さてと······気分ガン萎えで書いていきます。
どうして!どうして、家のカルデアにティアマトは来てくれないんだっ!
落ち着け·······まだ焦るような時間じゃない。まだ、絆石がある。このラスト十連で当てる。
ふぅー·····なんだ楽勝じゃないか。
追記(翌日)カーミラ嫌いになりました。
俺達は異常なしという判断を受け、入院生活二日目に退院した。そして、友奈と東郷の散華部位が判明した。
友奈は味覚。東郷は左耳。両名···というよりは友奈、東郷、樹は満開回数は一回のため一箇所のみしか散華していなかった。
「頼めるか?」
「まぁ······いいけど。」
場所は変わり、俺は犬吠埼家に来ていた。
一旦、現状を説明しよう。急展開すぎたもんな。
俺は病院から家に帰宅して、荷物を瞬時に片付け。そして、一つのダンボールとキャリーケースを持ち呼び鈴を鳴らして今に至る。
「餌とか猫砂とかはこのダンボールの中に入ってるから。あっ、あと説明書も」
「わかったわ。」
「餌は余裕を持って一ヶ月分あるけど、容量を守ってくれよ。再開したとき、変わり果てたら泣いちゃうから」
「それは大丈夫だけど········アンタ、一ヶ月も何処に行く気?」
「まー······いろいろとな。」
情報収集。これに尽きるな。
俺がしようとしてることは至ってシンプル。安芸先生と協力して大赦のデータベースから昔の戦闘記録&天の神についての情報を入手する。
だが、この作戦には一つ問題点があった。
そう、クロだ。俺の唯一無二の家族。
もう一年経つんだよな。クロを保護して、お世話して······クロがいない生活とか考えれないぜ。
「んじゃ、俺は行くから。」
「風邪引かないようにね〜。」
家には帰らず、このまま大赦本部がある剣山に向かう。そこで、安芸先生と合流して突入という手筈となる。今から向かえば、だいたい四時ぐらいには着くだろう。
「······行くわよ。」
「了解です。」
無事到着し、安芸先生と合流できた。あとはデータをコピーして盗むだけとなる。勝ったな。
「·······」
俺は霊体化し、安芸先生は周囲に気を配りながら進んでいく。いくら、安芸先生と言えど持ち場を離れデーテベースへと行くのは不審がられるらしい。
安芸先生がどんな役職を持ってるかは知らないが。
「······ここよ。」
進み続けて二十分程だろうか。俺と安芸先生は巨大な鉄の扉の前に立っていた。
「本来これは数十人で開ける扉なの。でも、シャルルマーニュ君なら、一人でいけると思うわ。」
「わかりました。ここからは俺一人で行きます。安芸先生は不審がられないようにすぐ持ち場に戻ってください。」
「·········無理はしないように。」
「もちろんです。」
安芸先生の背中が見えなくなったところで、霊体化を解き扉と相対する。開けたときにデッカい音がしそうだが、ここに来た以上戻れない。
·········最悪、目撃者全員を殺して逃げるか。
「よし······ふっ!」
片手を扉につけ、力を込める。予想していた音は鳴らず、スッと扉が開かれる。
妙だ。安芸先生の話しと違う。
これなら成人男性二人で開けれる重さだ。数十人は必要ない。
「·······」
恐る恐る中を確認しながら入る。見た感じ、中には機械類がぎっちりと置かれているようだ。光はなく、少し薄暗い。そして寒い。
だが、右のほうから光が届いている。日光か?
「お客さんですか?」
「!?」
なんだ、この·····ゾクっとする感じは。関わるなと全身が訴えている。
どうする?斬り殺すか?幸い一人だ。いや、落ち着け。そんな野蛮な作戦は置いておこう。最初はまず交渉だ。何事も交渉からだよな。
「俺の名前はシャルルマーニュ。アンタの名前は?」
「あらあら。ふふっ、シャルルマーニュ様でしたか。」
俺のことを知ってるってことは大赦関係者なのは絶対だ。
「では、次は私の自己紹介を」
そう言い、椅子から立ちこちらへと近づいてくる。それによって、段々と全容が明らかになってくる。
歳はだいたい高校生ぐらいだろう。性別は女性。この気品の高さから察するにどこかのお嬢様の可能性が高い。そして、東郷と同じく黒髪美少女の類いだな。
そして、一瞬目がいってしまったが······あの〜、その〜大きいですね。何処がとは言いませんが。
「此処で情報を整理している上里 柚葉と申します。誇り高き勇者であるシャルルマーニュ様にお会いできて光栄です。」
「········いろいろと聞きたいことがあるが、まず様は止めてくれ。」
上里の姓とか、情報整理だとかを聞きたいが、今はよそう。まずはフレンドリーに接しなければ。
「ではなんとお呼びすればいいでしょうか?」
「気軽にシャルでいいぜ。」
「それではシャル君とお呼びしますね。」
「おう。」
最初のゾクッとした感覚はなんだったのだろう。普通に良い子じゃないか。なにも警戒しないでいいと思うが、念には念を入れて五大元素を右手に集めとこう。
「此度は如何様で?」
「ちょっとデータを貰いにな。」
盗みに、ではなく貰うだけだから。許可は貰ってないけど
「どのようなデータを?」
「バーテックスとの全戦闘記録と天の神についての情報だな。」
「それでしたら、こちらを受け取りください。」
一つのメモリースティックを受け取る。
「そちらにシャル君が欲しているデータが入っています。どの機種のパソコンでも接続可能ですので、ご自宅でお試し下さい。」
「·······おう、ありがとな!」
罠、だろうか。なにかのウイルスとかじゃないよな?
「それとこれを」
「今度はなんだ?」
「私のスマホIDです。確か、シャル君が御利用なされているチャットツールはスマホIDで登録可能でしたよね?」
「お、おう。そうだな······」
解った········なんで最初、ゾクッとした原因が。
この人、
「話しはここまでにしましょう。もうすぐ、警備の者が巡回してきます。その前にご退室お願いします。」
「そうか。······それじゃ」
「えぇ。チャット、お待ちしています。」
鉄の扉を閉め、霊体化して大赦本部から抜ける。
あの扉·······女性の力、それも一人では到底開けれない重さだった。なのに何故、あの場で一人情報整理していたんだ?
·········怖すぎる。
「········」
パソコンを持たないため、情報をまとめるまで安芸先生の家に泊まり続けることになる。ほんっと、安芸先生には頭が上がらん。
「西暦、か·····。」
神世紀になる前の戦闘記録か。話しによると勇者システムには映像を記録できるようになっているらしい。
「―――。」
御影 士郎のもあるが·····あるが····これはー。村正ですね。完全に村正が入ってんな。
いや、そうか。⬛⬛が村正の疑似サーヴァントなら、当然御影も村正の疑似サーヴァントってことになるな。
「なっ、これは·····!?」
左腕を切り落とし蠍座と相対したと思えば、何処からか剣を取り出した。俺の見間違いでなければ、体内から出てきていた。
つまり、これが⬛⬛が言っていた草薙剣か。
「········はぁ?」
蠍座が崩れていく。
今、なにをした?草薙剣を振るったのも見えなかった。村正の宝具『無間の剣製』でもない。これは····草薙剣の真名開放によって生じた結果か?
「そして生存、と。」
大赦の記録によると、大量出血による貧血で入院したと記されている。欠損部位は止血が上手かったこともあり、なんとか一命を取り留めた。
これ以降、伊予島 杏と土居 珠子が戦線を離脱。珠子の足完治が翌年11月。戦線復帰が2月の予定だったらしい。しかし、復帰する前に天の神との戦闘が終了した。
「切り札·······精霊を体内にって、ヤバいな。」
精霊と言えども本質は悪のヤツが多い。大元は日本で言う妖怪。または悪霊の類いだ。それを体内に入れるとか······ちょっと考えれないですね。
「心身への影響、そりゃあそうなるわ。」
切り札使用中は筋肉が千切れ、内蔵へのダメージ。そして凶暴性が増す。
なんだこれ。これなら普通に持久戦した方がいいぞ。
「ん?······御影 士郎の精霊について?」
御影 士郎が保有する草薙剣は神樹様によって再構築されたものではない。他の勇者様が持つ神性を伴う武器の数百倍の神性を有しており、生命反応がある。
巫女が言うには、コレは人が扱う武器ではなく神様が振るう武器に等しい。そして、生命反応については精霊同様だが、何処か少し違うナニかのようだ。
これから推測するに、御影 士郎が草薙剣を体内に入れてる状況は切り札と同様の状態である。しかし、御影 士郎には心身への影響は見られない。
以降、大社ではこの状態を研究、解明し、勇者システムに応用したいと思う。(一部抜粋)
「常時切り札ってことか。中々のチート性能だな。」
大社······昔の大赦か。名前はどうでもいいや。次に行こう。
「草薙剣···よし、来た。」
一番欲しい情報キターーー!!
高知県にある郡 千景様のご自宅周辺で御影 士郎が一般人に暴行。被害者は左腕を欠損。しかし、応急手当が迅速で丁寧だっため一命を取り留めることができた。この事件により、御影 士郎から勇者システムを一ヶ月の間没収。
しかし、事件の一週間後に来た襲撃で勇者システムを使わず戦闘可能なことがわかった。よって勇者システムは一ヶ月を待たず解禁。
スマホを受け取る際に草薙剣を取り出そうと巫女数名が祝詞を唱えたが、一向に出ることはなかった。これを見かねた御影 士郎が草薙剣を取り出し、床に置いた。
この時点で草薙剣は戦闘以外の時でも御影 士郎の体内に入っており、一体化し始めている。
取り出された草薙剣を巫女数名が運ぶため持ち上げようとしたが、ビクともしなかった。そこに男性神官が加わり、計二十名で持ち上げようとするが結果は変わらなかった。
しかし、御影 士郎が持つと先程のことが嘘のように軽々と持ち上げ、寮へと戻っていった。
「人を選ぶ······エクスカリバーみたいだな。」
って、次のフォルダで最後か。今ん所、天の神についてないが·······大丈夫か、これ?とりあえず、続きを読む。
今回の襲撃によって、バーテックスの完成体が襲来し、想像を絶する程の戦いが繰り広げられた。現実にも被害が出ており、各地で竜巻、地震、津波が発生し、死者は百を越える。
御影 士郎様は前回と比べ物にならない程の傷を負い、五ヶ月の間昏睡状態に陥った。
此度の活躍によって、大社内部で御影 士郎様を英雄視するものが大半を占めてきた。そのせいか、優秀な遺伝子を残すため乃木 若葉様と御影 士郎様を結婚させようと目論む者もいたが、上里 ひなた様の力によって潰えた。実に残念だ。
この戦いにより、天の神への大打撃を与えたとお祭り騒ぎになったが、そんなことはなかった。我々がぬか喜びしている束の間に結界の外は天の神の結界で塗り替えられ、火の海へと変貌した。
今、人類は窮地に立っている。残された選択肢は二つ。負けると承知で戦うか、負けを認め許しを請うか。内部で抗争があったが意見はまとまり、負けを認め許しを請う方針になった。
太古の日本で神に土地を使うことを赦してもらうために行っていた奉火際を真似し、巫女六人を生け贄として火の海へと落とした。
結界は失敗。だが、天の神から神託が降りた。
“草薙剣保有者を寄越せ”というものだった。よって、翌日御影 士郎様を火の海へと落とす。
最後まで謎は残るばかりだった。何故、壁の外で倒れていたのか。草薙剣とはなんなのか。だが、もうなにも考えなくていい。
奉火際を決行。しかし、御影 士郎様は最後まで天の神に抗った。その結果、天の神の八割が消失。神樹様の神託によるとあと何百年は襲撃は来ないようだ。
以降、御影 士郎様を英雄と記し。後の世に伝えていきたいと思う。
「もしかして·····天の神、弱い?」
この場合、御影が強いのか?なんなら、今の俺より強いかもしれん。
なるほど·····御影に会えば100%ってことはこういうことか。
「奉火際、か·····俺も一回食われに行くか?」
それぐらいしかないような感じがする。それとも草薙剣を保有するか?いや、これは無理だな。現時点ではどうにもならない。
「はぁー······手詰まりだな。」
大の字のになり倒れる。綺麗な天井だな〜。
ん?なんか、ポケットに·····
「あの人のか······」
完全に上里 柚葉の存在を忘れていた。
一つの紙切れに目をやる。
「罠っていうのは考えれねぇしな。」
意を決し、紙切れを開ける。すると、一つのペンダントのような物が落ちてくる。
「石?」
ペンダントには石のような黒い物体がついている。
「一旦置いておいて·······ふむふむ。」
ペンダントを机に置き、紙切れに書いてある文に目を通す。書かれているのは言っていた通り、スマホのIDらしきものと、ペンダントの説明。どうやら、この石は草薙剣の欠片のようだ。
「へぇ〜、草薙剣の·······ん!?」
待て待て······俺、疲れてんのかな。二徹目だし、ちょっと目がぼやけてきたかな·····。
もう一度文章を読むが、先程と内容は違わない。
「マジモンか······」
そして、文の最後には肌見離さず着けといて下さいと書かれている。
「一応着けとくか。なんか役に立つかもだし」
草薙剣の欠片をどう使うのかはわからないが、なんかの時に使えるかもしれない。
「あとはこれだが········」
スマホのIDを見る。これをチャット相手に登録するか、しないかは俺の自由だ。
相手は知らないヤバい人。ここで登録しないという選択肢を選んだほうがいいだろう。よって、この紙切れは一生封印しておきます。
「南無三······。」
また増えたよ。いや、まぁ三人目だけどさ·····主要なオリキャラは今ん所ヤバい奴しかいないな。
100話記念はなにがいいですか?
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天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
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のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
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誰かとの√[シャルル、誰か]
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その他(感想へゴー!)