気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 原作キャラから見たシャルルの印象です。
 もう········無理······
 




印象

 

 

 

 

 

「なぁちょっといか?」

 

 朝、いつも通り学校へ登校していると、突然話しかけられた。 あぁ、いつものか、と思いつつ声のした方に振り返ると――――

 

「――――!?」

 

 ―――整った顔立ち、空のように青い目、髪は黒いが一部分だけ白のメッシュが入っている。一瞬、心がトキメキかけたが、人を見た目だけで決めるのはいけないと思い、踏み留まる。

 

「·····アタシか?」

 

 心を一旦落ち着かせる。

 

「神樹館に行きたいんだが、迷っちまってな···」

 

「あぁ、それならこのまま真っ直ぐ行けば、すぐだぞ」

 

「おぉ······マジか····」

 

 制服、質問内容を考えると神樹館への転校生かな····?

 

「心配なら一緒に行ってやろうか?」

 

「いや、そこまでしなくても大丈夫だぜ!」

 

 うっ···!眩しい!

 

「じゃ、俺はここで」

 

「おう!気をつけてな!」

 

「この恩、忘れねぇからな!」

 

「そこまでしなくても·······」

 

 この火の玉ガールのアタシに負けず劣らずの活発さだ。これはアタシも負けてられない。火の玉ガールとしての力を見せねば。

 

 

 

 

 

 

 

 朝。今日行う社会の小テストを作っていた。

 

「失礼しまーす!」

 

 扉が開き、元気な挨拶が職員室に響く。

 

「入っていいですよ。」

 

「今日、転校してきたシャルルマーニュです。」

 

 シャルルマーニュカロルス·マグヌス·····神世紀以前の外国の名前····経歴が全て謎に包まれている。

 

「貴方が·····」

 

 神樹様が『御役目に取り込むべし』と先日、神託が大赦の巫女に降りた。彼には当然、勇者適正値はない····なのに何故·····?

 

「?」

 

「····いや何でもないわ、ごめんなさいね。」

 

「それなら良かったです。」

 

「自己紹介がまだだったわね·····私は6年2組を担当する安芸よ、よろしくね」

 

「よろしくします、安芸先生!」

 

 

 

 

 

 左の席の乃木さんは寝ていて、右前の席には誰も座っていない。そんないつも通りの朝のHR――

 

「―――今日は転校生がいます。」

 

 ――どうやら、今日は少し違うようだ。

 

「入っていいわよー!」

 

「······」

 

 そこら中から歓声が上がる。特に女子から。

 

「自己紹介してもらえる?」

 

「了解です!」

 

「オレの名前はシャルルマーニュ!気軽にシャルって呼んでくれ!」

 

 そう言い、笑う彼は太陽のように明るかった――――瞬間、教室が光に包まれた。

 

「きゃっ!」

 

 何これ!?目が開けられない!

 

「ギリギリセーフ!―――ってか眩しっ!」

 

「おおっとすまない。」

 

 少しずつだが、目が開けるようになってきた。先の光は何だったのだろうか·····比喩でもなく、あれは完全に輝いていた。

 

「んっ?」

 

「あぁーー!」

 

 ?·····何かあったのだろうか。

 

「さっき、道尋ねてきたやつじゃんか!転校生だったのかよ」

 

「おうともよ!」

 

 話の内容からして、既に会ってたということかしら?

 

「えーっと、名前····何だっけ?」

 

「そういやぁ、自己紹介まだだったな」

 

「アタシは三ノ輪 銀!」

 

「オレはシャルルマーニュ!気軽にシャルって読んでくれ!」

 

 また、あの眩しいのが来ると予想して、目を瞑っていたが、今度はポカポカするような光だった。

 

「シャル、よろしくな!」

 

「おう!銀、よろしくな!」

 

 今度は歓声ではなく、怨念じみた視線がシャルルマーニュ君へと向けられている。

 

「仲良くしてるとこ悪いけど、三ノ輪さん遅刻よ」

 

「あいてっ」

 

「あとシャルルマーニュ君、あの光るのもうしないでね」

 

「アッハイ」

 

 どっと笑いが起きる。騒がしくなるなぁー·····と、隣でまだ寝ている乃木さんを見ながらそう思う。

 

 

 

 

 

 






 もう、絶対に原作キャラ視点はしません。(したくないだけ)

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