この会から『結城友奈は勇者である』が始まります。さて、シャルルマーニュは一体、どんな行動を取るのか·····興味津々ですね。
勇者部発足
今日は入学式。中学校二回目だからなんとも言えないが、他の生徒達はワクワクドキドキだろうな。まぁ、俺は別の案件で精神が休まらないからな。特に大赦関係で
「部活か·····」
今、何をしているかというと·····学校を散策しています。入学式は終わり、クラス発表が終わった。後は各自解散か、部活を見るかになっている。
「······なしだな。」
正直、部活をやる余裕なんてない。野球するにせよサッカーをするにせよお金がかかる。今は安定した収入がない以上、無駄遣いは出来ない。
「······」
青春を満喫する、かぁ〜······最初立てた目標なんて今じゃ実現不可能だな。はぁ〜·····折角の二度目が。
「ねぇ、ちょっといい?」
「なんだい?」
肩に手を乗せられたら逃げることも出来ないからな。無視するっていう選択肢はない。
「君·····シャルルマーニュ、っていう名前だったりする?」
「?·····そうだけど」
何だこの、黄色の髪の女性は····どっかで会ったけな。
「まだ、どこに入部するか決めてないわよね?」
「決めてないな」
部活勧誘か。
「アタシが部長してる部に入らない?」
「なんて言う部なんだ?」
文芸部なら······
「
「―――大赦関係者か?」
俺の思い違いならごめんだけど·····
「まぁー······ざっくり言うとそうね。」
「········入部します。」
「それじゃあ、部室に行ってて!」
「あ、ちょ―――」
「場所は家庭科準備室よー!」
「······行っちまった。」
最近は活発な女子が多いな。いい傾向だとは思うが····
「よし、ここだな。」
入学式に配られた学校の案内図を見ながら到着。
「失礼しまーす······誰もいないのか」
もしかして、今年から始まる部なのか?
「まぁ、いいか。」
大赦関係者······つまり、この部は勇者適正値が高いやつらのまとまりってことだな。安芸先生から聞いた情報だと過去一で高い適正値が出たとか。適正値高い=強い、なのか?そこらへん聞いとけばよかった。
「·······」
銀と園子が中学生になってたらどの部に入ってたかなー·······銀は運動部とか····いや、弟さん達のお世話あるだろうし······園子はー····寝てる所しか想像出来ん。
「んっ?」
扉が結構な勢いで開く。物は大切に扱いましょう。
「―――お、ちゃんといるわね。」
「シャルくんも入部したの!?」
「おう。」
「シャルルマーニュ君は運動部とばかり思ってたわ。」
「シャルルでいいぞ、東郷。」
懐かしいな······結局、あれは俺のせいだったのだろうか。
「あら、お知り合いだったの?」
「お隣さんなんです。」
「あらまぁ···」
「そのニヤニヤ止めてもらっていいか?」
面白いものを見つけた子供並に笑顔になりやがって···
「まぁいいわ。とりあえず、三人には入部届を書いてもらわ」
「はい。」
「わかった。」
「保護者氏名はいいんですか?」
「そんなの気にせず書いちゃって」
「は、はい。」
自分の名前を書く所だけしかないな。判子とかはいいみたいだ。
「書き終わったぞ」
「終わりましたー!」
「どうぞ。」
「じゃ、これで入部ね。」
「はやっ!」
流石に早すぎないか。先生に渡してから入部じゃないっけ?
「まずは、アタシの自己紹介からね。アタシはこの部活の部長!犬吠埼 風よ。アタシのことは尊敬を込めて部長と呼びなさい!」
「はい、部長!」
「わかりました、部長。」
「この場合は犬吠埼部長、風部長どっちだ?」
「どっちでもいいわ。ただし、尊敬をしっかり込めなさい!」
「わかりました!風先輩!」
「·······それもありね。」
しっかり尊敬の念を込めたからセーフだな。
「犬吠埼先輩。これから何するんですか?」
「よくぞ聞いてくれた、東郷よ。」
先輩でもおーけー、っと。
「この部、勇者部の内容を一言で言うならば―――」
「······」
なにか黒板に書いていく。
「―――世のため人のため行動する。これよ!」
「おぉ〜!」
「具体的にはなにをするんですか?」
「ボランティア活動でもするのか?」
「まぁ、そうね。あとはー····他の部の助っ人とか?」
「なんか、あやふやな部だな。」
「いいですね、人助け!」
つまり、この部は慈善行動みたいなことをする部ってことか。
「まず、この部を認知させるためにホームページみたいなの作りたいんだけど······誰か機械に詳しいのいる?」
「私、スマホ使うので精一杯です····」
「俺もだな。」
「······じゃあ、私が」
「助かるわ、東郷。明日、みんなで作っていきましょ」
「わかった。知識ぶち込んでくるな。」
「私も調べてきます!」
ホームページの作り方ってなんだけ·······いつもは使う側だからな。気にしたこともない。
「それじゃあ今日は解散。帰っていいわよ」
「じゃ、帰ろっか東郷さん。」
「そうね。それじゃあまた明日、犬吠埼先輩。」
「さようなら〜!」
「さようなら〜。」
「気をつけてな〜。」
友奈は東郷の車椅子を押して退出していく。
「······言わないのか?」
「まぁね。まだ決まった訳じゃないし」
「そっか····それじゃあ、俺も帰る。」
もし、ここが選ばれなかったらまた転校するだけだからな。
「また明日〜」
「さようなら〜」
さて······どうするべきか。この一年は襲撃は来ないと確定しているが、心構えはしないといけない。来ないと思って心構えをしていないと来た時に負けるしな····
「·····」
そもそも戦わせたくないな〜。それが実現出来たらどれだけいいか·····いや、そうするために戦うんだ。そして、俺に足りないナニかもついでに見つけよう。
補足
・シャルの身長は小学生の時と変わらずなので155cmです。友奈と同じ、風先輩よりちっちゃいです。
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天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
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のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
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誰かとの√[シャルル、誰か]
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