気持ちのいいバカ(偽物)をブチ込んでみた   作:王勇を示す者

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“フワッとしたのがキリッと”
 みんな······許してくれ·····!あれが俺に出来る最大限の描写なんだ····!
 ※なんのことか分からない人は感想欄の返信を読んでみてください。



愉快な同居人

 

 

 

 食事会も日が暮れ始めたため解散となった。クロは頭に乗り、眠っているためそのまま運んでいる。

 そして、帰り道········なのだが。

 

「友奈と東郷はわかる。だが、園子と銀は何故こちらに?」

 

「だって、銀ちゃんとそのちゃんは―――」

 

「しっー♪」

 

 なにかあるのか?俺に隠すようなこと········いや、ただたんに家が同じ方面にあるだけだろな。

 

「アタシ達もこっちなんだよなー」

 

「そうよ。銀とそのっちは最近こっちに引っ越してきたの」

 

「荷物の持ち運びがまだ終わってないけどね〜」

 

「園子は荷物が多いんだよ」

 

「取捨選択はしっかりとな」

 

「全部必要なんだ〜」

 

 多分、サンチョとかサンチョとかサンチョのことだろう。

 

「それじゃあ、私はここまでね」

 

「そうか。また明日」

 

「えぇ。········急にいなくならないでね」

 

「耳が痛い。」

 

「そうだぞ〜、せめて一言欲しかったな」

 

「俺も予想外だったのだ。すっ転んで怪我をしたのがキツかったな。」

 

 そして、多量の出血で魔力消耗をしたせいでジュワユーズ一発で退去が始まってしまった。そっからは根性で耐えていたが、流石に限界だったな。

 

「地面ツルツルだった〜?」

 

「おう。皆も気をつけるといい、大橋付近の地面はツルツルだ。行くときは滑らない靴を履くといい」

 

「そうね。注意しなくちゃ」

 

「大橋付近に行く機会はないかな。」

 

「大橋って·········」

 

 俺のせいで大橋付近が魔境になってる気がするが、気にしないでおこう。

 

「ちょっと話し過ぎたわね。」

 

「ハハっ、すまない。風邪を引かないようにな」

 

「シャルル君もね」

 

「じゃあね〜、わっしー♪」

 

「またね、須美」

 

「東郷さん、また明日〜♪」

 

「えぇ、またね。」

 

 そう言い戸を開け、家へと入っていく。

 

「それじゃあ、私も。またね〜♪」

 

「じゃあね〜、ゆーゆ♪」

 

「寝坊しないようにな、友奈」

 

「早寝早起きだぞ。」

 

「もちろんっ。」

 

 友奈もまた自身の家に入っていく。残るは俺と園子と銀のみになった。

 

「それじゃあ、ミノさんと私も〜」

 

「お先失礼するぞ」

 

「あぁ········ん?」

 

 待て、今入っていった家って········俺んちなんだけどな。あっれ〜?どうなっている。俺がいない間に買収されたんかな。

 

「いやいや·······ふうむ。」

 

 まぁ、入るしかないか。

 

「·········」

 

 扉を開け、一歩を出す。

 

「「おかえり〜!」」

 

「―――」

 

 頭を抱える。どうしてこうなった········?

 

「ほら、早く入んないと」

 

「ここ、俺の家だよな······」

 

「そうだよ〜。」

 

「何故、園子と銀が?」

 

 眠っているクロをそっと降ろし、靴を脱ぎ家に上がる。

 

「居候、って形になるんかな?」

 

「引っ越し先考えるのが大変だったからね〜。それに、シャルがいない間掃除とかしないといけなかったから〜?」

 

「疑問形で締めくくるな」

 

 掃除してくれるのはありがたいんだけど、せめて俺に確認を取って欲しかったな。

 

「まぁまぁ、部屋はまだ二つも余ってるんだし」

 

「そういう問題ではなく、お前達は自身の身を案じてくれ」

 

「なんで〜?」

 

「俺、男だからな?正真正銘の男だからな?」

 

 俺を男だと認識してない?ちょっとそれは心配なんだけど。

 

「だって、ほら······シャルはヘタレだし」

 

「おいコラ。放り出してやろうか」

 

「違うよ、ミノさん。シャルは眺めるのが好きなタイプなんよ」

 

「なんだ、そのタイプは?」

 

 眺めるのが好きなタイプとか聞いたことないが?てかナニを眺めるんだよ。

 

「まぁ······いいか。」

 

 家族が増えたと思えばいいや。クロも構ってくれるのが増えて嬉しいだろうしな。

 

「あ、まだ私の荷物が届ききってないんだよね〜」

 

「どれぐらいだ?」

 

「部屋一個分ぐらい」

 

「減らせ」

 

 部屋一個分って······どれだけのサンチョを見ればいいんだ。そもそもサンチョとはなんだ?

 

「え〜、でも〜」

 

「でももへったくれもあるものか。今度、いるものといらないものを区別しに行くぞ」

 

「一回、あっちに帰るってこと?」

 

「そうなるな。丁度、俺も忘れ物を取りに行きたいと思ってたところだ。」

 

「それじゃあ、アタシもお供しようかな。」

 

「それならば、東郷にも声をかけておこう。」

 

「おっ、いいね!」

 

「神樹館同窓会だ〜!」

 

 銀も来るのであれば、東郷に伝えなくとも来るだろう。

 神樹館、か········懐かしい響きだな。釣りでもしようか。

 

 

 

 

 

 





 北野を覚えている人は果たしているのだろうか。一応、北野がいたお陰で今のシャルルがいるんだけどな。
 そろそろタイトルの偽物を取るべきか········いや、ずっとこのままでいいや。

100話記念はなにがいいですか?

  • 天の神打倒RTA[御影、⬛⬛、シャルル]
  • のわゆの後日談[西暦勇者、知らん奴]
  • 誰かとの√[シャルル、誰か]
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