気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 マジで大赦潰したろか。



造花

 

 

 

 とある何処かの病室。この一室――あ、これ前にも書いたな。

 

「·····誰もいないよ〜。」

 

「――よっ、今週も来たぜ。」

 

 霊体化を解き、姿を表す。

 

「シャル、来た?」

 

「おう。しっかりいるぞ。」

 

 銀の手を両手で包み、俺の存在を確かめさせる。

 

「今日はなにする?」

 

「今日は〜····シャルの話しを聞きたいな〜」

 

「中学校での話ししてくれよ。」

 

「まだ入学してから三日しか経ってないぞ?」

 

「なんの部活に入部したの〜?」

 

「勇者部っていう部に入部したぞ。今年から出来た部なんだ。」

 

「勇者部·····それって」

 

「あぁ。適正が高い奴らの集まりだな。」

 

「·····楽しい〜?」

 

「もちろん。個性豊かな部員でな〜」

 

「シャルを筆頭に、だろ?」

 

「おい。」

 

 まぁ、あながち間違いじゃないのが悲しいな。

 

「どんな子達なの〜?」

 

「まずは風先輩から喋るか。····この人は女子力だぁ〜、って言って昨日のお花見でめっちゃご飯食べてたな。」

 

「パワフルな人だな·····」

 

「太らないか心配だな〜···」

 

「何故か太らねぇんだよな」

 

 本当に不思議でたまらない。

 

「次は次は〜?」

 

「じゃあ、友奈について話すか。とても元気でな、銀と気が合いそうだな。」

 

「アタシ〜?」

 

「それに、他人のために全力で行動出来る子だよ。」

 

「ミノさんにそっくりだ〜」

 

「い、いやアタシは巻き込まれてるだけー···だし?」

 

 そう言いながら助けるのが銀だからな。本当に勝てないよ。

 

「須美はなんか·····友奈が大好きになったのかストーカーになりかけてる····」

 

「え、えぇ〜·····」

 

「それだけは聞きたくなかった······」

 

「ま、まぁ元気にやってるよ」

 

「······それならいっか。」

 

「わっし〜が元気そうで良かったんよ。」

 

 あれだけ、目を瞑れば元気にしてると言えるだろう。

 

「お花見か······まだ、桜咲いてる?」

 

「ばっちしだ。」

 

「わっし〜にプレゼント贈りたかったな····」

 

「·····園子があげたリボン、しっかり使われてたぜ。」

 

「そっか·······。」

 

「あぁ〜、止め止め、こんなのアタシらしくない。次、なにする?」

 

「お昼寝〜♪」

 

「お昼寝!?」

 

 まぁ、確かにお昼寝の時間だけどさ。

 

「シャルの膝枕、堪能したいな〜」

 

「お、いいねそれ。」

 

「固くて寝づらいと思うんだが?」

 

「いいから、いいから」

 

「はいはい。わかりましたよ」

 

 二人のベットの間隔は狭い。そこに椅子を捩じ込み座る。 

 

「ゴツゴツしてる〜」

 

「お、どれどれ····ん〜」

 

「ほれ、こっちだぞ」

 

 銀の頭を膝へと保ってくる。

 

「サンキュー····ガッチリとしてるな」

 

「だから言ったろ·····」

 

 全く、こんな枕で誰が寝れるのか····

 

「なんだかポカポカして·····Zz〜〜。」

 

「あ、ほんと、だ····―――。」

 

「········。」

 

 もう、寝ちゃったか。さて、俺は何時間耐久出来るのか。ここで意地を見せてやるよ·····!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お〜い、お二人さ〜ん。」

 

「Zz〜〜。」

 

「――んっ····どう···した〜?」

 

「もう時間だ。俺は帰らないと」

 

「もうそんな時間か······園子〜、お別れの時間だぞ〜」

 

「·········。」

 

 顔を伏せ、右腕で俺の足にがっちりとしがみつく。

 

「ほら、また来週も来るからさ。」

 

「········やっぱ、やだ」

 

「銀もか·····あと少しだけだぞ?」

 

 俺は寝なくても大丈夫だから、朝に帰って学校に行けばいいが、友奈とかに不審がられる可能性がある。

 

「·······」

 

 ······寂しかっただろうな。こんな空間に一人じゃないとしてもずっといるってのは·····本当に強い奴らだよ。ゆっくりと優しく頭を撫でる。

 

 

 

 

 

 

 

「······」

 

「満足したか?」

 

「全然·····」

 

「あと三時間ぐらいしたかったな····」

 

「ね〜♪」

 

「そっか·····」

 

「ま、時間だししょうがないな。てことでシャル、これ。」

 

「また、同じ所にいれとけばいいよな?」

 

「うん。宜しく〜」

 

 何通かの手紙。家族宛への手紙らしい·····園子に書いてもらって俺が届ける。大赦にお願いしないのは、他人に内容読まれるのはちょっと·····とのこと。

 

「それじゃあ、また来週〜」

 

「またね〜」

 

「またね。」

 

 今度は窓から退出する。窓から退出する理由としては、霊体化すると手紙が消えず、宙に浮いてるように見えるからだ。これに関しちゃー、しょうがないとしか言いようがない。

 

 

 

 

 

 

 





 大赦潰しても許されると思うんです。あと、天の神も。ついでに千景の村の人達·····いや、最優先にしたほうがいいか?

100話記念はなにがいいですか?

  • 天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
  • のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
  • 誰かとの√[シャルル、誰か]
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