ワンパンマンのキングに憑依転生したけど。
ワンピースの世界でしかもワンピースを知らない。
だけどなんか強い扱いされてる…。

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なんとなく短編で書きたくなったのですが文字数がもりもり伸びていくので無理やり飛ばし飛ばしで書いてます。


最強のキング

 

 

転生した。

 

そう、俺は一度死んだ。

そしたら子供になっていた、少し前までの記憶は20代後半の一般男性の生活。

つまり転生と言うことになる。おまけに絶対異世界だしここ。

 

そう思いながら空を走る白い服を着た男とあからさまに賊といった服を着た男が空中で剣をガキンガキン鳴らす戦闘を少し離れたところからみててそう思った。

現在の年齢は10歳そこら、もちろん一般人である。そして今白い服を着た男の発言で分かった。男が「悪魔の実」が云々言ってたからここは【ワンピース】という有名漫画の世界ということだろう。

 

ここで問題が一つ発生する。

 

俺が全くと言っていいほどワンピースを知らないことだ。

知っていることといえば。

・悪魔の実って食うと能力を得るやつがある。

・主人公が麦わら帽子を被っている(ルフィ)

・主人公の仲間の女が強制的に離脱する(CP9編のロビンのこと)

・麦わら帽子は元々別の人の物で受け継がれる(シャンクスからルフィに)

 

このぐらいである。恐ろしいことにこのぐらいである。

ちなみに上の情報も友人がなんか言ってたな…ぐらいだ。

もしかしたらコンビニとかでイラストとかを見たかもしれないが覚えてない。

 

まぁ原作云々に関わる気はないからいいけどさ、俺弱いし。

見た目はめっちゃ強そうなんだけどな。まだ成長しきってないから分からないけどこれワンパンマンのキングでしょ。見た目はめっちゃ強そうだし筋力もそこそこはあるけどこの世界の住人普通に空走ったり剣だけでなんか大気とかがめっちゃ震えてるし。無理無理。

 

「ようキング!! 今日こそオレの船に乗らねぇか!」

「乗らない」

 

そして白服の男、海軍を倒してこっちに走ってきた男の誘いを断る。

 

「…何故俺を誘う」

「面白そうだからだ!」

「…はぁ、何度言っても乗る気はないぞ。ロジャー(・・・・)

 

この男の名前はロジャー。

なんかえげつないぐらい強い男だ、海賊団を率いててやたら俺を乗せようとしてくる。

乗らねぇよ絶対に死ぬわ、お前の船に乗ってる同世代の主人公とピエロみたいなやつじゃないんだよ俺は。

 

そう、主人公だ。俺は主人公を見つけた。

このロジャーから麦わら帽子を受け取りライバルっぽいような仲間になりそうなピエロもいる。

そいつの名前はシャンクス。主人公らしい明るさといざという時の熱さを持っていてレイリーさんによるとどんどん強くなっているらしい。

 

こいつは主人公だ。間違いなく主人公だ。

俺は何も邪魔しないし船には乗らない…と言ってもそこそこロジャー海賊団と関わってるんだよなぁ…。

特にロジャーとシャンクス。こいつらめっちゃ絡んでくる、なんなんお前ら。バギーを見習え俺とは最低限の会話しかしないぞ。

そのまま俺を無理やり乗せようとするロジャーの頭に拳骨を落とし船まで連れて行くレイリーさんの謝罪を聞き俺は旅支度を続ける。

俺は旅人である、旅して小銭稼いでまた旅をする…そんな生活を続けてた。10代でこれはやばいな。

あと一人で旅してこの物騒な世界大丈夫なのか? という疑問が出ると思うだろうが恐らく俺には転生特典が付いている。

多分俺を守ってくれる目に見えない精霊みたいなものが付いているんだろう、何故かと言うと俺を襲いに来た野盗とかが気絶するのだ。

急にぷつんっと倒れる、みたいな。よく分からないが強いし助かってる。

そんなこんなで時折ロジャーやエドワードと絡んで海軍に勧誘されたりセンゴクって人とせんべい食ったり色々ありながら一人で旅を続けていた。

そしてある日、ニュースクーから届いた新聞によって知った。

 

「ロジャーの処刑…!?」

 

俺は近かったこともあり急いでローグタウンに向かう、そして遺言を聞いた。

これがワンピースってやつの始まりか…近くに不意にいる感じがして視線を向けるとシャンクスとバギーがいた。

シャンクスがバギーを誘うが振られてバギーがどっかに行った。すると俺を見つけたのかこちらに駆け寄ってくる、目には涙が見えた。泣いたんだろうな。

 

「キング…!」

「シャンクス、お前はこれからどうする?」

「おれは…! 海賊団を作る…! キング、おれと一緒に来ないか!?」

 

何かビリビリする、威圧といってもいいだろう。だが俺の返答は決まっている。

 

「…俺はお前の船には乗らない、俺は海賊にはならない」

「…そうか」

「だが俺はお前の敵にはならない、それだけは覚えておけ」

 

そういって軽くシャンクスの胸を拳で叩く。するとシャンクスはすっきりした顔をしてどこかへと向かった。

主人公への激励はこれでいいだろうか、これからアイツには様々な困難が起きるのだろう。出来れば手助けしたいが…。

俺に出来ることなんてなぁ…。

 

しばらくは成長とかもあるだろうし俺がいても邪魔だろう、俺が介入して逆に弱くなっても困るし。

そう思い俺はローグタウンのある海、通称“最弱の海” 東の海(イーストブルー)

俺はしばらくここに居ることにした、ここの海の海賊なら俺でも頑張れば勝てるぐらいだから大丈夫なはずだ。

俺ももう15だ、身体もだいぶキングに近づいてきた。ある程度鍛えた方がいいかもしれない。

そこからは色んなことがあった、なんかシャンクスが東の海(イーストブルー)に来たり。なんか面倒なことになったり新世界とかに連れていかれたり変なやつとの戦いに巻き込まれて逃げ回ったり。

 

「……おい」

「すまんっ!!!! でもおれ達にはどうしようもねぇんだ!!!」

 

まさかの10億の懸賞金がかけられたシャンクスがのんびりと船で東の海(イーストブルー)に向かっている俺に接触してきた。俺まで海賊だと思われたらどうするんだ。

そんなシャンクスの土下座を見ながら傍でキャッキャしてる赤ん坊を見る。

見たところ2歳ほど、女の子で明るそうで髪は白と……シャンクスのような赤髪の二色。

ふー…と息を吐くと俺はとある国で仲良くなった刀工から譲り受けた刀を鞘から抜きながら威圧するかのようにシャンクスへと迫る。

 

「どこの女に不貞を働いたシャンクス…!」

「違うんだよキングっ! ウタはそういうんじゃなくてだな!!!」

「お前がどっかで不貞働いてその子供押し付けられたとかそんなんじゃないのか…?」

 

ちなみにシャンクス、10億といった通り滅茶苦茶強くなってる。

もはや俺なんか拳で塵になるだろうけど昔からのよしみでこんな態度で接することが出来る。

ということでウタちゃん、何でも襲った海賊の宝箱の中に居たそうでその海賊が攫った子だろうとのこと。

多分親はもう…だからシャンクスが育ててるわけなんだろうが…。

 

「なんで俺に頼る、ヤソップとかいるだろ」

「いや俺は子持ちだけど…」

 

そういえば妻置いて海出てたなこいつ、子供も生まれたらしいのに。

仕方ないので世話をすることにする。これでも赤ん坊の世話とかもしていたのだ。

 

「…はぁ、まあいい。とりあえず今は何を食わせてる?」

 

今気づいたがこいつらみんなゲッソリしてる。まぁ夜泣きとかもあるだろうしな。

2歳ぐらいなら離乳食…今の状況だとトロトロに煮込んだ芋とかその辺だろう。

 

「とりあえずミルクをたらふく……」

「…はぁ」

「え、赤ん坊にはミルクじゃねぇのか!?」

 

ラッキー・ルウに離乳食を作らせて食べさせ方やあやし方を教えながらウタを世話する。

ある程度育てば自分で出来るようになるだろうし4~6歳まで頑張れ…っておい。

 

 

 

ある程度世話を覚えさせたら俺は逃げ出すように東の海(イーストブルー)へと向かった。

あいつらあのままだと絶対俺を船員(クルー)にする気満々だったぜあれ。

 

というわけで着いた村はフーシャ村という場所、ここは平和でとても過ごしやすい。最初は恐れられたが今では気楽なもんだ。

なんと英雄とまで言われたガープも時折やってくるという、山賊とかもいるがまぁ平和だ。

そこで過ごしていたらなんかシャンクスがやってきた。偶然だったらしいがなんか嫌な縁だな。

しかしウタもだいぶ成長したな、俺のことも覚えてるようでキングさんと慕ってくれる。おじさんじゃなくてちょっと嬉しいよ。

ある程度来たり行ったりを繰り返してたが村の少年ルフィとウタとの会話が何か耳に残り嫌な予感がした。

行先はエレジアというところらしい、音楽が有名なところだろうしウタのこともあるのだろうが…。

 

なんだか知らないが無性に嫌な予感がした、もしかしてこれが離脱の原因か…?

気にはなっていた、赤髪海賊団には女がいないのに女が離脱するってどういうことだと思っていたが……。なるほど。

 

「シャンクス」

「ん? どうしたキング。何か頼み事ならおれ達はそろそろ…」

「俺も乗せてほしい」

「…!!!!!」

 

赤髪海賊団の皆は顔を驚愕に染めていた。そりゃそうだろう、今まで海賊になる気はないと接触を避けていたやつが急に言ってきたのだ。

特にシャンクスはもはやギャグとしか言えない顔をしていた(エネル顔)

 

「どどどどうしたんだキング!? 突然!?」

「無茶な願いだとは分かっている、だけど今回だけは乗せてほしい」

「…何かあったのか?」

 

副船長のベンが神妙な顔をして俺に聞く、といっても前世で見たとも言えないし…。

 

「…最悪の未来を見た」

「-ッ!」

 

とりあえずこれで信じてもらえたらしく俺は船に乗ってエレジアについての情報を調べた。

ルフィが「キングのおっさんずりぃ~よぉ~!」と大泣きしていたが仕方ない。

 

エレジアに着いたら俺は即座に情報を集めた、ウタは「ウタウタの実」と呼ばれる悪魔の実を食べていた…だから歌に関係するものを。

すると「トットムジカ」という悪魔についての情報を知った。

これはもう確定だと思った。これがウタが離脱する原因なのだ。

 

俺は悩んだ、もしかしたらこれを助けたら取り返しの付かない所でトットムジカが復活するかもしれない。

だが復活させたらこの島の人々は…。

 

 

 

結果、なんとかなった。

色々とゴートンって人と話して避難もすんなりといき、でてきたトットムジカはなんか俺が心臓バクバク鳴らしながら近づいたら消し飛んだ。

シャンクスもなんか驚いてた。ゴートンもなんかシャンクスみたいなギャグ顔してた(エネル顔)

もしかしたら俺についてる精霊が何がしたのかもしれない。塵となったトットムジカは光の粒子になってその一部がウタの身体に入った。焦ったがウタの身体に特に異常はないらしくむしろウタウタの実が強くなったと言ってる。よく分からないがよかった。

 

というわけで俺は逃走した。

今度はフーシャ村ではなく世界中を色々とフーシャ村に居付く前のようにそこら中を旅することにした。

何か前からだけど死にかけのやつを助けたり人攫いに会いそうな姉妹を助けたり死にかけのやつを助けたり争いの真ん中を歩くことになったり死にかけのやつを助けたり逃げてる女の子を助けたり死にかけのやつを助けたり…。

いや、死にかけのやつ多すぎな。無駄に治療行為も上手くなったし。

それが再度旅に出ても続く続く、なんか俺を襲おうとして気絶した海賊を海軍に渡したらお金もらえてそこまで散財するわけでもないからお金も貯まる貯まる。

そういえばミホークってやつも来たけど戦う意思全く見せずに立っていたら何か笑って去ろうとしてた。弱いのバレたかもしれん、とりあえずいいライバルキャラになりそうだったからシャンクスを紹介しておいた。後日会った時にめっちゃ怒られた。即座に逃げたけど。あとウタちゃんも元気そうでよかった、たまにエレジアに行って歌の練習してるらしい。

 

そんな生活を続けてて十数年久し振りに会ったらシャンクスの片腕が無くなっていた。

めちゃんこビビった、顔には出てなかったけど滅茶苦茶ビビった。麦わら帽子も無くなってた。

聞いたら新しい時代に懸けてきたらしい。

 

つまり……本編完結だな!!!

俺が生きていた時はワンピースはまだ完結してなかったはず。つまりこの世界は未来の本編が完結した後の世界であるということだ。

つまりもうやばいことは起きないと言うことだ。もしかしたら外伝とかで帽子を受け取った子の話とかあるかもしれないけど。

まぁシャンクスの本編開始前からえげつない事件多かったし普通に事件は起きそうだけどな。

 

 

 

 

 

 

シャボンディ諸島に向かう途中。

一隻の船がこちらに近づいていた、小型の船で技術は高そうだが3~4人ほどしか乗れないだろう船。

 

「おいおいこっちに来てるぜ、このままじゃぶつかるぞ」

「おーいぶつかるぞー!!! 危ないぞー!!」

 

ウソップが船に気づきチョッパーが声をかけるが聞こえないのかそのまま進んでくる。

 

「ん、誰か寝てるぞ」

「寝てるから気づいてないのか!?」

「ちょっと待て、望遠鏡を…」

 

ウソップは望遠鏡を取り出し相手の船を覗く。

 

「えーっと……ひょえああああああっ!!!!!!????」

「え、なにどうし…ぎょえええええええええええええっ!!!???」

 

乗っている人物を確認したウソップはとんでもない声を上げた。チョッパーもウソップから望遠鏡を受け取り覗き込むと同じような声を上げた。

その声に他の一味もぞろぞろと集まる。

 

「なになにどしたのウソップとチョッパー」

「ちょっとやばいってマジでやばいって隠れ…」

 

ドッ

 

ウソップがそう言おうとした瞬間、何か鼓動するような重低音が聞こえた。

その後地を這うような低い声がウソップ達の耳に届く。

 

…騒がしいな

 

ゆらりと船から立ち上がる影が見える。大柄な40歳前後の男性、左目に刃物で付いたのか傷跡がありそのせいか威圧感がさらに増している。

ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ!

一定のリズムで響く音が少しずつ大きくなっておりそれに伴って威圧感が増しているのが分かる、ウソップはもう泡を吹いて気絶しそうだ。

その瞬間、一味の一人がその人物に気付き手を振りながら声をかけた。

 

「あっ! おーいキングー!」

「ばっ! 刺激しちゃまずいだろ!」

「や、やばいんじゃないのかっ!? “ウタ”!」

 

ドッ! ドッ ドッ…ド…

ウタが手を振ると鼓動が段々収まっていき圧が収まっていく。

 

「ウタか…久し振りだな」

「ぎょええええええええっ! いつの間に!?」

 

気が付いたらキングはサニー号の甲板の上に立っていた。

ルフィーはまだ寝ているのか不在だがウタとブルック以外の一味は戦々恐々としている、当然だろう。

 

“地上最強 ログライア・D・キング”

 

生まれた時から最強、戦いで血を流したことがないなど。色々な伝説がある。

腰に刀を差しているらしいがその刃を見たものはいないと言われており、みんな共通していうことは【最強】だ。ウタは知り合いらしいがそれにしても怖い。

 

「…お前シャンクスの船降りたのか」

「うんっ、こっちに乗ることに決めたんだ!」

「…船長は誰だ?」

 

じろりと船員たちを眺める。チョッパーとウソップはもう白目だ。

するとガチャリという音と共に船室のドアが開けられてルフィが出てきた。

 

「ん、なんかあったのか…ってキングのおっさん! 久し振りだな!!」

 

ルフィはキングに気付くと即座に近づきキングに向かって抱き着く。周りは悲鳴を上げたがキングは上げた手をルフィの頭の上にぽんっと置く。

その顔は穏やかで威圧感はない。

 

「ルフィ…その帽子は……なるほど、シャンクスはお前に託したのか…それに」

 

キングの視線はロビンの方に向けられる。

 

「久し振りだな、ロビン」

「…えぇ、久し振り」

「えっ!?」

「ロビン、キングと知り合いだったのか!?」

「昔逃げている時に少し世話になったのよ、あの時は本当に助かったわ」

 

そんな風に会話に花を咲かせているととんっとサニー号にまた一人降り立った。

見た目は20代半ばの美女、黒いぴっちりしたドレスのような物を着ている腰まで伸びている黒髪が特徴的だ。

 

「…キング、遅いけどどうかしたのかしら?」

「…フブキ、すまない。旧友に会ってな」

「おぉっ! フブキさんって言うんですか~!」

「…そう、キング。電伝虫に連絡が来たわ、シャボンディ諸島ではなく別の島になったわ」

 

サンジがフブキと呼ばれた美女に反応するがフブキはスルーしてキングに話を続ける。

キングはそうか、というと船に戻ろうとする。

 

「えっ、ちょっとキングのおっさん!」

「…すまないが急ぎの用事があってな。また今度話そう」

「じゃあそん時は俺の船に乗ってくれよな!」

 

そう言って笑うルフィに若い頃のロジャーとシャンクスを思い出しふっとキングは笑った。

 

「…懐かしいな、ロジャー」

 

 

 

 

「…ポートガス・D・エースが処刑?」

 

ある日、ルフィ達と別れた後。そのような記事を見つけた。

過去に少しだけ会話したエース、ルフィの義兄であり……ロジャーの息子。

 

『キング……もし、俺の息子に何かあったら…一回でもいいから助けてやってくれねぇか?』

 

「…約束は、果たさなきゃな」

 

 

 

 

頂上決戦

海軍や王下七武海、白ひげに脱獄囚

様々な者がエースの処遇を狙い、争う中。

 

それは突然に起きた。

 

『-ッ!?』

 

争いの音が止まぬはずの戦場で大気を揺らす衝撃。

覇気ににも似たその威圧に1人、また1人と戦闘を止めそちらの方を向く。

その姿を見たもの達は恐怖、緊張、笑み。

感情は様々だったが思う心は一つ。

 

何故、ここにいるのか

 

「キング...」

「キングだ...」

 

一般海兵がそう呟き、少しずつキングから距離を取る。

キングの前にはサカズキが立っており、顔には怒りがにじんでいて今にも殴りかかってきそうだ。

 

「何故…ここにおるんじゃ…キング」

「…旧友との約束を果たしに来た」

 

キングの表情はまるで散歩に来たと言わんばかりの涼しい表情であり、臨戦態勢の証でもあるキングエンジンも鳴っていない。キングはルフィに助けられたエースを見ると懐かしそうな顔をし、再度サカズキの方へと視線を向ける。

 

「お前…は海賊の味方をするのか…」

「…センゴク」

 

辛そうな顔をしているのは元帥のセンゴク、キングとは茶をするほど仲が良く。何度も海軍に勧誘したこともある。裏切られた、というわけではないがそれでも辛いことは確かだろう。

 

「…海軍海賊、双方俺の顔を立てて戦争を止めてほしい」

 

ドッ

 

「すまないが俺は約束は守ることを信条としている、たとえそれが批判されることだろうとしても」

 

ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ! ドッ!

 

「双方剣を納めてほしい、もしもまだ収まらないというやつがいるのなら…」

 

キングがゆっくりと腰に差している刀を抜く、誰にも刀身を見せたことないと言われていたその刃の色は黒。刀身、持ち手、鍔。全てが黒。大業物『月斬』と呼ばれるその刀を真正面に向け。

覇王色の覇気をその戦場全てに飛ばし、その戦場いた8割の人間は意識を飛ばし。大将であるサカズキなども膝をついた。

 

「俺が相手になろう」




・キング
シャンクスと同い年、ワンピース全然知らないのでシャンクスを主人公だと思ってるし本編終了後の世界でのんびりしてるつもり。
最後もネームバリューでどうにかならないかなと思っている。

・月斬(つきぎり)
大業物、天〇斬月みたいな見た目をしている。
海楼石のような物で作られたらしく切られるとしばらく能力が使えなくなるという裏設定がある。

・フブキ
ワンパンマンのフブキに似てる人、過去キングに救われた人
コックと航海士と船医を兼任している。

・ウタ
エレジアの事件が起こってないので赤髪海賊団にしばらく乗った後、ローグタウンで降りてルフィ達と合流した。シャンクスにはめっちゃ渋られた。
恐らくあの後エレジア辺りに飛ばされる。飛ばされる寸前死ぬと思って多分ルフィに大好きとか言ってる。ウタウタの実は幻獣種ウタウタの実モデル“トットムジカ”とかに進化した。

・精霊(キング談)
覇王色の覇気のこと+キングエンジンで大将とか四皇ですら膝をつくレベルになる。
無自覚でオート発動なのでキングは全く知らない。見聞色は少し使えて武装色はまだ使えなさそう。

・キングが助けた人
実はサンジもゼフが片足を食う前に助けているのでゼフの両足は健在、でも原作通りにバラティエで料理してる。
あとハンコック姉妹やコラさんとかその辺もなんか生きてる。幸せでいいんだよ。

・この後
シャンクスも来てエースと白ひげは逃げたし黒ひげは多分ボコされた。
シャンクスバギーキングで懐かしい会話してバギーは尊敬されている。
あと多分10億以上の賞金ついて「とうとう俺も犯罪者か…」となる。
でも生活的にはあまり変わらないって感じになりそう。

・おまけ
ガープに下につく海軍ルートとロジャー海賊団に入る海賊ルートもある。
普通にあの覇気と心臓の強さがあればかなりの実力者にはなれそう

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