私の父は凄腕のハンターだったらしい
そして私の母は、父が住んでいた村の受付嬢で、父のよく行く酒場でも働いていて仲が良かったんだとか
父は村一番のハンター、母は村一番の美人受付嬢と言われていたらしい
二人は仕事を通して仲良くなっていき結ばれ、その間に産まれた子が私だったそうだ
しかし、私が産まれて間もない頃、突如として現れた未知のモンスターによって村周辺は滅ぼされ、父はその戦闘で戦死、母もその際に亡くなったらしい
ザック「これは…!」
その際たまたま狩りに出ていた父と母の友人のハンター、ザックさんが焼き払われた村を目の当たりにし、村中を駆け回り生存者を探したが誰一人としていなかったどころか、ほとんどが死体すら残っていなかったらしい、家族に友人、全てを失い絶望していたザックさんは、母が抱えていた私がまだ生きていることに気づき、抱きかかえて急いで1番近くの集落へ向かい、治療してもらった後引き取られたそう
そして私は遠く離れた小さな村で、ハンター業を引退したザックおじさんに育てられた
おじさんにこの話を聞かされたのは私が14歳の頃だった
ザック「突然こんな話をしてごめんな…でもいつかは話さないといけないと思ってたんだ。」
父親じゃないのは幼い頃に教えられて知っていたが、急にこんな話をされても私は理解が追いつかなかったし、話されたところでどうすればいいのかもわからなかった
それから何日かはそのことが頭から離れなくてよく眠れなかった
そして真実を明かされてから数日後
「おじさん…」
ザック「あ、あぁ…どうした?」
「…私に…私に…戦い方を教えてくれる…?」
ザック「…お前……」
「お願いっ…」
おじさんに頭を下げる
「私…お父さんとお母さんがどんな世界を見て、生きてきたのか知りたい…それに…なにより…親の仇を…取りたい…」
ザック「…仇を取りたい気持ちはわかるし、俺だってやろうと思ったよ、でも目撃情報がなかったんだ。生存者はそいつを見てない俺とお前しかいなかったんだし…」
「それってまだ生きてるってことでしょ…?ならまたいつかどこかを襲うかもしれない…そのモンスターを知ってるのは私とおじさんだけだし、私と同じような被害を出したくない…だからお願い…!私をハンターにしてくださいっ…!」
ザック「決して楽じゃないし、自分の命を危険に晒す仕事だぞ。」
「うん、わかってる…でもやっぱり私、ハンターになりたい…」
ザック「…今日は遅いからもう寝ろ、明日から忙しくなるぞ。」
「っ!うん!!ありがとおじさん!」
それから私はおじさんに狩りの基本、モンスターの知識、武器の使い方など、ハンターとして必要な様々なことをたくさん教えて貰った
そして2年間の修行と勉強の末、私は16歳という若さでハンターズギルドの試験に合格し、龍歴院という組織に所属することになった
龍歴院はここから遠く離れたベルナ村という場所にあり、私はその村で過ごすことになるらしい
ギルドから支給された装備を身につけ、玄関の扉を開け外へ出る
ザック「たまにはこっちに帰って来てくれよ。」
「うん、その時はたくさんお土産持ってくるね。」
ザック「はは、あんまり無理するなよ?」
「わかった!」
ザック「行ってらっしゃい、仕事、頑張れよ。」
おじさんが私の頭を撫でる
「えへへ、頑張る!行ってきます!!」
迎えに来た龍歴院メンバーのアプトノスが引く荷車に乗り、ベルナ村へ向かう
私は今日、初めてこの村を出て、初めての仕事をする
数時間後ベルナ村に付き、村長に話しかけられる
ベルナ村の村長「おや、見なれぬ御仁だが。
よければ用向きを伺えないかね?」
「私、ハンターズギルドからの紹介で今日から龍歴院に所属することになった者です。」
ベルナ村の村長「それはそれは、良く来てくれた。私はここ、ベルナ村の村長を務めておる。」
「よろしくお願いします、村長。」
ベルナ村の村長「さて、龍歴院に所属するにあたつて、早速、手続きをしてもらいたい。
まずは、村の奥へと続く道中にいる、龍歴院の主席研究員を訪ねてくれ。
彼に話しかければ、所属の手続きを開始してくれるだろう。」
「わかりました、ありがとうございます!」
ベルナ村の村長「あぁそれから…」
「はい?」
ベルナ村の村長「村に着いたばかりでは、宿も決まってなかろう?」
「まぁ、はい。」
ベルナ村の村長「それなら、あそこのゲストハウスを、ハンター殿の自宅として使ってくれ。
利用できる機能はたくさんあるが、詳しくは中にいるルームサービスに声をかけてくれ。」
「はい、色々とありがうとうございます。」
ベルナ村の村長「では、手続きが終わったら、あらためて私のところへきてほしい。」
「了解です。」
私はお辞儀をした後にその場をあとにし、白衣を身にまとった男性を訪ねた
龍歴院の主席研究員「やぁ、ハンターさん、はじめまして。キミの話は聞いているよ、龍歴院への所属手続きの件だね?
龍歴院では、他の研究機関と連携しながら、モンスターの生態や特性、生息域など様々な研究を行っているんだ。
時には、研究員がモンスターの生息域を直接訪れ、調査する場合もある。
…しかし、調査中にモンスターからの侵害を受けることも多くてね。必ずしも、安全とは言いがたい。
そこでキミ達ハンターに、研究員の護衛を依頼しているんだ。
現在、龍歴院では古代林の調査を重点的に行っている。まだまだ未開のエリアも多いから、人手が足らなくてね。
そんなわけで、キミのように龍歴院に所属してくれるハンターが来てくれるのは大歓迎なんだよ。」
研究員さんが村の奥を指す
龍歴院の主席研究員「さて…遠くに見える山の麓に、ひときわ白い、石灰質の巨大な建造物が見えるだろう?
あれが龍歴院の研究施設だ。そして、施設前の広場には、ハンターズギルドが管理する集会所が併設されている。
ここ、ベルナ村では、龍歴院とハンターズギルドの協力体制が確立されていてね。時には、互いに人を融通し合う事もある。
集会所は、ギルドマネージャー殿が管理されているから、立ち寄りの際はぜひ、挨拶してハンター登録をしてほしい。」
「ご丁寧にありがとうございます。ところで手続きの方は…」
龍歴院の主席研究員「おっと、話が長くなってしまったね。キミの所属手続きは僕の方で進めておくよ。」
「はい、ありがとうございます。」
私はまた村長の元へ戻る
ベルナ村の村長「これはハンター殿。龍歴院の主席研究員と話をしてきたようだな。
さて。龍歴院に所属する手続きが完了するまで、しばらく時間が掛かるだろう。その間、私たちからのクエストをいくつか受けてはもらえんか?なに、龍歴院所属までの軽い腕鳴らしと思ってもらっていい。」
「わかりました、是非お願いします。」
ベルナ村の村長「そうと決まれば、準備をはじめよう。クエストは、クエストカウンターで受注することができる。そこに立っている制服を着たお嬢さんか、クエストカウンターの窓口だ。
クエストカウンターのメニューには、★1や★2といった様々なクエストがハンターの階級ごとに並んでいる。私からのクエストは★1から受注だ。」
ハンターにはハンターランクという階級があり、クエストをこなしていきランクを上げることでギルドからの評価が上がり、より危険度の高いクエストを受注することが出来るようになる
私はハンターになったばかりだから当然ハンターランクは1で、受けることができるクエストも★1のみだ
「了解しました。」
ベルナ村の村長「それと、村の中には、他にも雑貨屋や武具屋など、狩りに役立つものを売る店がある。
また、村の入口から右手へと続く小路を進んだ先には、オトモ広場がある。
オトモ広場は、アイルー達が住み着いている広場でな。
ネコ嬢と呼ばれる竜人のお嬢さんが、ハンター達にオトモをあっせんしておるより詳しくは彼女を訪ねてほしい。」
アイルーは猫のような見た目をした獣人族で、とても働き者な生き物
ハンターが雇用し、クエストに同行したり、様々な仕事を行うアイルーをオトモという
竜人族は、通常の人間よりも寿命がとても長く、とがった耳や4本の指が特徴な種族だ
ベルナ村の村長「さて。最後に、わずかばかりだが、狩りの準備を整えるための資金も渡しておこう。」
村長から1500
「あ、ありがとうございます。」
ベルナ村の村長「それではハンター殿、クエストはクエストカウンターから受注するわうに。頼んだぞ。」
「はい、頑張ります。」
クエストカウンターへ向かい、受付嬢さんに話しかける
ベルナ村の受付嬢「こんにちは!高原の恵みあふれる村、ベルナ村へようこそ〜!あなたが、龍歴院に所属希望のハンターさんね?」
「はい、よろしくお願いします。」
ベルナ村の受付嬢「よろしくね〜。ところで、この村のことはどのくらいご存知?ベルナ村はね、ず〜っと昔、龍歴院の設立と共に生まれた村なの。
澄んだ空気、美味しい料理、可愛いムーファと、のどかな牧畜風景…とっても綺麗な村よ。」
ムーファは、ベルナ近辺に生息する羊のような生物
毛がとても柔らかく、よく衣服などにも用いられるそう
「はい、とても素敵な村だと思います。」
ベルナ村の受付嬢「そうでしょそうでしょ?わたしね、ほかの村の皆さんにも、ベルナ村の良さを知ってもらうために、観光大使としても活動しているの。
もっと沢山の方に観光に来てもらえるよう誘致活動、がんばらなくっちゃ!
あっ…いけない、村の話になると、つい夢中になってしまって。」
「大丈夫ですよ、この村が大好きなんですね。私も応援してます。」
ベルナ村の受付嬢「ふふ、ありがとう!改めまして、わたしがクエストカウンターのクエスト受付担当よ、よろしくね。
村長さんからクエストを受けるように言われたんでしょう?
ここ、クエストカウンターでは、モンスターの狩猟や、アイテムの採集など、様々なクエストを提供しているの。
クエストにはレベルがあって、レベルによって難易度も変わるの。いま、受注できるのは★1のクエストよ。
★1のクエストは、ハンターさんの腕試しにぴったりなクエストが揃っているから、挑戦してみてね。
さあ、村長さんからの腕試しクエスト、がんばってね!」
「はい、頑張ります!」
ベルナ村の受付嬢「それではクエスト一覧を開きます、どうぞ!」
受付嬢さんがクエストの依頼が載ったメニューを開く
村長からの依頼【マッカォの群れを討伐せよ!】を受注し、クエスト出発口から古代林へ向かう
ベルナ村の受付嬢「いってらっしゃ〜い!」
古代林に到着しクエスト開始
今回の目標はマッカォの群れを討伐すること、数は10頭ほど、本来なら一際大きいボスのマッカォがいるが、今はちょうど不在らしく、群れを狩るチャンスとのこと
マッカォは緑の体毛と大きなしっぽが特徴の小型の鳥竜種、乱暴者で村でも手を焼いているらしい
「さて、ハンターとしての初仕事、がんばるぞ!」
古代林のベースキャンプに設置された支給品ボックスの中身を受け取り、マッカォの討伐に向かう
「っとその前に、やっぱり先にご飯食べないとね。とある国では腹が減っては戦ができぬって言うらしいし。」
ポーチから支給品の携帯食料を取り出し口に入れる
「んむ゙っ…おじさんも言ってたけど、こんなに美味しくないんだ…」
そうこの携帯食料、ハンター間での味の評判がとても悪く、口を揃えて「不味い」と言われる程のものなのだ
「一口で食べれて体にいいのはいいけど、もうちょっと美味しいもの食べたいよなぁ…あっそういえば」
実は支給品の中に肉焼きセットがあったのだ
これは携帯食料などが尽きた場合にハンターがその場でとった肉を焼くことが出来る物
雑貨屋等で買うことが出来るが、ハンター初心者にはクエストの間だけ貸し出ししてくれるらしい
「あとはお肉があれば焼きたてのお肉が食べられる…!」
私はマッカォ退治に向かう前に、野生の草食竜、リモセトスを狩り、その肉を剥ぎ取り用のナイフで剥ぎ取った
そしてその場で肉焼きセットを置き、取り立ての生肉を焼き上げた
「ほいっ!上手に焼けました〜!!いっただっきま〜す!」
焼きたてのこんがり肉に勢いよくかぶりつく
「ん〜!おいひぃ〜!」
あっという間に平らげ、空腹が満たされたところで
「よし、ご飯も食べたしマッカォ倒すぞ!」
マッカォを探して古代林を歩いていると、3頭のマッカォを発見した
「おっ、発見。」
ベルダーソード引き抜きマッカォとの戦闘を始める
「はっ!やっ!せぇい!」
突進斬りから斬り下ろし、横切りと繋げ水平斬りからの斬り返しでマッカォを倒した
「よし、これで1頭。」
残りのマッカォも難なく倒し、素材を剥ぎ取る
モンスターの素材は、売却してお金にしたり、装備を作るための材料にもなる
モンスターの素材を使用して作られる武器や防具は強力で、ハンターに更なる強さを与える
今私が使用しているのは龍歴院のハンターに最初に与えられるベルダーシリーズ
ムーファの毛や丈夫な革を用いて作られるベルナ村発祥の装備と、龍歴院から提供された化石で造られる武器だ
ベルダーソードは片手剣、その軽さを活かした素早い攻撃と盾による防御が可能なバランスのいい武器種
片手剣以外にも様々な武器があり、クエストによって使い分ける人もいれば、ひとつの武器を探究し極めるハンターもいる
「よし、残りのマッカォも探そう。」
進んだ先の洞窟で残りのマッカォを発見した
「ちょっと多いけど、まぁいけるかな」
剣を構えマッカォの群れを倒しに行く
まずは最初に気づいた2頭を倒す
1頭の攻撃は盾で防ぎつつ、もう1頭を仕留める
「ふっ!はっ!」
3連斬りからの回転斬りで1頭を倒す
「次!」
もう1頭も斬り下ろし横切り連携で倒した
「よし、この調子で少しずつ…」
そう思っていると、先頭に気づいた残りのマッカォたちが全員こちらに向かってきたのだ
「やっば…」
1頭や2頭ずつなら捌けたが、5頭を同時に相手にするのは厳しい
「くっ…やるしかない…!」
先に攻撃を仕掛けてきた3頭の攻撃を盾で防ぐ
そして攻撃の隙に斬撃を叩き込む
「この隙に!きゃあっ!?」
他2頭に背後から攻撃され攻撃を阻止される
「くっ…このっ…!」
後ろの2頭を振り向き回転斬りで吹き飛ばし、その間に3頭を相手にするが、1頭の攻撃を防ぎ反撃しようとすると他2頭に攻撃され、攻撃の隙がない
「どうしよう…あの2頭が戻ってきちゃう…」
悩んでいるうちに盾を弾かれ、体制を崩してしまった
「っ…!?やばっ…!」
マッカォの体当たりを喰らいその場に倒れる
「ぐあっ…!」
吹き飛ばした2頭も戻ってきて5頭のマッカォに襲われる
「うっ…あっ…!」
意識が朦朧としていく私の前に、1匹のアイルーが現れた
アイルー「ウニャー!ハンターさんをいじめるニャー!」
アイルーに気づいたマッカォたちがアイルーの元へ向かい戦闘が始まる
アイルー「ニャニャー!ぼくが相手だニャ!」
「うっ…うぅ…」
ボロボロの体をなんとか起こし、支給品の応急薬を飲んで傷を癒す
「はぁっはぁっ…今、助けるから…!」
アイルーの元へ向かう
「はぁぁぁっ…!」
後ろからマッカォを斬りつけ1頭倒した
アイルー「ニャ!ハンターさん、無事かニャ!」
「うん…大丈夫…!助けてくれてありがとう!」
アイルー「お礼はこいつらを倒した後だニャ!」
「うん!」
アイルー「ぼくはこっちの2頭をやるニャ、ハンターさんは残りの2頭を頼むニャ!」
「了解!!」
2頭のマッカォを引きつけ、アイルーから離れた場所で戦闘を開始する
「さっきの分、全部返すんだから!」
1頭の体当たりを防ぐのではなくかわし、通り過ぎたところでもう1頭に渾身の溜め斬りを叩き込む!
「はぁぁ!たぁぁぁっ!!」
一撃でマッカォを倒し、残るは1頭
「あなたが最後だよ!」
ひっかき攻撃を盾で防ぎ弾き返し、怯んだマッカォに怒りの一撃!
「せやぁぁぁぁぁ!!」
剣で斬るのではなく、盾でマッカォの顔面を思いっきり殴り吹っ飛ばした
「はぁっはぁっ…はぁっはぁっ…」
体力が尽き倒れ込む私の元に先程のアイルーがやってきた
アイルー「こっちも終わったニャ。ハンターさんは大丈夫だったニャ?」
「も、もうだめぇ…スタミナ切れぇ…」
アイルー「仕方にゃい、今からネコタクを呼ぶから待っててニャ。」
それからしばらくしてネコタクがやってきて、私とアイルーは荷台でベースキャンプまで運ばれて行った
ネコタクアイルー「到着だニャ。」
「ぐぇっ…」
キャンプに着くと荷台から振り落とされ、ネコタクは去って行った
ネコタクというのはアイルーの職業のひとつで、クエスト中に力尽きてしまったハンターを荷台でベースキャンプまで運ぶアイルーたちのことである
ハンターが力尽きるとクエストの報酬金が減り、それがネコタクの給料となる仕組みらしい
「いててて…もうちょっと優しくしてよぉ…」
アイルー「運ぶまでが仕事だから仕方にゃいにゃね、さて、ハンターさんはこれから帰るのかニャ?」
「うん、クエスト目標も達成したからそうするよ。助けてくれて本当にありがとうね、野生のアイルーさん。」
アイルー「ニャ、ぼくは野生のアイルーじゃにゃいニャ。」
「えっ?じゃあ誰かのオトモさん?主人が見当たらないけど…」
アイルー「までその話は帰ってからにするニャ。」
ベルナ村へ帰還し、オトモ広場へ向かう
「オトモ広場から抜け出したアイルー!?」
ネコ嬢「はい、そうなんです…ハンターさんに雇ってもらえない状態が続いて、それで「自分の主人は自分で探すニャー」って言って出て行っちゃったんです…」
アイルー「そこで出会ったのがハンターさんだニャ!」
「なるほどねぇ…」
ネコ嬢「この子、狩りが好きでとても優しい子なんですけどねぇ…早くいい主人が決まるといいんですけど…」
「じゃあさ、キミさえよければ私のオトモになってくれない?」
ネコ嬢「あら、どうする?」
アイルー「ぼくもこのハンターさんを希望するニャ!」
「じゃあ決まりだね!」
ネコ嬢「それじゃあ、アイルーちゃんに名前をつけてあげてください!」
アイルー「よろしくニャ!ひどい名前をつけたら爆発するニャ!」
「つけないよ。ん〜そうだなぁ…『スピカ』とか、だめかな?」
アイルー「すごくいいニャ!それがいいニャ!」
「じゃあこれからよろしくね、スピカ!」
スピカ「よろしくだニャ、ご主人!」
ネコ嬢「ふふ、凄く嬉しそう。スピカちゃんのこと、可愛がってあげてくださいね。」
「うん!ネコ嬢もありがとう!」
その後、私たちは自宅へと帰った
「ふわぁ…疲れたぁ…」
崩れるようにベッドへ倒れ込む
スピカ「お疲れ様ニャ、ご主人。」
「んぅ…ありがとぉ…初日から大変だったなぁ…」
スピカ「ニャ、ご主人って今日が初めてだったニャ?」
「うん!今日ハンターになったばかりの新米だよ〜。」
スピカ「そうだったにゃね〜。ところでご主人。」
「ん〜?」
スピカ「そういえばご主人の名前をまだ聞いていなかったのニャ。」
「あ〜そういえばそうだね。ていうか村の人たちにも言ってないや…」
スピカ「聞いてもご主人って呼ぶけど聞きたいニャ。お名前なんて言うニャ?」
「えっとね〜、私の名前は〜…」
ミカエル「…ミカエル。ミカエル=イグレシアス。」