孫悟空とウマ娘   作:猫ネコ

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まだpixivは更新してませんが、投稿しました。(詳細は後書きにて)

もう一度言いますが、芝やダートの走り方は適当です。突っ込まないでください。

注意
・ルドルフは少し匂わせてます。近い内に悟空と腹を割って話そうかと思ってます(頑張り屋さんや責任感など、悟飯と似てる感じがしますね)


修行編 〜 2 〜

〜前回のあらすじ〜

 

 

オグリキャップにより、芝とダートの走り方を教わった悟空。

残り少ない日にちでウララに芝での走り方を教えるのだった

 

 

 

ー 朝・学園内 ー

 

 

ウララ「おっはよー!」イェイ!

 

スペ「あ!おはよーウララちゃん!」イェイ!

 

スカイ「おはよ〜朝から元気だね君達は」

 

キング「あなたの元気が無さすぎるのよ」

 

スカイ「おや?お嬢様もおはよぉ。これはセイちゃんのアイデンティティなんですよぉ」

 

キング「へぇー」

 

スカイ「、、ちょっと雑過ぎやしませんか?」

 

グラス「おはようございます。」

 

スペ「グラスちゃん!おはよ!今日は少し遅かったね?」

 

エル「エルもイマース!

朝練でグラスがトレーニングをやめなかったんデス。おかげで遅刻するとこでした!」

 

 

〈朝の授業前の光景。おなじみのメンバーが揃ったところでグラスはある事に気づく〉

 

 

グラス「もう!エル。それは何回も謝ったじゃありませんか!、、、それはそうとウララちゃん。リストバンド付けてるのですか?」

 

スペ「あ、ほんとだ。悟空さんのと似てるね!お揃いなの?」

 

ウララ「これ?これは重りなんだよ!」

 

スカイ「へぇ?重りねぇ。ウララも随分とストイックになったね。」

 

ウララ「うーん、悟空さんがね?授業じゃあ甲羅は背負えないから、それ以外は重りを付けてろだって!

足にも着いてるんだよ。」

 

グラス「本当、随分とストイックですね、ちなみに何キロくらいですか?」

 

ウララ「ひとつが5キロだったかな?

甲羅は前に10キロで慣れてきたから20キロになったよ!

 

スペ「・・・・え?」

 

スカイ「ウララ、、、ずっとそれでトレーニングしてるの?」

 

ウララ「うん!悟空さんが言うには壊れないように無理をするんだって!

すごく疲れるんだよ?」

 

キング「でしょうね。私はやり過ぎかとも思うのだけど、、」

 

グラス「これは、、、負けてはいられませんね。」

 

エル「・・・・」

 

キーンコーンカーンコーン

 

スペ「あ!そろそろ席着かないとだね」

 

ウララ「それじゃあウララも教室行くね!バイバーイ」

 

キング「ちゃんと先生の話は聞くのよー!」

 

スカイ「あはは、、、もう過保護ってよりもお母さんだね、、、」

 

エル「・・・」

 

グラス(??エル?)

 

 

〈授業が始まるまでの時間、いつものメンツで話をしていた。

ウララのさりげない話から驚く黄金組。

予鈴の音が響き渡り、各々授業の準備に向かうが、普段うるさいくらいに喋るウマ娘は、何かを考え込んでるのか、ずっと黙っていた。〉

 

 

・・・・・・・

 

教師「ここの問題は前文で筆者の感じた事・・・・・・」

 

、、、、、

 

エル(ウララ頑張ってマスね、、、ふふ、、あは!あははは!!!これデス!流石悟空さん!見て分かるほどにウララの力が付いてマス!

このままウララをもっともっと強くしてくれれば皆で楽しいレースが出来マス。

そしてそこでエルが一着を獲れば世界最強にも近づきマス!!ケケッ!あはっ!あはははははは!!!!)

 

グラス「チョット、エル、、エル!、、、ヨバレテマスヨ!」

 

エル(あはは、、ん?「グラス?何か言いましたか?もうiエ ル コ ン ド ル パ サーさん?」!!?

 

教師「先生の話が聞こえないくらい集中しているとは流石ですね?」

 

エル「ケ!?あ、あーはい!もちろんデス!?」

 

教師「では先程の問題をよろしくお願いします」

 

エル「え、あー、、、はい。 そ、その、ゴ、5デs」

 

教師「今は数学の時間ではありません。放課後職員室で待ってます。」

 

エル「、、、、はい、申し訳ありまセン」

 

グラス「、、、、、、ハァ」ヤレヤレ

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

〈所変わってグラウンド。目を疑う衝撃な事が起きていた〉

 

 

 

ー 放課後・トレーニング時間 ー

 

 

 

キング・キントレ・ウララ「「「ポカーーーーン」」」

 

悟空「ん?あっはっはっは!!おめえ達!おもしれぇ顔してらぁ!プッ!、、すげぇ顔してっぞ!?ははっ!」

 

ルドルフ「、、、この光景を見れば誰だってなるさ、、」

 

 

 

 

遡る事20分前

 

 

悟空「踏み込みながら走るかぁ、、口では簡単なんだけどなぁ、、、なんか良い修行法ねぇんかな?、、、お?」

 

 

〈悟空は仕事が終わった後、いつも通りウララの所へ向かう途中だった。

今日から始まる予定の"しっかりと地面を蹴る走り方"を覚えさせるつもりだが、これまでのクセはそう簡単に取れないだろうと悟空は感じていた。

効率の良い修行法を思案していると、"とてつもなく大きいタイヤ"をウマ娘が引っ張っているのを見つけた〉

 

 

 

悟空「おーーーい!!」

 

ウマ娘A「??? 私達ですか?」

 

ウマ娘B「あ!孫さんだ!」

 

ウマ娘C「え?誰、知ってる人なの?」

 

B「うん。最近新しく入った警備員の人だよ!」オーイ

 

悟空「おう!練習中にすまねぇな!」

 

A「いえ大丈夫ですけど、何かあったんですか?」

 

悟空「いや、でけぇタイヤ引っ張ってたから、つい声かけちまった。トレーニングか?」

 

B「はい!今日はパワーを重点的に鍛えるのでこれが一番良いんですよ!」

 

悟空「パワーか、、そいつはウマ娘なら皆出来るんか?」

 

C「まさか!そんな事ないですよ!筋トレマニアのAだから出来るけど私達はビクともしないですよ。」

 

B「もうちょっとな気はするんだけどね!」タハハ

 

悟空(なるほどな、こいつは良いな)「なぁ!それどこに行けば貰えるんだ?」

 

A「あー、分からないですね、、トレーナーに用意して頂いてまして、今はトレーナー室にいますし、、」

 

B「たづなさんに聞いてみたら?多分許可もいるだろうし、専用の車を使わないと運べないからね!」

 

悟空「そっか!邪魔して悪かったな!続けてくれ。おめえ達も頑張れよぉ!!」

 

ハーイ!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ー 理事長室 ー

 

悟空「コンコン!入んぞ?、、お!たづな!ちょっと聞きt「悟空さん!!」お、おぉ?

 

たづな「確かにノックはしましたが"どうぞ"と言う返答の後に入って来なさい!

それと"入んぞ"では無く"失礼します"か、せめて"入ります"でしょう!!

今までは多めに見ましたが、そろそろ悟空さんにも常識と言うものを!!」

 

やよい「まあまあ、落ち着けたづな!少しずつで良いだろう?」

 

たづな「もー!何で理事長は悟空さんに甘いのですか!」

 

悟空「はは!まぁそう言うなよ。次から気をつけっからさ!、、、と、おめぇも居たのかルドルフ。」

 

ルドルフ「お久しぶりです、孫さん。ふふ、たづなさんがあんなに叫んでるのは久しぶり見ました。」

 

たづな「ルドルフさんまで揶揄わないでください!、、コホン、、、、それで悟空さん。今度は何ですか?」

 

悟空「なんかおめぇ最初の時よりツンツンしだしたなぁ、、、ま、いっか、、

ウマ娘のトレーニング道具でよぉ、でっけぇタイヤあんだろ?あれオラにも貸してくれねぇか?」

 

たづな「???あ、タイヤ引きですか。・・・・良いですよ」

 

悟空「お、ほんとけ?随分簡単だったな、どこ行けばいいんだ?」

 

たづな「それなんですけど、私はちょっと用事がありまして、、、、ルドルフさん?良かったら悟空さんに案内してくれませんか?」

 

ルドルフ「良いですよ。では孫さん行きましょう」

 

悟空「おう!よろしくな!」

 

やよい「あ!悟空さん、オグリキャップとは会えたか?」

 

悟空「ああ!走り方教えて貰ったし、飯もすげぇ食う奴でさぁオラも楽しくなっちまってよ!教えてくれてサンキューな!」 バタン!

 

やよい「行ったか、、、時にたづなよ。お前の用事とは何の事だ?」

 

たづな「、、、、忘れました」

 

やよい「、、、、お前も結構悟空さんに期待しているのだな」

 

たづな「・・・」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ルドルフ「孫さんはオグリキャップとも会っていたのですね。」

 

悟空「ああ。ウララの走り方でちょっとな。」

 

ルドルフ「、、、なるほど、ダートと芝の違いですか。」

 

悟空「お、おめぇすげぇな!よく分かったな。おめぇも心が読めんのか?」

 

ルドルフ「ふふ、いえ、共通点を探しただけなので大した事では、、、」

 

 

あ!生徒会長だ!こんにちは!  ああ、こんにちは。これから練習か?  はい!  点滴穿石、怪我だけはしないようにな  はい、ありがとうございます!では失礼します 

 

 

 

悟空「ふーん、結構人気なんだな。」

 

ルドルフ「これでも栄冠を手にしてるのでね、、物珍しいだけでしょう。」

 

悟空「そうなんか?まぁ確かにおめぇの気は強ぇからな。寄ってくんのも無理ねぇか。」

 

ルドルフ「そんなものですよ。」

 

悟空「そういやルドルフは練習しねぇのか?最初会った時よりちょっと気が乱れてるみてぇだけど。」

 

ルドルフ「その"気"というのはいまいち分からないですが、、、そうですね、最近はあまり出来てないです。、、、と、ここです。着きましたよ孫さん」

 

悟空「お?おぉおおお!!すげぇでけぇ形してんなぁ!」

 

ルドルフ「ここにはレースに必要な物だけでなく、学園の資材や乗り物も置いてありますから」

 

 

〈ルドルフにより案内してもらったところは、室内で野球が出来そうなほど大きな倉庫だった。

会話の途中で引っ掛かる事があった悟空だが、一旦頭の片隅に置き、大きなタイヤのとこまで連れて行ってもらった。〉

 

 

 

ルドルフ「これです。これは世界で一番大きなタイヤ、重さは5t近く、引きずるだけでも一部のウマ娘でしか出来ません。

なので引きずることより他の事を優先したため、あまり使われない物となってしまったんです。」

 

悟空「はえー、目の前で見っととんでもねぇな、、、」コンコン

 

ルドルフ「では特殊な乗り物で運ぶため運転s「よっこいせ!!」グアッ、、、、、、、、は?」

 

悟空「ひゃあぁぁすげぇな!!はは!コツコツ!うお、固ぇ!ひゃっほ〜い!こいつはウララも喜ぶだろうな!!」

 

ルドルフ「!!?!?、、、ばかな、、5tはあるんだぞ、、それを持ち上げるなどと、、、」

 

悟空「お?ルドルフ、どうした?やっぱ貰っちゃ駄目だったんか?」

 

ルドルフ「い、いやそれ事態は問題ではないが、、、重たくないのか?」

 

悟空「いや、中々な重さだ。オラもここまでのはあんま見た事ねぇが、持てねぇほどじゃねぇな。」

 

ルドルフ「あなたは、何者なんだ」

 

悟空「オラか?孫悟空って言ったじゃねぇか。おめぇもオラの名前呼んでただろ?それより行こうぜ、修行する時間無くなっちまうよ。

話なら歩きながらでも出来んだろ」

 

ルドルフ「、、、ああ、そうだな」

 

 

 

〈重さは5tほどある大きなタイヤをまさか担ぐなどとは想像もしなかったルドルフ。

思わず素が出てしまったが、修行優先の悟空はさっさと出ていってしまった。

案内は終わったのでルドルフの役目は済んだのだが、何かあっては困ると思い、一緒に着いて行った〉

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

キング・キントレ・ウララ「「「、、、、ポカーーーーン」」」

 

悟空「お?おめぇ達、何面白ぇ顔してんだ!?」ハハッ

 

ルドルフ「いや、、、、これを見て精神を保てる方が少ないないだろう、、、、」

 

悟空「そうけ?、、、ほら、おろすから下がってろよ」ズシィィン!!!

 

 

〈人間の何倍かはありそうなタイヤを持って来た悟空に驚く一同。

タイヤが地面に当たる衝撃で我に返った者たちは悟空に尋ねた〉

 

 

キング「、、、、、ハッ!、、悟空さんこれどこから持って来たのよ!?」

 

悟空「倉庫からだ。黙って持って来たわけじゃねぇぞ?」

 

ルドルフ「そうだ。心配は無用だキングヘイロー。

私が付き添ったから問題ではない。、、、別の問題はあったがな、、」

 

キング「ルドルフ会長!?、、、、お疲れ様でした」

 

ルドルフ「ああ、、、、、、ありがとう」

 

ウララ「あ!かいちょー!こんにちは!!」

 

ルドルフ「こんにちは、ハルウララ。練習に励んでいるようだな」

 

ウララ「うん!この前も鬼ごっこでタッチ出来たし、お相撲さんごっこもしたんだー!」

 

ルドルフ「そうか、、、、、、練習は?」

 

ウララ「???練習だよ?」

 

ルドルフ「???」

 

悟空「こんなもんかな、、、、んじゃウララ!早速始めんぞ!」

 

ウララ「準備が出来たのかな? はーーい!」

 

  

〈ハルウララ達と合流をした悟空とルドルフ。

ハルウララの楽しそうに話す練習内容を聞きながら疑問に思うルドルフだが、ある事に気づいた〉

 

 

ルドルフ(ここの者達は皆笑っているな。腑抜けているというよりはリラックスしているのか。

キングヘイローのトレーナーでさえ、、笑っている。)

 

悟空「おーい!ルドルフ!」

 

ルドルフ「!!!何ですか?」

 

悟空「おめぇも一緒にやらねぇか?」

 

ルドルフ「わ、私もですか!?」

 

ウララ「えー!かいちょーもやるの!?いやったーー!!嬉しいなぁ!!」

 

ルドルフ「、、、、いや私はまだやる事があるので失礼するよ。」

 

ウララ「そっかぁ、、、残念、それじゃあ今度だね!」

 

ルドルフ「!!あぁそうだな。今度よろしく頼む。では」

 

 

〈ルドルフはまさかの申し出に少し悩むがまだ途中の仕事があるため帰ってしまった。

去っていく背中を悟空は困った様な顔をしながら見ていた〉

 

 

悟空(、、、あいつ)

 

ウララ「悟空さん?」

 

悟空「ん?あ、すまねぇな。おし!じゃあ始めんぞー!」

 

ウララ「おーー!」

 

 

・・・・・・

 

 

 

ウララ「ふんっ!!、、ぬぐぐぐっっっ!がああぁあぁあ!!!ハァハァ、、、全ッッ然動かない!!!」

 

悟空「ありゃりゃ、、、まぁ最初はこんなもんか、、、。

ウララ!オラが後ろから少し押してやっから、引っ張り続けてろ!」

 

ウララ「はぁはぁ、、、、ようし!今度こそ!せーーーーーの!!!」フンヌッ!!

 

悟空「よし、、、、、、ハァッ!!」

 

 

〈重い物に引っ張られる様に前屈みになりながら踏ん張るウララ。

後ろから手助けと言い、タイヤに手を合わせ、気合とともに"押す"悟空

結果・・・・・ウララは後ろからのとてつもない衝撃により、ダートの砂にダイビングヘッドをした。〉

 

 

ウララ「・・・・・」ザザァー!

 

悟空「・・・・・アッ..大ぇ丈夫か?」

 

 

ズドドドドドドド!!!!!!!

 

 

悟空「??何の音だ?」クルッ

 

 

悟ぉおおお空うぅうううさぁああぁあぁんん!!!

 

悟空「ゲッ!!?」

 

 

〈遠目からウララのダイビングヘッドを見ていた過保護:キングが叫びながら走って来て、勢い良く悟空にダイビングヘッドをしてきた〉

 

 

キング「フンッ!!」ズドッ!

 

悟空「うおっ!?とっとっと、、、、おめぇまで飛び込んでくるこたぁねぇだろ、、、」

 

キング「今のは貴方の加減ミスよ!もうすぐレースなのに怪我したらどうするのよ!」

 

 

〈怪我の恐ろしさを知っているキングは悟空に対して怒っているが、その体勢が問題だった。

悟空にダイビングヘッドをしたキングだったが、当たる直前にキングの脇に手を入れ、宙に浮かしたのだ。

世間一般では"高い高いポーズ"とも言う〉

 

 

悟空「悪かったって、、ちゅーかおめぇ過保護すぎねぇか?

ウララだって子供じゃねぇだろ?」

 

キング「そうじゃないわ。

私達ウマ娘は脚を怪我するのだけは本当に気をつけなければいけないのよ!」プラーン

 

悟空「そいつは分かってっさ!まぁ見てろって。」

 

キング「本当に分かってi「あー!キングちゃん抱っこしてもらってる!!」!!?、、、、オロシテ」

 

悟空「おー!ウララ、すまねぇな!オラ加減失敗しちまった」ハハッ!

 

ウララ「もおーービックリしたんだからね!ーーーーあ、キングちゃん戻るの?」

 

キング「ビクッ!、、、、えぇ、、、ウララさん怪我はないのね?」

 

ウララ「うん!あれぐらい何ともないよ!!」

 

キング「そう。じゃあ、練習、、、お互い頑張りましょ。」

 

 

〈ウララから見たら悟空にただ、抱っこをされてると理解してしまったキング。

あまりの恥ずかしさに伏せてる顔は真っ赤になり、聞くことだけ聞いたら走って行ってしまった。〉

 

 

ウララ「ありゃ、行っちゃった。」

 

悟空「はは!悪ぃ事しちまったな。まぁ、いいか。

ウララ!今度はゆっくりするからな。もう一度だ!」

 

ウララ「うん!」

 

 

・・・・・・・・・

 

 

ウララ「よっっっこらっっせーーーーーー!!!」ズリズリ

 

悟空「ウララ!少しづつ進んでんぞ!もっと全身に力を入れるんだ!!」

 

ウララ「っっっ、、、はぁはぁ、、、フンッ!、はぁ、ぐぐぐぐ!!」ズズズ

 

悟空「前に行こうとするんじゃねぇ。

足を先に出して地面を強く踏みながら歩くんだ!次、行くぞ!せぇぇの!!」

 

ウララ「あ"あ"あ"あ"あ"体!が、、ちぎ、、れ、そう、、、!!!」

 

悟空「千切れた事はオラもねぇな!心配ぇすんな!次!せーの!」

 

ウララ「も、もぉーー!!!!だめぇぇぇぇ!!」

 

 

・・・・・・・・

 

 

〈休みながら続けると、もう終了時刻。これからの事を話すため悟空はキントレを呼び、息も絶え絶えなウララをマッサージしながら話を進めた〉

 

 

ウララ「ハァハァハァハァ、、、、はふぅぅぅ。やっぱりマッサージは気持ち良いねぇぇ」

 

悟空「ははは!おめぇ、おっちゃんみてぇな事言うな!」

 

ウララ「フゥ、、、おじさんなんてひどいよー」アハハ

 

悟空「はは!、、、、お、来たかな?」

 

キントレ「悟空さん!お待たせしました。」

 

悟空「オッス!終わってすぐにすまねぇな。

オラの中でやる事が決まったんだけんど、おめぇにも聞いてもらおうと思ってな!」

 

キントレ「はい!お願いします。」

 

悟空「ああ。

ウララ、おめぇはレースまで1ヶ月も無ぇ。だから変に戦術を作っても紛らわしくなっちまうと思う。

だからこれからは今日やったタイヤのと、オラとの併走。

この二つをずっとやっていこうと思う。」

 

キントレ「ずっとですか、、、芝での走りのため模擬レースなどはどうするんですか?」

 

悟空「それはオラが併走の時に走りながらダートの走りをした瞬間に細かく注意していこうと思う。

こいつの癖は分かってっから、少しでも違う走りをしたら分かるしな。」

 

キントレ「なるほど。悟空さんならではのやり方ですね!

分かりました。ではそれに重点を置き、他に僕の方でやる事があるなら言ってください!」

 

悟空「ああ。そん時は頼むな!」

 

ウララ「ほえ?、、どういうこと?」

 

悟空「そうだなぁ、、、、、明日からはもっと辛ぇぞ!って事だ!」ニカッ!

 

ウララ「、、、、、、、、、え"?」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

悟空「ウララ!また脚が浮いてるぞ!もっと踏み込め!」

 

ウララ「うん!」

 

ーーーーーーーーーー

 

ウララ「んーー!ぐぐぐっ!!だぁあああああ!!!」ズズズ

 

悟空「おし!その調子だ!、、、そりゃ!!」ドンッ

 

ウララ「わ!!わわっ!」ベチャ

 

悟空「・・・またやっちまった。」

 

ーーーーーーーーーー

 

悟空「ウララ!脚がまたなってる!身体ごと小さくなれ!」

 

ウララ「ハァハァ、、はい!」

 

悟空「調子が良いのは返事だけか!?またなってっぞ!集中しろ!」

 

ウララ「うん!、、集中、、集中!」

 

ーーーーーーーーーー

 

悟空「ウララ!」

 

ウララ「うん、ごめん!」

 

悟空(自分の間違いが分かって来てんな。もうそろそろか)

 

ーーーーーーーーーー

 

悟空「はっきよーい!」

 

ウララ「のこった!!」パンッ

 

   グググググ

 

悟空「タイヤ引きと一緒だ!身体を低くして下半身の力を使え!」

 

ウララ「、、、地面を掴む様に、、、フンッ!!」パアン!

 

ーーーーーーーーーー

 

ウララ「もーーいーーかーーい?」

 

悟空「もーーいーーぞーー!」

 

・・・・・

 

ウララ「あ!悟空さんみっけ!」

 

悟空「はは!見つかっちまった!」

 

 

 

 

〈悟空は残りの日数を模擬レースなどでは無く、自然とその走り方になるような日常トレーニングをしていた。

時には吐くまで走り、時には腹が捩れるほど、笑い、遊び。

そんな事を繰り返しているとレースの三日前になった。

 

いつもの光景。悟空、キントレ、キング、そしてウララが居た。〉

 

 

悟空「レースまでは後三日だな。」

 

キントレ「走り方はどうなりました?」

 

悟空「それに関しちゃ問題ねぇ。ここ何日かは前の走り方は出てねぇ。多分身体がちゃんと覚えてくれたんだろ。」

 

ウララ「良かったぁ!!あんなにやって出来なかったら凄い悔しかったからね。出来て本当に良かったよぉ!!」

 

キング「ふふ。本番はこれからよ?、、それで今日からはどうするの?」

 

悟空「今日から後三日は、、、何もしねぇ。

ウララ!好きな事して遊んできて良いぞ?食いもんには気をつけてな!」

 

キング・キントレ「「!!!!!!」」

 

ウララ「え!?良いの?」

 

キング「いや!良くないでしょ!?後三日しかないのよ!追い込んだりするもんじゃないの?」

 

キントレ「僕も同意見ですね。裏を返せば後三日もあるのに何もしないのは勿体無いのではないですか?」

 

 

〈レースまで残り三日のスケジュールを聞き、納得出来ず、悟空の考えを聞こうと詰め寄るキングとキントレ。

だが悟空はいくら自分が強くなろうとも昔に教わった事は胸の中に深く留めている事があったのだ〉

 

 

悟空「オラの師匠の言葉でな、

良く動き、良く学び、良く遊び、良く食べて、良く休む。

こいつが修行の基本だって教わったんだ。

 

これまでは鍛えるため中々無理な事をしてきちまった。

確かにそれ以上の実力は付いたと思う。だが、ウララは身体もちっちぇえからダメージが無くなった訳じゃねぇ。

これ以上やったって、ただ辛ぇだけだ、それは修行じゃねぇ。

 

だから後三日は身体を休め、本番では100%の力でいく!これがオラの考えてた事だ。」

 

 

 

〈悟空の話を聞き、頭ごなしに反論した二人は少し恥じた。 だがそれ以上に希望がハッキリと見えて来た気がした〉

 

 

 

キントレ「そういう事でしたか。、、、すみません、話も最後まで聞かず返してしまって、」

 

悟空「気にすんな!何も言わなかったオラも悪ぃさ!つーわけだウララ!体力と飯には気をつけるだけで良い!遊んでこい!!」

 

ウララ「わーい!!やったぁ!」

 

キング「・・・・・」

 

悟空「お?どうしたキング?まだなんか不満か?」

 

キング「いえ、、、そうじゃないわ、、、今のもそうだけど、悟空さんだって考えがあっての事なのに怒ってばかりしてしまって、、、、、ごめんなさい、、、」

 

 

〈己の失態を恥じるキング。だが悟空はそんなキングに頬を緩め肩に手を置いた。」

 

 

悟空「そんな顔すんなキング!おめぇだってウララの事が心配だっただけじゃねぇか。何も悪い事なんてしてねぇ!」ポンッ

 

キング「で!、、、でも、」

 

悟空「そんなに言うんならウララの遊び相手にでもなってくれ。その方がウララも喜ぶだろうしな」

 

ウララ「え!キングちゃんも一緒に遊んでくれるの?やった!ねぇどこでも行って良いの?」

 

悟空「おう。好きなとこ行ってこい!、、、そうだ!この前給料っちゅうのが入ったから少し持ってけ!」

 

ウララ「!!!良いの?」

 

悟空「はは!良いぞ。オラが持ってても使い道ねぇからな!」

 

ウララ「わーい!ありがとね!悟空さん!!」

 

キング「え?あ、、そんなの私までいらないわよ、」

 

悟空「子供が遠慮するもんじゃねぇ!思いっきし遊んでこい!」

 

ウララ「ふふーん!!」ニパー!

 

キング「コクン、、、、、ありがと」

 

 

〈ウララとキングはお小遣いを貰い、予定を決めるため走って行ってしまった。」

 

 

悟空「はは、終わったばかりだってのに、元気なやつらだなぁ!」

 

キントレ「悟空さん。すみません。キングの分まで」

 

悟空「いや謝らなきゃいけねぇのはこっちの方だ。勝手に休みにしちまって悪かったな」

 

キントレ「いえ!そろそろキングもリフレッシュが必要だったので、ウララも一緒だとあの子も安らぐでしょう」

 

悟空「そっか、ならいいか」

 

キントレ「、、、、、悟空さん。ウララは勝てますかね?」

 

悟空「、、、さぁな、勝負はやってみるまで分かんねぇ、、、だが戦えるほどの力は付いたはずだ。後はウララを信じるしかねぇな。」

 

キントレ「そうですね。」

 

 

〈この数ヶ月、やれる事はやった。後は本番でどれだけ本領を出せるか。

ウララはこの三日間は遊び、寝て、食べて、それはそれは健康的な日常をおくっていた。

 

あっという間にレース当日。やるぞウララ!夢への第一歩!!〉

 

 

 

 

次回:未勝利戦、芝1600m.右回り.7頭 開幕!




オッス!オラ悟空。
何かよく分からねぇ奴にさっさと投稿しろって変な圧力までかけられてよぉ、不定期になっちまうけど、思わず投稿しちまった!、ハハ!

次からは週1に戻すけんど、楽しんで見てってくれよな!!(投稿は週1回だ!もう譲らんぞォ!!」
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