魔法科高校の劣等生に転生してしまった男の物語 作:ラルド1572684
皆様お疲れ様です。
6月入ってから昨日まで出張で何一つ執筆もしなかった作者でございます。
今日は体調不良で急遽休みになったので投稿しました!!
まぁ…今朝、病院行ったら食中毒って医者に言われました…。
焼き鳥であたるってどゆこと?
愚痴はともかく久々の投稿です。
どうぞ!!
とある腹黒生徒会長の策略に嵌められ、強制参加する事となった九校戦。
七月から練習に取り掛かり、ようやく、やっと、今、始まった。
これから十日間、各魔法科高校生達が優勝を目指し、鎬を削る。
一年である俺の出番は、五日目ぐらいになる予定だ。
それまでは暇なので、達也達と一緒に先輩方の活躍を見物している。
今見ているのは“スピード・シューティング”。
簡単に説明すると魔法で行うクレーン射撃の競技だ。
この競技にはななみん先輩が出場する。
見ておかないと後で何言われるか分からないからな…。
「ずっと気になってたんだが、なんだそれは?」
他校の生徒が競技中、達也が突然聞いてくる。
他の皆も他校の生徒の競技よりも俺の答えの方が気になっているようだ。
「えっ?これ?似合う?」
俺は普段掛けていない
「そんなもん知るか。俺に聞くな。その眼鏡はなんだ。」
「つまんね〜。感想ぐらい言えよ〜」
そんな茶番?をしていると美月が会話に入ってくる。
「あの!その眼鏡はもしかして…」
「そう。美月と同じ眼鏡だよ」
「やっぱりそうですよね!やっぱり悠仁はわたしと同j…」
「美月。落ち着いて!周りを見なさい」
エリカがヒートアップしていく美月をたしなめる。
周りを見ると美月に視線が集まっていた。
「!?ごめんなさい……。」
顔を赤くしながら謝罪をする美月。
…何か微妙な空気になってしまったな。
そんな空気を気にせず、雫が話を戻す。
「…で、悠仁。その眼鏡は何?オシャレ?」
雫とは九校戦の練習を付き合っている内にいつの間にか呼び捨てで呼ばれるようになった。
一応、前より親しくなったという事だろう。
そんな事はさておき…。
「違うよ。これは“オーラ・カット・レンズ”の眼鏡だよ。霊子放射光を遮る効果があるんだ。美月と一緒だよ。」
全員が一斉に美月の方を見る。
「えっ!?あ…うっ……」
美月は全員からの視線に動揺し、さらに体を小さくする。
そんな美月を他所に俺はそのまま話を続ける。
「実は俺、
話を聞いた深雪が質問してきた。
「昨日の懇親会で体調が悪そうにしてたのは…」
「そう。眼鏡無しで大丈夫だと思ったんだけど…。結局ダメだった。霊子光に当てられて体調崩しちゃった。」
昨日の俺の様子に深雪達は納得したようだった。
朝、会った時も心配そうにしていたからな…。
良い娘だ!
何処ぞの生徒会長と風紀委員長に比べるとな!!
そんな毒を内心吐いていると、ななみん先輩の番になった。
「始まるぞ」
達也の一言と同時に先程までうるさかった観客席が静まり返る。
そして、開始のシグナル点った。
ななみん先輩はドライアイスの弾丸を精製。
出てくる標的を一個の取りこぼしもなく個々に撃ち抜く。
結果として、パーフェクト。
“エルフィン・スナイパー”
ななみん先輩の異名に恥じぬ圧巻のプレーを見せるのであった。
続いては“バトル・ボード”
魔法を使うボートレースみたいな競技だ。
これには摩利さんが出場する。
これも見ておかないと…以下略。
「女子にはつらい競技だ。ほのか、体調管理は大丈夫か?」
「大丈夫です。達也さんにアドバイスしていただいてから体力トレーニングはずっと続けてきましたし、選手に選ばれてからは睡眠も長めに取るようにしてますから」
達也とほのかが話してた。
その会話に深雪も入り込む。
「ほのかも随分筋肉が付いてきたんですよ」
「やだ、やめてよ、深雪。私はそんな、マッチョ女になるつもりはないんだから」
その会話に思わず、達也は噴き出してしまう。
「ほら……達也さんに笑われちゃったじゃない」
「笑われたのは、ほのかの言い方がおかしかっただけだよ」
「雫まで…。いいわよ、どうせ私は仲間外れだし。二人と違って、達也さんに試合も見てもらえないし…」
おーっと、なんだか面白くなってきた!!
さて、達也は何て返すつもりだ!
オラ、ワクワクすっぞ!
俺はワクワクしながら達也の返答を待つ。
すると…
「……“ミラージ・バット”は、ほのかの調整を担当するんだがな…」
あーあ、達也。
アイツ、本当にダメだな……
女心って言うのが分かって無い。
その証拠に…
「“バトル・ボード”は担当してもらえないですよね。深雪と雫は、二種目とも担当するのに…」
ほのかの機嫌がさらに悪くなる。
逆効果だ。
「……その分、練習に付き合ったし、作戦も一緒に考えたし、決して仲間外れにしている訳では…」
アイツ、言い訳してるww
そういうこと言ってる訳じゃないのに…。
めっちゃ笑える。
「達也さん、ほのかさんはそういうこと言っているんじゃないんですよ?」
達也の体たらくに助け船とは少し違う口調で美月が口を挿んだのを皮切りに、
「お兄様……少し、鈍感が過ぎますると思いますよ?」
と深雪が、
「達也くんの意外の弱点発見」
とエリカが、
「朴念仁?」
と雫が責め立てた。
達也は絶句して何も言えない状態だ。
ちなみに俺は、何も言わず、達也に向かって満面の笑みでグッドポーズ。
それをした瞬間、達也から殺気のようなものを感じたが、気のせいだろう……。
さて、もう少しで摩利さんの出番だ。
俺は責め立てられる達也を内心、笑いながら競技が始まるのを待つのであった。
競技が始まった。
結果は、一着でゴールして、予選を通過した。
状況に応じて多彩な魔法を使い分け、他者を圧倒する。
ななみん先輩の高速、高精度の魔法とは違い、臨機応変、多種多彩、芸術のように重ね合わせた魔法。
「凄えな…」
摩利さんの魔法に素直に賞賛してしまう。
ただ一点、面倒だったのはエリカだ。
とある事情でエリカは、摩利さんのことを嫌っている。
事情の知らない達也達に相手してもらう訳にもいかない。
結局、エリカを宥める俺。
しかし、さっきの俺の摩利さんに対する賞賛を聞いてしまったのかさらに機嫌が悪くなってしまったエリカ。
……機嫌を直してもらうのにだいぶ時間がかかってしまった。
九校戦三日目
二日目?
特に話すことなぞない。
三日目も正直やる事はない。
ずっと見学してるのもつらい…。
先輩の応援を抜け出し、休憩所みたいな所で寝ていたら…
「貴方は一体何しているんですか!」
誰か怒ってる?
目を開けるとそこには愛梨がいた。
その後ろに栞や沓子もいる。
「あー愛梨、栞、沓子。おはよう〜」
「うむ、おはようなのじゃ!」
「沓子、別に挨拶を返さなくてもいいわ。それに名前呼び…」
「『おはよう〜』ではありません!貴方、応援もせずこんな所で寝ているなんて気が抜けているんじゃないかしら?」
何か愛梨が怒ってる。
何故だ?
訳が分からないがとりあえず…
「あの…栞?何かその、冷たい目線をやめていただけないでしょうか?正直心にくる…」
「気にしないでいいわ。それに先輩方が必死で競技をしてるのに応援もせず、こんな所で呑気に寝れる人だもの」
何か皮肉めいた感じで問い詰められる俺。
言い訳をどうしたものかと考えると沓子が…。
「二人共、少し落ち着くのじゃ。それにしてもその眼鏡はなんじゃ?懇親会では着けていなかったんじゃが…」
そう言いがら俺の着けていた眼鏡を強奪する沓子。
悪気が無かったのは分かってる。
だが…
「…!ウゥ……」
俺の視界は霊子光で埋め尽くされた。
あまりの光量に目に激痛が走る。
その痛みで俺はその場で蹲ってしまった。
「え…?ど、どうしたのじゃ!?」
その様子を見て狼狽する沓子。
愛梨や栞も心配そうにこっちを見ている。
「と、とりあえず眼鏡を返してくれ沓子」
眼鏡を返してもらい、眼鏡を掛け直す。
数分後…。
「あー、まだ目がチカチカする…」
俺の様子に沓子が心配そうに様子を伺う。
「悠仁、大丈夫かのう?」
「とりあえずは…」
そこに愛梨が先程の俺の様子について聞いてくる。
「先程の貴方の様子について伺うてもよろしいかしら?」
「ああ、実は…」
愛梨達に俺の体質の事について話した。
ついでに寝起きという事もあって眼の制御が出来ていなかった事。
寝ていたのは決してサボりでは無く、会場の熱気に当てられてやも無く休憩していたというもっともらしい理由も付けて話してやった。
「すまなかったのじゃ…」
俺の話を聞いて沓子が謝罪してきた。
「いや、大丈夫。知らなかったんだから仕方ないよ」
そこに栞が話に入り込む。
「いや、沓子を甘やかしてはダメ。この子すぐに調子に乗るから…」
アハハ…。
どう反応すればいいんだ?
反応に困っていると愛梨がいいタイミングで話に割り込んできた。
「でも、貴方…そんな体質で試合に出れるの?」
まぁ、眼鏡外しただけでああだもんな…。
疑問になるのも当然か…。
「多分、大丈夫。競技中はスイッチを入れるから」
ほら、スポットライトをいきなり浴びると物凄く眩しいけど、浴びる気でいれば意外と眩しく感じないみたいな感じだ。
「そう、ならいいわ。では、私達は応援に戻りますので…」
そういうと三人はこの場を立ち去った。
俺は急に大量の霊子光を浴びて体調が悪くなったので自室に向かうのであった。
夜、達也から連絡を受けた。
内容は摩利さんが“バトル・ボード”中に大怪我した事。
その怪我には第三者の妨害の可能性がある事。
お前も競技中は気をつけろ。
との内容だった。
あ…あったな、そういえば。
確か
さて、どうしてくれようか…
俺は達也に返事を返した後、とある人に連絡するのであった。
話が進まない…。
頭の中ではもう新人戦が始まってるんですが…。
オカシナ〜
でももうそろそろ悠仁君の出番が来るはず!
絶対…いや多分、おそらくね…。
もう少しお待ちください。
もし悠仁が九校戦の競技に出場するなら
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