気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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 fgoばっかりして投稿しない馬鹿がいるらしい。
 誰だ!見つけたら木の下に埋めてやる!
 ·······ちょっと木の下に埋まってきまーす。

 誤字報告ありがとうございますっ!今後も贔屓にお願いしますっ!!!!!!


根は良い子なんです。

 

 

 

 

 勉強会から半月程だろうか。

 またまた例の如く、アラームを鳴り響かせながら、視界一面を花弁に覆われる。つまり、三度目の襲来だ。

 

「久々だけど、みんな大丈夫よね?」

 

「が、頑張る!」

 

「おう。いつでもいけるぞ」

 

「大丈夫です。毎日、説明のテキストを読みましたかから!」

 

「テキストの内容は全部、頭の中に入れときました。」

 

 スマホで今回の敵を確認する。画面には山羊座と表示されている。

 山羊······どいつだったけな。こう数が多いと姿と名前が一直線しない。前回のような、記憶に強く残ってる三人組のようなバーテックスはあまりいない。強いて言うなら····獅子座とかか?

 

「そんじゃ、今回も勝つわよ!」

 

「お、円陣か·····あ、俺も?」

 

 俺以外でやると思い、棒立ちしていると風先輩がこちらを睨んできた。

 あれ······一応俺、男なんだが。

 

「勇者部五箇条一ぉぉつ!なせば大抵なんとかなるっ!えいえい―――」

 

「「「「「おぉぉおお!!」」」」」

 

 気合、やる気共に充分。戦闘前の士気としては最高だな。

 

「んじゃ、早速―――!?」

 

「えっ···!?東郷さんが?」

 

「いいえ、私じゃないわ·····」

 

 何処からか剣が飛んできて、山羊座の頭部らしき所に刺さる。一瞬、剣が光ったと思えば爆発し、大ダメージを与える。

 

「シャル先輩ですか····?」

 

「俺は爆発なんて出来ないぞ」

 

 剣の爆発。一番最初に浮かぶのは赤い弓兵だな。

 投影した武具の魔力を火薬とした壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)。俺も出来はするが、一生することはないだろう。

 

「―――ちょろいっ!」

 

「上か!」

 

 声がした方向を向く。一瞬だけだが、赤いヒラヒラが見えた。

 本当に赤い弓兵か·····?

 いや、声の高さは女のものだった。あの弓兵は紛れもなく男だ。女になるなんて、そんなご都合主義······あるかもだな。

 

「封印開始っ!」

 

「一人で!?」

 

 封印は一人でも出来るが、した場合御霊を壊す役目の人がいない。つまり、事実上の敗北だ。

 しかし、この女性は剣に祝詞(気持ち)を乗せることで封印に割く人員を省いた。

 

「毒ガスか!?」

 

「前が·····!」

 

「目暗まし!?」

 

 御霊からガスが噴出する。

 これまでの戦いで御霊にそれぞれの自己防衛機能がついてることは予測していたが、なんの機能があるかわからない。

 対策の立てようがない。臨機応変に対応するのが最善策だ。

 

「アストルフォの槍ッ!!」

 

 ジュワユーズをアストルフォの馬上槍に持ち替える。そして、風の元素を乗せ振るう。

 少しの動作で竜巻ができ、ガスを晴らしていく。

 ほんっと、五大元素ってのは便利だ。

 

「ナイスアシストォ!――そこ、だぁぁ!!」

 

 落下で勢いをつけ、刀を振るう。

 当然ながら、御霊は砕け散った。砕け散ったと同時に山羊座の体も崩れていく。

 これで、今回の襲来は無事終了。

 

「殲······滅!」

 

「諸行無常」

 

 綺麗に着地し、そう呟いた。それに合わせて彼女の精霊も決め台詞。

 俺もああいうのを仕込もうかな。後ろで爆発しながらポーズ······最高だな。

 

「······はぁ」

 

「えーっと·····誰?」

 

 唖然としていた友奈達の前に来たと思えば、深々と溜息を落とした。

 なんだ、コイツ。失礼極まりない。

 そんな事気にせず友奈が問いかける。

 

「揃いも揃ってボーッとした顔をしてんのね」

 

「え····。」

 

「こんな連中が神樹様に選ばれた勇者ですって?····本当なの?」

 

「ほう····」

 

「「「!!?」」」

 

「待て、よ。シャルル君」

 

「わかっている」

 

 流石に十個下の女の娘に手を出すわけないだろ。俺を誰だと思ってんだ。·······だが、次はない。

 

「それで、貴様の名は?」

 

「わ、ゎ私は三好 花凛!た、タタ大赦から派遣された正真正銘の正式な勇者よ!」

 

「······シャルは圧を抑えなさい。」

 

「ふむ····そういうなら」

 

 しゃーなし。ここは素直に聞いとくか。

 

「え、えとー·····あー!もう!とりあえず!私が来たからには安心しなさい!どんな戦いもこの完成型勇者がいれば余裕よ!」

 

「それは心強いな」

 

「うん、そうだね。これからよろしくね、夏凜ちゃん!」

 

「呼び捨て!?····ま、まぁいいわ。」

 

 友奈の人間たらしが発動したか。それなら、もう安心だな。

 ちょっと自尊心が強い娘なのかな?

 そうこうしてる内に樹海化が終わろうとしている。

 

「それじゃあ、また今度」

 

「今日はありがとうございました」

 

「次、楽しみにしてるわね〜」

 

「じゃあね〜、夏凜ちゃん」

 

「また今度、会いましょ」

 

「え、えぇ。」

 

 ちょっと戸惑いつつもしっかりと手を振り返してくれいる所を見ると、礼儀はしっかりしてるんだな。

 

 ―――花弁が舞う。

 

 

 

 

 





 補足
・東郷がビビらなかったのはシャルルのブチ切れ二度目だからです。まぁ、いろいろあったんや。

 夏凜ちゃん········出鼻をくじかれたな。

100話記念はなにがいいですか?

  • 天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
  • のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
  • 誰かとの√[シャルル、誰か]
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