宇宙戦艦ヤマト 迷い子達のアンサンブル 作:soul
その日、地球は巨大な影に包まれた――火星絶対防衛線を突破した白色彗星が遂に地球圏に到達したのだ。木製サイズの巨大天体が付近に出現したというのに、その超重力が地球に影響を及ぼさないことを不思議に思いながらも、巨大ガス惑星クラスの巨体が太陽の姿を隠して地球全土に影を落としていたのだ。
立ち塞がるモノ全てを粉砕した白色彗星の威容は周囲に居るもの全てを委縮させて、本来は地球を守る防衛機構である戦闘衛星群であるが、惑星サイズの白色彗星に効果があるとはとても思えず、手を拱いている状態であった。
地球圏に到達した白色彗星だったが、そこで進撃は停止して次は何をしてくるかとその一挙手一投足を見逃すまいとする防衛軍士官達の眼に白色彗星を形成する白い高圧ガスの雲の中から、白い大型航宙母艦を中心に緑色の統一された『ガトランティス』の艦隊が姿を現す……艦隊を派遣して直接攻撃をしようと言う事か、と身構える防衛軍司令部だったが、白色彗星より広域通信が入った事に表情を硬くする……圧倒的優位に立った相手が言う事など、ただ一つしか無かった。
――地球人どもよ、朗報を伝える。我が『ガトランティス』は地球を滅ぼす事はしない。その価値に鑑みて――お前達は“惑星”ごと我らの彗星都市帝国の一部となるのだ。
3隻の大型航宙母艦を中心とした『ガトランティス』艦隊は、地球の大気圏へと降下して、いまだ戦う気概を持つ者達を粉砕しながら高度を下げる……彼らの目的は、その威容を誇示して地球人の抵抗の意志を挫く事。地球上の次元の歪み時間断層の能力に興味を持った『ガトランティス』は、地球ごと時間断層を取り込んで『滅びの箱舟』へと組み込もうとしていた。
――もう、この星に太陽の光は差し込まない、大地も海も命育む事なく枯れ果てる。以後我らの与える施しのみが、お前達の唯一の糧となるのだ。
蘇生体からの情報によって得た人口が集中する都市部分――特に地球連邦の首都や各ブロック管区の主要大都市の上空をゆっくりと航行する『ガトランティス』の艦隊の中でも一際巨大な航宙母艦が低空航行で地球人を威圧する……地球人の抵抗の意思をへし折る為に。
――大帝をあがめよ、生き延びたければ忠節を尽くせ、能力を示した者のみが、奴隷として生き延びる事を許されるであろう。
強大な戦力を誇り『波動砲』で武装した新たな地球艦隊も『ガトランティス』の圧倒的な物量の前に敗北し、木星クラスの巨体を誇る敵の本拠地である白色彗星が遂に地球まで到達して、『ガトランティス』の艦隊が示威行為として大都市の上空を低空航行しながら通告して行く……地球人の抵抗の意思を折る為に……圧倒的な戦力差を見せつけられて、理知的な人間こそが抵抗の意志を折られていく……彗星帝国にこれ以上を抗えば、地球人類は滅ぼされるかもしれない。彼らが欲しているのは“時間断層”であり、地球人類ではないのだ。
『ガトランティス』の艦隊と言う目に見える形で見せ付けられ、理性的な思考をする大人ほど未来に絶望して抵抗の意思を無くして行く……だからこそ、それを言えるのは子供だった。
「……ねぇヤマトはどうしたの?」
「……えっ?」
絶望の表情を浮かべていた父親に、その子供は無邪気に問い掛けて来た。
「――ヤマトが来たら、あんなのやっつけてくれるよね」
子供ゆえに、前人未到の航海を成し遂げて地球に帰還した宇宙戦艦『ヤマト』の雄姿が強烈な記憶となって脳に焼き付いていたのだ。絶望の中で子供の言葉を聞いた父親は思い出す――3年前まで焦土と化した地球で、放射能汚染に怯えながら滅亡の時を待つしか出来なかった日々を終わらせてくれた、あの船を。
だが、ここ最近あの船の話を聞いた事がない――既に『ガトランティス』との戦いで撃沈されてしまったのでは? そう考えた者も居たが、別の者が示した防衛軍の情報の中に『ヤマト』が沈んだと言う情報は無かった……絶望に沈んだ人々の中に希望の光が灯り始める。
「――そうだ、我々にはまだヤマトがある!」
絶望の『ガミラス』戦争を終わらせて、地球を元の青い星へと再生したあの船が。
地球近郊で停止した白色彗星帝国――白く輝く高圧ガスの渦の中には、これまで地球・『ガミラス』軍が戦ってきた艦艇と同数以上の『ガトランティス』の艦艇が待機しており、未だ『ガトランティス』は十分な余裕を持って地球・『ガミラス』との戦いを楽しんでいた。
そんな無数の艦艇が待機しているガス雲の更に奥底――気流が激しく普通の艦艇では近付く事も出来ない暴風の様な気流の奥底に、彼もしくは彼女は居た。高速中性子と高圧ガスの暴風が与える心地よい刺激の中で微睡んでいた彼もしくは彼女だったが、微睡みの中でも超感覚は健在で周囲の状況は把握していた。
この心地良い高速中性子と高圧ガスの渦をまとう家主は、今は取るに足らない小さな惑星相手に遊んでいるようだ。まったく趣味が宜しい事で、あんな小さな惑星など超重力の渦で粉砕してしまえば良い物を、思わず呆れるような感情を抱いてしまう彼もしくは彼女だったが、何かが超感覚に引っかかる――まるで、何かを見落としているような感覚……どれ、家主には伝えておいてやるか。
帝星『ガトランティス』大帝玉座の間
地球に降りたバルゼーの降伏勧告の結果を待つ退屈な時間。玉座に座って瞳を閉じている大帝ズォーダーは、結果次第では地球人類を根こそぎ殲滅する気であった。有用なのは地球に存在する時間断層であり、奴らが使用している大砲は何時もの通りに捕虜の中から科学奴隷を選別した後に残りは殺せばいい……この戦いは奴らの選択の結果だ。そして『ガトランティス』に怯える人生から、大いなる愛を以て解放してやるのだから感謝するであろう。
人間と言う知的生命体への底知れぬ憎悪を滾らせるズォーダーの脳裏に、久方ぶりにかの存在より思念波が送られてくる。瞳を開いたズォーダーの目に映るのは、青い輝きを放つ地球と時空を波立たせながら浮上してくるかのように姿を現す、宇宙戦艦『ヤマト』の姿。
――来たか。
宇宙戦艦『ヤマト』第一艦橋
因縁の相手、旧『ガミラス』体制の象徴であるデスラー総統との戦いに一応の決着を付けた宇宙戦艦『ヤマト』は、地球圏に向かった白色彗星を止めるべく、最後のワープの準備に取り掛かっていた。
地球を守る戦力は『ガトランティス』の物量の前に削り取られ、木星規模の人工天体である白色彗星にダメージを与える手段は地球側には無く、目の前に迫る白色彗星に膝を屈してはいないが戦う手段を失っていた。
敵は圧倒的な戦力を有している――それでも地球を守る為に『ヤマト』は白色彗星に挑む。
「――行くぞ!」
「――ああ、最後の戦いだ」
『ヤマト』の操舵を預かる島の意気込みに古代が答える……これが最後の戦いになる。『テレサ』は『ヤマト』が紡いだ『縁』が白色彗星を止めると言っていた――信じよう、『縁』の力を。
『ヤマト』は一気に増速してワープを行う――目指すは地球周辺。白色彗星が停止した事により精密に測定する事が出来て、地球と彗星の中間点に確実のワープアウト出来る――ワープ空間から復帰した『ヤマト』の眼前には巨大な白色彗星の姿が映った。
「――ワープ終了」
「誤差修正、20,15,10」
「修正データー送信」
ワープの終了を報告する島に続いて、予定宙域と出現宙域の誤差を太田が読み上げると、相原が後方に待機する『ノイ・デウスーラ』へと修正データーを送信する……これで準備が整った。
「――『トランジット波動砲』、発射準備」
「ターゲットスコープ、オープン。目標、彗星中心核――『波動砲』への回路開け」
艦長席に座る土方が号令を賭けると、それを受けた古代が『波動砲』発射シークエンスに入る。彼の前に分厚く透明な素材で作られた照準器がせり上がり、照準の中に渦巻く巨大な白色彗星とその前に布陣する『ガトランティス』の艦隊が映り、『波動砲』のトリガーを握る手に力が入る。
「『波動砲』への回路開きます」
「非常弁全閉鎖」
「『CRS』ブースター接続」
機関長徳川が『波動エンジン』の膨大なエネルギーを『波動砲』の薬室内へと注入して行き、『銀河』より再搭載された『CRS(コスモリバース・システム)』が『波動エネルギー』を増幅させていく――反波動格子を触媒に相乗的に増幅された『波動エネルギー』が、『CRS』ブースターで更に増幅されて行く……だが、此処まで増幅された『波動砲』に『ヤマト』の船体が耐えられるのか。
「――予定位置に『ノイ・デウスーラ』、ワープアウト」
西城の言葉と共に、『ヤマト』の前方に大型戦艦の青い船体が現れる――デスラー総統より提供された『ノイ・デウスーラ』のバトルモジュールが間に立って防御壁となる事で、『ヤマト』を増幅された『波動砲』の反動――エネルギー輻射から『ヤマト』を守る盾となる。
「――エネルギー充填120%」
「発射10秒前、9,8,7,6,――」
「総員、対ショック、対閃光防御」
いま紡いだ『縁』が形となって、『ヤマト』を守る形で前面に立つ青い船体の先で増幅された『波動エネルギー』が巨大な光球となって、その威力を解放する時を待っていた。
『――『トランジット波動砲』、発射!』
強大なエネルギーに晒された『ノイ・デウスーラ』の船体が崩壊していく中で極限にまで増幅された『波動砲』の極晄の輝きが立ち塞がる全てを昇華させながら突き進み、赤い防御フィールドのリングと一瞬拮抗したが次の瞬間には赤いリングは霧散して、周囲に展開する『ガトランティス』の艦隊を原子に変換しながら、白色彗星を構成する高圧ガスの渦を吹き飛ばしていく。
『トランジット波動砲』の威力はなおも収まらず、『トランジット波動砲』のエネルギーによって灼熱のガスと化した渦に照らし出された都市帝国の牢獄に囚われている惑星群も灼熱のガスの暴風の圧によって崩壊して、惑星を取り込む巨大な爪も幾重にも圧し折れて無残な姿を晒していた。
木星サイズの巨大な帝星『ガトランティス』の上部構造物の最上部に位置する大帝玉座の間が初めて衝撃に揺れ、大帝を取り囲むように控えていた幕僚達は都市帝国を揺らす程の力に驚き、玉座に座るズォーダーは惑星サイズの都市帝国を揺らすほどの力を見せた、かの船を睨み据える。
「……奇妙な縁だ。『テレサ』に導かれた船、『ヤマト』」
『波動エンジン』が反波動格子に蝕まれた事を逆手に取った宇宙戦艦『ヤマト』は、反波動格子を触媒として使用する事による『トランジット波動砲』として彗星帝国への攻撃に使用され、『トランジット波動砲』は白色彗星を形成する高速中性子と高圧ガスの渦を吹き飛ばし、内部に潜んでいた巨大惑星サイズの都市帝国にもダメージを与える事に成功した……だが相乗的に増幅した『トランジット波動砲』の反動により、『ヤマト』の船体も少なくない損傷を受けており、『波動砲口』周辺などは幾つもの亀裂が入り、『波動砲』は使用不能の状態であった。
『波動砲』が使えなくても、『ヤマト』は戦わなければならない。宇宙の全知的生命体殲滅を掲げる『ガトランティス』をこのままには出来ない……ここで彼らを止めなければ彼らは戦力を回復させて、今度こそ地球は滅ぼされてしまうだろう――目指すは大帝玉座の間、そこに安置された惑星『レムリア』で造られた安全装置『ゴレム』。
いざ『ヤマト』1隻でも突撃を敢行しようとした時、『ヤマト』の周囲に幾つものワープアウトの光が灯る――それは瞬く間に増えていき、無数の緑色に塗装された艦船が現れた――『ガミラス』軍の残存艦隊だ。
決戦の地に現れた『ガミラス』艦隊の中で一際目を引く白い船体に金色の文様を刻んだゼルグート級戦艦――『ガミラス』地球大使バレルからの通信が『ヤマト』第一艦橋の天井に映し出される。
『ヤマトに告ぐ。これよりガミラス軍は総力を挙げて、貴艦を都市帝国の中核に送り込む。地球の守りは任せてもらいたい』
元々は『ガミラス』の辺境宙域に出没する蛮族という認識だった『ガトランティス』。そんな彼らに手を焼いた『ガミラス』の新政府からの条約に基づいた軍の派遣要請に応える形で、地球政府は艦隊の派遣を行ってきた――そして彼ら種族の特性や本拠地である白色彗星が地球を目指している事が判明するにつれて、『ガミラス』・地球の闘いから、地球・『ガミラス』へと戦いの意味が変わって来た……3年前まで戦争をしていた相手である『ガミラス』が、地球を守る為にここまでの覚悟を示すとは。
『作戦は共有している――目指すは大帝玉座の間。ワープでは無理だが、我々の技術を用いれば――』
『ヤマト』と共に白いゼルグート級戦艦を中心に進撃を続ける『ガミラス』艦隊。惑星規模を有する都市帝国へ進撃を続ける『ヤマト』の周囲に変化が現れる――宇宙空間に時空の乱れが生じると、それは規模を広げて乱れの中から『ガミラス』艦が現れた。
「次元潜航艦、浮上!」
強化された高次元微細レーダーを操る西城より『ガミラス』でも秘匿兵器と目される特殊艦が現れた事が報告される――次元潜航艦UX-01。通常空間のみならず、異次元空間への往来・航行も可能な特殊戦闘艦艇であり、通常空間に位相的に隣接する異次元に身を潜めて通常空間からは殆ど干渉が出来ない隠密性を誇る、『ガミラス』の高度な技術の表れとも言える特殊艦なのである。
最初に浮上したUX―01に続いて、『ヤマト』を囲むように次元潜航艦が3隻ほど浮上してくる。現在『ガミラス』が保有している4隻の次元潜航艦の全てをこの決戦の場に投入しており、次元潜航艦UX―01の艦長であるヴォルフ・フラーケン中佐は、照明が抑えられ赤い計器の光が目立つ艦橋の中央に立ってモニターに映る宇宙戦艦『ヤマト』の姿を見つめる。
『……初めての試みだ。特殊装備の四隻をしても、ヤマト一艦を送り込むのが限界だろう……それとて成功の保証はない』
『ヤマト』の艦橋内に次元潜航艦のフラーケン艦長からの通信が流れる……次元潜航装備を搭載した4隻の特殊艦艇で同調させた干渉波を照射する事によって、『ヤマト』を異次元に潜航させようとしているが、前例など無く干渉波を完全に同調得出来るかどうかぶっつけ本番でやるしかなかった。
だが、未だ惑星規模を残す都市帝国奥深くに切り込み、最深部にある大帝ズォーダーの玉座までたどり着いて、傍にある『ゴレム』を奪取しなければならない過酷な任務を達成するには、博打も必要だろう――次元潜航艦の力によって敵艦隊の攻撃を無効化して都市帝国の内部に突入する――これも『縁』のなせる業か、土方艦長は決断した。
「――次元潜航艦に舵を託す!」
4隻の次元潜航艦に搭載された次元潜航用の亜空間推進『ゲシュ=ヴァール機関』が共鳴して、中心に位置する宇宙戦艦『ヤマト』を含む範囲の空間がまるで海原のように波立つ。
「全艦連動――急速潜航」
4隻の次元潜航艦が放つ干渉波によって中心にいた『ヤマト』共々異次元の海へと沈んでいき姿を消す。それを見届けた『ガミラス』艦隊は増速して、迫り来る『ガトランティス』艦隊を迎え撃とうとしていた――先陣を切るのは、アンドロメダ級空母をライセンス生産して『ガミラス』の規格で運用される航宙戦闘母艦CCC『ノイ・バルクレイ』と同型艦の4隻――その空母打撃群を指揮する歴戦の勇士「フォムト・バーガー」は、眼前に広がる敵艦隊を見据える。
「……『ヤマト』が目的を達成するまで持ちこたえて見せる――絶対にな!」
高速中性子と高圧ガスの雲の中で微睡んでいた彼もしくは彼女は、雲の外で急激なエネルギー増大を感知して微睡みの中から目を覚ます……そういえば、彗星が停止してから随分な時が経つ。彼もしくは彼女のから見てもそれなりの戦力を持つこの歪な帝国がここまで手間取るとは、家主の悪い癖が出たのか? この家主は憎悪の炎に身を焦がしながら、気に入った相手に憎悪の追体験をさせるという悪趣味な所がある……遊びが過ぎるな、と呆れたような感情を抱いた彼もしくは彼女だったが、前方に位置している惑星の近くから強力なエネルギー放射を感じて感覚器官を向ける。
――このエネルギーの高まりは無視出来ないレベルであり、彼もしくは彼女は感覚器官を向けて原因を観測しようとした時、惑星近くから激しいエネルギー放射と共に、惑星破壊レベル以上の脅威が微睡んでいる彗星に激突して、彼もしくは彼女の周囲に漂う高速中性子と高圧ガスを燃え上がらせた。
これは――せっかくの心地よい寝床が台無しになってしまった。周囲の高圧ガスが燃え上がって外殻に消し炭が付くのを嫌った彼もしくは彼女は、別の位相に身を沈める事で燃え上がり炎の暴風と化した高速中性子と高圧ガス雲から逃れる……この程度の攻撃で家主の座する惑星規模艦を破壊する事は出来ないが、心地よい微睡みを邪魔してくれた礼はしなければならない。
丁度、逃れた位相の中に5隻ほどの小舟を感知する……その中の1隻は、先ほど惑星の近くにいた船であった。彼もしくは彼女は、正統なる権利として報復を決意した。
どうも、しがない小説書きのSOULです。
絶望的な状況の中では人は何かに縋る、圧倒的な物量を誇る敵を前に絶望的な戦いを繰り広げる地球には希望の象徴になる『ヤマト」があった――この流れこそが、宇宙戦艦ヤマトの物語が長く続いた要因ではと思うんですよね。
では、次回。『トランジット波動砲」によって彗星のガスを吹き飛ばして都市帝国にダメージを与えた『ヤマト」は、不退転の決意を持って現れた『ガミラス』艦隊の協力の下に彗星帝国中枢にある全ての『ガトランティス』を停止させる『ゴレム」の奪取を目指す――だが、彼等の目の前に想像だにしない脅威が立ち塞がる。
第七十六話 亜空間の脅威