気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 今年の抱負をもう終わらせてしまった······終わらせに行くぞ!あと、60話ぐらいか?



違う道

 

 

 

「ふぅ、これで一段落ついたな。」

 

 勇者として一番選ばれる可能性が高い讃州中学校に入学するため、人生初めてのお引っ越しをすることになった。ちなみにこの家は大赦が用意してました。後でお礼として殴り込みに行こー。

 

「さて、と·····」

 

 ここらへんに馴れないとだし、ちょっと歩くか。

 

「·······よし」

 

 鍵が閉まったことをしっかり確認して、と。

 

「―――こんにちはー!」

 

「こんにちは!····えっと、君は?」

 

 赤い髪······どこかで見たような気がする。

 

「隣に住んでる、結城友奈ですっ!」

 

「お隣さんか····挨拶行き忘れてたな、すまねぇ。」

 

「ううん、全然大丈夫だよ。それより、あなたのお名前は?」

 

「おっと、そうだった。俺の名前はシャルルマーニュ!気軽にシャルって呼んでくれ!」

 

 あの時したように、そう自己紹介する。これがやっぱり定番だな。

 

「うん!宜しくねシャルくん!」

 

「おう。宜しく友奈―――あ、すまん。」

 

「大丈夫、好きなように呼んでいいよ。」

 

「それじゃあ、友奈·····って呼ばせてもらうぜ。」

 

 何故か、ポロッと口から溢れてしまった。

 

「うん。あ、お近づきのしるしに押し花上げるよ。好きなの選んでいいよ」

 

「お〜、どれも綺麗だな。友奈が作ったのか?」

 

「えへへ〜」

 

「へぇ〜、凄いな。······ん、これは?」

 

「それはガザニアだよ。これにする?」

 

「·····そうだな。これにするよ」

 

「はいっ!」

 

「ありがとな。大切にするよ」

 

「うんっ!それじゃあね〜!」

 

「おう。」

 

 ·····凄い娘だったな。友奈·····勇者御記に書かれてたのを思い出した。同じ名前なだけか······それとも何か繋がりがあるのか。

 

「·······」

 

 にしても本当に綺麗だな。このまま散策して落としたら申し訳ないから仕舞ってから行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから数日が経ち、やっとこの街に馴れてきた。そろそろ銀達に会いに行かないとだな。

 

 \ピンポーン/

「んっ?····はーい!」

 

 誰だ?大赦関係者か·····そうだったらこの家のお礼として殴り飛ばそう。

 

「あ、シャルくん。」

 

「友奈か。どうした?」

 

「私のお隣にお引っ越しして来た娘がいるんだ。一緒に挨拶しに行かない?」

 

「俺以外に······わかった。ちょっと待っててくれ」

 

 前はなにも渡せなかったが、今日はしっかり用意している。だいたいこういうのってお菓子でいいんだよな?

 

「よし、行くか。」

 

「うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「こんにちは〜!」」

 

「えっ?」

 

「―――。」

 

 その姿を見て、思わず声がでなくなる。

 

「あながこの家に住むの?」

 

「え、えぇ。そうだけど····」

 

「やったー!またまたお隣さんが増えたー!私の名前は結城 友奈!ほら、シャル君も!」

 

「お、おう。俺の名前はシャルルマーニュ!気軽にシャルって呼んでくれ!」

 

 やべ、不審がられないようにしないと。

 

「私は·····東郷 美森。」

 

「東郷さん!カッコイイ名前だねー」

 

「そ、そう?」

 

「おう!めっちゃカッコイイぜ!」

 

 本当にカッコイイよ·······。

 

「そうだ!お近づきのしるしに押し花あげる!好きなの選んでいいよ。」

 

「あ、ありがとう····」

 

 やっぱ、友奈が作った押し花は綺麗だな。

 

「······これは?」

 

「この花はオニユリって言ってね。見たことない花だったから一輪だけ持って帰って調べたんだ。花言葉は『愉快』『陽気』『華麗』『賢者』だよ。これにする?」

 

 凄いな·····愉快、陽気、華麗は一まとまりだけど、賢者って·····どっから来たんだよ。

 

「これに、する·····」

 

「はいっ!」

 

「じゃ、俺からも。はい」

 

「あ、ありがとう····。」

 

 俺も残るやつにしといた方がよかったかなー。

 

「これから宜しくな!東郷。」

 

「宜しく!」

 

「う、····うん。宜しく。」

 

 

 

 

 





 ガザニアの花言葉は『あなたを誇りに思う』う〜ん、漂う御影士郎感。アンタの出番はもっと後だろ!大人しくしとけ!

100話記念はなにがいいですか?

  • 天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
  • のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
  • 誰かとの√[シャルル、誰か]
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