ポケモン廃人、知らん地方に転移した。【完結】   作:タク@DMP

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第10話:それぞれの戦い

 ※※※

 

 

 

「転校生、レモンさん、転校生、レモンさんンンンッ!! 私の邪魔はさせませんよ、ククククッ!!」

 

 

 

 イクサとレモンの名を呼びながらも、アトムの視線はキリに釘付けだった。

 まるで彼女が自分の宿敵に見えているかのような振る舞い。

 キリは──目の前の少年に自我などは既に無く、此処までのオオミカボシの動きもワスレナが全て操作していることに気付く。

 

(やはりあの男、想像以上の曲者でござるな!! コイツ等を全て、自分の脳で同時並列的に操作していると考えるのが──最も現実的か!?)

 

 彼女はふと、ワスレナと戦うヒメノの方に目を向ける。

 向こうではジュペッタがマシェード達と激突しており、静かに怒るヒメノがメガシンカも切っているのが見えた。

 

(飛ばし過ぎでござるよ、ヒメノ殿ッ!! あれでは持たない──むっ!?)

 

「”サイコイレイザー”ッ!!」

 

 空から貫通力の高い念動力のレーザーが雨のように降り注ぐ。

 狙いはバンギラスではなく、キリ自身。即座にバック宙、側転で躱したキリは、地面に開いた無数の穴を見て”サイコレイザ―”の威力の高さを察した。

 

(奴は攻撃の瞬間に、消失して移動する……!!)

 

「私はァ!! 貴女の、絶望している顔がずっと見たかったのですッ!!」

「……拙者を誰と見間違えているかは知らぬが──」

 

 キリはメガストーンに触れる。

 バンギラスの装甲は増強されていき、周囲には砂嵐が吹きすさんだ。

 咆哮した巨獣は地面を駆け、オオミカボシに迫る。

 

「──障害は、排除するのみッ!! バンギラス、”りゅうのまい”からの”かみくだく”!!」

 

 地面を大きく踏みしめたバンギラス。

 宙に飛び上がり、舞い踊るような動きを見せたかと思えば、オオミカボシの視界から消え失せる。

 重量も、そして質量さえも無視したかのような機敏さに、流石のアトムも面食らう。

 そしてオオミカボシの背後からバンギラスは星見磐に喰らいつくのだった。

 

「ハグルルルルルル!?」

 

 効果はバツグン。

 音を立ててパーツは食い破られ、その場に吐いて捨てられるのだった。

 

「おやおや、見掛けによらない素早さ……こちらもギアを上げていきましょう」

「来るぞバンギラス……!! 回避準備!!」

「時も巻き戻し、弄ぶ。私の思いのまま!! ”クロックワーク・リバース”!!」

 

 

 

【オオミカボシの クロックワーク・リバース!!】

 

 

 

 

 星見磐が輝き、歯車が逆回転を始める。

 バンギラスの身体は地面に引っ張られ、逆に損傷したオオミカボシの身体は再生していく。

 

「少しだけ私の時間を巻き戻し、貴方達の時間を加速させた」

「戯言を……本当に時間に干渉したとでも!!」

「ええ勿論。バンギラスに残るのは──過重負荷のみ」

 

 ずしん、と音を立てバンギラスが膝を突く。

 その身体は自重にすら耐えられていない程に疲弊していた。

 一方のオオミカボシは、戦闘が開始した時と同様に綺麗な身体を取り戻していた。

 此方は完全再生。対して、敵には完全なる衰弱を強いるオオワザ。

 時を弄び、強制的に相手を屈服させるオオワザ。

 

「所詮、貴女達では、オオミカボシに届きはしないのですよ──!!」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「ッ……カッカッカ!! 良い、良いぜテメェ!! 楽しませてくれるじゃねえか!?」

「全く、よく言うわ……!! 遊ばれてるのはこっちだってのに!!」

 

 アーマーガアに巻き付いたハタタカガチは、そのまま全重量を乗せると、地面に引きずり落とす。

 大烏と大蛇。二匹による熾烈な正面衝突が始まるのだった。

 ハタタカガチから飛び降りたレモンは、鏡の如き鎧に覆われたアーマーガアを前に、対処法を考えていく。

 放つ電撃は鏡の鎧に跳ね返され、更に周囲を飛び回っている鏡に反射されて狙った場所へと飛んで行く。

 

(コイツの身体、遠距離からの電撃が効きにくいわね……!! 鏡の身体で電気を弾いていなしてるんだわ。かと言って、毒が効きそうな見た目には見えないし、やっぱり高電圧のオオワザで体内に直接電気を流し込むしかない)

 

「稲光の嵐で叩き壊しなさい──”ひかりのゆみや”」

「面白ェ、相手になってやらァ──”マガツフウゲキ”ィ!!」

 

 

 

【ハタタカガチの ひかりのゆみや!!】

 

【アーマーガアの マガツフウゲキ!!】

 

 

 

 嵐、稲光がアーマーガアの展開した鏡に跳ね返り、大竜巻となって飛んで行く。

 そこに正面からハタタカガチは突っ込み、渦を突き抜け──アーマーガアの首元に喰らいついた。

 光は風よりも速い。遥かに。

 怯んだアーマーガアに、追い打ちと言わんばかりに次々に稲光の弓矢が天上より降り注ぐ。

 オオワザ同士の撃ち合いは、レモンとハタタカガチが勝利した形となった。

 しかし──それでも尚、アーマーガアが倒れる様子はない。

 そればかりか、鏡を光らせるとそのまま自らの姿を光に変えて、瞬間移動し、ハタタカガチの背後に回り込む。

 そして、上空からその頭を掴むと、電撃も意に介さず、何度も何度も地面に叩きつけるのだった。

 

「ッ……格闘戦で押し負けてる!? あのアーマーガア、どれだけタフなのよ!!」

「カッカッカ!! ──ヒャッキの生態系の頂点は、俺様達なんだよ!! もっと張り合ってくれなきゃあ、壊し甲斐がねぇだろがァ、ああ!?」

「舐められたものね……!! ハタタカガチ、売られた喧嘩はきっちり買いなさい!! ”へびにらみ”!!」

 

 蛇の魔眼がアーマーガアを射抜く。

 巨体は痺れると、ハタタカガチの頭から鉤爪を離した。

 その隙にハタタカガチは尾を変形させ、その頭部に渾身の一撃を見舞う。

 

「”ドラゴンハンマー”ッ!!」

 

 アーマーガアの巨体は空中に投げ上げられ、更にそこへノータイムで稲妻が何本も降り落ちる。

 煙を上げながら大烏が地面に落ちたのを見ても尚、愉しそうにタマズサは十手で手を叩くのだった。

 

「──テメェ、なかなかやるじゃねえか。だからよ──全力でブッ壊しても良いってことだよなァ!?」

「まだ何か隠し持ってるの──!?」

「くたばってんなよ、アーマーガア!! こっからが面白いんだろがァ!! カッカッカ!!」

 

 アーマーガアの目から、そしてタマズサの被った烏の面から赤い稲光が迸る。

 ギガオーライズ特有の精神同調が高まっている状態を示している。

 

遊びはシメェだ、潰せ(むげんあわせかがみ)、アーマーガア!!」

 

 

 

【アーマーガアの むげんあわせかがみ!!】

 

 

 

 空中に浮かび上がる鏡がアーマーガアの身体を映し出す。

 そして、次々に宙には大烏の姿が転写されていくのだった。

 増殖する度にその姿は小さくこそなっていくが──虚像に宿る力は本体と同様。

 即ち、只の分身ではない。小型化した上に自身の数を一時的に増やす文字通りの必殺技。

 

「最高ね……何匹居るのかしらアレ」

「カッカッカ!! 俺様にコイツを使わせたのは褒めてやるよ、女ァ!! 一斉射ァ!! ”マガツフウゲキ”ィ!!」

 

 

 

【アーマーガアの群れの マガツフウゲキ!!】

 

 

 

 空に飛び上がった無数のアーマーガアの群れは、大竜巻を次々に巻き起こし、地上に居るハタタカガチとレモン目掛けて解き放つ。

 その1つ1つが、一匹の時の威力と遜色ないものであり、大群が放つ嵐の束は文字通りの災厄であった。

 それを見ても尚、レモンの闘争心は──消え失せない。

 

「ッ……良いわ。受けて立ちましょう。ハタタカガチッ!! 根性見せなさいッ!!」

「ギュラアアアアアアアアオオオン!!」

 

 

 

【ハタタカガチの らいごうのゆみや!!】

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「ジュペッタ!! ”ゴーストダイブ”なのですよっ!!」

「……呪い人形のモンスター!! お嬢ちゃん……シブい、シブいねェ~~~!!」

 

 

 

 マシェードの放つ胞子を鬼火で灰に帰し、更に影に引きずり込んで沈めるジュペッタ。

 体には菌糸が纏わりついていたが、それも直に青い炎に焼かれて消え失せるのだった。

 

「王手なのです。この程度では、メガシンカしたジュペッタの相手にもならないのですよ」

「”ちょうはつ”でこっちの補助技を封じ、死角からの一方的な攻撃……偉いねェ~~~!!」

「所詮、タイプが変わっただけで、マシェードの足が遅いのには変わりないのですよ。そしてこのまま、貴方を倒せば、この悪夢も終わるのですよ」

「ゲームのクリア条件を理解ってる……偉いねェ~~~!!」

 

 ジュペッタに蹴り飛ばされ、マシェードは倒れ伏せる。

 辺りに居たネマシュ達も、影の弾に巻き込まれ、そのまま伸びてしまうのだった。

 

「……だけど気付かなかったかね?」

「──?」

「その鬼火を使えるのは、そっちだけではないということを!!」

 

 ぼう、という音も立たずにジュペッタの身体が燃え上がる。

 ”おにび”。相手を火傷状態にさせるゴーストタイプの技だ。

 そして、最初からそこに居たかのように、ワスレナの背中からそれは飛び出した。

 魔女のローブの如き長い灰色の体毛で身体を守る人型のキツネポケモンだ。

 手には枝が絡みついた杖が握られており、大きな耳から生えた毛は悪魔の角の如く逆立っている。

 

 

 

「──マフォクシーの炎は……ちょいと熱いねェ~!!」

 

 

 

【マフォクシー(???のすがた) キツネポケモン タイプ:炎/フェアリー】

 

「ケンケンキィィィーッッッ!!」

 

 

 

 

 甲高い声が響く。

 

「やけど……!! ジュペッタ、下がるのですッ!!」

「おっと回復の隙なんて与えないねェ!! ”マジカルフレイム”!!」

 

 ぽんぽん、と音を立ててマフォクシーの周囲に羽根の生えた炎の球体が浮かび上がる。

 そして、杖を振るえば、それはジュペッタ目掛けて一気に襲い掛かるのだった。

 勿論、そのいくつかはヒメノも直接狙うものであり、ジュペッタを回避させるだけではヒメノも危ないことは言うまでも無い。

 

(ヒメノはキャプテン!! 腐ってもキャプテン!! 此処で負けるわけにはいかないのです!!)

 

「ジュペッタ、ゴーストダイブなのですよっ!! 私と一緒に沈むのですっ!!」

「きゃきゃきゃ!!」

 

 故に、ジュペッタはヒメノの身体を掴んで影の中へと潜り込む。

 

「偉いねェ~~~!! 追尾弾を影の世界に逃げる事で回避。だけどいつまでも潜ってはいられないだろう? 人間は呼吸しなきゃ生きていけないからねぇ~~~!!」

「ッ……!」

「ほら、たとえば後ろとかァ!?」

 

 背後を取って現れたジュペッタの影の爪による攻撃を杖でいなしてみせたワスレナ。

 そして、出現した二匹目掛けてマフォクシーが杖を振るう。

 羽根が生えた火の玉が次々に飛んで行くのだった。

 

「全部バレてるのですっ!! ジュペッタ、こっちも全力で応戦なのです!!」

「ケタケタケタッ!!」

 

 がぱぁっ、とジュペッタの口のジッパーが開く。そこから大量の影の手が現れて火の玉を叩き落とす。

 だが、それでも火傷しているからか勢いは弱まっていた。

 

「クッククク、良い、良いねェ~~~!!」

「何でメガシンカポケモンと張り合えているのです、このマフォクシーは!!」

「戦いの明暗を分けるのは何だと思う? モンスターの性能か? それとも俺達人間の頭脳か? おじさんはそのどっちでもないと思うんだけどねえ」

「……戦いの途中にいきなり何なのです!!」

 

 マフォクシーが呪文を唱えると、燃え盛る宿り木が地面から生えてジュペッタの身体を捕らえる。

 

「……ノってる方が勝つモンなんだよねぇ!! 戦いってのはァ!!」

 

 

 

【マフォクシーの ムーンフォース!!】

 

 

 

 地面に杖を突き刺し、マフォクシーが呪文を唱えると直上に白く輝く月の如き球体が浮かび上がる。 

 そして──動けないジュペッタ目掛けてそれを落とすのだった。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「ッ……カ、カッカカカ!! お前、マジで強ェなァ……!!」

 

 

 

 満足そうに呻くと、タマズサ、そしてアーマーガアの身体は消滅していく。

 稲光の束は嵐を突き抜けて直上し、アーマーガア達の群れをまとめて撃ち落とした。

 そして、ハタタカガチもまた突貫して鏡を打ち砕き、分身を解除させたのである。

 

「こんなやつがいるならぁ──もっと早くに、出会いたかったぜェ、カ、カカカカ──!!」

「……傍迷惑だわ。二度と顔見たかないわね」

「カ、カカ、生意気な女だぜ、だが、それが良い──!!」

 

 そう言い残し、アーマーガアもタマズサも消え失せた。 

 フェーズ2の出力で正面から無理矢理という形になったものの、レモンは何とか勝利してみせたのである。

 しかし──

 

「ぎゅらるるるる……」

「全く、割に合わないってーの……!!」

 

 ギガオーライズは解除され、後に残るのは絶大な疲労。

 ハタタカガチのギガオーライズも解除され、レモンはその場に倒れ込んだ。

 手が動かない。足も動かない。フェーズ2に伴う過重負荷は相当なものであった。

 そして何より、敵の生み出した分身風情に此処まで消耗させられたことは大きな損失だった。

 レモンはもう戦えない。

 

(コスパが良すぎるわよ……おっかな石だか何だか知らないけど、あんな石っころ1個で……!!)

 

「イクサ君……デジー、後は頼むわよ……!!」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 クロックワーク・リバース。

 味方の時間を巻き戻し、相手の時間を加速させ、自身を回復させ相手にだけ過重負荷を押し付けるオオワザ。

 この範囲はバンギラスのみならずキリにも及んでおり、口と態度にも出さないが、キリの身体は鉛でも括りつけたかのように重くなっていた。

 

(信じられん、鍛え上げたこの身体が疲労を感じている、だと……!?)

 

「オオミカボシ、”ラスターカノン”!!」

「バンギラス、受け止めるでござるよ!!」

 

 直上に移動し、オオミカボシは次々にレーザーを撃っていく。

 だが狙いはキリとバンギラスだけではない。逃げていく人々達にも的確に攻撃を向けている。

 

「うわぁ!? 何だなんだ!! 撃ってくるぞ!!」

「ぎゃああああ!?」

 

 悲鳴があちこちから上がる。

 民間人を避難させようにもあまりにも人手が足らない。

 しかし、空に居るオオミカボシを堕とすには、あまりにも火力と時間が足らなさ過ぎる。

 

(マズい、頭が回らぬ……!! 奴への対抗策が練れん──!!)

 

 加えて、キリの超人的な頭脳もまた、クロックワーク・リバースの疲労蓄積の影響を受けていた。

 脳とて使えばエネルギーとなる糖分を消費していく。そして、脳疲労を結果的に起こす。

 そうなれば彼女の思考能力は封じられてしまう。

 

「さぁお終いです!! オオミカボシ、フェーズ2になりなさいッ!!」

「フェーズ2だと!?」

 

 そして、纏めてこの場全部を吹き飛ばすため、アトムは更にオージュエルに触れる。

 オオミカボシの身体からはオシアス磁気が更に溢れ出し、巨大なオーラの怪物を形成する。

 まるでそれは歯車を身に纏った獣の如く。地上に居るキリや有象無象に向けて、破滅のオオワザを放とうとする。

 

(マズい、止められん──!!)

 

 

 

「オオワザ、ア・ステラ・ホライズンッ!!」

「ミミロップ、”すりかえ”ッ!!」

 

 

 

 オオワザを放とうとしたオオミカボシ。

 しかし、その身体はいきなり重力に引きずられて自由落下し、地上へ叩き落とされる。

 何が起こったか分からない、という顔でアトムは愕然とし、キリもまた辺りを見回す。

 そこには、得意げに胸を張るバニー少女と、ミミロップの姿があった。

 

「ごっめんねー、会長ー♪ ちょっとイタズラしちゃった♡ ”くろいてっきゅう”のプレゼント!!」

「デ、デジーさんンンンッ!! また、またこの私の邪魔をするのですねッ!!」

「デジー殿、かたじけない!!」

「にしっ。援軍がやって来たから、こっちにぴょーんと助太刀しにきたよ、ニンジャさんっ!!」

「構いません、オオミカボシ!! バンギラスは良い、その二人を纏めて薙ぎ払いなさい!!」

 

 歯車の怪物は狙いを二人に定めると、口に粒子を溜め始める。

 だが、バンギラスもまた、思いっきり地面を蹴って肉薄するのだった。残る力を振り絞って。

 

「回復されるならば、一撃で沈めれば良いだけの話でござる。リュウグウ殿直伝、”りゅうのまい”」

 

 近付く途中、ステップを踏み、バンギラスは舞い踊る。

 そして、その勢いのまま、オオミカボシに飛び掛かった。

 その丸太のような腕を振り上げて。

 

 

 

「最大威力、”はたきおとす”!!」

 

 

 

 抉るような一撃。

 オオミカボシの歯車は無理矢理引き剥がされ、そのままアトムの方へ凄い勢いで投げられる。

 

「ごげがッ」

 

 頭蓋に歯車が突き刺さり、アトムは仰け反り、そのまま影も形も無くなった。

 残るオオミカボシも、全身からオシアス磁気を漏らしながらバンギラスに迫るが、歯車を奪い取られたことで息の根は止まりつつあった。

 内部機構が剥き出しになった本体に向かって、渾身の正拳突きがぶつけられる。星見磐のパーツはバラバラに分解されていき、そのまま靄のように消滅するのだった。

 

「……デジー殿、感謝する」

「にしっ。困った時はお互い様だよっ!」

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