今回は悟空とスカイのお話。
釣りや自然などのアウトドア関係はこの2人だと話が合いそうですね!
注意
・半分オリジナル設定
・スカイは話し方がバラバラ(キャラ的に)
・グラスペは友愛
・途中で文の書き方が変わります
・小ネタあり
・ドラゴンボール無印128話より少し引用
pixivにて13話更新中
スカイ「っっっはぁ〜〜、、良い天気だねぇ〜」
悟空「そうだな。絶好の釣り日和だ!」
ー 前回のあらすじ ー
新聞配達の仕事を無事にこなした悟空とウララ。
その日のトレーニングにはウララとキング、そしてスカイも交えて感覚を鍛えるトレーニングをした。
アフターケアでスカイの事をマッサージしていると釣りに行こうと誘われて現在、、、、
悟空「ちゅーかスカイ。乗り物乗って2時間経たねぇくらいか?結構遠い所まで来てんだな。」
スカイ「いえいえ、いつもは近場なんですけどね。今日は悟空さんが居るので遠いけどお気に入りの場所に来たかったんですよ。」ニャハ
悟空「オラに見せたかったって事か?確かにいい所だな!パオズ山に似てる、空気が綺麗ぇだ!」
スカイ「ふふ。喜んでもらえて何よりです!それに見せたかったのもあるけど、帰り時間は気にしなくても良いって所が楽で良いよねぇ!」
悟空「??また今日来た道戻るんだろ?なら結構かかるんじゃねぇか?」
スカイ「にゅっふっふ!!悟空さんには瞬間移動があるじゃないですかぁ!あれがあれば1秒で帰れるんですよ?使わない手はあーりません!」
悟空「あ!そっか、瞬間移動か、、おめぇやキングといい使い方が上手くなったな!」
スカイ「そう褒めないでくださいよ。では早速始めよっか!!」
〈悟空達が来た山はトレセン学園から電車を乗って2時間くらいの所。
そこは見渡す限り緑しかなく、スカイは慣れた様子で山の中に入って行く。
歩いてから数十分。獣道を通った先には川が流れキャンプでも出来そうなくらい広くて綺麗な所だった。
スカイ達は少し高い所にある、お決まりのポイントまで行き腰を下ろした。〉
スカイ「いつもは平地でルアー付けてやるんだけどね、今日はゆっくりと魚が食い付くの待とうと思うんだぁ」
悟空「ルアー?、何だか分かんねぇけど、やり方は任せんぞ。」
スカイ「うん。任せてよ。んじゃ悟空さんの竿はこれで、餌はこれね。」
悟空「・・・餌、これで釣れんのか?死んでっけど。」
スカイ「まぁ時と場合にもよるけどね。悟空さんは餌は何使ってたの?」
悟空「オラはその辺の岩とか退かしたらいる虫とかだな。でけぇの狙う時は普通の魚とか使ってたな。」
スカイ「へぇ。ミミズとかが近いのかな?ま、これでも釣れるからやってみよっか!」
悟空「おう。そうだな!」
チャポン!
悟空・スカイ「「、、、、ふぅ」」
悟空「ん?」
スカイ「お?」
・・・
悟空「はは!何か竿構えてたら言っちまうんだよな!」
スカイ「あっは!そうだね!こればかりは住む所が違えど皆同じなんですねぇ。」
悟空「そうみてぇだな!」
〈悟空の言葉とともに静まる空間。自然や生き物の声や音しか聞こえない沈黙状態だが、悟空はともかくスカイも気まずく感じる事なく穏やかな時間を体で感じていた。
釣れない時間が続き、再び会話が始まる。〉
スカイ「、、、釣れませんねぇ」
悟空「、、まぁ釣りなんてこんなもんだろ。、それよりおめぇは尻尾使って魚獲んねぇのか?」
スカイ「・・・ん?ごめん、何て言った?」
悟空「尻尾使って魚獲らねぇのかって。さっきの話聞いてっと出てこなかったからよぉ。」
スカイ「・・あはは!そりゃあ尻尾じゃ魚は釣れないですよ!何で釣れると思ったの?」
悟空「いや昔オラは尻尾使って獲ってたからな。
他の奴は尻尾が無かったけど、おめぇは付いてっからやってんのかと思って聞いてみただけだ。」
スカイ「へぇ、悟空さん尻尾で、、、え!尻尾!?悟空さん尻尾生えてたの!!?」
悟空「おう。言ってなかったか?オラは地球で生まれた訳じゃねぇんだ。」
スカイ「いえ、その話はチラッと聞きましたけど尻尾が付いてたなんて聞いた事ないですよ!?今もついてるんですか?」
悟空「それが神様が必要ねぇって言って取っちまったんだ。」
スカイ「、、無視できない単語が出てきたってこういう意味なんですね。、、神様って、、、悟空さんが言うので本当なんだろうねぇ。
よし!聞かなかった事にしよ!
でも、ずっとあったのに無くなるって違和感凄そうだね」
悟空「もうすげぇ大変だったぞ!最初の頃なんて立つのも一苦労だったかんな!
・・・・・・それにあんなのは無くしちまった方が良いからな。ボソッ」
スカイ「ん?今なんて、、、」
悟空「お、スカイ!竿!!引いてんぞ!」
スカイ「へ?、、、あ、それぇ!」シュバ
ピチピチ ピチピチ
スカイ「釣〜れま〜したぁ!ちょっと小ぶりだけど、、」
悟空「はは!やるじゃねぇか。、、お?こっちも来たな?そりゃ!」
ピチピチ ピチピチ
スカイ「あ!やったね!!私のより少し大きいくらいかな。」
悟空「そんぐれぇだな!この調子でどんどん釣んぞ!」
スカイ「おー!」
・・・・・・・
スカイ「・・・静かだねぇ。」
悟空「あぁ、そうだな。魚も少し止まっちまったし、昨日の続きでもすっか!」
スカイ「昨日?、、、あ、感覚のやつ?、、でも魚がいる所で暴れるのはやめた方がいいんじゃない?」
悟空「いや逆だ。まったく動かねぇ。」
スカイ「???何やるんですか?」
悟空「昨日は鈴を取る時、音聞くのに集中しただろ?あれは音と自分の位置を感覚で分かるような鍛錬だったけど、これからやんのは音の判別だ。」
スカイ「音の判別、ねぇ。、、聞き分ける、みたいな?」
悟空「おめぇは本当に察しが良いな!その通りだ。レース中の騒音を考えるとこれからやる方が使えそうだしな。」
スカイ「ふむふむ。どうやるの?」
悟空「簡単だ。目を瞑って意識しながら自然や動物の音や声を聞いてそれを細かい所まで考えるんだ。」
スカイ「おー確かに簡単だねぇ。ふっふっふ。ウマ娘の耳は飾りじゃないんだよ?」
悟空「自信ありそうだな。んじゃやってみっか。」
んーー鳥、右の奥かな。 クワックワ言ってる奴だな
今魚跳ねた!。 そうだな何匹跳ねたか分かるか?
1匹、、じゃないの? いや音が重なってたから2匹だな。
そんな所まで分かるの!?
鍛えたからな。 ・・・まじか。
スカイ「・・・っっふぅー。感覚を集中するのはやっぱり疲れるね〜」
悟空「はは!このへんにしとくか。」
スカイ「それにしても悟空さんは大人しいね。」
悟空「ん?いきなり何だ?」
スカイ「いやねぇ、失礼ながら悟空さんは釣りに向かない様な人だと思いまして」
悟空「あぁ、そんな事か。どっちかっつーと得意な方だぞ!オラが住んでた所がそうだけど、その日の飯とかも自分で用意しなきゃ無かったかんな!
魚獲る時に騒がしかったら獲れねぇっつーのもその時知ったな。
それに魚釣りも修行になんだぜ?」
スカイ「ハハ、、悟空さんはいつも修行第一ですねぇ。ちなみにどんな事するの?」
悟空「実はさっきやった鍛錬の最初はこれなんだけど。
オラがまだチビっこい時で気の事も全部知らねぇ時だったかな。
修行で色んな所に行って色んな奴に教わってたんだけど、ある時釣りしてるじいちゃんから'一緒にしねぇか'って聞かれてな、オラも竿持ってやってたんだけど、全然釣れなくてよぉ場所が悪ぃって思ったらじいちゃんの方はバカバカ釣ってんだ。」
スカイ「ほほーう。中々の名人ですなぁ。」
悟空「だろ?と思ったら'騒がしい'っていきなり言われたんだ。」
スカイ「ピクッ、、、、へぇ。」
悟空「騒がしいって言われてもオラは一切動いてなかったから何の事だ?って聞いたら気持ちが騒いでるって言うんだ。
そう言われてもサッパリだったからよぉ、ただ静かにしてたらそれも違うって言われてやり方を聞いたんだ。」
スカイ「・・・・・・」
悟空「そしたらな、まずは深呼吸をして自然の音を聞く。風で葉っぱ同士が擦れる音や遠くで鳴く生き物の声。
その流れで水面に意識を持っていき「「魚の気持ちになる」」・・・へ?
スカイ、何で知ってんだ?有名な言葉とかか?」
スカイ「有名かどうかは分からないかな、、、たださっきやった自然の音を聞く時に薄らと思い出したんだ、、、、うん。」
悟空「??よく分かんねぇな、、何を思い出したんだ?」
スカイ「、、、、悟空さんが言ったセリフ。そのまんま曾おじいちゃんに聞いた事があるんだよねぇ。」
!!?
悟空「そりゃ本当か!よくある話なのか、もしくは」
スカイ「もしくは悟空さんが会った人は私の曾おじいちゃんか。
ふふ。そんな訳ないよね!もうとっくの昔に亡くなってるし、それに地球自体が違うんだもん!あははは!」
悟空「・・・・オラがその場所に行ったのは歩いてとかじゃなくて神様の神殿にあった機械で瞬間的に飛んだんだ。だからその場所がどこにあんのか、、、、本当にオラの知ってる地球だったかは分からねぇ。」
・・・・・・・
スカイ「見た目は?」
悟空「白髪で白髭が生えてたな。」
スカイ「家族は?」
悟空「名前は忘れちまったけど、父親と娘が居たか?」
スカイ「父親は格闘技被れしてるとか?」
悟空「確か一戦やったぞ。すげぇ弱かったな。」
・・・
・ ・ ・ っぷっ!あっははははは!!!!
スカイ「あははは!流石にそりゃあないって!でも悟空さんが関わってると本当かもって思っちゃうけど!」
悟空「あっはっは!本当にな!もしそうなら流石にオラもビックリだ!
よし、スカイ!どっちかは分かんねぇけど、あの釣り方で一本釣ってやろうぜ!」
スカイ「おー!!見せつけちゃうよ!おじいちゃん!」
、、、、スゥー、、、フゥ、、まずは深呼吸。
呼吸を整え自然の音に集中する。
自然と心を1つにして空の様に静かに
そのまま水面に意識を持っていく
魚がいるね。 食おうか悩んでんな。
、、まだだ。
うん。分かってる。、、、、!!!!
「「ッ今だ!!!」ザバンッ!
スカイ「イェーイ!釣れたぁ!今日1番の大物だ!」
悟空「やったな!こいつはデケェぞ!!」ハハッ!
「悟空とスカイは感覚だけを頼りに魚の動きを読み、見事大物を釣り上げた。
その時、頭を撫でてくれるかの様に暖かい風が吹き、"空耳"が聞こえた」
《見事。よくやったな、スカイ。少年も大きくなったな》
!!!
スカイ「・・・・・まじで?」
悟空「・・・・まじ、みてぇだな。ま、オラみてぇなのがいる世界だ。死んだ後どこで何やってるかなんてのは分かりゃあしねぇからな!」
スカイ「そっか、、、、スゥー、、、おじいちゃぁあん!!わたし!!これからも大物釣るからねぇぇぇ!!!」
悟空「はは!うし!、、じっちゃーーん!!あん時のおかげで!!オラすげぇ強くなったぞォォォ!!!!、、ふぅ。、、ニィッ!」
スカイ「にゃはは!」
「「あっはっはっはっは!!!!!!」」
悟空「、、あー腹痛ぇ!なぁ、スカイ。魚もある程度獲れたし少し遊んで行こうぜ!」
スカイ「お!良いねぇ!んじゃれっつごー!
ー 水切り ー
シュパパパ!
スカイ「へっへーん!こんなもんでしょ!釣りに来たらついやっちゃうからね!私は強いよ?」
悟空「やるなぁスカイ!でもオラだって負けてねぇぞ?」シュン、、パパパパパパパパ!!!!!!!!!
スカイ「な!何じゃそりゃあ!!?」
悟空「へへん!ま、こんなもんだろ!!」
スカイ「むむむ!」
ー 木登り ー
悟空「どうだ?ここまで登ってこれっか?」
スカイ「どうって事ないよ!」スルスルスル、、、チョコン!
悟空「へぇ、中々高ぇのに速ぇな!」
スカイ「えへへ!1人の時とかこうやって木に登ったりしてるからね!、、、、、ただ問題がありまして、、」
悟空「ん?どうした?」
スカイ「こんなに高いの初めてで、、、、怖くて降りれません。」
悟空「、、は、はは。、、おめぇ、、意外と無茶な事する奴だったんだな。」
スカイ「、、、お恥ずかしい限りです。」
悟空「んじゃさっさと降りっか。オラに捕まれ」
スカイ「え?、、うん。、、、あ!ちょっと待って!飛び降りるのだけは止めてね!?」
悟空「っと。そうか?、、、ここなら平気か?」フワァ!
スカイ「と!飛んだ!?」
悟空「キングから聞いてねぇか?」
スカイ「うん。でも凄く気持ち良いねぇ。」
悟空「あぁ、そうだな!」
ー 水遊び ー
スカイ「無理だって!」
悟空「何でだ?気温が高ぇから寒くねぇぞ?
気持ち良いから来いよ!」バシャーン!
スカイ「いや、中に着てるの普通の下着ですから!濡れても替えが無いし、風邪ひいちゃうよ!!」
悟空「??水着もパンツも同じじゃねぇか。濡れてもオラが気で乾かしてやるよ!」バシャバシャ
スカイ「〜〜〜〜っっっ恥ずかしいんですよ!男の人と2人で水遊びするの!私だって年頃の娘なんですよ!?」
悟空「年頃だからじゃねぇのか?危ぇ場所では子供は大人といるのが当たり前ぇなんだろ?」
スカイ「、、クッ!!デリカシーがないし、ナチュラルな子供扱い。、、悟空さんじゃなかったら、警察に通報するか、生き埋めにしてるよ」
・・・・・・・・
スカイ「、、、はー疲れた!遊んだねぇ。」
悟空「そうだなー。、、、ブフッ!、おめぇが足滑らせて川に落ちた後の開き直り方は面白かったな!」
スカイ「、、、言わないでぇ///、、、コホン! 、、、それにしても少し日が暮れてきたね。
こういう所で遊ぶのはあまり無いから帰るのが惜しいですなぁ。」
悟空「・・・・おめぇ門限はまだだろ?」
スカイ「え?うん。ちょっと遅れるかもで申請はしたから後2時間くらいかな?」
悟空「2時間か、、、充分だな!おし、スカイ!せっかくだから魚食って行くか!こういう場所でしか出来ねぇ事だしな!」
スカイ「!!!、、、うん!」
悟空「んじゃ少し木を集めてっと、、、」
スカイ「あ、でもライター持ってきてないよ、、、どうやって火起こす?」
悟空「オラに任せとけ!、、こんくれぇかな?
ーーーーーーーキッ!!」ボウッ!
スカイ「わっ!、、火がついた、、悟空さんって本当に超能力者なの?」
悟空「いや超能力じゃねぇな。、、なんつーか、、こう、気合い、だな!」
スカイ「まさかの根性理論!?」
悟空「根性でもねぇな。ただの気の応用だ。それよりスカイ!オラは木の実とか果物を拾ってくるから、魚をその辺の木に刺して焼いといてくれ!」
スカイ「便利過ぎでしょ"気"、、ま、いいか。うん!こっちの事は任せてよ!そっちはよろしくねぇ!」
おーー!!!
スカイ「あはは!声が響いてる。さてさて、こちらも準備を始めますか!!」
〈日が暮れ始め、悟空は別の食糧を探しに奥地へ行き、スカイはその間に魚に木を刺し火の周りに魚を置いていた。
別行動をして15分くらい。
悟空は木の実を腕に抱え、山の中を彷徨っていた〉
悟空「うーん、、もうちょっとあると思ったけど、こんなもんか、、、いや、もう少し行ってみるか。」
〈奥の方に行こうと脚を踏み出した時、悲鳴が聞こえた〉
きゃあああああああっっっ!!!!!!
悟空「!!!(今の声、、スカイか!!怯えた感じもあったか、あいつに何があったんだ。
周りには特別変な"気"はねぇはずだ。まぁいい、行けばわかる!!)"シュン!"
悟空「スカイ!大丈夫か!!」
スカイ「ご、、くう、さん。 、、!!!悟空さん!後ろ!」
悟空「後ろ?、、何だ。」クルッ
〈切羽詰まったスカイの言った通りに後ろを向いたらそこに居た。
体調は約3m。牙を剥き出し、唾液を垂らしながら今にも襲いかかってきそうな熊だ。〉
グガァアアアッッ!!!
スカイ「あ、に、にげ、、、ないと、、、悟空さん!!」
悟空「おー熊じゃねぇか!でっけーなぁ!!」
・・・・・は?
熊だよ!?こんなに近いし、すぐにでも襲いかかって来そうなのに、この人なんでこんなに呑気な事しか言わないの!?
「ねぇ!悟空さん!!早く逃げよ!!危ないよ!!?」
「ん?、、、あぁそういう事か!ちょっと待ってろ!」
悟空さんは私の言葉には反応してくれず、何かに納得したようで私の後ろに歩いて行った。
間に居た悟空さんが居なくなり、再び熊と対面する事になった。
私は腰が砕けて呼吸も上手く出来てない気がする。もうここで死ぬのかな?、、、と、思っていたんだけどそんな不安を消すように鼻歌が聞こえてきた。
私はこんな時に危機感の無い悟空さんに少し腹が立ち、喉が裂けそうなくらいの大声で叫んだ。
「悟空さん!何やってるの!?熊なんだよ!!?逃げるか倒すかしてよ!!!」
「まぁそんな慌てんなって、大丈夫だから。
、、、、、んーしょうがねぇから一番デケェのやるか。」
悟空さんは私の声にも、変わらず間の抜けた返答をしてきた。
そんな事を言いながら火に当たっている魚を取り、再び私の前に戻って来る。
その様子をずっと見ていた熊は悟空さんに向かって、心臓が縮みそうな程大きく咆えて威嚇をしてる。
私は思わず"危ないっ!"って叫んだけど悟空さんは顔色一つ変えるどころか何故かニコニコしながら言った。
悟空「ほれ!一匹で悪ぃけど、一番デケェのとったからこれ食えよ!さっき釣ったばっかだから上手ぇぞ!」
・・・・あゝキング。君の言った意味が分かったよ。悟空さんの全てに常識が通用しないんだね。
熊も獲物が手に入ったからか、のそのそと帰って行ったし、はぁ、、、、、、魚を食べよ。
ーーーーーーーーーーーー
ハグハグハグ!!!
悟空「はぁーーうめぇ!やっぱ魚は釣れたてだよな!!」
スカイ「ソーデスネー」
悟空「まだあるからいっぱい食えよ?」
スカイ「ソーデスネー」
悟空「・・・木の実もあるからな!」
スカイ「ソーデスネー」
悟空「、、ハァ。まだ拗ねてんのか?さっきの事は大丈夫って言ったじゃねぇか。」
スカイ「ハァ。あんな大きい熊が目の前にいるのに大丈夫の一言でそうなんだ!とはならないよ。」
悟空「はは!まぁ、なんだ、怖ぇ目に合わせて悪かったけどあの熊だって大変だったと思うぞ?」
スカイ「???、、どういう事?」
悟空「オラがさっき食べ物とりに行った所だけど、ほとんど何も無かったんだ。
ありゃあ木が死んでんな。餌が無けりゃあ探すのに必死にもなるさ。」
スカイ「あ、、そうだったんだ。、、何だか悪い気がするね。」
悟空「まぁ魚が無かったら食われていたのはオラ達だったかもな!」ハハ!
スカイ「ゔぇぇ!!!なんて事いうのさ!」
悟空「あはは!冗談だ!実際はあの程度の事なら何とでも出来っから心配ぇすんな!」
スカイ「んもう!、、、頼りにしてるからね!!」
悟空「おう!任せとけって!」
〈熊事件の会話は終わり、目の前にある食べ物に集中する事にした。
ふと、気がつくと辺り一面は真っ暗で月の光や焚き火の明かりしか照らすものがなかった。
そんな燃えている火を見ながらスカイがポツリと話しかける〉
スカイ「ねぇ悟空さん。」
悟空「モグモグモグ、、ゴクンッ!、、どうした?」
スカイ「ウララのトレーニングの調子はどうなの?」
悟空「随分いきなりだな。ウララのは昨日一緒にやったから大体分かるんじゃねぇか?」
スカイ「一回見たくらいじゃ分かんないよ。ただ信じられないくらい力が付いてるのは分かる。」
悟空「オラもそう思う。つっても有馬記念まで距離を増やさねぇと駄目らしいからな!修行あるのみだろうな!」
スカイ「そうだね。・・・・・・でもいくら力付けてもウララは有馬記念で勝てないと思う。」
悟空「ピクッ、、、、結構ハッキリ言うんだな。何か分かってる事でもあんのか?」
スカイ「うーん、半分かな。確証持っては言えないけど、とても必要な事なんだ。、、今言う事は出来ないけど、」
悟空「んー、よく分かんねぇな、、ウララっつーよりはウマ娘に必要な事なんか?」
スカイ「それも内緒!、、、ね、悟空さん。私はトレーニングとかはサボるし、気まぐれで行動する事が多いけど、レースはずっと本気だった。
ただ一着を獲りたいだけじゃない。本気の勝負がしたい。そのために必要な事をやるつもりなんだ。
こんな事、トレーナーさんにも同期達にも言えない。私の独断でやってる事。
今言っても分からないと思うけどさ!、、、、一人はちょっと寂しいから私の思いを悟空さんだけでも知ってて欲しいんだ。」
悟空「・・・そっか!おめぇがそこまで言うんだ。何すんのか知らねぇけど、しっかりやれよ。出来ねぇ事があんだったら力貸すからよ!」ニカッ!
スカイ「うん。ありがとね!」ニヒヒ!
ガサガサ! ガサガサ!
スカイ「ん?何の音?」
悟空「やべぇ。全部食っちまったからアイツの分残ってねぇ、、」ボソッ
スカイ「何か言っt、、ぎ、ぎゃああ!また出たぁ!!」
〈一息つこうと息を吐いた時、不自然に草木が揺れたのでそちらを見ていると、先程現れた熊が戻って来た〉
熊「・・・」ノシノシ
スカイ「ど、どうする!?何するの!!?」
悟空「いやぁすまねぇな!オラ達が全部食っちまったからおめぇの分は残ってねぇや!」
スカイ「また普通に話しかけてるし!!、、、あー、、、大丈夫、、なんだっけ?、、スゥー、、ふぅ。さぁ!何でも来い!」
熊「・・・チラッ、、、グァッ!」ノシノシ
スカイ「へ?、、、帰っちゃった。」
悟空「だな。何しに来たんだ?」
〈熊は悟空達の姿を確認すると来た道を戻ってしまった。
まだ火がついているため食べ物があるとでも思ったのだろうか。
色々な事を考えているともう一度帰ってきた。
口に動物を咥えて〉
スカイ「ゔ!あ"あ”あ"あ”!!動物食べてるー!!
悟空「食うもんまだあったんだな!ん?じゃあ何で来たんだ?」
熊「・・・・」ぺっ!
スカイ「うお!飛んできた!」
悟空「んーー??、、あ!くれんのか?これ。」
熊「・・ンガァ」コクン!
悟空「本当か!さんきゅー!!んじゃ早速焼くからおめぇも食って行けよ!!スカイ、そいつ取ってくれ。」
スカイ「え"、、、取るのか、、ヨシ!、、セイちゃん頑張るよぉ〜!、、熊さんじっとしててね、、、
・・・・・うん。ありがとね!」
〈さっきの魚のお礼のつもりなのか代わりに動物を持ってきた。悟空は肉が食べれる事に喜び、スカイはある程度心に余裕が生まれ、熊から動物を貰い悟空に任せた。
肉を火で炙り、悟空とスカイと熊は黙ってそれを眺めていた。〉
スカイ「・・・何この状況。」
悟空「何って、、肉焼いてんだろ?」
スカイ「・・・・そうだね。」
熊「、、、、」グイグイ
スカイ「わ!、わわわ!!なになに!?めっちゃ頭で押してくるんだけど、どうしたのさ!!?」
悟空「ははーん!さてはスカイに甘えてんな!動物同士、気が合うんじゃねぇのか?」
スカイ「わ、っぷ!、、ウマ娘は動物じゃ、、ないよ!!それでこの子はどうしたらいいの!噛まないよね!?」
熊「・・・・ガァッ!!」モゾモゾ
悟空「そりゃおめぇ、甘えてんだから撫でてやりゃあ良いじゃねぇか。さっきも言ったけど、おめぇの身体には傷付けねぇから心配ぇすんな。」
スカイ「うーーん、、ムグ!?、、分かったからぁ!、、もー熊が甘えてくるなんて誰も信じないよ、、、ナデナデ。」
熊「・・・・・」♬
〈スカイは恐る恐る熊に触り、フワッフワな毛に驚いた。噛まない事が分かったら体ごと熊に抱きつき撫で回していた〉
悟空「はは!そいつもすげぇ喜んでんな!せっかくだし、名前付けてやれよ!」
スカイ「モフモフ、、ふぃぃ。、んあ?名前?何で?」
悟空「いやそいつ名前なんてねぇだろ。わざわざ戻って来たんだから友達になりてぇんだろし、名前がねぇと呼びづれぇだろ。」
スカイ「そっか、、確かにそうだね。君も名前ほしい?」
熊「・・ガゥッ!」♪
スカイ「おー!言葉が分かるのかな?、、んじゃこのセイちゃんが自ら命名してみせよう!!、、んーーー、・・・ベェ」ボソッ
悟空「ん?決まったか?」
スカイ「うん!この子の名前は
ヤジロベェにしよう!!」
〈スカイの発言と共に空気が固まった。
熊、改めヤジロベェはますます喜びスカイに頭を擦り付けたり、のしかかったりしているが、肝心の悟空の反応がない事を不思議に思い、顔色を伺うようにチラッと見てみるが顔を伏せていて表情が分からなかった〉
スカイ「ご、悟空さん?、、ダメだった?」
悟空「・・・・・ック。」
スカイ「???」
悟空「ックック、ブハッ!!あっはっはっは!!!ヤジロベェか!そっかそっかヤジロベェだな!!食いしん坊な所もそっくりだ!!あはははは!!」
スカイ「え、変だった?、、、そっくり?、、可愛いと思ったんだけど、、」
悟空「、ハァ、ハァ、、ふーー。いやすまねぇな!もう大丈夫だ。んじゃよろしくなヤジロベェ!!」
ヤジロベェ「、、ガァッ!」
スカイ「はは!こうやってみると可愛いねぇ。それにしても熊と友達になっちゃったよ。」モフモフ
悟空「良いじゃねぇか。オラも動物の友達もたくさんいるし、おかしい事じゃねぇぞ。それにオラも違う世界のやつで地球人じゃねぇけど、おめぇと友達だろ。」
スカイ「まぁ、確かにそうだね。、、、って私、悟空さんと友達だったの!?」
悟空「そうじゃねぇんか?だってオラはおめぇのトレーナーでも何でもねぇけど、こうやって遊んでんじゃねぇか」
スカイ「ん、あー、そだね。いやぁ何か大人の人と友達って違和感が凄くて、、、えへへ。」
悟空「??変なやつ。、、あ!、、、、なぁ、スカイ。」
スカイ「なぁに?」
悟空「・・・・・・今何時だ?」
スカイ「ん?ちょっと待ってね。今は、、、、19時45分かな」
悟空「門限は何時だ?」
スカイ「えっとねぇ、、20時だね。」
・ ・ ・
悟空「やべぇ!!帰んぞ、スカイ!火ぃ消したりゴミまとめるんだ!」
スカイ「やばいやばい!早くしないと!!」
ヤジロベェ「???」
スカイ「あーーー!ごめんね!ヤジロベェ。もう帰らないと行けないから。絶対にまた来るからね!」
ヤジロベェ「ガウッ!」♩
悟空「よし!スカイ。オラに捕まれ!誰に瞬間移動したら良いんだ?」
スカイ「グラスちゃんだね。寮が一緒だから」
悟空「グラスだな!、、っとその前に
ハアッッ!!!ボワッ!!、、、、こんなもんか?」
スカイ「え、、凄い眩しかったんだけど何やったの?」
悟空「さっき、ここの木が死んでるって言ったろ?だからオラの気を自然に分け与えたんだ。
本当は自然の成り行きに任せんのが当たり前でこういうのはやっちゃいけねぇんだけど、目の前に友達がいんだったら無視できなくてな!
ついやっちまった。」
スカイ「へぇ、もう神様みたいだね。、、、、良かったね。ヤジロベェ!今度来る時はお土産持ってくるからね!」
悟空「またな!ヤジロベェ!」
ヤジロベェ「・・・グガァァアッ!」
スカイ「ふふふ。見送ってくれてんのかな。、、、ねぇ、悟空さん。」
悟空「なんだ?」
スカイ「これからも友達としてよろしくね!」
悟空「?、、あぁ!こっちこそ頼む!、、、んじゃ飛ぶぞ?」
スカイ「うん。、、あ!グラスちゃんに一言だk"シュン!"」
〈気がつけば門限が間近に迫っており、この楽しい時間は終わりを告げた。
急いで片付けをした後、ヤジロベェに見送ってもらい、グラスの元へ瞬間移動をする予定だったのだが、この男、孫悟空は断る事なく飛んでしまう。
女性の部屋に移動する事はリスクがあるとは知らずに、、、」
ヤジロベェ「・・・・・グルッッ♪」ノシノシ ノシノシ
・・・・・・・・
"シュン!"
キャッ!
悟空「スカイ!時間はどうだ!?」
スカイ「・・・・・」
悟空「??スカイ?」
〈グラスの部屋に瞬間移動した悟空達。
門限の事が気になりスカイに問いかけるが、何も言わず、どうしたのかと思い見てみると目を瞑り項垂れていた。
訳が分からず周りを見てみると、座りながら額に手を置き天を仰ぐエルの姿。
そして着替え途中で下着姿のグラスが居た。〉
・ ・ ・
エル「喉乾いたのでジュース買ってきマス!」
部屋を出る。エル
悟空「スカイ!今日は楽しかった!またな!」
便乗する悟空
スカイ「うん!こっちこそありがとう!またね!」
それに便乗するスカイ
グラス「このまま帰ったらたづなさんと寮長さんとニシノフラワーさんに言います。」
語るように静かに話すグラス
〈誰が見ても分かる様にグラスの静かな怒りに当てられ、正座をする悟空達。
何が待っているのかと怯えながらグラスを見ると、目を瞑って腕を組み、山の様にただ立っていた。〉
スカイ「、、、あのねぇグラスちゃん。」
グラス「ちょっと黙って下さい。こちらから質問するのでそれだけ答えるようにお願いします。」
スカイ「・・・はい」
〈スカイの一言をバッサリと切るグラス。
その様子を見た悟空がテレパシーでスカイに話しかけた〉
悟空【なぁスカイ。】
スカイ【!!なに?】
悟空【持って帰って来た木の実あげたら落ち着くかな?】
スカイ【絶対やめてね!?すごい怒るよ?】
悟空【だめかぁ、、どうすっか。】
スカイ【何で行けると思ったのさ、、、】
グラス「騒がしいですね。、、、何か話してますか?」
!!?!?
スカイ「い、いえ何もしてないです!!」
悟空「お!おう!テレパシーなんてしてねぇぞ!!」
スカイ「!!!もーー!悟空さんのおバカ!そんなのしてるって言ってる様なもんだよ!」
悟空「い"い"っ!?ほんとか!!?」
・・・・・はぁ。
ビクッ!!
グラス「セイちゃん。」
スカイ「!!はい。なんでしょう?」
グラス「今日は出掛けると聞いていましたが、門限延長はしてるのですか?」
スカイ「はい。事前に了承を貰ってます。」
グラス「そうですか。、、悟空さん。」
悟空「お、おう。」
グラス「悟空さん正式なトレーナーではないとしても大人としてもう少ししっかりとしなければなりません。」
悟空「あぁ、面目ねぇ。」
グラス「それに、女性の部屋に入る時は一言あるのが当たり前でしょう。それなのに勝手に侵入してくるとは言語道断です!」
悟空「・・・すみませんでした。」
グラス「・・・・・見ましたか?」
悟空「???何をだ?」
スカイ(あーやばい。どうしよ。これは無理かな、諦めよっかな。)
グラス「だから、、、です。」
悟空「ん?なんだ?聞こえねぇぞ?」
スカイ(もうだめだ!おしまいだぁ)
グラス「だから!!下着です!さっき着替え途中だったでしょう!?」
悟空「あー、そんな事か。そりゃ見るだろ目に入ったし」
スカイ(・・・終わった。)
グラス「・・・女性の下着姿を勝手に見た挙句、開き直ったかの様な言葉。
悟空さん!!セイちゃんも!貴方達反省しているのですか!?
もはや堪忍袋の緒が切れました!許しませんよ!!!」
悟空「げぇっ!!ちゅーか"気"が上がってるし、こいつやっぱり"気"使えんだろ!!」
スカイ「ちょちょ!!何で私も!?悟空さんが無神経だったんでしょ!?」
悟空「あー!おめぇそりゃねぇだろ!!」
スカイ「私は瞬間移動する時に言おうとしたもん!!」
悟空「聞いてねぇんだから同じだろ!!」
グラス「そんな事はどうでも良いです!!!私を侮辱した事、絶対に許しませんよ!!」
スカイ「侮辱なんてしてないよぉ、、、」
悟空「どんどん"気"が上がってんな。」
グラス「私は着替えが終われば地方から取り寄せたタンポポを食べる予定だったのです!
その予定が消え、この仕打ち。食べ物の恨みは恐ろしいのです!!!
私は先程までのグラスワンダーとは違います!
恨み、悲しみ、そして怒りを兼ね備え力を付けました。
今の私は進化したスーパーウマ娘!!
スペシャルワンダーです!!!
・・
・・・
・・・・
悟空「・・・スペシャルって、、スペのあれか?」
グラス「い、いえ、、その、特別って意味の方で、、、スペちゃんは、その、、関係ない、デス」///
スカイ「いや絶対スペちゃんでしょ。どんだけスペちゃんの事好きなのさ。知ってたけど。」
グラス「・・・・・ブチッ!!違うと言っているでしょう!!もういいです!!!
たづなさんに言って食堂禁止にしてもらいます!セイちゃんはニシノフラワーさんにある事ない事吹き込みますからァ!!!」
悟空「グラスすまねぇ!!それだけは勘弁してくれ!!」
スカイ「ある事ならともかく無い事って何!?ごめんね!本当ごめん!!だから許してぇ!!」
もーー!!怒りましたからァ!!
ごめんってばぁっ!!!
悪かったって!もうしねぇからよぉ!!
「「グラス!!!」ちゃん!」
ダ メ です!!!