魔法科高校の劣等生に転生してしまった男の物語   作:ラルド1572684

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入学式編Ⅲ

 

拝啓 女神様

気持ちの良い春風が私達を包んでくれる今日この頃。

女神様はお元気でしょうか?

クソジジイ(神)を躾けていますでしょうか?

クソジジイ(神)は迷惑をかけていませんでしょうか?

私は今遠くの敵(今はクソジジイだけです)にお腹の調子を悪くする呪いを開発中です。

呪いの発動中たまに形代が黒焦げになることもありますが何とかやっています。

いつか必ずあのクソジジイ(神)にも効果のある呪いを開発しておきます。

楽しみに待っていてください。

 

追伸:賭博神の加護のおかけで一人暮らしができるようになりました。

  ありがとうございます。

  

 黒岩悠仁 敬具

 

よし!

多分これでOK!

んっ?何してるかって?

これはあの女神様に毎年送っている手紙だよ!

女神様の神像の前に御供物と一緒に置いておくといつのまにか無くなっているから多分届いてると思う。

女神様に感謝の気持ちを込めて書いているからきっと届いている!

はず…

 

そんなことより今は達也くんお友達作戦について話そうと思う。

もう作戦成功じゃね?

達也とクラスメイトにもなったし入学式の最後ご飯まで食べに行けたよ!

もうこれは九分九厘作戦は成功したと言っても過言じゃない!

 

色々と安心できたから明日ぐらいから日課を再開しようかなー

 

閑話休題

 

一方その頃達也は…

 

「黒岩悠仁…聞いたことない名前だ。だがあの悠仁のオーラとかの発言…もしかしたら美月と同等の霊子放射光を見れる可能性がある。しかもメガネを使用していないと言うことはそれは悠仁が美月以上に優れた制御能力を持っていることになる…杞憂かもしれないが師匠には相談しておこう」

 

悠仁の軽はずみな発言で友達というよりも要注意人物として見られてしまうのであった。

 

閑話休題

 

俺が1年E組の教室に入り、自分の席を探そうとするとエリカとハーフの男が言い争っていた…

まあ…無視しよ!

 

「おはよう!達也!柴田さん」

 

「おはよう」 「おはようございます」

 

「なぁ?あの2人は何やってんだ?」

 

「「口喧嘩だ(です)」」

 

「いや、その内容知りたかったんだけど…まあいいか…

 おーいお二人さん?もうすぐ予鈴がなるから自分の席に戻っておいた方がいいぞ?」

 

俺はそう言うと自分の席に戻り必要な操作を行った。

 

カリキュラムの説明や公安の女カウンセラーのカウセリングの話とかどうでもいいので省略…

 

「悠仁!」

 

「どうした?達也?」

 

「レオ達と一緒に授業見学をするんだが… 一緒に観に行かないか?」

 

「OK!行くけど…レオって誰だ?」

 

本当は誰か知ってるけど初対面だから聞いとかないと…

そんなこと思っていると…

 

「おっす!お前が黒岩か?俺は西城(さいじょう)レオンハルト!レオって呼んでくれ!」

 

「おっす!レオだな、分かった!俺は黒岩悠仁。俺も悠仁でいいぞ!よろしくな!」

 

「それじゃあ行くか」

 

レオとの自己紹介も済んだし見学会にレッツゴー!!

 

学校2日目の夕方…

俺は夕日を見ながら現実逃避をしていた。

 

「なぁ達也?どうすれば争いは無くなると思う? 今すぐあいつらを気絶させてとっとと帰らない?」

 

俺はそんな物騒なことを呟いていた。

 

「やめろ!さらにひどくなるぞ悠仁」

 

「だよな〜」

 

そんなこと言っていると深雪が…

 

「申し訳ございません、お兄様」

 

「深雪。謝らなくていいんだ。これは一厘一毛たりとも、お前のせいじゃないんだから」

 

「はい…しかしどうしましょう?」

 

「俺にいい考えがある。司波さん!あのケンカしてる奴らのところに行って「私の為にあらそw」」

 

「「却下」」

 

いい考えだと思うのになぁ…ぐすん( i _ i )

 

そんなことやっているうちに、ええっと、あれは確かそう!森山くん!絶対にそうだ!

そんな森山くんはCADを抜いてエリカに魔法を放とうとした!

バカだな森山くん。

もうそこはエリカの間合いだよ?

絶対CAD叩き落されるよ?

案の定、森山くんのCADはエリカが持っている警棒に叩き落とされた。

半年前よりも動きのキレが良くなってるなぁー

俺以外の全員が呆気に取られている。

あれ?森山くんの後ろの方から魔力(サイオン)反応?

止めた方が良くね?

と思ったらさらに遠方から魔力反応!!

 

女子生徒のCADが展開中だった起動式がサイオンの弾丸によって打ち砕かれた!

 

「止めなさい!自衛目的以外の魔法による対人攻撃は、校則違反である以前に、犯罪行為ですよ!」

 

警告を発して、魔法を打ち砕いたのは生徒会長•七草真由美である。

 

「あなたたち、1-Aと1-Eの生徒ね。事情を聞きます。ついてきなさい。」

そう命令するのは真由美の隣に立つ風紀委員長•渡辺摩利(わたなべまり)

二人の雰囲気に圧倒され、誰も動けない1年生達。

 

そんな中達也は気負うことなく、二人の前まで歩いて行き、軽く一礼した。

 

「すみません悪ふざけが過ぎました」

 

「悪ふざけ?」

 

唐突に思えるセリフに摩利が反応した。

 

「はい。森崎一門のクイックドロウは有名ですから、後学の為に見せてもらうだけのつもりだったのですが、あまりに真に迫っていたもので思わず手を出してしまいました」

 

あれ森山じゃなくて森崎だったんだ…顔は森山顔なのに

俺は人知れず別の所でショックを受けていた。

 

そんなこと思っている間に達也の説得(笑)は続いていた。

 

「ほぉ…どうやら君は、展開された起動式を読み取ることができるらしいな」

 

「実技は苦手ですが、分析は得意です。」

 

「…誤魔化すのも得意のようだな」

 

通常あり得ないことのはずなんだけどなぁ〜

あの風紀委員長(笑)も何であれで引き下がるのだろう?

 

とりあえず、事態は収束したようだ。

最後に摩利が達也に問いかけた。

 

「君、名前は?」

 

「1年E組、司波達也です」

 

「覚えておこう」

 

そう言って真由美と摩利は立ち去った。

 

何かまだ森崎くんと達也が話しているけど帰らせて欲しいんだけどな〜

俺は達也の所に向かった。

 

「達也〜もう帰ろうぜ?これ以上話すことあんの?明日でも良くない?」

 

「そうだな…もう帰ろう」

 

達也はそう言った。

最後に森崎は達也に向かって言い放った。

 

「僕は認めないぞ、司波達也。司波さんは、僕たちと一緒にいるべきなんだ」

 

「いきなりフルネームで呼び捨てか」

 

「別に森崎くんに認められてもな〜達也は大変だww」

 

達也と悠仁の独り言のように呟いた言葉に森崎は反応し、肩を震わせていたがそのまま歩いて帰っていった。

 

「疲れた〜帰ろうぜ!みんな」

 

最後の達也と悠仁の半分喧嘩を売っている言動に深雪達は困惑していたが、悠仁に声をかけられてすぐに返事をして帰ろうとした。

 

「あの!すみません!」

 

全員が声をかけられた方を見ると先程真由美に魔法を打ち抜かれた少女とその隣にいた少女がいた。

 

「私は光井(みつい)ほのかです、先程はすみませんでした。お兄さんが庇ってくれたお陰で大事にはなりませんでした」

 

「…どういたしまして。でも、お兄さんはやめてくれ。同じ一年生なんだから…」

 

「分かりました、何とお呼びしたら…」

 

「達也、でいいから」

 

「分かりました…その…駅まで一緒に帰りませんか?」

 

達也達は断る理由もないので一緒にほのか達と帰ることになった。

帰りながら互いに自己紹介をした。

ほのかと一緒にいた少女は北山雫(きたやましずく)。深雪やほのかと同じクラスメイトらしい…

 

達也達がCADについて話ししている中、俺は内心感動していた。

転生しておよそ15年、ここまで長かった…

挫けそうなこともあった!人知れず夜一人で泣いてしまう夜もあった。

でも俺は何とかここまで来れた!

俺の平和の為n…

 

「悠仁はどう思うんだ?」

 

何か急にレオに聞かれた。

 

「ごめん、何が?」

 

「だから、エリカの兜割りについてどう思うんだ?」

 

「質問の意図があまりわからないが、あんなの奥義とか言われてるけど、俺は3日であれをマスターしたぞ?」

 

その発言に全員がドン引きした。

解せぬ…

 

「何でエリカも引いてるんだ?エリカも普通に兜割り使えるだろ?」

 

「3日って悠仁…」

 

最後変な雰囲気になったが俺達は帰宅した。

 




悠仁は特典の関係上サイオンとプシオンをまとめて魔力として捉えております。悠仁からするとわざわざ魔力の名称を複雑に分けていることを疑問に思っております…
後、森崎くんの扱いをどうしよう?

ヒロインはどうしましょうか?(一応エリカとか面白いと思いますけど…まだ未定個人的には雫が好き)

  • エリカ?
  • 雫?
  • まさかの深雪?
  • それ以外
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