ORS白き皇女は悪堕ちしたい~安価は原作ヒロインの肯定ペンギンでした~   作:サッドライプ

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 悪堕ち姿お披露目もVBシリーズお約束。




披露の凄惨姫

 

※翼竜姫と、廃都マルケット城にて

 

「弔いは終わりましたか?」

「っ!?シルヴィア、ですか……?」

「はい。わたしも少し思うところがありましたから」

「へえ―――なんだか今の貴女となら仲良くできそうです」

 

「あと勘違いしないでください。私はアルトンの兵や民を弔いに来たんじゃない。死体を野晒しにするのが嫌だっただけで。

 ファフネルを殺すことでしか、彼らの魂は救われないんだから!」

 

「……親友同士、ということですね。ティア姫も似たようなことを考えていました」

「ふふん、でもそうね―――信じて守ってきたものに背中を蹴られた。そういう意味では、私は今の貴女とも近しいものを感じます」

「?でも私はティア姫を全然憎んでも恨んでもいませんよ?」

 

 

「ほら、ちゃんと認識してるじゃないですか。

 “ずっと信じてたのに、彼女は自分を裏切った”んだって」

 

「 そ れ が ? 私はティア姫のやることならぜんぶ肯定します。

――――それで傷付くような心はちゃんと砕けたから、今度こそ全身全霊で」

 

 

「……ちょっとティアが羨ましくなっちゃった。

 あなたにはまだ、甘えて振り回しても許してくれる、そこまで尽くしてくれる相手(あのコ)がいるのね―――」

「………」

 

 

「ねえ、ピアサ。今度ザハークさんの卵一緒に産みません?」

「いいですね。勿論その前に二人がかりでザハークを責めてやりましょう」

 

 

 ピアサとの仲が深まった!

 二人が仲良く産んだ卵は一際大きかった。一つは邪悪な光を、一つは毒々しい闇を纏っている…。

 

 

 

※魔女竜と、狼少女と、魔導列車にて

 

「はぁい、お疲れ様です。アスタさんにムムルちゃん」

「―――!?」

 

「は、はわわわ……シルヴィアさんが破廉恥なのです!?いけないと思うのです!?」

「いけなくないですよー。ムムルちゃんもどうかしら、えっちになるの素敵ですよ?」

「ムムルがピアサみたいにか?なんつーか、ぶっちゃけ似合わねえだろ」

 

 

「……ねえティア、ザハーク。

 あなた達、シルヴィに何したの?」

 

 

「アスタさん?」

「ちょっといきなり真剣な顔で何よアスタ。シルヴィアのあの恰好、私達がさせたと思ってるの?」

「思ってるから訊いてるんでしょうが!

 見た目がどうこうとかじゃない、可愛い妹分の心をズタボロにされて私が気付かないと思ってるの!?」

 

「……………ふふっ。流石ねアスタ。ずっとシルヴィアと一緒にいただけはある」

「~~っ、ただでさえ最近限界っぽかったから無理矢理にでも休ませようと思ってたのに。

 シルヴィは貴女の為にあんなに頑張ってたのに、どうしてっ!!」

 

 

「そうよ?シルヴィアはずっと私の為に尽くしてくれる。だからずっと私の傍にいないとダメ」

 

 

「ふざけ、ないで……!シルヴィは貴女の都合のいいペットじゃ―――」

「ストップですアスタさん。いいんですよ、私はこれで」

「でもっ」

「私の為に怒ってくれるアスタさん、素敵です。大好きなお姉さんですよ。でも。

――――私はこれでいいんです」

「………そんなの納得できるわけないわよ」

 

 

「ティア、貴女のこと一生許さないから」

 

 

「アスタさん……」

「行っちゃった。ムムル、あなたはどうかしら?」

「……なんて言えばいいか分からないのです。でも、ケンカはよくないのです」

「優しい子ですね、ムムルちゃんは。なでなでしちゃいます♪」

「わふ~っ。見た目はちょっとびっくりしちゃいましたけど、シルヴィアさんはやっぱりシルヴィアさんなのです!」

 

 

 

※復讐姫と、魔神と

 

「都合のいいペット、か。シルヴィア、お手」

「……わん?」

「おかわり」

「わん」

「三回回って」

「はっはっはっ」

 

 

「ちんちん」

「………わぅっ♡」

 

 

「割り込んで来ておっぱじめようとしないでザハーク。

 シルヴィアもザハークのズボン脱がせようとしない!」

 

「残念です……」

「あの聖女みたいな女がなぁ。変われば変わるもんじゃねえか、くくっ」

 

「それでティア姫、アスタさんのことどうするんですか?」

「一生許さないって言われちゃったわね……ふふ、困ったわ。

 拾ってくれた恩人だし、私はアスタのこと嫌いじゃないし、それにベヒモスを開発した彼女が他所の国に行くようなことがあったら大変よね」

 

「―――ねえシルヴィア、なんとかして?」

全肯定(いいですよ)♪私から説得します。ザハークさんも手伝ってもらっていいですか?」

「あん?俺が?」

 

 

「私が誠心誠意お願いすればアスタさんは大体聞いてくれますよ。

 だからザハークさんに滅茶苦茶キモチよくさせてもらいながら、ずっと耳元で『ねえ堕ちて、私と一緒になって♡』って囁き続けるんです。いい感じにダメな感じになってもらえると思いません?」

 

 

「……ははははッ!悪かねえ、乗った。

 しかしティアがお願いするだけでお前のことあれほど心配してた大切な姉貴分をあっさり差し出すかよ!」

「大切だからです。今の私を否定して欲しくないし、ティア姫のことを憎んで欲しくもない。

 何より、うふふ―――こうやって堕ちることが素敵な気分になれるってこと、アスタさんにも知って欲しいなって」

「くすくす。シルヴィアったら、悪趣味なんだから」

 

 

(ティアはまだ染まり切ってねえが、二人が互いに影響し合ってどんどん俺好みに歪んで行きやがる。

 いいぜ、もっと(わら)え。破壊と蹂躙を愉しむ魔神の女として、な)

 

 

 

※魔竜姫と、首都エトナで

 

「おかえり。暫く見ない間に随分と変わったじゃない。アルトンで心境の変化でもあった?」

「はい♪我慢すること、耐えること……その理由がなくなれば、世界はそれはそれで楽しくなるんですね。レヴィア殿下もどうです?」

「私?私は我慢してることなんて―――」

 

 

「嘘」

 

 

「………ッ!?」

 

「まだ自覚はうっすらと―――といったところでしょうか。

 いいですよ、その葛藤や懊悩も、堕ちた後では味わえない今だけの醍醐味と考えると乙なものです。楽しんでください」

「何を…っ!?」

「暖かく見守ってます、『同志』レヴィア。では♪」

 

「何なのよ…!それに、絶対嘲笑してる顔なのに、なんで相変わらず好意だけが伝わってくるの……!?」

 

 その身に走った震えと熱を、この時の彼女はただ戦慄と怖気だと自分に言い聞かせていた……。

 

 

 

※機竜と

 

「シルヴィア、髪を染めたのか?」

「染めたというか変色しました」

「そうか」

「はい」

 

………以上、終了。

 

 

 

※脳破壊(お食事中の方注意)

 

「あらアインくん。え?この格好ですか?えっちですよねー。前までの私じゃ考えられないような破廉恥な服装ですね?胸とかほら、ガードが細いからちょっとピンク色がはみ出てますよ?―――なんちゃって、嘘でーす♡アインくんったらスケベなの顔に出ちゃってまあ。それでどうしてこんな風になっちゃったと思います?え、分からない?そんな訳ないですよね?それとも私の口から言って欲しいんですか?ええ、ザハークさんです。あの逞しくて荒々しくて、アインくんより強くてカッコいい男の人に迫られて。強引に処女奪われて、舌絡め合うえっちで濃厚なキスで蕩かされて、触手で全身ふわふわになるまで愛撫されて。気付いたら意識の奥底まで刻まれちゃってるんですよ、『ああ、女の子はこういうオスに屈服する為に生まれて来るんだな』って♡分からされちゃうんです♡そうなっちゃったらもうダメです、彼を近くに感じるだけで体が火照るようになっちゃって、抱き締めてくれたらもう彼のことしか考えられないの♡それでザハークさんってば女の子を自分で染め上げることが大好きだから、好きにされちゃうと価値観もどんどん影響されちゃうんですよ?だからこの格好もそうだけど、考え方も趣味も好きなものも全部変えられちゃった♡今の私の大好物、知ってますよね?おいしそうに飲んでるところ、物凄い盛った目で見てましたもんね?もうザハークさんに逢う前の、アインくんの知ってるシルヴィア=ハマルティアは居ないんです。もうカラダも心も隅から隅まで、彼に犯されてない場所なんてなくなっちゃったんですから。……ねえ、実は気付いてたんですよ?アインくんが私のこと好きだったってこと。正直なこと言うとそういう対象には見れなかったから気付かない振りしてたんです、ごめんなさい♡でも私ってこうだから、無理矢理迫られて押し倒されてレイプされてたらモノになってたかも?でも無理か、アインくんにそんな度胸ないですものね?私と話すだけでもじもじしちゃう照れ屋でヘタレのアインくんでしたものね?ざーこ♡折角のチャンス逃しちゃうなんて惜しかったですねー?あれ、そうでもないんでしょうか?アインくんは好きな女の子が他の男に掻っ攫われて興奮しちゃうド変態だから。よわよわの変態マゾ、なんですよね♡もう恰好もカラダもココロも全部ザハークさんに捧げた私がもっと大好きでたまらないんでしょう?……なんです?罵られて、バカにされて、更に悦んでるんですか?救いようのないくそざこナメクジですね♡もっと言ってあげますよ♪ざーこ♡ざーこ♡ざーこ♡ざーこ♡へんたいまーぞ♡本当に、本当に―――、」

「あっあっあっあっ」

 

 

「―――気持ち悪いのよ、変態」

「~~~~~っ!!!?」

 

 

 

「お母様、何をやってますの……?」

「んー、熱心な追っかけさんへのファンサービス?」

 

 

 





 異常。じゃなかった以上。次回もシリーズ恒例、吹っ切れた悪堕ちヒロインが大暴れする話予定。

「あなたにはまだ、甘えて振り回しても許してくれる、そこまで尽くしてくれる相手(あの子)がいるのね」
→傷が癒えることはない。それこそその手で仇を殺めたとしても、失った『あの子』が戻って来ることはないのだから。

「今度ザハークさんの卵一緒に産みません?」
→今度飲みにいかない?みたいなノリでヒドいことを言う、凄惨姫クオリティ。

『二人が仲良く産んだ卵は一際大きかった。一つは邪悪な光を、一つは毒々しい闇を纏っている…』
→何が来るか分かったらもう歴戦の触手。

「あの聖女みたいな女がなぁ。変われば変わるもんじゃねえか」
→いやその辺り(エロ方面)は単に隠さなくなっただけで、清楚姫時代から変わってない…。

「ザハークさんに滅茶苦茶キモチよくさせてもらいながら、ずっと耳元で『ねえ堕ちて、私と一緒になって♡』って言い続けるんです」
→転生前はそういうASMR好んで聴いてそうだなー……。

※脳破壊(お食事中の方注意)
→ちょっとノリでやってみたけど、ああいう音声作品の台本書いてる人ってすごいなって思った。
 ふとした瞬間に正気に戻ってタイプが止まるわこれ…。

 え?作者に正気とかあったのかって?失敬な。
 あと苦手な人居るのは分かってるけど、『シルヴィア』なのであの要素は入れないとダメだよなという謎のこだわり。

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