セルフィアにもう一人オリキャラをぶち込みたくなった話   作:からすま

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初めまして。
なんかニンテンドーダイレクトでルンファク見たから書いてみた。
何と言われようが妄想を書くんじゃい!!

見てられなかったらブラウザバックしようね!!

仕事の隙間時間で書いてくつもりなのでご理解!


1章
一話


《ノーラッド国立研究所》

 

 若い黒髪の青年と薄緑色の髪を二つに結んだ女性が机を挟んで向き合っていた。

 

「…完成した…!私の代でやっと作れたんだ!」

 

 青いオーラを発する球体を前に少女は言う。

 

「これがルーンスフィアか。凄いな…これだけでほぼ永久と言っても良い程に国一つのエネルギーを賄えるぞ…」

 

「そうだね、私も含めてアースマイト達はこれを作るために何世代も研究を積み重ねてきた。一国どころか二、三国くらいは賄えるかもしれない」

 

「完成間近だったからと言っても流石に追い込みすぎだ。もう丸々三日は寝てないんじゃないか?クマが酷いし、目も充血してる」

 

「うん。しっかり覚えてないけどそれくらい寝てないかも。でもセルフィアのルーンが尽きかけてる…。もう守り人になれる人もいない、セルザウィード様も諦めてる様な事を言っていたし、時間がないんだ…」

 

「それは俺も理解しているよ。だが明日明後日にあの大地が終わる訳でもない。俺が資料を纏めておくから少し休んでから届けに行こう。次にこれが必要になったときレポートを残しておいたほうがいいだろ?」

 

「ありがとう、カイン…。少し横になっておくね」

 

「あぁ、俺もこれを終わらせたら起こしに行くよ。お休み、フレイ」

 

 青年はフレイと呼んだ女性を抱きしめてから、ゆっくりと部屋を送り出す。

 

 

 彼女が後ろ手に持つ青く光る水晶に気付かないまま。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 部屋を出た私は自室には戻らずに真っ直ぐ飛行船がある港へと向かう。空には夜の帳がかかり、街に連なる街灯が道をぼんやりと照らしていた。

 

(カインなら絶対私を止める。今は他国の動きがおかしいし一人じゃ危険だって。ごめん。心配なのは分かってる。でも一刻も早く届けなきゃいけないと思うんだ)

 

 少しふらつく頭に気付かない振りをしながらもしっかりとした足取りで飛行場へ向かう。この町の飛行船は24時間体制で、夜でも飛べるように大きな明かりがついている。

 丁度荷下ろしをしているらしく一隻止まっていたので指示を出している体格の良い男性へ声をかける。

 

「国立研究所のフレイです。荷物を届けに行くので至急セルフィアまで飛行船を出していただきたいのですが」

 

「お疲れ様ですフレイ殿。予定の荷物を下ろしたら直ちに出発準備に取り掛からせていただきますので、少々お待ちください。…カイン殿はご一緒ではないのですか?」

 

「ありがとうございます。カインには騎士団の仕事もあるのに研究を手伝って貰っていたので休ませてるんです」

 

「なるほど、夫婦でお二人とも仕事熱心なのはいい事ですが休息も大切ですぞ。もうそろそろ荷下ろしが終わりますので、乗船してお待ちください。乗務員室のベッドで少し休んで下され、フレイ殿も見た所休んでいらっしゃらないご様子。クマが酷いですぞ」

 

「…お気遣いありがとうございます。では、少し休ませていただきます…」

 

 飛行船へ入って中にある乗務員用のベッドに腰掛ける。

意外と上質なフカフカなベッドの触り心地と研究による疲れによるものか、直ぐに瞼が閉じてくる。

左手を見て指に付けているシンプルなデザインの指輪を見て穏やかな気持ちで目を閉じた。

 

 カインと離れるなんて何年振りだろうか…。

 

 

 

 

 

「…フレイ殿!起きてらっしゃいますか!?」

 

「はいっ!!」

 

 部屋に響き渡る野太い声に驚き飛び起きて部屋を開ける。

 

「やっと起きましたな、6時間ほど経ちましたが、少しでも休めたようで何より。ここからセルフィアに入りますが、燃料の補給を待つよりは現地の船を使ったほうが早いでしょうが、いかが致しますか?」

 

 6時間…まだ頭がボーっとするけど大分楽になったかもしれない。

「…そう、ですね。セルフィアには連絡を取っていないので知らない船で行くよりも私の足で行ったほうが混乱も少ないでしょう。定期船を使って向かうことにします」

 

「了解致しました。カイン殿がおりませんので、護衛を…」

 

「いえ、護衛は必要ありません。これでも訓練は怠ってはいませんから」

 

 右手を佩いた剣に置いて見せつけるように言う

 

「しかし…」

 

「大丈夫です。護衛を付けたまま行ってしまったら余計に こ れ (ルーンスフィア)が狙われてしまいます」

 

「そこまで仰るならば、何も言えませんな。文を出していただければ一週間ほどで迎えを寄こしましょう」

 

「はい。ここまでご苦労様でした」

 

 飛行船の方々と別れセルフィア行きの飛行船を探す。

 しばらく歩いて探していると遠くからでも分かる金色の異様なオブジェがついた飛行船が目に入った。

 誰かの所有飛行船なのかな。

 

「セルフィア行きの飛行船はこちらになりますー!!」

 

 目についた少し悪趣味とも言える飛行船がセルフィア行きの飛行船だった。

 

「すいません!!乗ります!!」

 

 セルフィア行きはこの一隻しかなかったため相乗りが何人か見受けられる。荷物がいくつか運び込まれて少し船内が狭くなった。

 

 周りを見渡している間に飛行船は出発しそうになっていた。船は大きな音を立てて離陸する。

 

 モンスターと融合し、守り人になってまで町を、友を救う事を選んだ人達。

 その友人を犠牲に罪悪感と共に生きる優しい竜。

 守り人と竜を救うことのできなかったアースマイト。

 

 もうすぐ、もう少しで…

 

 

春の月 一日 晴れ

ノーラッド定期便

セルフィア行

 

 私はいま空の上にいる。

この船は今セルフィアの町へ向かっている。

その町は神様がいるということで有名な場所だ。

そして私は今、彼女への届け物を持ってここにいる。

 

 早くコレを届けないと…。

「あの、セルフィアまでは後どのくらいですか?」

 

「あぁ、そろそろ着くよ。あんたセルフィアには観光で来たのかい?」

 

「え、えぇ…。まぁそんなところです」

 

「あの町はいい所だよ。景色も空気もキレイだし、街の雰囲気も悪くない」

「流石は神様の治める町だ。あんたの旅行もきっといいものになるよ」

 

「…えぇ、そうなるといいですね」

 

 

 

 運び込まれた大きな荷箱の中に2人の男の囁き声が響く。

 

(おい、聞こえてるか…?)

 

(あ、はい。ところでアニキ。オレたち何してるんで?)

 

(バカ野郎!そんなことも知らずについてきたのか!)

 

(だって、聞くとアニキが怒るから……)

 

(あ”あ”ん”!?)

 

(な、なんでもないです!)

 

(…オレたちはそこのアイツに用があってこんなことしてるんだよ。ほら、見てみろ)

 

(アニキ、真っ暗です)

 

(穴が空いてるだろうがこのバカ野郎!)

 

(あ、本当だ。なるほど、あの女ですね)

 

(じゃあ出るぞ、いいな?)

 

(へ、へい!)

 

 

バキッバキバキッ!

荷物だと思っていた木箱の中から鎧を着た男二人組が出てきた。

 

「なっ!!」

 荷物の中から出てくるなんて!確認が甘かった!

 

「へっへっへ、この船はたった今からオレたちが占拠しやした!痛い目見たくなきゃ大人しく言うことを聞くことですね!」

 

「そういうことだ。なに、黙ってブツさえ渡しさえすれば直ぐに開放してやるよ。

 

お前がネイティブドラゴンに渡すつもりのブツをな!!」

 

「な、なんであなた達がそのことを!?」

 

「まぁ色々と調べさせてもらってな」

 

「…この荷物は大切なものなんです。どこの誰だか分からない人間に渡すわけにはいかない!」

 大丈夫、こういう時のためにカインと訓練してきたんだ。

 

 ブロードソードを抜いて大きな剣を持った男の攻撃を受け流し空いた体に剣を叩き込む。

 

「このアマ…っ!!おいっ!お前も見てないで加勢しろっ!!」

 

「へ、へいっ!!」

 

 既に傷を負った大剣の男を蹴り飛ばす。甲板に叩きつけられ動かなくなった。自分と同じ長さの剣を持った男は、構えも何もなく突っ込んでくる。

体を捻り最小限の動きで避け、頭、手と胸に一撃ずつ入れて剣を持てないようにする。

 

「うっ…ぐぅ…」

 

 なんであの2人がコレのことを…とにかく誰かに狙われてるなら早く届けないと。

 

 他にもいるのかと他にも見渡し、倒した男達から目を離してしまった。気絶したかと思って気を抜いてしまった等理由は沢山あるが気付いた時には遅かった。

 

「へっ、油断したな!」

 

 頭に大きな衝撃、持っていたルーンスフィアは割れて落下。薬指にはまった指輪は砕けて欠片となってしまった。

 

(…あ、……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……っ!

 

……い……ろっ!

 

「起きろっ!このっ!」

 

 ?

 

「やっと起きたか、手こずらせやがって」

 

「アニキ、起こして何するんでしたっけ」

 

「…もうテメェは黙ってろ…」

 

 ……?

 

「それじゃあそろそろ、ブツのありかを教えてもらおうか」

 

 

 

 ……?

「……私は、誰?」

 

 

 

「ハァ!?」

 

 




これは原作の大幅コピーで対処されるレベルなんだろうか…
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