孫悟空とウマ娘   作:猫ネコ

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大きな枠組みが少しづつ完成しているのでもうすぐ修行編に入ります

注意
・ウマ娘2期のキャラはほとんど出しません

・悟空には失礼がないように話させますが敬語はできないため、色々と崩してます


次からはpixivの方を更新したら、ハーメルンも1話ずつ更新していく予定です。 

現在pixivにて8話更新中


最強警備員、孫悟空

〜前回のあらすじ〜

 

 

 

いつも通り修行をやっていた孫悟空とハルウララだったが、途中でハルウララが寝てしまうハプニングが起きた。

悟空は門限が迫ってるハルウララのためにトレセン学園に瞬間移動をした。

突如現れた悟空に驚くグラスワンダーとエルコンドルパサー。

ハルウララの同室がキングヘイローだと知り、キングヘイローの元にまたも消えてしまう、、

移動した先にはキングヘイローとそのトレーナーもいた。

トレーナーは悟空に対し、ハルウララの事で少し、思いを試したが、納得のいく返事が帰ってきたため悟空とトレーナーは協力関係として手を取り合う事に。

一方でシンボリルドルフに瞬間移動をする所を見られたので何か知ってるであろうグラスワンダーとエルコンドルパサーに説明を求めた。

 

秋川やよい、駿川たづな、シンボリルドルフにこれまでの事を話すグラスワンダーとエルコンドルパサー、そこにハルウララを送り届け終わった悟空が帰ってきた。

 

事情を知った秋川やよいは悟空に警備員の仕事を提案したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ルドルフ「理事長、確かに一任するとは言いましたが、本気なのですか?事情を聞いたとはいえ素性も明らかではない、、早計なのでは?」

 

やよい「うむ。確かにそうかも知れんが、私は孫悟空さんが何かをやってくれる、何故かそう思うのだ!学園内に大人がいると、何かしら仕事をせねばならん。トレーナーになるには壁が大きすぎる。警備員ならば仕事をし、尚且つハルウララの事も見れるだろう。もちろん仕事をしっかりとやってくれるなら衣、食、住、そして給料も出そう!」

 

悟空「良いんか?そりゃあ助かる、けどオラに出来んのか?仕事なんてした事ねぇぞ?」

 

やよい「なんと!前の暮らしではどうやっていたのだ!?まぁいい、作業についてはちゃんと教えてくれる!トレセン学園に昔から尽くしてくれている者だ。私から説明しておこう!」

 

悟空「そうか、それなら言葉に甘えんぞ?」

 

やよい「決定ッ!書類なんかは必要だが後でたづなに用意させよう。それよりこれからよろしく頼むぞ!悟空さん!と、

紹介がまだだったな私は秋川やよい!理事長を務めている!

それとそっちの帽子被ってるのが側近のたづなとウマ娘の者がこの学園の生徒会長シンボリルドルフだ!」

 

たづな「よろしくお願いします。悟空さん。」

 

ルドルフ「ルドルフだ。相互扶助、分からない事があればいつでも聞いてくれ」

 

悟空「おう!やよいにたづなにルドルフだな!こっちこそよろしくな」

 

エル「、、、、、話がとんとん進んでいきマス、、」

 

グラス「ですねぇ、、」

 

 

 

〈自己紹介も終わり、学園内での仕事も見つけた悟空。現状が安定したところで理事長室内に大きな音が響き渡った。〉

 

 

ごおおおおおおおお!!!!!ぎゅぅうるるるるるるるる

る!!????

 

 

!!、?!!?!!

 

やよい「な、なんだ今の音は!?」

 

たづな「分かりません、外からですか!?ちょっと見てきます!」

 

ルドルフ「君達二人も動くんじゃないぞ。」

 

グラス「はい、、、ですが、その、、」

 

ルドルフ「??なんだ?」

 

エル「今の音、悟空さんから聞こえてきた気がしマス。」

 

 

〈悟空から少し離れていた三人には分からなかったが、比較的近くにいたグラスワンダーとエルコンドルパサーは音の根源が隣にいる男だと気づいていた。〉

 

 

 

たづな「悟空さん?何かしたのですか?」

 

悟空「、、、すまねぇ、、、オラ腹減っちまった!!!」

 

ルドルフ「腹?、、、空腹になった音だと!?この室内に響き渡ったぞ!!?」

 

悟空「ははは!今日の昼頃食ったぐれぇだからな、、つい鳴っちまった!へへ!」

 

やよい「あはは!お腹の音まで規格外とは恐れ入った!食堂が空いてる。たづなに案内させよう!」

 

たづな「はい。では悟空さん着いてきてください。」

 

悟空「おう!」

 

 

〈今までの人生で聞いた事もないお腹の音を聞いた理事長達。食堂の案内をたづなに任せ、理事長室から出て行った悟空の背を眺めていると、不服そうな顔をした者に話しかけた。〉

 

 

やよい「、、、、不安か?ルドルフ?」

 

ルドルフ「!!!、、、はい、確かに理事長のいうとおり、孫悟空さんは頼りになりそうな温かい感じがします。でもそれは感じなだけで、気のせいかも知れない。ウマ娘の、ハルウララのためになるのか、、ただ納得出来ない部分があります」

 

やよい「納得ッ!お前の気持ちも十分に分かる。だが私は悟空さんだけを見て決めたわけではない。」

 

ルドルフ「??と、おっしゃいますと?」

 

やよい「ハルウララが懐き、実力を上げ、グラスワンダーとエルコンドルパサーがフォローし、キングヘイローが受け入れ、そのトレーナーと手を取り合った。こんなに周りの者達が孫悟空という人物に惹かれつつあるのだ!私はこの学園にいるすべての者を信用している!悟空さんにハルウララを、、他のウマ娘の可用性を賭けてみたくなったのだ!!たづなが何も言わなかったのはそういう事だろう!」

 

〈ルドルフは自身が考え付く以上の物を理事長から聞かされ、体に衝撃が走ったような感覚があった。

悟空自身だけでなく、悟空を信じる者を信じる。理事長としての力強さをルドルフは強く感じとったのだ。」

 

 

 

ルドルフ「そういうお考えでしたか。雲散霧消。私も力になれる事ならすぐに手をお貸しします。」

 

やよい「うむ!頼んだぞ!」

 

 

 

〈話が終わり理事長室を出るグラスワンダー達。その時食堂では門限間近になっており誰も居なかった。一つ奇妙な机を除いて、、、〉

 

 

ガツガツガツガツガツガツ!!!!!!むぐっ!??バッ!ごくごくごくごくっっっぷはぁ!!ガツガツガツガツ、、、、、、、、

 

 

 

たづな「、、、食べながらでも説明しようと思いましたが、、、オグリキャップさん並み、、ですか、、、」

 

悟空「ガツガツ、、ん?、、ふぁにふぁいっあふぁ?」

 

たづな「あ、いえ、、食べ終わってからで結構です、、」

 

 

 

〈場所が変わろうが死んでようが食欲の減らない悟空。フードファイター以上に食べる姿はオグリキャップやスペシャルウィークと同類なのだろうか、、、たづなは心の中で食費の事、キッチンの方では門限により必要最低限しか人が残っていなかったので、早上がりしたもの達に帰ってきてもらうなど、頭を抱えるものが複数いた。〉

 

 

 

悟空「んぐんぐんぐ、、、、ぷはぁーー食った食った!ここの飯はうめぇな!!あの世のやつは味気ねぇからよ、ちょっと物足りなかったんだ。」

 

 

〈それもその筈。死んだ人はそもそもお腹などは減らないのだ。そんな事にも関わらずご飯を作ってくれた界王様は遠い地で訳もわからず、怒りが湧いたとかなんとか、、、、〉

 

 

 

たづな「凄かったですね、、ウマ娘ではいますが、人でそんなに食べるのは初めて見ました。」

 

悟空「ん?あーよく言われんなぁそれ。オラもサイヤ人だからな、戦うためにいっぱい食うらしいぞ?」

 

たづな「そうなんですか。、、、すみませんサイヤ人って何ですか?」

 

悟空「まだ言ってなかったか。オラは地球で育ったけど、生まれたのは違う星で地球人じゃねぇんだ。」

 

 

 

〈目の前の人が死んでいて、宇宙人だと言われたらどうなるか、、、、〉

 

 

 

たづな「サイヤ人、、、地球人、、違う星、、宇宙人?、、!?!?、、、はぁ、、」

 

 

 

〈たづなは聞いた情報の重要部分だけを反芻し、理解し、呆れて考えるのをやめてしまう。

目の前にいる男を見ると純粋に真っ直ぐした目でこちらを見ていた。〉

 

 

 

たづな「ふぅ、、、それも本当の事なんでしょうね、、

 

悟空「何かオラの話すっと怒る奴が多かったから、おめぇと話すと楽で良いな!!」

 

たづな「、、、気持ちは良く分かります。」

 

悟空「へへ!サンキューな!」

 

たづな「そっちじゃありませんよ、、、、、ふぅ、では悟空さん仕事の話ですが、少しだけ説明しますね。」

 

悟空「???、、、おう頼む!」

 

たづな「はい。貴方はこれからトレセン学園にて警備員の仕事をしてもらいます。学園内は凄く広いので大きく分けて二つ部署があります。事務作業員と巡回警備員です。先程理事長によりデータが送られてきましたが、悟空さんにはこの巡回警備員の方に当たっていただきます。」

 

悟空「巡回ってぇと学園内歩き回るだけで良いんか?」

 

たづな「凄くざっくりとしたら間違ってはないです。ですが、見るべきものは不審者だけではなく、ウマ娘の事も見て欲しいのです。」

 

悟空「ウマ娘の中にも悪ぃ事する奴がいんのか?」

 

たづな「ないとは言い切れません。どうしても勝てない子やライバルに差をつけられる子。妬む原因はそれこそ山ほどあります。良くも悪くもトレーニング施設ですからね、、」

 

悟空「そう言う事なら分かったぞ。」

 

たづな「はい。そしてウマ娘の中にも警備の方に絡んでくる方もいます。出来る範囲で良いので構ってあげてください。」

 

悟空「ん?遊んじまって良いんか?鍛錬しなきゃいけねぇんだろ?」

 

たづな「遊ぶとは少し語弊がありますが、ウマ娘はとてもデリケートな生き物なのです。時にはレースの事も忘れて気を抜くのが大事なんですよ。」

 

悟空「ウマ娘にも色々あるんだな、、、」

 

たづな「では、ここまでが大まかな説明になりますが、悟空さんにはハルウララさんを見てもらう必要があり、限られた時間の勤務になります。

授業の時間、門限までを逆算して、、朝7時から14時までと、18時半から20時までの早番、遅番に勤務していただきます。

もちろん日によっては勤務時間が変わりますので、そこは警備の方々と話し合ってください。」

 

悟空「早朝と、授業終わりから門限まで修行時間があるっちゅう事だな。分かったぞ!」

 

たづな「では、ここまでで何か質問はありますか?」

 

悟空「いや特にねぇな」

 

たづな「、、そうですか、、ふふっ。これからお願いしますね悟空さん!」

 

悟空「おう任せとけ!、、、そういや、おめぇとやよいはもう走らねぇのか?」

 

たづな「、、、、え?、、どう言う意味ですか?」

 

悟空「いやおめぇ達の気ってウマm「悟空さん。」ん?」

 

たづな「それ以上はダメデスヨ?」

 

悟空「お、そうけ?でもちょっともったいねぇ気も、、」

 

たづな「ダメデス。、、、、それに他の人にも絶ッッっっっっ対に言っては駄目ですからね。」

 

悟空「お、おう分かった。」

 

たづな「約束ですよ?」

 

悟空「おう!」

 

 

〈たづなから仕事内容や勤務時間などを聞いた悟空。

たづなは宇宙人やサイヤ人などと無視出来ないワードを知ったが、悟空なら何でもありか、と強引に納得してしまった。瞬間的な対応能力についてはこの女性が一番優れているのだろう、、、

一方悟空は会った時から気になっている、秋川やよいや駿川たづなからウマ娘の気を感じる事について聞いてみると、微笑んだ表情のまま目は笑っていない、何も聞いてくるな。と言いたげな顔をした駿川たづなに対し、悟空も強く聞く事は出来なかった。

たづなはその件の事は打ち止めにし、誰にも言わない事を悟空と約束した。

 

食事も終わり、これからは住み込みとして働くため、社員寮まで案内してもらった。ウマ娘と一定の距離感を設けるため、場所は生徒の寮の逆方向にあるらしい。

案内をしてもらいたづなと別れ、寝るだけの姿になった悟空は少し考えていた。〉

 

 

 

悟空(ふぅ、、、なんかトレセン学園に来てからすげぇ慌ただしくなっちまったな、、、にしてもウララなぁ、、キントレの奴もオラと同じ事を思ってたらしいからな、このままだと少しキツイか、、閻魔のおっちゃんは一年くれぇって言ってたからせめてオラが帰るまでには強くしてやりてぇな。ま、やりようはいくらでもあっから順番に試してみっか!!、、、、、、それにしてもオラが仕事か、、、今まで働かなくて死んでから仕事すっとなると、チチは怒るんだろうな、、、)

 

 

 

〈悟空はウララの事、帰るまでの事、そして生前の暮らしの事を少し考えてから眠りについた。〉

 

 

・・・・・

 

〈初出勤の今日だけは早朝6時半には警備員控え室に居なくてはならない。だがこの男はどこにいようとも自身を鍛える事を忘れてはいなかった。〉

 

 

・・・・・ふっ!はっ!だりゃあ!!、、、、、掛け声と共に繰り出される突きや蹴り、一般的には型稽古やシャドーボクシングなどに分類されるが、周りに起こる自然がその強さを物語っていた。

 

一度突けば葉は舞、二度蹴れば遠くの木が揺れ、三度踏み込めば地面にヒビが入った。傍迷惑である、、、

だが悟空は止まらず、体が暖まるとともにキレも上がっていく。

 

仮想組手。これまでに戦った者を頭の中で思い出し、実際に戦っているような動きをする。

 

右手で突くと同時に左手でガードをしたまま後方に居るであろう敵を目がけ蹴る。ほんの瞬きをしたくらいの時間でも悟空はそこにはおらず、少し離れた位置で足を薙刀のように振り回していた

 

はあああ!!ッッだあぁっっ!!!ふんっっ!!、、、、

 

 

〜6時00分〜

 

悟空「、、、ふぅ、、もうそろそろ向かう時間か?」

 

 

〈悟空の早朝鍛錬は終わり、体を拭いて汗を落とし、警備員の服に着替え、逆立ちをした。〉

 

 

悟空「よし、、、、ふっ!、ふっ!、ふっ!、ふっ!、、

、、、、」

 

 

〈逆立ちをしたまま勤務地に向かう悟空。だが早朝トレーニングは悟空だけではなく。ここトレセン学園にも勝利のため日々練磨する者もいた。〉

 

 

???「おはようございます。悟空さん。」

 

悟空「ふっ!、ふっ!、、ん?グラスか?オッス!!早ぇな、修行か?」

 

グラス「ふふ、そうですよ。本当ならエルも来るはずだったのですが、昨日遅くまで映画を見ていたらしく、今は夢の中です。」

 

悟空「はは!あいつもしょうがねぇな!」

 

 

〈逆立ちしたまま挨拶を交わす悟空。この少女、グラスワンダーは怪我でレースに出れないが、無理をしない程度に朝少し歩いているようだ。そんな時グラスは悟空の服について聞いてみる。〉

 

 

グラス「悟空さんその服、、今日からだったんですね。」

 

悟空「ん?おう。今はその場所に向かってる最中だ。」

 

グラス「逆立ちしながらですか、、間に合うのですか?」

 

悟空「ああ、少し早めに出たからな間に合いそうになかったら走ったりするさ。、、おめぇも途中なんだろ?一緒に行くか?」

 

グラス「、、、え!?」

 

 

〈現在時刻、朝6時10分。日も登り始める時間帯に少女と男の二人が逆立ち歩行をしている奇妙なシーンを早朝トレを行なっていたウマ娘は怪訝な目で見ていた。男の方は警備員の服なので尚更目立つのだろう、、、〉

 

 

 

ふっ!、ふっ!、ふっ!、ふっ!

 

 

悟空「さすがグラスだな、軸が安定してる。体の使い方が上手ぇんだな。」

 

グラス「そうですか?」

 

悟空「ああ。体つき見りゃあ大体の事が分かるけど、あいつらん中じゃあグラスが一番隙がなかったからな。くまなく鍛えてる証拠だ。」

 

グラス「ふふ、そう言われると頑張ってきたかいがありますねぇ。ありがとうございます。」

 

悟空「背も小せぇのに良くやってんなぁ。尻もでけぇのが足腰の強さにも繋がってんだろうな!

オラも昔に腰を落とせとか重心を尻に置けとか言われてたけど、そういう事なんだろうな!!」

 

 

〈ほのぼのとした二人、デリカシー0の男が千年の恋も壊される程の爆弾を落とした。〉

 

 

グラス「、、、、、悟空さん、、、多分あなたは何も考えずに言ったのでしょうけど、、女性の身体の事について失礼にあたるような事は誰にも言ってはいけませんよ?」

 

悟空「??失礼?オラは別にそんなつもりで言ったんじゃ、、、」

 

グラス「悟空さん?」

 

悟空「お、おう、分かった。すまねぇな。」

 

グラス「分かってくれたのなら良かったです!」

 

 

〈グラスワンダーの琴線に触れた悟空。悟空は強さの元となる事を話していたため何故怒られたか分からなかったが、逆立ちをしたまま首を90度に傾げたグラスワンダーに頷くしかなかったのだ。〉

 

悟空(昨日のたづなみてぇなもんか???)

 

 

 

・・・・・

 

グラス「そろそろ見えてきたので私は行きますね。」

 

悟空「そうか、もうこんな所まで来ちまってたか。やっぱ鍛錬も誰かと一緒にすんと楽しかったな!ありがとな!」

 

グラス「いえこちらこそありがとうございました!ではお仕事頑張ってください!」

 

悟空「おう!」

 

 

〈グラスワンダーと逆立ち歩行の旅が終わり、仕事に向かう悟空。入口にはたづなの姿があった。〉

 

 

悟空「ん?たづなじゃねぇか!何でいるんだ?」

 

たづな「おはようございます悟空さん。」

 

悟空「オッス!!」

 

たづな「それですよ。」

 

悟空「??何の事だ?」

 

たづな「あなたのその言葉使いです。悟空さんの前の暮らしがどの様な物だったかは知りませんが、ここでは必要最低限、社会人としての在り方をしてもらいます!」

 

悟空「いい"!!?敬語っちゅうやつか、、、、、オラの趣味は読書とスポーツだ!」

 

たづな「それは面接時に言うと効果的なだけです。それに今回は面接ではなく勤務に当たります。」

 

悟空「そっか、でもオラ敬語なんて知らねぇぞ?」

 

たづな「そうでしょうね、、、大丈夫です。ポイントさえ掴めれば簡単ですから、、では時間もないのですぐ始めますよ」

 

 

〈勤務地の正面玄関にて突如始まった敬語講座。たづなは悟空を相手にどこまで教える事が出来るのか、、、〉

 

 

いいですか?自分の事はオラではなく、私!  私か、、何か女みてぇだし嫌な奴思い出すなぁ。  ではせめて'俺です。 ん、分かった。  そして話す言葉に捨仮名は使ってはいけません!  捨仮名って何だ? じゃあ、とかみてぇとか小さい文字の事です。  それも駄目なんか、まぁ分かったぞ  とりあえずこれで行ってみましょう。

 おう!

 

 

たづなさん講座終了〜

 

 

 

6時30分、巡回警備員控え室

 

たづな「おはようございます。皆さん。」

 

おはようございます!!

 

たづな「急な話ですが、昨日、データを皆さんに送った通りです。本日からお世話になる孫悟空さんです。」

 

悟空「オラ、、じゃねぇ、、えと俺は孫悟空です。今日からこちらで働きます、、、ので、、、よろしくお願いします!!」」

 

たづな(まぁ及第点でしょうか。)

 

よろしくお願いします!!

 

 

たづな「では挨拶も終わったので各自、勤務についてください。

そして悟空さん。こちらが貴方の仕事を教えてくれる、A澤、、、栄澤さんです。」

 

 

〈たづなの紹介により出てきた男性、歳は60くらいだが、古くからトレセン学園を支えてくれているベテラン警備員だ。〉

 

 

栄澤「改めて孫悟空さん、栄澤です。、、たづなさんより話は伺っております。今日からよろしくお願いいたしますね。」

 

悟空「おう!よろしくn「悟空さん?」、、、はい、よろしくお願いします。」

 

栄澤「ははは!事前にたづなさんから聞いているので言葉を崩しても構いませんよ?」

 

悟空「ほんとけ?」

 

たづな「いーえ駄目です。仕事なので必要最低限のマナーは必要です。栄澤さんも甘やかさないでくださいね?」

 

栄澤「そういう事ですか、、分かりました。では孫さん、早速ですが行きましょうか。」

 

悟空「おu、、、、はい。」

 

たづな「行ってらっしゃい。頑張ってくださいね!」

 

 

 

〈無事?に紹介も終わり、ここから悟空の仕事が始まる〉

 

 

 

栄澤「これから仕事前にもう一つの警備、事務警備な方に顔を出しに行きますね。」

 

悟空「、、はい。」

 

栄澤「ふふふ、今ならたづなさんは居ないので楽にして良いですよ?」

 

悟空「、、、良いんか?」

 

栄澤「はい。私はこれでも歴はながいですからね、人を見る目には自信があるんですよ。あなたは決して悪い人じゃないのはすぐに分かりました。」

 

悟空「はぁ、、、悪りぃな、本当はたづなの言う通り敬語っちゅうやつで話すのが当たり前ぇなんだろうが慣れてなくてな、、、助かったぞ!」

 

栄澤「ええ。ですが、たづなさんはもちろん他の方の前ではお願いしますね?」

 

悟空「、、、善処するぞ、、」

 

栄澤「それにしても凄い体つきですね、、その反面近くにいたら和らぐような感覚になる。何か特別な事をしているのですか?」

 

悟空「そこまで言われたのは初めてだな。オラは武道をちびっこい時からやってっから、その名残かもしんねぇな。今は気も抑えてるしな、、、それよりは栄澤のじっちゃんだって軸がぶれてねぇし、足取りも軽い、、何かやってんだろ?」

 

栄澤「それこそそこまで言われたのは初めてですよ。私達は武器を持たず警護に当たる者、取り押さえる者として、合気術を嗜んでいます。」

 

悟空「合気???って何だ?」

 

栄澤「そうですね、、力をかけず技を捌いて相手を抑えるそんな所です。」

 

悟空「そっか、、、なぁちょっとオラと組手しねぇか?」

 

栄澤「はは!何となく言うとは思いました!が、私はあくまで一般相手に追求した物。習っているだけならギリギリいけますが、孫さんほどの方だと、気が滅入ってしまいます。組手は出来ません。」

 

悟空「そっか、そりゃ残念だ。」

 

栄澤「、、、そろそろ見えてきましたね。事務警備控え室です。」

 

 

〈歩きながらお互いの事を話す二人。栄澤は悟空の中に眠る優しさや力強さを見抜き、悟空も栄澤には何故か亀仙人と似た雰囲気を感じるので二人は気兼ねなく話す事ができた様だ。〉

 

 

 

事務警備控え室〜

 

栄澤「おはようございます!今日から新人さんが入ったので挨拶に来ました。孫悟空さんです。」

 

悟空「オッs、、、、おはようございます。孫悟空と言います。よろしく、、、です!!」

 

よろしくお願いします!!

 

栄澤「では少し離れましょうか、、」

 

悟空「ん?終わりなんか?」

 

栄澤「いえ、、事務の事を話してくれる人が、、、来ましたね。」

 

 

〈現れたのはまたも60歳くらいと30歳前半くらいの女性二人が来た。」

 

 

栄澤「孫さん、こちらの方は私の同期のB島、、、美島さんと、、、、、あれ?こちらの方は?」

 

美島「最近入った子のC名、、、椎名さんよ。よろしくね孫さん!」

 

椎名「椎名です!!よろしくお願いします!!」

 

栄澤「ああ、これはこれは、私は栄澤と申します。」

 

悟空「孫悟空です。、、これからよろしくお願いします。」

 

美島「ではいきなりで悪いのだけど、時間がないからさっさと説明しちゃうわね!、、私達事務の仕事は主にデスクワーク。学園内の備品の整理、たまにレースの事でうちから派遣されるわね。、、、そして重要な作業として監視の役目もしてるのよ!」

 

悟空「監視?それはオr、、、俺達が巡回しながら見るんじゃ、、、見るんではないのですか?」

 

美島「それは目視でね。私達は校内にあるカメラを見るの。時に不審者を見つけた時はインカムで知らせて連携を取るわ。そこで、凶悪犯だった場合は私達が警察に連絡をするの。」

 

悟空「なるほどな。良く出来てるもんだ、、、インカムって何の事だ?」

 

栄澤「まだ渡してなかったね、、今私が耳にしてる通信機、孫さんには後で渡すよ。」

 

悟空「そうか」

 

美島「椎名さんも入ったばかりだからお互い頑張ってね。そういえば孫さんはお若いわね。椎名さんより年下なのかしら、、」

 

悟空「ああ、俺は死んでるけど、35歳だ」

 

 

〈さらっととんでもない事をいう悟空。栄澤達はジョークだと思い聞き流した。〉

 

椎名「!!?あ、私よりも上だったんですね!、、これからお互い頑張りましょうね。孫さん!」

 

悟空「ああ、よろしく頼みます。美島さん、椎名さん。」

 

栄澤「では行きましょうか。」

 

 

〈事務警備室を出る二人、そろそろ学校に通うウマ娘達が出てきた所だった。〉

 

 

栄澤「今くらいの時間から徐々にウマ娘さん達が登校します。良かったら挨拶してあげてくださいね。」

 

あ、栄澤さんおはよーございます! はい、おはようございます 隣の人見かけない人ですね ええ今日が初勤務なんですよ へーおじさんもおはよーございます

 

悟空「オッス!、、、学校頑張ってな!」

 

ハーイ

 

栄澤「ふふ、孫さんはそうやって話す方がらしいですね。」

 

悟空「はは!良いのか悪りぃのか分かんねぇけどな。」

 

 

〈挨拶や少し話をしたりしていると、セイウンスカイやシンボリルドルフを見つけたりして、話をしていた悟空。そんな事を繰り返してると見慣れた二人を見つけた。〉

 

 

キング「ほら急ぐわよウララさん!、、もう今日は朝練の予定だったのに、、」

 

ウララ「えへへ、ごめんね、夜中に起きちゃうとつい寝れなくて、、へへ」

 

 

〈キングヘイローとハルウララだ。ハルウララは昨日寮に送り届けてからベッドで爆睡し、夜中に起きてしまって寝れなかった様だ。」

 

 

悟空「よお!ウララ、キング!」

 

ウララ「、、!!?あーー悟空さん!!警備員さんの服着てる!!!なんで!?」

 

キング「おはようございます。、、上手いこといったようね。」

 

悟空「はは!これからはオラもここで働くんだ!だからいつでも修行が出来っからな!!」

 

栄澤「いつでもは、出来ませんからね。」

 

悟空「お、おう、分かってるって。」

 

キング「、、、と、ウララさん早く行きましょう!このままだと時間が危ないわ!」

 

ウララ「もーーキングちゃんは慌てん坊さんなんだから、、、授業までは時間まだあるのに」

 

キング「開始時間ギリギリじゃなくて余裕を持って行動するのがキングとしての在り方よ!!」

 

ウララ「はーーい。じゃあ行ってくるね悟空さん。」

 

悟空「おう!授業終わったらビシバシ行くからな!覚悟しとけよぉ?」

 

ウララ「うん!!」

 

キング「では失礼しますわね」

 

悟空「おー、行ってこい!」

 

・・・・・

 

栄澤「孫さんは結構ウマ娘さんの仲が良いのですね。」

 

悟空「ああ、あの二人とは良く話すからな、、後さっきの小さい方はオラが鍛えてんだ。」

 

栄澤「なんと!、、、ハルウララさん、私も彼女の事情は知っています。、、ふふ、何だか年甲斐もなく楽しくなってきましたね。」

 

悟空「はは!オラもそう思う。」

 

 

・・・・・・

 

 

悟空「そんじゃあウララ、これからは加減はなしだ。おめぇも気張れよ!!

 

ウララ「うん!!望むところだよ!!!」

 

 

〈やるべき事をすべてやり、ここからは修行一本!!悟空、ウララ、下剋上はもうすぐだぞ!!〉

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