魔法科高校の劣等生に転生してしまった男の物語   作:ラルド1572684

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あけましておめでとうございます♪
年が明けて最初の投稿です^_^
今年もこの作品のことよろしくお願いします!



入学式編ⅩⅣ

俺は床に転がっているテロリスト共を先生に引き渡しに行った。

達也達はエリカと壬生先輩の様子を見に行っている。

原作だとエリカが壬生を倒した後、達也が壬生先輩を背負って保険室に連れていくはず…

俺はテロリスト共を引き渡した後、急いで保険室に向かった。

 


 

保険室の前に遥さんがいた…

 

「何やってんですか?」

 

「悠仁君!ちょっと静かにしてて!」

 

小声で注意された…

中の様子をこっそり覗くと壬生先輩が達也の胸の中で泣いている…

俺は急いで携帯端末の録画をONにすると中の様子を撮影する。

後で面白おかしく編集してやろうと心に決めた。

…遥さんがゴミを見るような目で俺を見ていた。

 

「…悠仁君、何してるの?」

 

「何って、撮影ですよ?後で編集してみんなに見せようかな〜と思いまして」

 

「控え目に言って最低ね…でも後で私にも見せてね?」

 

「もちろんです!」

 

突然扉が開かれた…

達也が目の前にいた…

 

「「あっ…」」

 

「色々言いたい事があるが取り敢えず中に入れ」

 

俺と遥さんは保険室の中に入った。

 

「ごほん!九重先生秘蔵の弟子から隠れ仰せようなんて、やっぱり、甘かったか…」

 

「そうですね…流石九重先生の弟子ですね!」

 

俺と遥さんで場の空気を変えようとしたが…

 

「いや…二人共隠れる気無かっただろう…後、悠仁!さっきの録画のデータを消せ!」

 

「何のことだ?」

 

「…いいだろう、実力行使でやってやろう」

 

何か達也の目がやべーな…

殺し屋の目をしてるZE★

 

「冗談だよ。消すよ。」

 

俺は達也達の目の前でさっきの録画データを消した。

次はもっとバレないようにやってやる!

俺はそう心に誓った。

 


 

ブランシュの居場所のデータを遥さんに貰った俺達は現在その場所に大型のオフローダーで向かっている。

メンバーは、俺、達也、深雪、エリカ、レオ、十文字先輩に桐原先輩だ。

 

桐原先輩が誰かって?

説明しよう!

 

桐原武明(きりはらたけあき)

一科生で二年生。剣術部に所属。

部活動勧誘の時に達也に取り押さえられた人である。

達也が学校内で有名になったきっかけとなった人だ。

実は壬生先輩の事が好きな男子高校生。

エリカ曰くルックスは達也よりも下らしい。

 


ブランシュアジト前…

 

「今だレオ!」

 

「パンツァァー!」

 

達也が合図を送るとレオは車に硬化魔法を展開する。

そして、アジトの前の門や塀などを壊しながら中に突っ込んだ。

アジト突入に成功すると十文字先輩が達也に言う。

 

「司波、お前が考えた作戦だ。このままお前が指示しろ」

 

「分かりました。レオ、エリカはここで退路の確保。逃げてく奴らは始末してくれ。十文字先輩と桐原先輩は裏から周り込んで敵を追い詰めて下さい。悠仁と俺と深雪は正面から突入します」

 

各々が達也の指示を聞いて行動を始める。

さぁ、ブランシュ潰しを始めよう!

俺と達也、深雪はアジトの中にさらに入り込んだ。

 


 

真っ直ぐ進んでいくとフロア状の場所に出た。

相手も整列して達也達を待っていた。

 

「司波達也君、ようこそブランシュ日本支部へ!そちらのお姫様は妹の深雪君かな?そして、君は…」

「お前がブランシュのリーダー、だな?」

 

「これは失敬。仰せ通り、僕がブランシュ日本支部のリーダー司一(つかさはじめ)だ。」

 

大袈裟なポーズで歓迎している男は達也の問いかけを聞くとすぐに自己紹介をした。

って達也?まだ相手話していたよ?俺の名前聞こうとしたよ?

達也を問い詰めようとも思ったが、俺の精神年齢は大人だ…

ここは空気を読もう…

 

「一応、投降の勧告しておこう。全員武器を捨てて、両手を頭の後ろに組め」

 

「ハハハ、君は魔法が苦手な“ウィード”じゃないのかい?おっと“ウィード”は差別用語だったね。でも、君の自信の源は何だい?魔法が絶対的な力だと思っているのなら大きな間違いだよ?」

 

司がそう言うと周りの敵が銃器を俺達の方に向ける。敵はアサルトライフルやサブマシンガンを持っている。

 

「交渉は対等でなければいけないから、こちらも機会を与えよう。司波達也君、我々の仲間になり給え。君のアンティナイトを使わないキャスト・ジャミングは非常に興味深い技術だ。今回の計画には時間とコストをすごくかけているのだよ。世間知らずの使えない学生を()()するのにとても苦労してね…その計画を台無しにしてしまったのは本当に、本当に忌々しいが君が仲間になるのなら水に流してあげよう!なに、今ここで死んでしまうよりはいいだろう?」

 

司は笑っている。

その笑み、その瞳には狂気が宿っていた。

俺も前世の記憶がなければ怖いと思っていただろう…

今は素直に気持ち悪いとは思っているけどね〜

…本当だよ!?

 

「やはりそれが狙いか。壬生先輩の件とか部活勧誘の襲撃の件も全部キャスト・ジャミングもどきについて探りを入れる為だな?」

 

「ふむ、頭のいい子供は好ましいね…でも所詮は子供だ…こんなところにノコノコきてしまうのだからね!でも子供は強情だ。勝ち目がなくとも絶対に君は仲間にならないだろう」

 

「だったらどうする」

 

「では、こうしよう!」

 

司は突然メガネを放り投げ、髪をかき上げる。

そして、目が光り出すと…

 

「司波達也、我々の同志になるがいい」

 

達也のただでさえ乏かった表情が消え、脱力したようにCADを握っていた右手が下がった。

 

「ハハハハハ!君はもう仲間だ!では手始めに君の妹と学友を始末したまえ!何、君達も我々に殺されるよりも達也君に殺された方が本望だろう!」

 

もう〜司さん?本性出てるよ?

そんなこと思いつつ俺は達也を煽ってみた。

 

「ねえねえ、達也?今どんな気持ち?あのエセインテリの三下野郎に命令されてどんな気持ち?俺は今までそんな目に遭った事ないから是非ともその気持ち聞きたいな!」

 

「最悪な気分だな…それよりもいい加減その猿芝居は止せ。見てるこっちが恥ずかしくなる」

 

「…貴様、何故…」

 

「意識干渉型系統魔法邪眼(イビル・アイ)。と、称しているが、その正体は光信号を相手の網膜に投射する催眠術だ。壬生先輩の記憶もこれですり替えて操っていたのか?」

 

「お兄様、では?」

 

「ああ、壬生先輩には明らかに記憶を操作された痕跡があった」

 

「この下衆ども!」

 

あ〜あ、深雪が切れた〜

俺、知〜らね…

 

そんなこと思っていようが、物語は進んでいく。

達也に魔法のタネを暴かれ、パニックに陥る司。

 

「撃て!撃てぇ!!」

 

威厳もへったくれもないが達也を殺す為、部下達に指示する司。

しかし、達也達を殺す為の弾丸は一発も発射されなかった。

パニックは司のみならず、銃器を持っていた敵にも広がった。

床には、バラバラに分解された、アサルトライフルやサブマシンガン、拳銃が散乱している。

引き金を引く前にバラバラに分解されてしまった。

 

“分解”

達也の魔法である。

達也はこの魔法で物や魔法、人すらも分解できる。

達也が最強チートお兄様主人公と言われる由縁の一つである。

 

そんな達也の魔法を見て司は逃げようとする。

そんな司を見て俺は魔法を発動する。

 

「逃がさないよ…“グラビティ”」

 

すると司を含む敵達は突然重くなった重力に耐え切れず、全員床に叩きつけられる。

達也や深雪は俺の魔法を見て驚いていた。

俺の魔法の発動スピードと言うよりも()()()()()()()()()()魔法を発動させた事に驚いているみたいだった。

 

動作詠唱(モーション・キャスト)

自分で決めた、魔法を発動する為のポーズや行為を行う事で魔法の起動式を省略、直接魔法を発動させる技能である。

今回は魔法名を言う事でCADでは必ず発生する起動式を発動させずに直接魔法を発動させた。

なろう系イメージだと詠唱破棄である。

若干、厨二っぽいが魔法はイメージが全て。

やろうと思ったらできてしまったのである。

 

司や周りにいた敵達も全員床に叩きつけられているが全員意識は残っている。

 

「全員意識残っているかー…うん、ちょっと手荒に行こうかな〜全員動かないでね〜動くと死ぬよ?『穿て“グラビティ・レイ”』」

 

すると、今まで司達に発動していた魔法は一旦解除されたが上から幾つもの黒い光線が司以外の敵達の手や足を貫く。

 

“グラビティ・レイ”

グラビティを極小範囲で発動させる魔法である。

極小範囲に圧力をかけることにより貫通力の増加、魔力消費の低減を見込めるとても省エネで殺傷能力の高い魔法である。

しかし、現在の重力の荷重を大きくすると言う魔法の特性状、魔法発動ポイントから真下にしか攻撃できない。

動き回る相手には攻撃を当て難いと言う弱点もある。

 

「「「「「ぐわぁー」」」」」

 

司以外のブランシュメンバーは手や足に穴が空いて血が流れている。

阿鼻叫喚である。

その光景に恐怖を覚える司

 

「貴様は一体何者なんだ!」

 

「何者って…俺は黒岩悠仁、ただの()()()()()()()()()だよ。それよりも聞きたい事があるんだよね〜拒否権は無いよ?嘘ついたらさっきの魔法、貴方にも浴びせてあげるから覚悟してね?」

 

全力で首を縦に振る司。

俺は笑顔で司に質問する。

 

「あんたらのスポンサーは誰かな?」

 

「…し、知らない」

 

「司さん…嘘はダメだよ?俺、嘘ついているかついていないか分かるんだよね…司さん、死にたいの?」

 

俺はそう言うとブランシュのメンバーからくすねたナイフを司の顔の横に突き刺す。

 

「ひぃー」

 

「ひぃー、じゃないよ。お前如きがここまでの事一人でできるわけないだろう?貴重物資のアンティナイト含めて何処のどいつがスポンサーなの?」

 

「頼む!殺さないでくれ!」

 

あら司さん、怯えちゃった…

 

「どうしよう達也?」

 

「…どうしようとは?」

 

「俺、尋問とかした事ないからどうすればいいか分からなくて…」

 

「…俺もやった事ないが…何聞きたいんだ?」

 

「こいつらのスポンサーが今後も第一高校にちょっかいをかけるどうかを聞きたい」

 

「第一高校にですか?」

 

深雪が疑問に思ったのか聞いてきた。

 

「そう。“第一高校”にだよ。でも俺は正直、深雪達に危害が及ばなければどうでもいいんだよね〜」

 

「私達ですか?」

 

「そう、俺の友達に危害さえなければだよ?俺の平和な高校生活を脅かす奴は排除しないといけない。君は大切な人だからね」

 

「え!」

 

「おい、悠仁。俺の前で深雪を口説くとはいい度胸だな?」

 

「達也、落ち着け!俺はそんなつもりは無い!」

 

そんなこんなしてるうちに桐原先輩と十文字先輩が出てきた。

 

「よぉ、こいつらをやったのはお前達か?」

 

「やったのは悠仁です」

「無力化したのは達也です」

 

桐原先輩の問いかけに俺と達也は同時に答えた。

 

「やるじゃないかお前達。それでこいつは?」

 

「「それがブランシュのリーダーです」」

 

「こいつが壬生を誑かしやがったのはぁ!」

 

「ヒィィー!」

 

司は桐原先輩の怒気にビビったのかアンティナイトを使って、キャスト・ジャミングを放つ。

本来なら、魔法を展開できないほどの強度を持ったキャスト・ジャミングだ。

しかし、桐原先輩の高周波ブレードはそのまま司の腕を切り落とす。

 

「ぎゃぁぁぁぁ!」

 

その後、十文字先輩が司の腕の断面を焼いて出血を抑える。

司はその肉が焼ける痛みに耐え切れず気絶してしまった。

 

こうして、第一高校襲撃事件はブランシュのリーダーを確保という結果を持って終了した。




もう少しで入学式編終わりますね。
少し閑話を入れてから九校戦始めたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
※ついでにまたアンケートをとるつもりです…

ヒロインはどうしましょうか?(一応エリカとか面白いと思いますけど…まだ未定個人的には雫が好き)

  • エリカ?
  • 雫?
  • まさかの深雪?
  • それ以外
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