さてさて、まだ一年は続くぞ〜。もうそろそろなんで許して·····よし、許されたな。
ある日の放課後。俺は放送室にいた。
「じゃあ、シャル君始めていいですか?」
「おう。いつでもいいぞ」
何故、こんなことになったのかというと·····勇者部の依頼にあったんだよな。自己紹介をしてほしいと····う〜ん····やっぱ、意味わからん。
「では、まず自己紹介をしてください。」
「あぁ。俺の名前はシャルルマーニュ、気軽にシャルって呼んでくれ。」
この会話を録音し、給食時間に流すらしい。俺はその日休みます。
「前のテストで全国一位を取ったのは本当ですか?」
「まぁ·····採点が間違ってなければ、そうだな。」
「取ったときの気持ちは?」
「マジかぁ〜」
あれについてはマジで不思議でたまらん。
「シャルさんは勇者部で活動していると聞きますが、何故入部したのですか?」
「勇者部って····なんかカッコよくないか?」
「はい?」
「いや、なんかカッコいいと思ったから入部しただけだぞ?」
本当は大赦が関係するが、喋れないしな。まぁ、カッコいいと思ったのも本当だし、あながち間違ってない。
「は、はぁ〜······えっと、次は学校の皆さんからの質問です。」
「よし、ドンと来い。」
「勇者部のどなたかとお付き合いされてるっての本当ですか?」
「ブフー!」
「だ、大丈夫ですか?」
「お、おう。ちょっと驚いただけだ····」
なんだその質問。何処情報だよ·····
「それで、お付き合いされてるんですか?」
「いや、誰とも付き合ってないぞ。」
「それじゃあ次の質問です。好きなことはなんですか?」
「それはもちろん、カッコいいことだ。あ、ここで勘違いしてほしくないのは、カッコいいとは言っても外見のことじゃないぜ。生き方とか在り方とか····何かに真摯に打ち込んでる姿は誰であれカッコいいと思ってるよ、俺は。」
「な、なるほど····凄い熱量ですね。」
つい熱弁してしまった。
「では、次の質問です。好きな女性のタイプはなんですか?」
「これはさっきと同じだな。カッコいい人だな。」
「勇者部の方々にはいますか?」
「アイツらに?······全員だな。誰かのために行動する。簡単そうに見えてなかなか出来ることじゃない。勇気が足りなかったり、判断を迷ったりしてな。」
それを当然のようにする。さいっこうにカッコいい奴らだよ。
「それでは、最後に一言どうぞ」
「これが放送する日は休―――」
「はい!ありがとうございましたー!次も宜しくお願いします。」
「え!次もあるのか!?」
待って、その話しは聞いてない。
「録画終了しました。」
「これ、いつ放送されるんだ?」
「企業秘密です。」
「おいおい。」
「それじゃあ〜、出ていってくださいね〜。」
「ちょま!」
放送部員、総出で退出される。
「よし、風先輩。」
「なに?」
「ちょっと明日から休み続けるんで後は頼んます。」
「理由は?」
「自分の放送、聞くのって恥ずかしくない?」
「却下。しっかり登校しなさい。」
「そこをなんとか!」
「友奈〜」
「はい!友奈ですっ。」
「これから毎日、シャルを引きずってでも登校させてちょうだいな。」
「え、シャルくん不登校になっちゃうの····?」
「あ〜!ならない!ならないから泣くな!」
泣くのは反則だろ。あの涙に勝てるやつはいない。
「まぁまぁ、友奈ちゃんも落ち着いて。それと、シャルル君は後でお灸をすえます。」
「へへ、東郷。そうくることは既に予測している。」
「な····!そのカバン····まさか!」
「あぁ!帰宅の用意は既に出来ている!ってことでさいなら〜!」
「コラ、待ちなさい!」
今日やる依頼はもう全て終わらせている。つまり、俺を縛るものは最早なにもない!俺は帰宅する!
「みんな、俺の扱いに手馴れてきてるんだよな〜。どう思う、クロ?」
「んみゃ〜」
「そうだよな。」
全くわからん。猫語を習得するべきだったな。あ、ちなみに名前は黒かったんでクロにしました。
「ほれ、今日の晩御飯だ。よ〜く食え〜。」
最初の方は部屋の隅っこでジッと俺を見つめてたが、なんとか撫でれるようになった。
「う〜む、かわいい。」
何時間でも見てられる。ご飯三杯はいるな·····食おうと思えば百杯でもいけるんだけどな。
「じゃあ、お風呂入ろうな〜」
猫は水を嫌がるって聞いたが、クロは普通に俺と一緒に風呂に入ってくれてる。清潔感は大事だからな。
「気持ちいいか〜?」
「にゃ〜〜。」
「そうか、そうか·····」
猫が家にいるってだけで、こんなにも孤独感を消せるとわな。
「勉強しなきゃだから、ゆっくりしといてな〜。」
「にゃっ。」
神道は未知の領域だから、しっかりと予習をしないと意味がわからない。······にしても、天照大御神とか伊邪那美命みたいな有名所はいんのに、建速須佐之男命がいないんだよな〜。
「·······御影士郎となんか関わりでもあんのか?」
過去に行って、御影士郎に聞かないとわかんねぇな。つまり、タイムマシーンを作れってことだな。
「······よし、寝るか。クロは寝所に戻ってな〜」
「······」
「ん?·····一緒に寝るのか?」
そう聞くと、布団の中に潜っていった。
「しょうがないにゃ〜。」
あ〜、もう!かわいいなぁ!
「――シャルく〜〜ん!!!」
「本当に来たのか·······」
「あ、クロちゃんだぁ〜。よしよし」
「にゃぁ〜。」
俺以外にも懐いてくれて嬉しいよ。
「じゃ、お留守番頼んだぞ。」
「にゃ〜。」
「お〜、賢い····。」
扉を閉め、鍵を締める。
「お、東郷も来たのか。」
「えぇ。お灸をすえにね·····」
「なるほどな·····」
すぐさま、走る体勢をとる。
「嘘よ、だから逃げるようとするのを止めなさい。」
「ふぅ·····よし、それじゃあ行くか。」
今日放送されるかもだが、それも勇者部の活動だ。逃げることはしない、ただし俺がめっちゃ恥ずかしくなる。覚悟を決めて行きます。
「ぐぅ〜·····っ!」
なんだ、この地獄のような時間·····さっさと終われ!
猫って······いいですよね。ってことで家族が増えました。今の時期はだいたい····11月ですかね。あっという間だったな·····時が飛んでるみたいでした。五箇条はまだです。
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天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
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のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
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誰かとの√[シャルル、誰か]
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