ORS白き皇女は悪堕ちしたい~安価は原作ヒロインの肯定ペンギンでした~   作:サッドライプ

77 / 84

 正真正銘最後の日常回。

 ただしヒロイン全員闇堕ちしているので、頭のネジが外れたやり取りしか出て来ません。




胎動の凄惨姫

 

~氷の竜姫たち~

 

「そういう訳で、今度はザハークの奴隷としてここで働くことになった“ただの”レヴィアよ。改めてよろしくね」

 

「てめえどの面下げて―――」

【メルジーニ姉様、不毛です】

「ヴィーヴル、オレは納得しちゃいねーぞ。戦場で殺り合っただけならまだしも、他の奴ら全員切り捨ててのうのうと寝返るような奴に背中預けられるかよ」

【ティアも認めている処遇です。あと『ダメです』ではなく『不毛です』と言いました】

「あん?」

 

 

「ふふ、うふふふっ。そうよね、どの面下げて生きているのかしら。

 こうしてここで一分一秒息をするだけで私の誇りも尊厳も、二度と掲げることが叶わないくだらないゴミになって腐っていく。―――ああ、生き(敗け)るのって素敵よね♡」

 

 

「えええ……」

【罵倒も侮蔑もすればするほど彼女は悦ぶだけです。それともあの性癖に付き合いたいのですか?】

「ちっ」

 

 

 という感じでティア軍への出戻りを許された(許されたとは言ってない)レヴィアであったとか。

 

 

 

 

~造天使と黒鎧将~

 

「エルちゃん驚きです。案外すんなり協力してくれるんですね、ヴェリトール」

「元々あの小娘とはそういう約束だった。それに今まで飽きる程繰り返した演算世界(ラグーン)の中で、ここまでティア=エリーシスの軍が強大になった例など他にはない。賭けるならここしかあるまい」(――――俺の肉体が万全に戻った直後。この先また摩耗しながら流浪を繰り返したとて次も『シルヴィア』に会えるとは限らんという意味でもな)

 

「まー確かに実力は勿論のこと、そもそも造物主(アレ)に喧嘩売ろうってイカれた集団になったって意味でもこんなティア軍見たことないですよね。強大なだけじゃなくて凶悪狂暴でもあるというか、主要メンバー全員頭ハジけてるというか、一番原型残してるのが魔神ザハークってどういうギャグなんですかこれ」

「上振れを期待してメルトセゲルが招いたイレギュラー、と奴は言っていたのだったか。

 真偽はともかくとしてもこの流れがシルヴィアによるものというなら、あの日拾った餓鬼がなかなかどうして――――エル、なんだその表情は」

 

「…………いやいやいや、ヴェリトールの親馬鹿発言なんて聞いたらこうもなりますよ。

 エルちゃんある意味この演算世界(ラグーン)に来て今一番ショック受けてるんですが」

 

「――――」

 

「のぅぉわあぁぁぁっっ!!?だから殺す気の攻撃をツッコミ代わりにするのやめてくださいよどいつもこいつもっ!今のわたし残機ないんですよ!?

――――ていうかあれ?もしかしてこれ照れ隠、あぶっっぬわぁっぃ!!?」

 

 

 

 

~酔わすな危険~

 

「シルヴィアさん、大変なのです!」

「ムムルちゃん、そんな急いでどうしたんですか?」

「ピアサさんがまた酔って暴れてるのです!」

「………またですか。復讐が終わったからってすっかり竜生エンジョイモードに入ってるんだからあの子はもう」

 

 

「ピアサさん、お店壊すのはやばいっ―――すごっ!?」

「うっひゃいですよ負け犬ヘタレざこおすっ♡……はれ?おねむですかー?あー今のあたまごっつん☆したんだ。きゃははははっ、いっぱつけーおー♪

 これなんていうんでしたっけ……そーだ、“のーはかい”ですっ。のーはかい、のーはかいっ。ざーこ、ざーこっ♡」

「…………(びくんびくん)」

 

「ああ、アインってば気絶してても言葉に反応するようになっちゃって……困った弟なのです」

「ムムルちゃんはアインくんの回収。ピアサの相手は私がします」

 

「んー?あーっ、シルヴィアだー!よし飲めー☆飲まなきゃ飲ましまーすっ」

「受けて立ちましょう。―――まずはバーボン、ストレートで」

 

 

※翌朝。

 

 

「んう……おはよう、ござまーすぅ……」

「あたま、いたい……」

「……あのシルヴィア、なんで私達同じベッドで寝てるんでしょう?」

「記憶がないです……」

「なんで私達、はだかなんでしょう?」

「本当に記憶がないです―――いつも通り」

 

「「なにもなかった」」

 

「………別にシルヴィアが相手ならそーいうことしててもいいんですけど、ティアに知られたらうるさいでしょうからねー」

「何のことか分かりませんが、お気遣い感謝します」

 

 

 

 

~それゆけぼくらのY-MAN~

 

『わ、わたしのふーせんっ』

『Y-MAN!!』

『!ありがとうよろいのおねーちゃん!』

 

 

『ぅぅ、ここどこぉ……?』

『Y-MAN!行動パターン「迷子」を発見。保護者、または目的地の情報を入力してください』

『わぅっ?おかーさん?……わたしとおなじ耳なの』

『監視塔カメラに情報リンク、画像検索中・・・発見。目標に飛翔します』

『……!!たかーい、とんでるー!!』

『Y-MAN!!』

 

 

『火事だぁっ!誰か水の魔術使えるやついねえかっ』

『馬鹿、薬品工場だぞ!?いつ爆発するかも分からねえのに』

『うちの子……うちの子が居ない!本を読んで大人しく待っていてくれと、食堂に』

『まさか、まだあの中に居るってのかよ!?』

 

『Y-MAN!!!』

『おとーちゃぁぁん!!』

 

『よかった、よかった……!!』

『あんな火の海から子供を助け出したのか!鎧のねーちゃん、あんたすげーぜ!』

『ヤマーンって言うんだな、あんた機兵か!?かっこいいぜ!!』

 

 

『わーい、Y-MANだー』

『あそんでー』

『Y-MAN・・・進路に障害。対象への武力行使不許可。ミッション「一緒にあそぶ」により、非戦闘行為によるクリアを試みます』

『『『Y-MAN(やまーん)!!』』』

 

 

 

 

「………って感じで活躍してるみたいで、今Y-MANが子供達を中心にすごくファンが多いそうよ?」

「それはそれは。今度ヒーローショーでもやってみますか?『がんばれY-MAN、悪のメスキア星人をやっつけろ!』みたいな感じで」

「ぷぷ…っ。ちょっとシルヴィ、悪のメスキア星人って。皮肉利きすぎじゃない?」

「あらアスタさん、こういうの嫌いですか?」

「まさか♪楽しいのが一番っ、シルヴィも知ってるでしょ?」

 

「というのはさておき。頼みごとの件、いけそうですか?」

「現場で試してみないとどうとも言えないわ。エルから貰ったプログラムコードの解析したら確かにあたしの癖が入ってるみたいだから、隙を見てちょっとした悪戯くらいならできそうだけど。

………でもこれなんか意味があるの?」

「意味が無い方が私にとっては嬉しいんですけど―――まあ結果はその時のお楽しみです。

 成功すれば色々一気に片が付くので、お願いおねーちゃん♡」

「仕方ないんだからこの子は。いいわよ、おねーさん頑張ったげる」

「わーい、アスタさん大好きー♡」

「はいはい。―――あたしも、シルヴィのこと大好きよ」

 

 

 

 

~のーはかい~

 

「ねえシルヴィア。ザハークの力が馴染んだのか、私も触手を召喚して操れるようになったの」

「そうなんですね。………あの、ティア姫?なぜ私ににじり寄りながら触手わきわきさせてるんですか?」

「それは勿論、私もシルヴィアを攻めたくて。だめ?」

「………もー、仕方ないですね。全肯定(いいですよ)っ」

 

 

※この後めちゃくちゃ触手百合えっちした。

 

※のを、ザハークさんに見られていた。

 

※数時間後。

 

 

「やぁぁ、ザハークさんぅ……。焦らして寸止め辛いです……っ」

「おらっ、どうだシルヴィア。俺の触手とティアの触手、どっちがいいか言え!!」

 

「い、いや……聞きたく、聞きたく―――」

 

「くすっ♡

 もちろんザハークさんのっ!ぶっとくて私の一番大事なとこごりごり虐めてきて、でも弱いとこは繊細にくちゅくちゅしてくれるザハークさんの触手の方がティア姫のふにゃふにゃのよりずっとずっと好きなのぉっ♡♡♡」

 

「あっあっあっあっあっあっあっあっ」

 

 





 異常。異常だけど以上。

 会話文だけなので文量短めですが、テュポーンとエデンの絶望コンビも入れようかとか思ったけどどう考えてもド鬱なやり取りにしかならないので・・・。

「一番原型残してるのが魔神ザハークってどういうギャグなんですかこれ」
→この作品でもメルジーニに関しては元から闇堕ちしてるのでほぼ原作そのままですが、ニヴェルネ陥落まで封印されてる人格である以上エルちゃんはあんまり絡んでないと思うので。
 しかしこう、ここまでいい感じにヒロイン全員に闇堕ち食らわせられたのは満足です。結果南無・・・ってなってる何マタさんとかも居ますが。

「あぶっっぬわぁっぃ!!?」
→イベイド発揮中。そしてコメディリリーフ頑張って。テュポーンすら闇堕ちしてるからまじで君が最後の希望。

「竜生エンジョイモード」
→ファフネル殺って燃え尽き症候群ってよりはむしろ毎日がお祝いモードというか。ただし自分の子供達が害される場合、かつてのトラウマもある為マジキチスマイルで対象を滅っ☆するママドラゴンである。

「「なにもなかった」」
→どちらも本当に酔っぱらって毎回記憶が飛んでいる。確認できない事象の存在を論ずることはできないのである。
 あ、シュレディンガーのネコってそういう・・・。

~それゆけぼくらのY-MAN~
→まあ、悪のメスキア星人をやってるのとどちらがマシかって言うと……存在感の分だけこっち?(酷)

「ちょっとした悪戯」
→某幼女を知っていると超不吉な単語。凄惨姫がまたなんかやらかそうとしてるみたいです。

~のーはかい~
→元々変則的だけど原作知識ありだからカオスシナリオでもアインくんがメスキアで撲殺されるイベントは回避されるだろうし、でも狂ルートなのに安易な救済もどうだろうなームムルちゃん闇堕ちしなくなるしなーと悩んだ結果が「よし、じゃあアインくんは脳破壊しよう!」だったんだけど。
 なんでティア姫の性癖にまでなってるんですかねえ……。

※数時間後。
→約束されていたオチとも言う。
 ティア姫の性癖まで完璧に把握して望む答えをノリノリで言っちゃう凄惨姫ペンギン。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。