしら?」

 

「まぁ〜···そんな感じだな!」

 

 俺の一生で出来た友人の数は驚きの一人!という事でね。そういうのに憧れるんだよな〜!

 

「おぉ〜、いいなソレ!皆でうどん食べながら生活の愚痴を愚痴るとかよくテレビで見るし」

 

「ん?それは···なんか違う感じがすんだけど·····」

 

 哀愁漂う背中がくっきり目に浮かんだわ······。上司がうざいとか聞こえてきそうだな。

 

「ミノさん···それは誤った知識だと思う····」

 

「銀、私が推薦するからアニメ····一緒に見ましょ?」

 

「え、えっ?どうしんだよ三人共?」

 

「俺は平常運転だぞ」

 

「気のせいだよ〜」

 

「いつにする?私はいつでも空いてるわ。」

 

「ほんとに見るのか····時間があったら連絡するわ。」

 

「いつでも待ってるわ。」

 

 ガチで言ってたのか····鷲尾は嘘と本当かわからないんだよな。冗談を言わないような感じがするし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほいっ、出来たぞ。」

 

 また別の日。この前、鷲尾に頼まれた品がようやく出来た。案外時間がかかったな。まぁ、やりがいがある仕事だったぜ。

 

「もう出来たの?」

 

「おう。さくっと完成させたぜ」

 

「なんだなんだ?」

 

「これは、楽譜····?」

 

 国防体操·····だったけな。歌詞を聞いた時は耳が壊れたのかと疑ったぞ。

 

「えぇ。私がこの前、シャルルマーニュ君に頼んだの」

 

「へぇ〜·····ってシャル楽譜書けるの!?」

 

「簡単なヤツなら書けるぞ。これもラジオ体操を少し低くしただけだしな。」

 

「う〜ん····読めない。」

 

「読めはするんだけど、作るまでは出来ないかな〜」

 

「三人なら基本を抑えれば、ちゃちゃっと作れるようになると思うぞ。」

 

 特に園子はセンスがピカ一だからな。有名人になりそうだな。

 

「アタシはパース。音楽作りの予定はないかな〜」

 

「私もいいかな。わっしーは〜?」

 

「いいわね。音楽の力で我が国の素晴らしさを知らしめるの····!」

 

「よしっ、任せろ。明日、まとめたプリントを持ってくるから」

 

 その意気込みはよしっ。ちょっと······理解出来ないけど········

 

「で?結局、この楽譜はなんのために用意したんだ?」

 

「それは聞いてないな·····鷲尾、何に使うんだ?」

 

「今度のレクリエーションで使うの。」

 

 あぁ、来週ある低学年に向けたやつか。俺もなんか用意したほうがいいかな?まぁ、困ったらマジックでもするか。

 

「もしかして·······前のか?」

 

「そうよ。」

 

「どゆこと?」

 

「前ね〜、夢でわっしーがこういう服を着てたんだ〜」

 

 園子のスケッチブックを前に出される。そこには軍服のような服を着た鷲尾が描かれている。

 

「おぉ〜!カッコいいな!」

 

「そうでしょ!シャルルマーニュ君も一緒にどう?」

 

「やるやる!」

 

「じゃあまずは振り付けからね」

 

「はい!ビシバシ鍛えてください!」

 

 この後、全てを完璧にした。そして本番も無事成功···だったのだが、子供達を洗の、ン゛っ!思想を染めてしまった。その結果、俺達は安芸先生にこっ酷く叱られてしまった·······。まぁ、楽しかったし·····いっか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明日のおやつ、何持ってく?」

 

「う〜ん。そうだな·····駄菓子屋に行ってから決めるか」

 

 またまた別の日。学校も終わり、今日も釣りに行こー!とはならなかった。明日の遠足(みたいなもの)に持っていくおやつを北野と共に駄菓子屋に向かっている。

 

「三百円以内だから·····十個以上は買えるね。」

 

「そんな買ってもなー、食いきれるかって問題が出てくるんだよな」

 

「あぁ····確かに」

 

「だろ。ってことで、軽めのヤツをパッパッと買って早めに帰ろうぜ。」

 

「······そうだね。明日、遅刻したら台無しだもんね」

 

 降水確率は0%だったし、中止の心配はない。目一杯楽しむとしよう。

 

 

 

 

 

 





 補足
・\\国防仮面三号//
・ラブレターとか園子の夢はカット
・シャルルにラブレターとかあったけどそれもカット

 はぁー······次か。

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