契約者がヒーロー科に通うのはおかしいですか?はい、任務だから仕方ないね 作:DT114
ヒロアカ書きたいなぁって思いながら、リコリス・リコイルを見ていたら、何故か奇妙な科学反応を起こして出来上がった。どうしてこうなった!
現代では、夜空に浮かぶ星々が本物では無いという事を知る人々は殆ど居ない。
現代では、東京と南米に存在する地獄門と天国門*1という謎の建造物を知る人々は殆ど居ない。
現代では、個性因子に依らない異能者の存在を知る人々殆どいない。
契約者、便宜上そう呼称される異能者の存在を各国機関や国連はその存在を公表せずに隠し、様々な思惑で運用していた。
それは平和の象徴ことオールマイトが台頭してから、犯罪率が極端に下がった日本でも同じだ。
某日。
都内にあるヒーロー名:ストッパーが経営する事務所に契約者がやって来た事から、この物語は始まる。
都内オフィス街のある事務所に電線を伝って青白い発光体*2が集結している。
それを見つめるのは、一見どこにでも居そうな、女子高生か女子中学生の少女。
『こちら【胡蝶】、ただいま目標の事務所を視認しました。【リリー】ちゃん事務所内の人員を教えてください』
『…………ストッパーだけ』
『おkおk、なら手早くお仕事を終わらせましょう。【ゲルプ】さんはいつでも車を出せるようにしておいて下さい。3分で合流します』
『あいよ、【胡蝶】の嬢ちゃんも気をつけてな、なんせ相手は公安直属のヒーロー様だ』
『アハハ、ご心配ありがとうございます。行ってきます』
ストッパー事務所のインターホンが鳴る。
出てこない。
ストッパー事務所のインターホンが鳴る。
出てこない。
ストッパー事務所のインターホンが鳴る。
「あぁあああ!?本日休業中って字が見えないのかな!」
苛立ちを隠さずに黒髪の眉目秀麗な青年がドアを開けると、目を赤く光らせ薄っすらと青白い発光する少女が居た。
「こんばんは、ヒーローさん♪」
(まさか、ランセルノプト放射光!?*3契約者、本当に実在するなんて……だが!)
そこはプロヒーローであり、公安直属のヒーローであるストッパー。
一瞬で目の前の少女が、外見通りの存在では無いと断定し個性を発動。
すると、眼前の少女はまるで時が止まったかのように硬直した。
そう、これこそがストッパーの個性:停止である。
視界に入った生物の時間を止める、止めれる時間は短くデメリットこそ重いが、強力な所見殺しの個性としてこれまで彼を支えて来た個性だ。
「まさか、初めて遭遇する契約者がこんな、どこにでも居そうなお嬢さんだなんてな」
スマホを片手に、拘束用のアイテムを取り付けようとすると……
パシュと何かの発射音が聞こえ、何かが身体に刺さった。
何かの薬を打たれた。
「うわぁ、おっかないなぁ。いきなりそんなチート個性使わないで下さいよ。まぁ、私が先手貰ったんで関係無いですけどね♪」
「馬鹿な、確かに止めたはずだし、今も止まっているお前は一体……クッ身体が怠い」
「そんな、ヒーローやヴィランじゃないんですから、自分から能力を明かす訳が無いじゃないですか。それにしても凄いですね、話では象も一瞬で眠らせる薬らしいんですが……公安では薬物耐性を付ける訓練でもしてるんでしょうか?」
「……ぼく…………は……しゃ…………ぞ」
「はいはい、一名様ご案内でーす」
少女が倒れたストッパーに手を触れると、まるで今まで何も無かったかのように二人の存在は掻き消えた。
ストッパー事務所の付近に駐車してあるワンボックスカーに、突如として少女とストッパーが現れた。
「おう、お疲れさん。車出すから、シートベルト締めろよ」
「ああ、ちょっと待って。目隠しして身体の関節外しとかないと、薬物耐性付けてるっぽいから万が一が有ります」
鈍い音が数回鳴ると、助手席に少女が座りシートベルトを締める。
「いやはや、こういうのを見ると嬢ちゃんも裏社会のエージェントなんだなぁって思うよ」
「何を言っているんですか、私は【ゲルプ】さんよりこの業界長いんですからね!」
そう言いながら、彼女はポケットからケースを取り出し、白い立方体を数個口に放り込む。
「いつ見ても、その対価*4は胸焼けしそうになるぜ」
角砂糖をガリゴリと咀嚼して、ブラックコーヒーの缶を開ける。
「対価ガチャは大当たりな部類ですから、文句なんて言ったらバチが当たりますよ、個性のデメリットとの兼ね合いもベリーグッドですし」
「本当に不思議な奴等だよ契約者ってやつは、能力とは関連性の無い物がデメリットに有る何てな。それに、感情の無い殺人マシーンだって話だが、お前さんを見てたらそれも眉唾もんだな」
「契約者が感情が無いように見えるのは、個々人の度合いも大きいですが合理性を重んずる様に変容するからですね、私のこのキャラだってこの外見を違和感なく社会に溶け込ませる為なんですからね!」
雑談すること十数分、目的地にてプロヒーローはいかにもな風体の黒服に受け渡された。
「お疲れ様です、取り合えず今回のお仕事は終了です」
「ME*5の結果次第では追加任務があるからな」
「そんな事は明後日位の私にお任せして、今日は帰ってご飯食べて映画見て寝るぞー!」
「それは仕事帰りの終末のおっさんだぞ」
そして数日後、彼女等にとある任務が下される。
「マジかぁ、今の公安こんな事するのか……糞めんどくさい所に例の物を保護させるのか、確かに安全の確度は確かだが、ヒーロー養成機関じゃないか!?何考えてやがるんだ今の公安は!」
「マジかぁ、高校受験?私が?こんな外見だから?うふふ、私はお酒飲めるんだぞ!?契約者だってな、感情は有るんだよ!普段のコスプレもキツイのにモノホンのJKやれって言うのか上は!」
【胡蝶】は特殊ドールの確保あるいわ始末をする為に、雄英高校ヒーロー科を受験し生徒として潜入せよ。また、【ゲルプ】【リリー】は潜入する【胡蝶】のバックアップに努めよ。潜入に成功次第、追って指令を送る。
「ご丁寧に、バックボーンの設定がもう作られてるぞ」
「私が、結崎ひよりで……」
「俺が、神郷亮か……」
二ヶ月後、雄英高校ヒーロー科の受験が始まる。
キャラクター詳細
ヒーロー名:ストッパー
本名:時田 止(ときだ とめる)
男性・28歳、公安に秘密裏に雇われているヒーローの一人
個性・停止:視界に入れた生物の時間を止められるが、止めている間は自分の心臓も止まってしまうという非常に重いデメリットがある
とある海外マフィア(実際は海外の諜報機関)が人身売買を自分の活動範囲で行おうとしている事を公安から教えられ、保護し雄英高校に預かって貰うように指示されそのように動いた。
今後登場するかは不明だが、今後も元気にヒーローしているだろう
実は、胡蝶に対してかなり有利な個性だった。
コードネーム【胡蝶】
契約者としての異能:企業秘密です!
対価は角砂糖を沢山(本人が沢山だと思えば良い)食べる。
個性:瞬間移動系
デメリット:企業秘密です!
外見は可愛い系のJCかJKに見えるが、実際は当人曰くお酒を飲める年齢。
今回の任務は、流石に精神的にキツイ物が有る模様。
転生者だが、特典は無しの代わりにかなり強力な異能と個性を所持している、しかもデメリットがかなりお安い。
ヒロアカとDTBの知識は一切無い。
契約者にしては、感情豊かに見えるが……