気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 アスレチックス一回もしたことがない人が書いてるので温かい目で読んでください。運動しろデブ!

 探したらモデルの場所があった······もう書いちゃったし·····もういいや!



アスレチックスガチ勢

 

 

 

 

 遠足当日、バスで移動して少し遠くの有名な観光地に来ていた。アスレチックスコースや庭園が人気らしいが···全く知らなかった。それはさておき、今は全力で遊ぶか!

 

「―――いやっふう!!」

 

「凄いテンションだね·····」

 

「ここまで来たのに遊ばないっていう選択肢はないぜ。さぁ、北野もアスレチックスに挑戦だっ!」

 

「·····そうだね。僕もたまにはやってみようかな」

 

「じゃ、俺は先行っとくぞ」 

 

「あっ、う―――――ってもういない····。」

 

 確か、ここから反時計回りにやっていって最後に鐘を鳴らせば終了だったけな。つまりコレは·····巡礼の旅ってことか。あっすみません、巫山戯すぎました。

 

「まずはこっからだな!」

 

 タイヤがぶら下がっている。名称は不明、皆を見る限りタイヤの穴を通っていくゲームなんだろうな。ここは序盤だし、さくっと行っちゃうか。

 

「よっ、――と!」

 

「おぉ〜!」

 

「すごっ!」

 

 タイヤに体を通したら後は簡単。勢いよく、穴をスッといくだけ。はい、次。

 

「猿渡か」

 

 楽勝楽勝。

 

「ほいほいほいほい、よし。」

 

「猿がいる·····。」

 

 はい、次ー。

 

「ほうほう、なるほどなるほど······?」

 

 ジャンプしていくやつか。球体ってのが厄介だな。さてどうしたもんか·······あの吊り下げている棒を掴んで離してを繰り返すのが一番いいな。

 

「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ!」

 

 棒いらなかったなよ········英霊の肉体ってすげぇんだな。改めてそう思うよ。ってかここに来てるのは俺だけか······一位取っちゃうか。

 

「これでラストか?」

 

 垂直な壁に網が吊るされているだけだな。普通に登るのもありだが·····ジャンプでいいか。

 

「はっ!うぉっと、あっぶねぇ〜」

 

 一瞬、体のバランスを崩して落ちそうになったが無事着地。これでアスレチックスは全部制覇したな。鐘鳴らしに行こー

 

 

 

 

 

 

「いっちばんのりー!!」

 

 鐘の音が響く。初めて聞く音だし、俺が一番だろう。まぁ、一応シャルルマーニュなんでね、こんぐらいはしないとな。

 

「もうクリアしたの!?」

 

「おうとも!」

 

「すごーい!」

 

「だろ!」

 

 シャルルマーニュは凄いだろ〜♪

 

「よっと」

 

 ジャングルジムのような所から降りる。さてと·····残りの時間は何しようかなー······

 

「う〜ん·····」

 

 とりあえずスタートに戻るか。北野がいるかもしれねぇしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ、いたいた。」

 

「シャル君。····さっきの鐘って、もしかして···」

 

「俺が鳴らしたぞ。良い音だったろ?」

 

「そうだけど····もう制覇したの?」

 

「もちろんっ!」

 

 親指を立てグッジョブ·····ドヤッ。

 

「北野も制覇目指して頑張ろうぜ。」

 

「そうだね。まずはここなんだけど······前が詰まってて······」

 

「前?·····あぁ〜、なるほど」

 

 一番前を見た感じ······園子だな。めっちゃぷるぷるしてる。ここ最序盤なんだけどなー·····

 

「どうだ?進めそうか園子?」

 

「あっ、シャルだ〜。いえ〜い!」

 

「イエーイ!」

 

 ???·····何で今、ハイタッチした?

 

「じゃなくてだな園子······ちょっとスピードアップ出来るか?」

 

「······無理かも」

 

「·····よし!こうしよう。俺が手を引っ張るから園子は足を通して行ってくれ。」

 

「――――うん!わかった!」

 

 これなら行けるだろ。·····園子は運動神経いいと思ったんだけどな。

 

「しっかり掴んどいてくれよ」

 

「任せて〜♪」

 

 ·······やっぱ、足の回りはいいんだけどな。なんで進めなかったのか·····これが解らない。

 

「ゴ〜ル♪」

 

「やったな!」

 

「やったわね、そのっち」 

 

「よぉーし!次へゴー!」

 

「わわ、ミノさんちょっと待って〜」

 

「ちょっと銀!?」

 

 行っちまったか。まぁ、北野がゴールしたら俺も行くし、また会えるか。

 

「ねぇねぇシャル君。」

 

「ん、どうした?」

 

「私も····手、引っ張ってくれない?」

 

「?····おう。いいぞ」

 

 この子も進めないのか?得意不得意があるからな、しょうがねぇ。

 

「わ、私もいいかな?」

 

「いいぞー、この次な」

 

「あっ、えっと···私も····」 

 

「順番にやっていくからな、ちょっと待っててくれ」

 

 増えた·······言うて三人だし大丈――――

 

「私もー!」

 

「シャル君!」

 

 ―――夫·····じゃなそうだな·····。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、次がラストだな。」

 

「ほとんど飛ばしちゃったからね······」

 

 猿渡は途中でギブアップ。ジャンプしていくやつは滑って脱落。う〜ん·····まぁ、しゃあないな。

 

「今は銀がしてるのか」

 

「三ノ輪さんは体育の授業でも凄いからね·······あれ?片手だけじゃない?」

 

「おっ、本当だな·····ちょっと危なそうだな。」

 

 よく目を凝らしたらアイツ······片腕で登ってるな。勇者であろうとミスは絶対に起こるってことを知らねぇのか?

 

「でもあと少しで―――あっ」

 

「ッ―――!」

 

 言わんこっちゃない····!

 

「よっ、――と!」

 

「うわっ!?」 

 

 銀をキャッチし、壁を蹴り後方に跳ぶ。バックステップの形になる。

 

「ふぅー····焦ったぁ」

 

「シャ、シャル·····?」

 

「銀!?」 

 

「ミノさん!大丈夫、怪我はない··?」

 

 案外出来るもんなんだな·······今はそうじゃないな。

 

「銀」

 

「な、なに····?」

 

「なんで片手だけで登ってたんだ?」

 

「いや、ソレは···えっと·····」

 

「楽しむのはいいんだが······それで怪我したら元も子もないからな。」

 

「········はい、すみません。」

 

「そうよ銀。ちょっと浮ついてるわよ?」

 

「反省します······ところでシャル?」

 

「ん、どうした?」

 

「そろそろ降ろしてくれない······?」

 

「おっと、そうだったな。」

 

 すっかり忘れてたわ。そっと地面に銀の足を着ける。

 

「よっと····改めてありがとな、シャル」

 

「次がないようにな」

 

「気をつけるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファイアー!!」

 

 ぼうぼうと俺の首ぐらいまで炎が立つ。俺の焼きそばを見せてやる!

 

「燃えてる!燃えてるよ!シャル君!!」

 

「大丈夫だ!」

 

「麺が炭になっちゃうよ!?」

 

「いけるいける!」

 

「いやダメでしょ!??」

 

「うぉおお!!!!」

 

「うぉおお!じゃないよ!?」

 

 もっとだ····もっと·····!!! 

 

 

 

 

 

「うん、美味いな!」

 

「どうして······」

 

「なっ?大丈夫だったろ」

 

「あそこからどうやってコレが出来たのか不思議だよ。」

 

「そうか?」

 

 結構、こうやってする人いるんだけどな·····俺とアイツと·····二人しかいなかったわ。

 

「ま、美味いんだし問題ナシだな」

 

「そう、なのかな·····」

 

「そうそう!」

 

 いやぁー、美味しいなぁ。外で食うご飯ってものはどうしてこう、美味しいのか·····それが解らない。

 

「よし、続き行くか」

 

「えっ、もう?」

 

「おう。あと二時間しかないからな」

 

「·····それもそうだね。」

 

 本当に楽しい時間ってのは早く過ぎるな·····本当に――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあまたなー!」

 

「うん。また来週!」

 

 午後四時、遠足は終わった。いやぁー!本当に良い一日だったなぁ······また、行きたいな。

 

「·······」

 

 家に帰ったら何をしようか·······まずは今日の晩御飯の食材を買いに行って····いや、昨日の余りがあるしいいか。今日はゆっくりしようかな

 

「·······ん?」

 

 この感じ·······樹海化か。さて、今回も―――待て。今、俺は銀達と離れている。この場合、俺はどこに出る?銀達の近く?――――現実での座標と同じ樹海の座標に出るんだろうな。早く合流するしかないな

 

 ――――――花弁が舞う。

 

 

 

 

 

 

 

「さて、やるか。」

 

 擬態の霊基はもうない。あるのは『シャルルマーニュ』としての霊基。俺としての霊基しかない。あとは俺が王勇を示すだけだ。なに、やる事はいつも通り、変に意識しなくていい。

 

「集え、十二勇士よ!」

 

 ――――十二の輝剣が顕現する。静かにフワフワと浮いている。何かを待っている。なら·····俺はそれに応えるまで

 

「百戦錬磨の英雄達よ!俺の王勇(我儘)に命尽きるまで力を貸してくれ!!」

 

 これで貫かれてもしょうがない。十二勇士から見れば俺は、忠誠を誓った王の姿を被った不届き者、なんだからな。

 

「俺に付き合ってくれるのならば――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――最期まで走り抜くぞ!!!」

 

 これが俺だ······世界最高の愚者、裏切り者。なんとでも呼んで貰って構わない。だが、王勇は貫いて貰わせるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 





 補足
・疑似勇士にはローラン達が宿っています。
 ↳多分、本家では宿ってないと思います。
・王道踏破、沿っているなら1ランク上昇。破ったなら1ランク減少。

100話記念はなにがいいですか?

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