魔法科高校の劣等生に転生してしまった男の物語   作:ラルド1572684

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入学式編Ⅶまでいきましたー
やっと原作小説の1話分…
単純計算で後倍ぐらい入学式編の話数続くのか…
予想外だ…


入学式編Ⅶ

次の日、俺はいつもの日課を行った後

学校に登校し、授業を受けた。

 


放課後

 

俺は達也と一緒に風紀委員本部に向かっていた。

向かっている途中、達也に部活動勧誘期間について教えてもらった。

何か昼休みの時に摩利さんから教えてもらったそうだ…

ざっくりまとめると、その期間中はCAD使えるから、CADを使っての行き過ぎた行為の取り締まりを強化しろよ〜

めっちゃ忙しいぞ〜

みたいな感じである。

 

そんなこんなで本部に着いた。

本部の中に入ると…

 

「何故ここにお前らがいる!」

 

森…森y…森崎くんだ!そう森崎くん。森崎くんが叫んでる…

 

「オイ、達也、言われてるぞ?」

 

「俺だけじゃないぞ…お前もだからな?」

 

「ふざけるな!質問にk…」

 

「うるさいぞ!新入り!」

 

森崎くんは摩利さんに怒られてたww

 

摩利は風紀委員が全員揃ったことを確認すると本部の中にいる全員に…

 

「全員揃ったようだな…そのまま聞いてくれ。今年もまた、あのバカ騒ぎが始まった。だが、今年は幸いな事に卒業生分の補充が間に合った。紹介しよう。立て」

 

悠仁、達也、森崎の三人は立ち上がった。

 

「1-A 森崎駿(もりさきしゅん)に1-E 黒岩悠仁、1-E 司波達也だ」

 

風紀委員に二科生…それも二人もいる事もあって、ざわめきが生じた。

 

「役に立つんですか?」

 

風紀委員の一人が摩利に問いかけた。

 

「あぁ、問題ない。三人とも役に立つ。森崎のデバイス操作は中々だ。司波の腕前はわたしが直接見た。黒岩はわたしと十文字のお墨付きだ」

 

摩利がそう言うと先輩の風紀委員は全員、悠仁の方を向いた。

 

(えっ何この視線?)

 

「他に意見はないな?では、巡回を始めてくれ。一年生の三人には説明することがあるからこの場に残ってくれ。」

 

摩利は全員に指示を行った。

 

俺は摩利さんから風紀委員の腕章、レコーダー、風紀委員用の専用コードをもらった。

そして、レコーダーの操作方法や巡回時の注意事項等教えてもらった。

 

「何か質問はあるか?」

 

摩利さんが聞いてきた。

達也が風紀委員に備品のCADを使用しても良いか聞いている。

自分の使わないんだー

それに二個も使ってどうするんだろう?

そんなこと思っている間に達也の質問が終わった。

今度は俺が摩利さんに質問した。

 

「摩利さん、俺の木刀の許可ってどうなったの?」

 

「それは許可が出た。ただの木刀だしな…けど、何で木刀に鞘が付いているんだ?

 

俺が自分の木刀を使いたいのには訳がある。

一つは木刀そのものの強度の問題。

そして、もう一つは…

 

「鞘付きだと俺の魔法の速度が二倍ぐらいになるからですよ」

 

「そ…そうか…ではでは巡回を始めてくれ」

 

何か摩利さんが引き攣った顔してたけど…

まぁ、いっか!

 

俺は一度教室に戻り、木刀を二本取りに行った後、巡回を始めた。

適当にブラブラしてるとSSボード・バイアスロン部の近くで雫とほのかがいた。

ただしこの学校じゃない女子大生ぐらいの人に拉致されている…

その後ろから摩利さんが追いかけていた。

拉致犯はボードに魔法をかけて自転車以上のスピードで逃げ回っている。

…はっ?

 

「悠仁!あいつらを捕まえろ!」

 

俺は慌てて、腕章をつけて、レコーダーに電源を入れた後、拉致されている雫とほのかを改めて確認すると拉致犯が雫とほのかを解放していた。

丁度タイミングがいいな…

あの二人を盾にされると手も足も出せなかったし…

 

「拉致犯二人!今から拘束します!」

 

「後輩くん、そこをどいて!」

 

「後輩くんには捕まえられないよ〜」

 

舐めたこと吐かしている拉致犯二人に俺は重力刃(グラビティ・ブレード)を展開し、腰に差している二刀の木刀を同時に抜刀…

斬!

拉致犯二人のボードを同時に斬った。

空かさず、二の太刀も放ち、腕に着けていたCADも斬って壊した。

拉致犯はボードが斬られ、突然魔法も使えなくなり転倒…

俺は転がっている拉致犯二人の首根っこを引っ張り摩利さんの所まで向かった。

 

「摩利さん、拉致犯を捕まえました」

 

「よくやった!悠仁」

 

「で?これって誰なんです?摩利さんの知り合いです?」

 

「これって…」

 

「わたし達、年上なんだけど…」

 

拉致犯二人は立場が分かっていないようだ…

 

「犯罪者に敬意もクソもありません」

 

解放された雫とほのかがこっちに話しかけてきた。

 

「悠仁、風紀委員になったんだ」と雫が話しかけてきた。

 

「おう!ドヤッ!!」

 

「悠仁さん、さっきの魔法凄かったです」とほのかが俺の魔法を誉めてきた。

 

「ありがとう、ほのか」

 

そのまま雫がこう切り出した。

 

「実はその人達、ここのOGなんだって」

 

何か雫達の話をまとめるとこの拉致犯二人は元SSボード・バイアスロン部の部員だったらしい…

んで、拉致犯二人が言うには、「わたし達の抜けた穴はわたし達で埋める責任がある!」と言って目星の付けた一年生を片っ端から自主的に拉致してSSボード・バイアスロン部の案内の所まで連れて行ったそうだ…

 

「アウトでしょ…」と俺

 

「アウトだな…だがしかし、当校の生徒じゃない為私たちじゃ長時間拘束できない」と摩利さんが言った。

 

「とりあえず、この二人のCADは斬って壊したので今日の所はこれ以上犯行に及ばないと思いますよ。」

 

「本当だ!きられてる!」

 

「高かったのに〜」

 

「オー!お二人さん、そこまで喜んでくれると斬った甲斐がありました!俺、違反者のCADは斬って壊す事に決めてるんで、また違反行為をしたら斬り壊しますよ」

 

この場にいる俺以外の全員がドン引きした。

摩利さんが最後に忠告した。

 

「やり過ぎるなよ…」

 

「んで、雫とほのかはこの後どうするんだ?あれなら校門まで送っていくけど」

 

雫とほのかはさっきの拉致されたSSボード・バイアスロン部に入部を決めたそうだ。

部活を決めたら後は鬱陶しい勧誘しかないので俺はそう提案した。

 

「じゃあお願いしてもいい?」

 

雫がそう答えたから俺は悪ふざけで…

 

「それでは校門までエスコートさせていただきます。お嬢様」

 

俺はお嬢様二人を校門までエスコートした。

 




魔法科高校の優等生要素も入れてみました!
内容がうろ覚えだがらちょっと無理あるかも…

ヒロインはどうしましょうか?(一応エリカとか面白いと思いますけど…まだ未定個人的には雫が好き)

  • エリカ?
  • 雫?
  • まさかの深雪?
  • それ以外

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