孫悟空とウマ娘   作:猫ネコ

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まだまだ登場人物を増やす為、ウララの練習などはまだ先。まずは悟空

注意
・シンボリルドルフの四字熟語は難、めんどいので無し!
・理事長の熟語はたまに無し!


pixivにて7話まで更新中


孫悟空inトレセン学園

〜前回のあらすじ〜

 

 

黄金世代と呼ばれる娘達と会った悟空。

キングヘイローは最初は疑っていたが話していくうちに段々と馴染んできたようだ。

悟空の強さの片鱗を見たスペシャルウィーク達は現実離れした力に圧倒され、困惑し、なんとか受け入れ、畑は違うがトップレベルで争う彼女達はその力に目を奪われつつあるのだった。

話をしていくうちにハルウララがトレーナー不在のためレースに出れないと知るが、キングヘイローとそのトレーナーの計らいにより出走できる事が分かった。

 

目指す所が確かなものとなり、悟空はハルウララをしっかりと鍛える事に決めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

悟空「ウララーーー!いくぞーーーーーーそりゃ!」

 

ウララ「パァン!、、、、それ!」

 

悟空「おう、パシッ、ナイスボール!ほれ」

 

ウララ「パァン!、、ねぇーー悟空さーん!!」

 

悟空「パシッ、どーしたーーーウララ?ーーー」

 

ウララ「スパァン!!、、なんでー私達ーキャッチボールしてるの〜〜〜???」

 

悟空「パシッ、、、ん?何でってそりゃあ、おめぇがしてぇって言ったんじゃねぇか」

 

ウララ「スパァン!!、、言ったけど、痛い!!もう無理だよ!悟空さんの何かすごく重い感じがするもん」

 

悟空「おーそっか、そりゃすまねぇな、ははは!」

 

 

 

〈キングヘイローとこれからの事について話したのが二週間前の事。ハルウララは以前のように毎日じゃなく数日来ては、一日空けてはまた来るという事をしていた。

 

悟空の所に行かない日でもハルウララは基礎トレと柔軟、後はキングヘイローのトレーナー(キントレ)の元で併走トレーニングに参加していた。

今はまだ実力が追いついておらず、他の皆には着いていけてない状態だが、キングヘイローやキントレは以前より力が付いてるのを気づいていた。〉

 

 

 

ウララ「、、、ふぅ、キャッチボールなんてすっごく久しぶりやったけど、面白かったね!」

 

悟空「そうだな!、、いきなりグローブ持ってきてキャッチボールしよ!には少し驚いたけどな、、、」

 

ウララ「あはは!悟空さんならやってくれるって思って、つい、、ごめんね?」

 

悟空「いやこんくれぇどうって事ねぇぞ!キャッチボールとはいえ、一応修行にはなるしな!!」

 

ウララ「え?そうなの?あたしは何も考えずにやってたけど、、」

 

悟空「あぁ、まぁな!ボールを見る事で眼を鍛えれるし、離れてやりゃあ周りとの感覚も必要になる。全身使って投げるから体の芯も安定するしな」

 

ウララ「ほえーー悟空さんって頭良いんだね!!」

 

悟空「そう言われっとちょっと色々困るんだけどな、、、まぁそれはそうとレースの方はどんな感じなんだ?」

 

ウララ「あ!そう、レース!!レースはねぇ二ヶ月後に決まったんだ〜!!」

 

悟空「二ヶ月後か!!、、随分と急だな、、キングん所で修行してんだろ?そっちはどうなんだ?」

 

ウララ「併走だね!まだウララは最下位かな、、、トレーナーからは速くはなってるけど、今のままだと少しキツイかもって、、、、やっぱり、、無理、なのかな、、」

 

悟空「、、そんな顔するもんじゃねぇぞ?ウララ。まだ二ヶ月はあるし、修行も詰まってる訳じゃねぇ、ウララがそんな顔してっと出来るもんも出来ねぇぞ?」

 

ウララ「うん、そうだよね!!ごめんね、つい落ち込んじゃって、、自分を信じてあげないと何も出来ないもんね!!よしっ、ウララ頑張るよ〜〜!!!」

 

悟空「はは!その意気だ!んじゃ修行でもはじめっか!!」

 

ウララ「おー!!

 

 

 

 

〈悟空は自身がいつもやってる修行がウマ娘では効果は薄いと思い、ウマ娘のレベルUPに繋がる鍛錬法を悟空なりに考えていたのだった。〉

 

 

 

どうした!ウララ!!そんなんじゃいつまで経ってもオラの事捕まえられねぇぞ!

 

まだまだだよ!!

 

 

〈ウララは悟空に向かい全力疾走するが悟空との距離はあまり縮まらず、もう少しという所で交わされ加速してしまう。ウララはいくら遠くなっても必死になって追い続けていた。〉

 

 

 

そら!今度は身体が起き上がってきてるぞ!もっと倒して手を振れ!

 

はぁはぁはぁ、、んぎぎ!!

 

 

〈ウララも体力にも限界があり、どんどんフォームが崩れてしまうが悟空が見逃す事もなく、前にキングヘイローから大まかなウマ娘の走りを見せてもらった事があったのでそれを参考に指摘していた〉

 

 

〈この練習方、自身の身体使い、ウマ娘にも効果的なトレーニング、ミスターポポとも似たような事をした、、そう、鬼ごっこだ!〉

 

 

〈少し広い場所に出て方法は単純、悟空が逃げてウララが捕まえるそれだけだった。それだけな筈なのにハルウララはシャワーでも浴びたような汗に脚も上げられないような疲労が見てとれた。

だが眼だけは悟空から離さないのも悟空は感じ取っていた。〉

 

 

 

悟空(思った通りだ、、ウララは基礎は足りねぇが根性がある。こりゃひょっとするかもしれねぇな、、、)

 

ウララ「はぁはぁはぁ、、、、、、、、」

 

悟空「、、、ウララ今日はもう止めだ」

 

ウララ「、、、え、どうし、たの?まだ、できる、、よ?」

 

悟空「いやウララの場合はまだ完全に身体が出来上がってねぇ、、無理にやんのは時には必要だけど、それは今じゃねぇ。レースが決まってんなら尚更だ。怪我をしちゃ元も子もねぇからな」

 

ウララ「はぁはぁ、、そっか、、そうだよね、、」

 

悟空「焦る事はねぇさ。ちゃんとオラが強くしてやっから休める時にはしっかり休むんだぞ!!」

 

ウララ「うん!分かった!!、、、はぁーー疲れたーーー、悟空さんすごい速いね。擦りもしなかったよ!!」

 

悟空「だろ?オラも教える立場からしたらそう簡単には負けてられねぇさ、、、、さぁ呼吸が安定してきたら柔軟でもして身体ほぐすぞ!」

 

ウララ「ハーイ!」

 

 

 

〈トレーニングも一通り終わり、悟空はうつ伏せになってるウララの身体をほぐしていると何やら聞き慣れた音がしてきた。〉

 

 

、、スゥー、、、スゥー、、、

 

 

 

悟空(ん?何の音だ?、、、ってまさか!)

 

ウララ「スゥ、、ん、むにゃ、、、スゥー、、、」

 

悟空「あー!こいつ寝てやがる!!、、おーい!ウララ起きろー!帰る時間が決まってんだろ。」

 

ウララ「んにゃ、、ん?、、、、スースー」

 

悟空「だめだ起きねぇ、やり過ぎちまったか?、、参ったなぁ門限が決まってんなら帰らねぇといけねぇし、送ろうにも場所が分からねぇ、なによりキングに怒られちまう。あいつ怒ると怖ぇんだよな、、どうすっか、、、」

 

 

 

〈門限が近づく時間帯、最近のルーティーンから、そろそろ帰る時間になっていた。ところがハルウララは疲れたのか夢の中。そこで悟空はある事に気づく〉

 

 

 

悟空「ん?あ!そうだ!ウマ娘は少し人とは違う気を持ってる。学校って言ってたからウマ娘がいっぱいいる所に瞬間移動すればいいんじゃねぇか!!多分そこにあいつらもいるだろうしな。」

 

 

 

〈悟空はウララを背負い、額に指を当てウマ娘が集まっている場所を探す。〉

 

 

 

悟空「・・・・・・ここだな、ここからさらに、、、、、オシッ!見つけた!」シュン!

 

 

 

〈風切り音が生じた瞬間、そこには元々誰もいなかったような静けさがあった。〉

 

 

 

 

〈チームリギル。それはトレセン学園が誇るトップのチームである。東条ハナトレーナーを筆頭に皇帝と呼ばれる生徒会長や敗北をしらない娘や三冠馬、そしてグラスワンダーやエルコンドルパサーの姿もあった。〉

 

 

東条トレーナー(東条トレ)「よし!今日はそこまで!!各自でクールダウンをしっかりやってから上がれ!、、、最近スピカや他のチームもレベルを上げてきている。チームリギルはこれまで以上に集中しなければならない!各々気を引き締めろ!!」

 

リギルS「ハイ!!」

 

 

トレーナーぴりぴりしてるな。 スピカのトレーナーとまた何かあったみたいだよ? スピカのトレーナーもよくおハナさんに言えるね怖くないのかな? それより今日の併走の時のやつさー、、、、、、、、

 

 

 

グラス「、、、ふぅ」

 

エル「オーウ、グラス!怪我の具合はどうデスか?」

 

グラス「エル。、、、そうですねぇ最近は少しずつですが、復帰する兆しが見えてきたところです。今日も軽くですが練習に参加させてもらいましたからねぇ」

 

エル「そうでしたか!それなら良かったデス。ライバルとしてグラスも倒さないと世界最強とは呼べマセンからね!」 

 

グラス「ふふ。私は負けませんよ?」

 

エル「なっはーー!!エルだってどんどん強くなってみせマース!!、、、ところで悟空さんの話は何か聞いてますか?」

 

グラス「いえ、前にキングちゃんがウマ娘の説明をした日にやったトレーニングで筋肉痛になったってくらいで、他はウララちゃんから楽しかったとか遊んだとかしか聞いてないですねぇ。」

 

エル「そうデスよね。、、、」

 

グラス「エル?どうかしたのですか?」

 

エル「いえ、ワタシ達皆は、今やレースの中では上位に入ってマス。グラスは怪我だとしても、ダービーを獲ったスペちゃん。皐月賞のセイちゃん、まだG1タイトルを獲ってはないですが、首位争いには入ってるキング。

ワタシはそんなライバル達を破り最強である事を示したいのデス」

 

グラス「そうですね。あなたの志はいつも聞いてるから分かります。でも何故そこで悟空さんなんですか?」

 

エル「悟空さんはウララを強くするって言ってました。悟空さんの力は、エルには分かりませんが、ウララを強くするのは出来ると、、、何故かそう思うんデス。ただ勝敗を決めるのはレースなんです。強くなるだけじゃあレースでは勝てマセン。」

 

グラス「、、、エル、あなたは何が言いたいのですか?」

 

エル「ワタシは凱旋門賞で勝利する事を目標にしてマス。

でもそれとは別に皆で一緒にレースに出て勝ちたい!というものも考えてマース!そこにウララも加わればもっと楽しくなる!!エルの直感がそう言ってるんデスよグラス」

 

グラス「なるほど、、、皆でレースですか、、ふふ!貴方らしいですね!確かにウララちゃんも入れば楽しそうです。」

 

エル「デスよね!、'シュン!'、なので悟空さんにはもっとウララを強くしてもらわないと困るんデスよ!」

 

悟空「おう!心配ぇすんな。ウララの事はしっかり見てるからよ!!」

 

エル「はい!お願いします!!悟空、さ、、ん、、!!!?!!?!?」

 

グラス「・・・・・・・・・は?」

 

悟空「おっす!おめぇ達二人いると気が見つけやすかったからこっちに来ちまった。」

 

 

 

〈リギルの練習後、アフターケアをしているエルコンドルパサーとグラスワンダー。これからの事についてエルコンドルパサーが語っていると間を割り込むように、何もない空間から何も考えてない男が突如出現したのだった。〉

 

 

 

 

エル「は?え、は?悟空さん!?なんで!!?」

 

悟空「いやーウララのやつが寝ちまって起きねぇんだよ。だからオラが送りn」

 

グラス「何でじゃなくて!どうやって!です!!!気づかなかったってよりも、、その、、???、、何もない所から現れませんでした?」

 

悟空「あ、そっちか。瞬間移動だ。」

 

エルグラ「瞬間移動、、、は?」

 

悟空「知らねぇか?瞬間移動って言ってな、離れた位置でもそいつの気を目印にして一気にそいつの近くに行くんだ。今回はウマ娘が集まってる場所から、おめぇ達二人の気を見つけて来たんだ。」

 

グラス「、、、、瞬間移動って意味は知っています。が、そんな事出来たんですか!?」

 

エル「コケッ!コッコッコケ!!」

 

悟空「ああ、まぁな。」

 

 

 

〈またも人ならざる技を使い困惑させる悟空。

リギルの面々もほとんど帰宅していたが、悟空の出現を目撃してしまい、フリーズ状態から覚めた二人が話しかけてきた〉

 

 

???「グラスワンダー、エルコンドルパサー、、、そのちょっと良いか?」

 

???「今の、、その人の事でちょっと、、」

 

 

エルグラ「!!!!!!」

 

 

 

〈後ろから話しかけられ声の主とこれから聞かれるであろう事をすぐに察知し、ビクッ!とする二人〉

 

 

シンボリルドルフとマルゼンスキーだ、、、、

 

 

 

悟空(すげえ気だ。大きさだけならグラスとエル以上か、、)

 

 

グラス「会長、、さん、、」

 

エル「マルゼンスキー先輩も、、」

 

シンボリルドルフ(ルドルフ)「色々と詳しい事を聞きたいのだが、、、まずはハルウララを寝かせるか、、」

 

グラス「そうですね、ウララちゃんはキングちゃんと同室なのでキングちゃんを呼んできますね」

 

悟空「お!キングと一緒の部屋なんか。キングの気なら知ってっからオラが直接行ってくる!、、、これだな。シュン!」

 

・・・・・・・・・・・・

 

ルドルフ「、、、、知ってる範囲で構わないんだ。、、説明、頼めるな?」  

 

エルグラ「、、、はい」

 

 

 

〈シンボリルドルフとマルゼンスキーに瞬間移動を見られたがハルウララの同室がキングヘイローである事を知り、自己紹介もせず消えてしまった。

目の錯覚などでは無く、目の前で消えてしまった男をみてグラスワンダーとエルコンドルパサーはトレセン学園の重要人物達に話す事にした〉

 

 

 

 

理事長室

 

理事長、秋川やよい(やよい)「衝撃!そんな事がありえるのか!?」

 

駿川たづな(たづな)「ハルウララさんが最近の放課後で外ランに行く理由は分かりましたが、、、、いえ分かりませんね、、」

 

ルドルフ「すまない。少しまとめさせてもらうが、、、、先程の男、孫悟空という人物は違う世界の住人ですでに亡くなっており、あの世で閻魔さまの手違いによりこの世界に送られ、凄く腕が立つらしいから少し前に会ったハルウララの事を鍛えてる、、、、でいいのか?」

 

エルグラ「はい、、、そうです」

 

ルドルフ「そんな話があると思うのか!!?」

 

たづな「ルドルフさん落ち着いてください。とても信じられませんが、、、、目の前で見たのでしょう?」

 

ルドルフ「!!!グゥ、、、事実を変える事は出来ない、か、、」

 

たづな「そういえば腕が立つとは、何か他にあったのですか?」

 

エル「聞いた話もありますが、最初に熊からウララの事を守ったらしいデス」

 

グラス「私くらいの身長の岩を軽く叩いて割ったとか」

 

エル「ウララとキングを含めた練習をしてる時も逆立ちしながら着いてきたとか」

 

グラス「あ、あとテレパシーとかなんとか、、頭の中に直接声をかけてきましたね」

 

エル「それでさっきの瞬間移動d「もういい!!!!」、ケッ!?」

 

やよい「困惑!ちょっとだけ落ち着かせてくれ!!」

 

ルドルフ「、、、頭が痛くなってきた、君達もよく受け入れたな、、」

 

たづな「ですが、この二人がそこまで言うとなると、全部本当の事なのでしょうね。」

 

やよい「うむ、だが本当の事だから困ってもいるのだがな」

 

 

 

〈グラスワンダーとエルコンドルパサーは悟空と会い、起きた事を三人に伝えたが想像通りの事が起きていた。

未知との遭遇、信じられないが実際に起きてしまった、信じるしかないという事実に頭が爆発しそうな事の連発だった。〉

 

 

ルドルフ「この事を知ってるのは今あった名前の者達だけか?」

 

グラス「いえ、最初の日にセイウンスカイさんとスペシャルウィークさんが一緒にいました。」

 

たづな「この前のハルウララさんを追いかけて行った日ですね。」

 

グラス「はい。私達もその日以来は行ってないですが、キングちゃんだけは、その翌日も行ってウマ娘の事を説明しに行っています。」

 

やよい「納得!それで今はキングヘイローの所だったな。今もいるのか?」

 

・・・・・・・・あ。

 

グラス「そういえばそうですね。キングちゃんの後はどこに行くんでしょう?」

 

エル「帰るんデスかね?」

 

やよい「いや、一度対面して話をしたい!キングヘイローと連絡とれるか?」

 

グラス「ではキングちゃんに"シュン!"連絡しまs「ありゃ?知らねぇやつもいるな」、、、、もう驚きません、、、」

 

!!?!?!、?!?!!

 

 

エル「心臓にとても悪い、デス、、、」

 

ルドルフ「信じざるを得ない、、か、、」

 

たづな「本当なんですね、、、」

 

やよい「驚愕!!!」

 

悟空「勝手に来て悪かったな。キングにさっきの事話したら説明がいるだろうから戻れって言われちまってよ」

 

エル「さすがキングデス!」

 

グラス「それにしては少し遅かったですね。」

 

悟空「ああ。キングの所にトレーナーっちゅうんも居てウララ送るついでに少し話してたんだ。」

 

 

 

〈話も少しだけまとまっていた理事長室内。話の途中でまたも割るように入った悟空。エルコンドルパサーとグラスワンダーは悟空の異常さに少し慣れたようだが、他の面々は頭が追いつかず、まだ話せないようだ

 

悟空はキングヘイローの所に行ったところから皆に話をするみたいだ〉

 

 

・・・・

 

 

キントレ「今日の練習はここまでにしよう。僕は後処理するから皆は帰って良いよ、、、あ、悪いんだけどキングは残ってくれ。」

 

じゃあ、お先ねトレーナー 片付けありがとね またねー うん。じゃあ皆もあまり寄り道しないようにね

 

キング「???」

 

 

 

 

キントレ「よし、こんなもんかな。」

 

キング「トレーナー?どうしたの?」

 

キントレ「キング、来てくれたね。ウララの事で少し話があるんだ。」

 

キング「ウララさんの?、、、何かあったの?」

 

キントレ「いや悪い事じゃないんだ、気を楽にしてくれ。ウララのっていうよりはその見てる人、孫悟空さんって言ったかな。その人と会えないかな?」

 

キング「!、?!?なんで?どうしたのよ!?」

 

キントレ「キング!?何でそんなに慌ててるんだい?

いや前にキングが説明してくれたけど、ただ鍛えてるしか聞いてないからさ、、、凄いトレーナーかも知れないけど僕もトレーナーの端くれ、ウララをチームに入れた以上は出来る事をしたいんだ。

そのためにも今見てるトレーナーと会ってウララのこれからをより確実性を高めておきたいんだよ。」

 

 

〈キングはトレーナーの事に感動を覚えたがすぐに霧散した。悟空とは少なからず話をした結果、異常さは理解している。トレーナーには悟空の事はただ見てくれているトレーナーしか伝えてないため実際に会わせたらどうなるか検討がついてるのだ

 

悟空の事にトレーナーを巻き込まない、、、そう決意したキングヘイローの元に空気を裂くような音が聞こえた。〉

 

 

 

悟空「よう!キング!ウララが寝ちまったんだけど、どこに連れて行けばいいんだ?」

 

キング「キャ!、、、、、、あなた今どうやって来たの?」

 

悟空「瞬間移動だ。最初にグラスとエルに会ったんだけど、おめぇがウララと一緒に住んでるって聞いてな!」

 

キング「へぇ、、瞬間移動、、、ね。そんな事も出来たのね、、、、はぁ頭痛い。」

 

悟空「おう。気を見つけねぇとできねぇけどな!」

 

キング「前から気になっていたのだけど、気ってなんなの?」

 

悟空「気はなぁ、、、えと、言葉にすんのは難しいな。そいつ自身が持つ力の塊?みてぇなもんか?」

 

キング「そうなの?それは全員にあるの?」

 

悟空「ああ、良く気持ちが入らねぇとか気分が上がってるとかあるだろ?そいつを強くしたり感じ取れるんだ。」

 

キング「そう言う事なのね。」

 

キントレ「キ、キング!?そ、その人は今、、、え?おかしくないか?僕がおかしいのかい?なんで君は普通なんだ!?」

 

キング「あ、良かったわねトレーナー。この人がさっき話をしていた孫悟空さんよ。ウララさんが寝てしまったから気を見つけて瞬間移動で来てくれたんですって。って、、、あなた何とんでもない事をしてくれてるのよ!!?それにグラスさんやエルさんってまだ練習中でしょう!?他の人もまだ居たはずよ!!」

 

悟空「おめぇ、さっきまで普通だったじゃねぇか、、、まぁちょっと落ち着けよウララが起きちまう。」

 

キング「!!!、、、ふぅ、、いやもうあなたのことでは非常識が常識って事を覚えたわ。」

 

キントレ「キング?僕にはもう何がなんだか?それにこの人が孫悟空さん?なのかい?」

 

悟空「おう、オラの事知ってんのか?」

 

キング「トレーナー、、申し訳ないのだけど、これから話す事は全部本当、偽り無しって事だけ覚えておいて。、、悟空さん、この人は前から話していた私やウララさんを見てくれているトレーナーよ。」

 

悟空「おめぇがトレーナーっちゅうやつか。オラは孫悟空だ!よろしくな!!」

 

キントレ「あ、はい。よろしくお願いします。」

 

 

 

〈瞬間移動でキングヘイローとトレーナーの前に現れた悟空。キングヘイローは寛大な心で受け入れたかのように思えたが、やはり怒っていた。

突如現れた悟空に驚くトレーナーだが、キングヘイローの後押しにより、なんとか正気に戻った。

自己紹介の後、警戒も裏も何もない笑顔で握手を求めてきた悟空にぎこちなくそれに答えるトレーナー。

 

前から話をしたかったトレーナーはウララを寮に送る間、悟空と話す事にしたのだった。〉

 

 

 

キントレ「悟空さん、ウララさんの事で聞きたい事があります。」

 

悟空「いいぞ。なんだ?」

 

キントレ「悟空さんは現状、ウララさんのレースについてどう思いますか?」

 

悟空「、、、そりゃあトレーナーであるおめぇの方が知ってんじゃねぇか?」

 

キントレ「それはそうですが、僕は今の事を悟空さんがどう思ってるのかトレーナーとして聞く義務があるんです。」

 

 

 

〈二人が話すのに口を挟まず、耳を傾けていたキングヘイロー。トレーナーの力強い物言いに少し驚くが、自身も現状二人が何を思ってるのか気になっているのでこのまま黙っておく事にした。〉

 

 

悟空(気が弱そうに思えたんだが、、はは、根性ありそうだな)

 

悟空「、、、正直なところ今のままじゃ厳しいと思う。」

 

キング「!!?」

 

悟空「ここ何日か鍛えてきたけど、純粋な力はついてる。脚も速くなった。が、それだけだ。戦うには戦法がいるだろうし、何より気がまだ足りねぇ。そこにいるキング、エルやグラス、そしてスペやスカイもそうだな、、気が全部って訳じゃねぇがそれにしても足りなさすぎるんだ。」

 

トレーナー「そこまで分かっていながら何故協力するんですか?僕が見てる中でも同じ考えです。最後の直線だけは確かに速い。でもゲートから始まり、場所取り、ペース配分。全てのことに、、それこそ足りなさすぎるんです。キングからは大きなレースで勝つ事を目標にしていると聞きます。、、、あまりに無謀な事だと思いませんか?」

 

 

 

〈二人の会話からハルウララがレースに勝つ事は不可能と言われてる気がして、頭に血が上り思わず叫んでしまいそうになったが、悟空は落ち着けよと言わんばかりの穏やかな目をしていた。〉

 

 

 

悟空「確かに無謀かもな、、、だけどオラは勝たせてやりてぇから教えてんだ。出来ねぇ事があるなら出来る事だけを極めりゃあ良い。こいつはまだ成長途中だ。やる事もできる事もまだまだ沢山ある。ウララ自身が諦めてねぇんならオラも出来る限りはするつもりだ。」

 

 

 

〈悟空の真剣な言葉に唖然とするキングヘイロー。だが一方で、分かってたかのような顔をし、少し口元が緩むトレーナーがいた。〉

 

 

トレーナー「、、、そうでしたか。そうですね。少し試すような事を言って申し訳ありませんでした。」

 

悟空「こんぐれぇ構わねぇ。トレーナーとして大事な事だったんだろ?」

 

トレーナー「はい。ウマ娘の立場を預かる以上。手を抜く事はもちろん、興味本位や軽くみるようならお断りさせていただいた所です。

しかしウララさんの心を預けてるようなこの顔や、この気難しいキングが馴染んでいる事から信用できる人だと思いました。」

 

キング(気難しいとか馴染むは余計よ、、、、)

 

悟空「ははは!分かってくれたんなら良かったさ。」

 

キントレ「、、、悟空さん。ウララさんの事は僕も協力します。頑張りましょう!!」

 

悟空「おう!」

 

 

 

〈トレーナーと悟空はお互い、本当の意味で協力関係になる事が出来た。悟空もトレーナーがウマ娘の事について本気なのも分かり、試されてる事も分かっていたので、あえて聞き返したり、思ってる事を言ったのだ。

 

場所は寮に着き、会話も終わる時にキングヘイローから一言助言があった。〉

 

 

 

キング「この辺りで良いわ。後は私が預かるから悟空さんはさっきの所に戻りなさい。」

 

悟空「さっきって、グラスとエルん所か?」

 

キング「そうよ、あなた話し途中でここに来たのでしょう?多分グラスさん達も不安がってるわ。

それにこのトレセン学園に来たのだったら理事長達に挨拶なさい。貴方がここに来た以上、顔を知ってもらって学園内でトレーニングする事が最善よ!」

 

悟空「そう言う事か。それもそうだな!んじゃウララの事よろしくな!」

 

キング「あ、くれぐれも瞬間移d'シュン!'を使、わな、いように、、、、ってあーーーーもう!このへっぽこ!!!」

 

 

 

 

悟空「ってな具合だな!」

 

・・・・・・

 

グラス(キングちゃんお疲れ様です。)

 

ルドルフ「ふむ、まぁ、、大体の事は分かった。だが私では対応出来かねるので理事長のお考えに一任します。」

 

たづな「私も同じ意見です。」

 

やよい「そうか、、、では提案!!孫悟空さん、トレセン学園でボディガード。所謂警備員の仕事を任せたいと思うのだがどうだろうか?」

 

 

、、、、ええーーーーーーーーーー!??!!?

 

 

 

 

キングヘイローのトレーナーと分かり合った悟空。トレセン学園の上の立場にいる者達と顔を合わせた。

グラスとエルから物事の成り立ちを聞いた理事長達。

そして悟空からはキングヘイローのトレーナーとの会話を聞いた理事長はトレセン学園の警備員として働く事を提案した。

驚く一同。これから起こる事は誰にも、微塵たりとも想像する事は出来ないのだった。

 

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