孫悟空とウマ娘   作:猫ネコ

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遅くなりました、すみません

悟空とウマ娘を聞けばオグリキャップとのご飯がまず浮かぶと思います。
ウララのダートから芝という点でもオグリとの邂逅は小説を書く前から考えていました。
今後はあまり出ないと思いますが、楽しんで見てください!


注意
・ダートや芝の走り方などは漫画や、適当に考えたものです。なので突っ込まずに流してください。

・オグリは天然なので悟空の事を深く考えずにただ凄い人と認識しています


悟空と芦毛の怪物

〜前回のあらすじ〜

 

 

ハルウララのトレーニングに本腰を入れた悟空。

挫ける所もあったが、ハルウララの強い意志が見えはじめ無事に垣根を飛び越える事に成功した。

だが不安要素はまだたくさん。ダートから芝を走るには経験値が足らないらしい

そんな時、悟空の前に一人、芦毛のウマ娘が現れたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

悟空「よし!今だウララ!オラの事を抜け!」

 

ウララ「うん!、、スゥ、、はああああああっ!!!」

 

 

〈最早見慣れた光景。ターフにいる亀の甲羅を背負った男とウマ娘だ。

今は併走トレーニングをしているらしい。

悟空が先頭を走り、後方からウララに抜かせる、差しを重点に置いたようだ。〉

 

 

 

悟空「そのままゴールまで行け!少しだけオラのスピード上げっから今度は抜かれるんじゃねぇぞ!!」

 

ウララ「、はぁ、はぁ、、ん、うぎぎぎぎ!!」

 

 

〈悟空の事を抜いたウララ。ゴールまではこの勢いで行くみたいだが、今度は抜き返してくるらしい。

ウララは歯を食いしばり、お腹に力を入れ、全力で走った。〉

 

・・・・・・・・

 

 

ウララ「はぁはぁはぁ、、ゴホッ!ゴホッ!、、ん、はぁ、ご、悟空さ、ん、速い、、よぉぉ、、、」

 

悟空「そりゃオラが速くねぇと何も教えれねぇからな。でもウララも大分速くなってきたぞ?」

 

ウララ「ほ、ほんと?、、えへへ。、、はぁはぁ、、嬉しいな!」

 

悟空「とりあえず今日はこんなもんにしとくか!息を整えたらいつもの様に身体ほぐすからな」

 

ウララ「はーい!」

 

 

 

〈併走トレーニングも終わり、今の走りや今後について悟空はキントレ(キングヘイローのトレーナー)と話していた。〉

 

 

 

悟空「よお、キントレ!さっそくだけんど、おめぇから見てウララはどう思う?」

 

キントレ「悟空さん、お疲れ様です!

ウララさんは最初に比べたら見違えるくらい速くなってると思います。

ウララさん自身、気の持ち様も変わったみたいですね、、、ですが、G1どころか G3のレースでもまだまだ手が届かないでしょう。

体力の事もありますが、やはりダートでレースをやっていたというのが体に染み込んでいるのでしょうね。」

 

悟空「やっぱそうか。、、一緒に走った時にオラも思った。

ずっとそうって訳じゃねぇが、たまに足が滑った様に空回る時がある。」

 

キントレ「はい。悟空さんの言う通りです。ダートは脚を踏み込んでいては脚が取られるだけです。なのでダート場では"足首を掻くようにして走る"それはウララさんも例外ではありません。」

 

悟空「めえったなぁ、、、キントレが何か教えられねぇのか?」

 

キントレ「、、、いえ、教える事は出来ます。」

 

悟空「お?ならそれが一番良いんじゃねぇか!?」

 

キントレ「確かにそうなんですが、ウマ娘の実際のフォームを変えるのに何ヶ月もかけながら、じっくりと変えて行くんです。

ウララの場合は時間が圧倒的に足らなさすぎる。」

 

悟空「なるほどな。、、どうすっか、」

 

キントレ「、、、、悟空さん」

 

悟空「?、、どうした?キントレ」

 

キントレ「無理を承知で言います。」

 

悟空「??ああ、なんだよ?」

 

キントレ「ウララさんの現状。今までダートの短距離を走り、一着を取った事がない。そして一年経たないうちに有馬記念で一着を取らせる。これは不可能に近い事なんです。」

 

悟空「、、、そうだな。オラも話を聞いたけんど、難しいらしいな、

だけどそりゃ最初から分かってた事だろ?、、、何が言いてぇんだ?」

 

キントレ「時間もない。僕も諦めきれない。、、悟空さん。

一週間以内に芝の走りをウララさんに習得させてください!」

 

悟空「ええっ!!い、一週間以内か!?そりゃまた随分と急だなぁ、、」

 

キントレ「無茶苦茶な事は分かっています。が、芝での走りを覚えた後は体にも慣らさなくてはいけないのです。なので多く見て一週間。

悟空さん、どうかよろしくお願いします。」

 

悟空「まあそれしかねぇんならやるしかねぇな!おし!オラが何とかしてやる!」

 

 

〈一週間でウララがダートから芝での走り方を習得するようにと言われた悟空。

練習後のウララはキントレに任せて、悟空は当てもなく歩き出した。〉

 

 

 

悟空「困ったなぁ、何から手ぇ付けて良いんかも分からねぇな、、、困った、、、困った時は占いババが居てくれたら良かったんだけど、、、、いや!困った時はたづなだな!あいつなら何か知ってんだろ!」

 

 

〈行き当たりばったりの悟空。とんでもなく失礼な思い出し方をしてるが、、、

瞬間移動だと怒られるので歩いて行くらしい。〉

 

 

ー 理事長室 ー

 

たづな「、、クチュン!、、はぁ、失礼しました。」

 

やよい「お!珍しいな!風邪か?」

 

たづな「いえ、そんな感じではないと思いますが、、、」

 

悟空「ここか?たづな!」

 

たづな「・・・この事ですか、、、悟空さん!部屋に入る時はノックをして返事を待つように!!」

 

悟空「はは!すまねぇな。ちっとばかり急いでてよぉ」

 

やよい「疑問ッ!たづなに何か用なのか?」

 

悟空「ああ!たづなっちゅうか、やよいも知ってたら教えてもらいてぇんだけど」

 

「「???」」

 

悟空「ほら、ウララの奴、ダートから芝走るってんで走り方が違ぇんだろ?だから似た様な事をした奴とか知らねぇか?」

 

たづな「??あぁ、なるほど。バ場適性ですか。、、、それならオグリキャップさんという方が当てはまりますよ。特徴は髪が白い方で髪飾りを付けています。

これから用事があるので案内は出来ませんが、、」

 

やよい「うむ!彼女なら実力も申し分ない!門限までまだあるから、少しでも会って見ると良い!」

 

悟空「オグリキャップだな!んじゃ早速探してみっか、、と、その前に腹ごしらえだな!あんがとなー!」

 

たづな「あ!悟空さ、、"バタン"、ん、、、出る時も注意して欲しかったのですが、、、」

 

やよい「まぁその方が悟空さんらしいだろ!それより早速対面しそうだな。」

 

たづな「ですね、、、食堂ですか。似たもの同士になるんですかね?」

 

 

〈たづなの気を追ってきた悟空。やよいの姿もあり、二人に尋ねた。

該当する人物が早々に分かったが、会う前に悟空はお腹が空いたため食堂に向かった。

その該当したウマ娘もまた食堂に向かっていたとは知らずに、、、〉

 

 

 

ガツガツガツガツガツガツ、、、むしゃ、、ゴクッ!、、ズルズルズルッッ!!!!、、、はふはふ、、ん、んぐっ!、、むむっ、んんっっ、!ゴクゴクゴクッッぷはぁ!!

 

 

〈食事にてウマ娘達はよく食べる事を自覚していた。

なので余程の事がない限りは量が多くても気にしないのだが、既に一般的なウマ娘が食べる量を軽く超えてる"男"を見て一同は目を離せずにいた。〉

 

悟空「ガツガツガツ!!、、、やっぱここの飯は美味ぇなぁ!!」

 

???「あなたはウマ娘でもないのに良く食べるのだな」

 

悟空「ん?そうか?へへ!いっぱい食わねぇと力も入んねぇからな!」

 

???「そうだな。私もすぐにお腹が空いてしまって、力が入らなくなるんだ。

美味しそうに食べていたのでつい声をかけてしまった。

私も食べる量が多くて少し恥ずかしいんだ。良かったらここで食べてもいいか?」

 

悟空「ああ、良いぞ!」

 

オグリキャップ(オグリ)「助かる。私はオグリキャップという。あなた何と言うんだ?」

 

悟空「オラの名前は孫悟空だ!ほれ飯食いに来たんだろ?さっさと取ってこいよ!オラももう少し食おっかなぁ!」

 

 

〈よく食べる男に近づく、よく食べる女オグリキャップ。

先程たづなから聞いた名前だが、悟空はご飯に夢中で忘れてしまったらしい。

ご飯を目の前にした二人にはもはや言葉は要らなかった〉

 

 

ガツガツガツガツガツガツガツガツ!!!!!むしゃむしゃむしゃ!!!、、ズルズル!!ガシャンガシャンガシャン、む!んぐぐぐぐ、、ゴクゴクゴク、ぷはぁ!、、ガツガツガツガツ!パクパク

 

 

悟空「ーーーお!この肉すげぇ美味ぇな!」

 

オグリ「そうなのか?。、、、私は、、無いな」

 

悟空「みてぇだな。オラのやつやるよ!」

 

オグリ「!!!良いのか?」

 

悟空「もちろんだ!美味ぇのは一緒に食いてぇからな!」

 

オグリ「ありがとう!それならこっちの魚を食べてくれ!凄く美味しいんだ。」

 

悟空「へへ!悪りぃな!んじゃ貰うぞ。」

 

 

〈何も気にしない二人。意外と気が合うのか。

お互いに好きな物を交換したり、悟空もオグリも自分並に食べる異性を見るのは初めてなせいか、少し楽しそうだ。

 

食事も落ち着き、机の上にはいつものオグリキャップの倍の食器が重ねてあり、食事に来たウマ娘もそれを見た瞬間、食堂から出て行ってしまった者もいた。〉

 

 

 

悟空「ぷはーーー!食った食った!!ごっそさん!!」

 

オグリ「ご馳走様でした。それにしても本当に良く食べるのだな!こんなに食べる男の人は初めて見た!!」フンスッ!

 

悟空「おめぇの方こそサイヤ人では居たけど、女でオラと同じくれぇとは、たまげたなぁ!」

 

オグリ「ふふ、そうか。、、、それにしても、孫悟空か。タマから聞いたが、確かハルウララを見てるのだったか?」

 

悟空「ああ、そうだ。オグリも知ってたんか?」

 

オグリ「聞いただけなのだが、結構噂にはなっているな。亀の甲羅を背負いながら走ってるだとか、、」

 

悟空「その通りだな。

あいつは今一着獲るために頑張っててな。

それで今日も芝の走り方を覚えるっちゅうんでオグリ、、キャッ、、、プにって、、、おめぇがオグリキャップじゃねぇか!!」

 

オグリ「???そうだが?私がオグリキャップだ」

 

悟空「そうだよな!んじゃオグリキャップ!いきなりで悪ぃんだけど、ダートと芝の走り方を教えてくれ!」

 

オグリ「??それは構わないが、、何があったんだ?」

 

 

〈ご飯を目の前にし、本来の目的を忘れていた悟空。

だが結果的には随分と早くにオグリキャップと邂逅した。

悟空はオグリキャップに事情を話し、芝とダートの走り方を教えてもらう。〉

 

 

 

オグリ「・・・・・・・なるほどな、確かにダートと芝では走り方が違う。私も事前に教えてもらったから走れたが、、、そういう事なら協力しよう!」

 

悟空「ほんとけ?いやー助かるぞ!んじゃ早速頼んでいいか?」

 

オグリ「ではダート場まで行くが、ハルウララとはそこで待ち合わせるのか?」

 

悟空「いや、オグリキャップもウマ娘だからウマ娘同士で教えるのも何か変だろ?

だからオラが覚えて伝えようと思ってな!その方が違いも分かるだろうし。」

 

オグリ「、、、覚える事は出来ると思うが、、人の力ではさすがに差があると思うぞ?」

 

悟空「心配ぇすんな!オラ結構鍛えてっからな!とりあえずやってみようぜ。」

 

オグリ「そうだな。では行こう。」

 

 

・・・・・・・・

 

ー ダート場 ー

 

 

オグリ「最初に言うが、私は体が柔らかいからこの走りを教わった。だから他のウマ娘がこの走り方をして速くなるとは思わない。そして芝での走り方も同時に言うぞ」

 

悟空「ああ!頼む!」

 

 

ダートは砂を掴む様にして足首の力で蹴り出す、、、、こうけ?ズザッ!、、、、もうちょっと前屈みの方が良い

、、、こうか!グイッ 、、、、、それだ

 

 

オグリ「形としてはそれだが、、悟空は凄く力が強いな!砂が舞い上がっていたぞ。」

 

悟空「へへ!んじゃ次だ!」

 

ああ。

芝ではさっきの走りをすると芝に脚が空回ってしまう。だから強く踏み込む事で加速するんだ、、、、こうだな!ズドンッ!、、、、地面が凹んだか、、だなそんな感じだな  

 

 

悟空「確かにさっきの走りだと砂を掴めねぇ分、力が逃げちまうな!

癖になっちまうと芝じゃ走れねぇ訳がこれだな。」

 

オグリ「ああ。そうだ。私もダートから芝で走る時は中々練習したからな。後はぶっつけ本番だったが、、」

 

悟空「時間はかかるかも知んねぇな。けどこれで望みは増えてきたな!」

 

オグリ「役に立った様で良かった。ハルウララの事は私も応援している。頑張ってくれ!」ニコッ

 

悟空「ああ、サンキューな!、、、、なぁオグリキャップ。腹ごなしにちょっと走っていこうぜ?」

 

オグリ「走るって、私と悟空がか?、、、良いぞ!楽しそうだな!」

 

悟空「おし!んじゃ、いっちょやっか!!」

 

 

〈悟空はオグリに芝とダートの走り方を教わり、違いに気づけた様だ。

悟空には癖がなく、あっという間に走り方を会得したが、

悟空はオグリの持つ気の強さに気づいており、そのつもりだったかの様にオグリに併走を提案した。

サイヤ人の闘争本能とオグリの怪物の本能が合わさったみたいだ〉

 

・・・・・・・・・

 

 

 

オグリ「、、、はぁはぁはぁ、、、ふぅ、、悟空は凄く速いな!とても追いつけなかったぞ!」

 

悟空「はは!そういうオグリキャップも流石だったな!

オラが見てきた中でもスゲェ気だったからな!強ぇのは分かっていたさ」

 

オグリ「?気というのは知らないが、、だけど、凄い楽しかった。レースやタマと併走するのとは違った感じだ!」

 

悟空(タマ?ちんの事か?、、まっいっか!)「オラも楽しかった!またやろうな?」

 

オグリ「ああ!その時はよろしく頼む!」

 

 

〈ウララとの日頃の併走により、手の抜き方が完璧になった悟空。

そのウマ娘に合わせた力加減で併走も難なくこなせるようだ。

オグリも併走中、普段では感じない感覚のせいか走る姿に笑みを浮かべていた。

 

日も傾きはじめた所に可愛らしい音が鳴り響く〉

 

 

 

キュゥルルルルル!

 

 

悟空「ん?何だ?」

 

オグリ「、、、、すまない、、私のお腹の音だ、、、少しお腹がすいて、、、恥ずかしいな、、」

 

悟空「そっか!長ぇ事走ってたもんな!」

 

 

ぐぎゅ〜〜〜!!ぐるるるるるる!!!!

 

 

 

オグリ「!!!」

 

悟空「ははは!オラも腹なっちまったな!運動も終わったし、今度はいっぱい食って力つけんぞ!オグリ!!」

 

オグリ「、、、ふふ、あはは!そうだな!行こうか悟空!」

 

 

 

〈食べて、遊んで、また食べる。悟空とオグリは本当にウマがあったみたいだ。

この後にもう一度、食堂で料理人が涙を流しながら料理作るのはまた別の話

 

さてこれで材料はすべて揃った。

悟空、時間は残されていないぞ?ウララには無事に走り方を伝授できるのか!〉

 

 

 

悟空「ガツガツガツ! 、、、うんめぇぇぇ!!」

 

オグリ「パクパクパク!、、そうだな!、、あ、悟空!これは凄い美味しいぞ!私のをやろう!」

 

悟空「お、サンキュー!!!、、、ほんとだ!すげぇうめぇな!!!」

 

 

 

ー 調理室 ー

 

A「次!早く出して!順番はいいから、とりあえず出来たやつだけ先に!!」

 

B「あぁああああ!!!!手が!!腕が!!!」

 

C「同じ腕は腱鞘炎になるぞ!手を切り替えるんだ!!」

 

D「ふへはへへは、ぎょーざがいっこ、ぎょーざがにこ、

 

E「狂うのは後にしろ!自分達の仕事を思い出せ!!」

 

 

!!!!!!はい!!

 

 

あ、すみませーん

 

 

E「よし!ウマ娘の方はまだいるぞ!皆気張れよ!!」

 

   ハイ!!

 

 

 

A「、、、、、みんなスペシャルウィークさんよ、、、、

えっと、ほいこーろーとらーめんとからあげと、ひがわりのを2こずつで、、、、、、」

 

 

、、、、、、、、ハイ

 

 

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