魔法科高校の劣等生に転生してしまった男の物語 作:ラルド1572684
大丈夫かな?
暖かい目でご覧下さい!
第三演習室
俺も模擬戦の見学が許された。
まぁ、焚き付けた本人だし…
他に見学が許されたのは真由美を含む生徒役員と風紀委員長の摩利だけである。
達也が準備するのを待っていると深雪がこちら側に来て声をかけた。
「あの…悠仁さん、先程はありがとうございました。」
「えっ?何が?」
「お兄様から話は聞きました。」
「えっ!達也喋ったの?まぁ、いいけど…別にいいよ?俺もあの発言にはムカついていたし…それより達也を巻き込んでごめんね!本当は俺がやりたかったけど…」
「大丈夫ですよ。お兄様は実践なら誰にも負けないですもの!」
「達也は強そうだしなーこの勝負も多分達也が勝つだろうし…」
「そうですね!お兄様が絶対勝ちます。」
(絶対って言ってるよ…このブラコン娘…)
今度は真由美達が会話に参戦してきた。
「悠仁君、深雪さん、達也君が勝つと思っているの?普通に考えればはんぞー君だと思うのだけど…」
「達也でしょうね…多分」
「お兄様が勝ちます!」
即答で答えた二人に怯む真由美。
続いてあずさが聞いてきた。
「どうしてそう思うんですか?服部君は実技なら2年の中でもトップなのに…」
「勘です。後、強いて言うなら
「そろそろ始まるようですよ。皆さん」
生徒会会計の
「ありがとうございます。リンちゃん先輩」
何か全員がこっちを向いてきた。
真由美が「悠仁君…その名前…」
「リンちゃん先輩ですか?いい名前だと思いますけど?あーちゃん先輩の名前といい、いいネーミングセンスだと思いますよ?七草会長?」
あーちゃんとは中条あずさ先輩のことである。
今度は全員が真由美の方を見た。
真由美は苦笑いしていた。
達也、服部が所定の位置についた。
達也のCADは銃形態の特化型CAD。
対して服部はブレスレット形態の汎用型CADである。
摩利が合図を発した。
「始め!」
服部がCADを向け目の前の達也に魔法を放とうとする。
しかし達也は服部の目の前から消えていた。
達也を探している服部の背後から達也はCADの引き金を一度だけ引いた。
服部は意識をなくしてしまう…
原作通り瞬殺だった。
やっぱすごいな達也は!俺もあの高速移動はできるけど、俺は女神様のお陰でできるようになったけど、達也は特典無しであれだもんなぁ〜
さすおにって奴ですね!
そんなこと思っているうちに達也達の方も一段落つき、今度は自分の番だそうだ…
俺は摩利さんに確認する。
「摩利さん、俺はこれから何すればいいの?」
すると摩利とは違う人から返答をもらえた。
「それについては俺が話そう。まず、俺の名前は
「あっ…私の名前は黒岩悠仁です。1年E組に所属しております。」
「うむ。黒岩、テストについてだが、渡辺と模擬戦をしてもらう。」
「別にいいですけど…まr…渡辺先輩に勝てば合格ですか?」
「いや、勝つ必要ない。そもそも1年と3年の差もあるが、渡辺に勝てる奴はこの学校にも数人しかいない。」
「分かりました。最善を尽くします。」
すると摩利が悠仁に声をかけた。
「そうだぞ悠仁、全力で来い。わたしも風紀委員長としてだけではなく千葉流剣術ー目録ーとしても戦うつもりだ」
「千葉流剣術として戦う?それを俺に言う意味、本当に分かってます?」
俺は少し強めに摩利に問い詰めた。
そして、摩利の返答も聞かず、会頭に質問をした。
「会頭、木刀は使用してもよろしいでしょうか?もちろん直接は打ち込みません。」
「それはこのテストに、最善を尽くすことに必要なことか?」
「必要ありません。しかし千葉流剣術としては必要なことです」
「分かった。許可しよう」
「ありがとうございます」
俺は準備に向かった。
悠仁が模擬戦の準備をしている際、達也達はさっきの悠仁の様子について話をしていた。
「お兄様?悠仁さん、どうしたんでしょうか?」
「分からない。ただ、渡辺先輩やエリカの発言を考ればだが、悠仁は昔、千葉家で剣術の修練をしていたようだな?」
真由美が口を挿んできた。
「摩利に聞いた方がいいわよね?摩利!さっきの悠仁君の様子どう思う?」
「分からない。半年前道場に居なくなってしまったからな…」
すると克人も口を挿んできた。
「黒岩は千葉流剣術で戦うと言った。ならば、この模擬戦でさっきの様子の答えもわかるだろう」
克人はそう言い、この話を打ち切った。
悠仁の準備も終わり二人は所定の位置で構えた。
摩利は警棒を片手に持ち、ブレスレット型のCADを装着している。
悠仁も同じように木刀を片手に持ちCADを腕に巻き付けている。
ただ悠仁のCADは見た目は汎用型のCADなのにコンソール等操作するスイッチが何一つ付いていない。
(あのCAD…どうやって操作するんだ?)
達也は疑問に思っていた。
真由美が審判として合図を取る前に確認をした。
「ルールは先程と同じです。二人とも準備はいい?」
「はい」
「ああ」
「では、始め!」
模擬戦が始まった。
「そういえば、すまない。名乗りをしていなかった。」
悠仁は少し挑発的に摩利に声をかけた。
悠仁は摩利の返事も聞かずそのまま名乗りをした。
「千葉流剣術 ー皆伝ー 黒岩悠仁、参る!」
悠仁はそう言うと2つの魔法を同時に展開する。
魔法の発動を確認した悠仁はまだ距離も離れているのにも関わらず摩利に向かって木刀を振り下ろす。
すると振り下される木刀から黒い斬撃波が発生し、摩利に襲い掛かる。
その魔法や魔法の発動スピードに驚く摩利だが、すぐに自己加速術式を使い悠仁の斬撃波を躱す。
悠仁は摩利の重心や体の向きとかで摩利の次の移動位置を予測し、予測した先に黒い斬撃波を放つ。
摩利は躱せないと判断して、警棒に硬化魔法を発動し、斬撃波を叩き落とす。
(思っている以上に威力が無いな…しかし、近づけない!)
摩利は斬撃波の威力の弱さに安堵しつつも自分の間合いにすら入らせてもらえないことに焦っていた。
しかも、回避することに精一杯で悠仁に攻撃魔法を放つ余裕がない。
悠仁が木刀を振るうごとに発動する黒い斬撃波。
形状や角度、スピード等の全てがバラバラな斬撃波に惑わされて圧倒されている摩利。
しかも、前もって斬撃波の射線上から逃れても追尾して向かってくる斬撃波に対して成す術がない。
「こんなもんか…もう終わらせるか…」
悠仁がそう言うともう一度木刀を振った。
すると一振りで九つの斬撃波が同時に摩利を襲う。
摩利はその斬撃波を避けきれず直撃し、吹き飛ばされてしまった。
達也や服部の時以上に周りは静寂と化していた。
誰もが摩利の勝利を疑っていなかったからだ…
あの達也ですらも…
風紀委員長が1年の二科生に圧倒された。
誰もがこの事実を受け止めきれなかった。
決着はついたのに判定がない為、悠仁は真由美に声をかけた。
「七草会長、判定を」
「あっ!…ハイ…勝者黒岩悠仁」
勝った…
だけど俺はそこまで嬉しくない。
当たり前だからだ…
たかが、千葉流剣術の目録程度に負けるほど皆伝の地位は甘くない
俺は借りていた木刀の消耗具合を確認していた。
(多分…大丈夫だな。まぁ、だいぶ丁寧に使ったし、こんなもんだろ…)
俺はCADを片づけ、木刀を返しに行こうとしたら十文字会頭に声をかけられた。
「待て…」
「はい、何でしょうか?」
「今の魔法は何だ?」
「魔法の詮索はマナー違反では?」
「頼む…」
「まぁ…いいですよ?摩利さんには言うつもりでしたし…」
「感謝する」
俺と十文字会頭は摩利さんの所へ向かった。
「摩利さん?大丈夫ですか?」
俺は摩利さんに声をかけた。
「悠仁!大丈夫だ…それより皆伝ってどう言うことだ!」
「えっ?摩利さん知らなかったの?
修兄とは、摩利さんの恋人でエリカの兄である
千葉流剣術の段位は俺と同じく皆伝で俺と違いイケメン。
<
さぞ、そのイケメンフェイスで女の子を引っ掛け回しているんでしょうね!
爆発すればいいのに…
「何!シュウは知っているのか?」
「ええ…知ってますよ?ていうかごめんなさい。知らなかったんですね。」
「何がごめんなさいなの?悠仁君」
真由美が口を挿んだ。
「ええ、たかが、目録の癖に皆伝相手に「全力で来い」とか調子乗ってるなこの女と思ってました」
悠仁を除く全員が納得した。
ただムカついていただけなんだと…
すると克人が声をかけてきた。
「それより黒岩、さっきの魔法についてなのだが…」
意外とグイグイくるなこの人…
「えーさっきの魔法は…
ー次回に続くー
次回!悠仁君の魔法説明会
キーワードは「黒い斬撃波」「追尾」「九つの斬撃」です!
ついでに千葉流剣術の段位について…
切紙…簡単な基礎を身に付けた見習い
目録…千葉の術式を身に付けた者(圧斬り等)中段者
印可…千葉の奥義・秘剣を身に付けた者。上段者
皆伝…千葉家当主直々に認められた者。個人的に千葉流剣術を教えることが認められる
口伝…千葉流剣術を道場を開いて教えることができる者。基本的に千葉家当主又はその血筋の者
こんなイメージです。
合ってるかな?
ヒロインはどうしましょうか?(一応エリカとか面白いと思いますけど…まだ未定個人的には雫が好き)
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エリカ?
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雫?
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まさかの深雪?
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それ以外